【開催レポート】各界で活躍する海外留学経験者が大集合!留学を控えたICCスタッフが問う、MBA留学での学びの真髄とは何か? – 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

【開催レポート】各界で活躍する海外留学経験者が大集合!留学を控えたICCスタッフが問う、MBA留学での学びの真髄とは何か?

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ICC創業期から第一号社員としてICCを支えてきた榎戸 貴史さんのMBA留学&卒業に伴い、5月31日、ICC MBAナイトが開催されました。そこでMBAを含め海外留学の大先輩である、ミライセルフの表 孝憲さん、HLABの小林 亮介さん、慶応義塾大学准教授の琴坂 将広さん、グロービス・キャピタル・パートナーズ プリンシパルの湯浅 エムレ 秀和さんといった豪華登壇者にお集まりいただき、MBA留学の核心を討論しました。その夜の模様をお伝えします!

▶ICCパートナーズではコンテンツ編集チームメンバー(インターンシップ)の募集をしております。もし興味がございましたら採用ページをご覧ください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2018は2018年9月3日〜6日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


【登壇者情報】
2018年5月31日開催
ICC MBAナイト「MBA留学の核心とは何か?」 & 榎戸さんMBA留学壮行会 & 送別会

(スピーカー)
表 孝憲
株式会社ミライセルフ
代表取締役社長

小林 亮介
一般社団法人HLAB 代表理事
株式会社エイチラボ 代表取締役

琴坂 将広
慶応義塾大学
准教授(SFC・総合政策)

湯浅 エムレ 秀和
グロービスキャピタルパートナーズ
プリンシパル

(モデレーター)
榎戸 貴史
ICCパートナーズ
ディレクター(Chief Operating Officer)


みなさんこんにちは、ICCパートナーズの試用期間がようやく終了したと思われる浅郷です。編集チームのメンバー欠員による求人を見たのが私の入社のきっかけですが、その欠員となる張本人、代表の小林とともに創業期からICCを支えてきた榎戸 貴史さんのMBA留学&卒業に伴い、5月31日、ICC MBAナイトが開催されました。

MBA、海外留学について討論する夜

ICC MBAナイトは、ICCの創業期から小林とともに運営に関わり、過去にスタッフMVPに輝き、ICCのウェブサイト記事の編集を行い、毎日7時に起きてLINEやFacebookの配信を行い、福岡の会場では電源を切ってネット回線を復旧させ……という、八面六臂の活躍を見せてきた榎戸さんの卒業イベントです。

はじめはスタッフ中心の、お疲れ様&壮行会というカジュアルなものという話で進んでいました。場を設けることで、最後に榎戸さんに会いたい人が集まればいいだろうと思ったのです。早速Facebookではイベントページが立ち上げられました。

しかしここからがICC。アメリカとフランスの2校から合格通知をもらい、パリのHEC経営大学院にMBA留学を決めた榎戸さんのために、なにかできることはないか、当日集まるICCのスタッフのために学びとなることはできないかと小林が考えた結果、「榎戸を送る会」(仮)から「ICC MBAナイト」に企画を変更しました。

そしてMBAホルダーなど留学経験があるゲストをお招きして、モデレーターを榎戸さんに、パネルディスカッションを行うことになったのです。参加費の一人5,000円は、2年間の留学資金の足しなるようにと、榎戸さんへの義援金としました。

「盛り上がらなかったらモデレーターを交代する」と榎戸さんに発破をかける小林

パネルディスカッションの登壇者は、株式会社ミライセルフ 代表取締役社長の表 孝憲さん、一般社団法人HLAB 代表理事、株式会社エイチラボ 代表取締役の小林 亮介さん、慶応義塾大学准教授(SFC・総合政策)の琴坂 将広さん、グロービス・キャピタル・パートナーズ プリンシパルの湯浅 エムレ 秀和さんという錚々たる顔ぶれに決まりました。

さあ、榎戸さんのラストラン「ICC MBAナイト『MBA留学の核心とは何か?』」の始まりです!

留学で何が変わる?

緊張のためか、榎戸さんはやや早口で自己紹介したあと、登壇者に問いかけます。

この日のために資料のスライドを用意していた榎戸さん

榎戸 貴史(以下、榎戸)   こんにちは、榎戸です。これまでお世話になった方々をお呼びして会を開いていただきました。自費留学なので1,000万円以上の借金を背負いますが、今回はみなさんのお力をお借りできるとのこと、本当にどうもありがとうございます。早速ですが、みなさんが海外留学して得たものや、何が変わったのについてお聞きしたいです。

琴坂 将広(以下、琴坂 オックスフォード大学に留学)   そこで出会った人々、人脈は大きいです。海外に出て、いろいろな人と会って自分の世界観の小ささを知り、最終的にはどこの世界でも生きていけるというスキルにつながりました。

慶応義塾大学准教授(SFC・総合政策)の琴坂 将広さん

湯浅 エムレ 秀和(以下、エムレ ハーバード・ビジネス・スクールに留学) 第2の中二病のような、自分探しの旅でした。ハードスキルより、価値観や考え方が違う人たちと一緒に過ごして、自分とは何だろう、自分は人生をどう過ごしたいのかというのを見つけて帰ってきました。

グロービスキャピタルパートナーズ プリンシパルの湯浅 エムレ 秀和さん

特殊部隊に所属していた人や学校の先生、バングラデシュで1万人を雇用する経営者など、クラスメートには本当にさまざまな背景の人たちがいました。20〜30代で、青春の時代を振り返る感じでしたね。

琴坂  トップ校のいいところは、ぼーっとしていても、すごい人が向こうからやってくることですよね。

エムレ  でも、いざ話してみるとすごい人も普通なんですよ。アングロサクソンは自己アピールがすごいから、ついそう思ってしまうけど、やっぱり20代30代ですらね。

表 孝憲(以下、表 バークレーハースビジネススクールに留学) 僕の場合は、自分がよくわかりましたね。日本なら自分は何でもできると思ってたし、思われていたけれど、できないことがどんどん見えてきました。

株式会社ミライセルフ 代表取締役社長の表 孝憲さん

琴坂  海外に行くと、日本のことを知るようになりますよね。歴史でも文化でも。

エムレ 日本人だから、高度成長期について説明しろ、その成功要因を3つ挙げろ、みたいな感じで鍛えられるんですよ。日本代表でみんなにそれを伝えないといけないみたいな。

小林 亮介(以下、小林亮 ハーバード大学に留学) 日本から来ている留学生が少ないから競合が少ないんですよね。すぐネットワークを作れるし、日本人だから覚えてもらえる。

株式会社エイチラボ 代表取締役の小林 亮介さん

留学で知った、日本のイメージ

話しているうちに留学時代のことが思い出されるのか、話が白熱していきます。今の日本をとりまく状況は残念に思っているようです。

琴坂  マッキンゼーにいた時わかったのは、誰も日本人のことなど知りたくないということ。オックスフォードではそれ以上に、無関心でしたね。日本に来ている外国人は『日本はすごい』と言うけれど、そうではなかった。

エムレ  特にビジネスに関しては関心がないです。日本はこのままではやばいですね。

小林亮  ハーバード・アカデミーでも研究分野が日本だと出世しないと言われます。

「日本文化への興味関心は高いけれど…」と言う小林さん

エムレ  マクロ経済の授業では、80年代は日本のトピックが15項目あったのが、いまは2つくらいだということです。

表  唯一興味があることは食とマンガのようなカルチャーくらいでしょうね。

琴坂  ラーメンを8時間かけて作ったら、クラスメートに「お前は神か!?」と言われました(笑)。

小林亮  ハーバードのフィールドワーク(※)は、3年上限で訪問地が変わるのですが、日本は8年も続いています。だから日本への興味関心は高いのではないでしょうか。LSEのツアーでは400人中150人が日本に来たと言うし、一番の人気だそうです。

▶編集注:ハーバードはその代名詞「ケース・メソッド」と同じように「フィールド・メソッド」を新たなリーダー育成法として確立する

表  僕の学校でも募集開始の15秒で60枠が埋まったと言っていました。その時、行くなら日本人と行きたいということになっていました。

語学はどのくらいでできるようになる?

小林亮  4年目で、ようやく自分が笑ってほしいタイミングで、みんなに笑ってもらえるようになりました。学部はじめの2年はきつかったなぁ。

琴坂  僕もやはり3〜4年ぐらいで、ソーシャルカンバセーションができるようになりました。日本語のように説得できるようになるには、そこまでかかりましたね。

  自分は最後まで苦しんだかもしれません。

エムレ  僕の場合は、言葉よりコミュニケーションの壁でした。英語力より、発想の壁というか。授業が半分ディスカッションなので、はじめの一週間は一言も言えなかったくらいです。

教授に絶対当ててくれと言っておいたりとか、自分でキャラを作ったりしました。データに基づいて話すキャラ、反対意見を話すキャラとか。一学期目はそんなサバイバル戦略を立てました。

琴坂  孫正義さんも、盛田さんも、英語が特別上手なわけではないです。アジアの経営者もそうです。でも芯があって、オーラがあり、尊敬されている。言葉より大事なのはそちらではないかと思いますね。

留学を控えたスタッフから質問

集まった運営スタッフの中でも、榎戸さんのほかに2人、留学を控えている人がいました。

湯谷猛麿  9月からトロントに1年間留学します。これだけは体験しておいたほうがいいということはありますか?

交換留学生として、1年間カナダへ行く湯谷さん

エムレ 英語はまだこれからですか?

バーではみんないろんな話題をしているので、そこで人をくどけるくらいに英語力を身に着けたらいいと思います。変な意味ではなくて、バーではスポーツやテレビ番組など、いろいろな話題が話されます。

外国人学生は、そういうところに入れない人が多いから、文化に入れるまでやったらいいんじゃないでしょうか。

「バーでコミュニケーション力を育てよう」とエムレさん

小林亮  サッカー日本代表の長友選手じゃないけれど、言葉だけじゃなくて、なんでもいいから総合コミュニケーション力が大事だと思います。キャラでなんとかなります。それが今後絶対に活きてくるから、1年がんばってください。

エムレ  帰国後はもう、誰にだって話しかけるよ!ってキャラになりました。バス停で待っている人に話しかけちゃったりとか、コンビニの店員さんと仲良くなったくらい(笑)。

(登壇者一同うなずく)

小林亮  エレベーターの1階から6階まで行く間に、乗っている人に話しかけるよね!(笑)

琴坂  僕は留学中、60日間セーリングに使って、RYA(英国王立ヨット協会)認定のヨットマスター(※)を取りました!勉強しろと思われるかもしれませんが(笑)、いきなりたまに役に立つんです。コミュニケーションのときに飛び道具を持っているのも大事です。

▶編集注:英国、オーストラリア、ニュージーランドなど世界のセーリング大国で適用される、ヨットをチャーターすることのできる証明書。取得には豊富な航行経験が問われ、実技試験は長時間に渡る。琴坂さんのブログに詳しい。

”ラーメンの神”でありヨットマスターの琴坂さん

小林亮  飛び道具は大事です。僕もマジックを覚えました(笑)。

石橋莉子 私は1年間香港へ留学します。英語や広東語、北京語が話される国ですが、コミュニケーションブレークスルーのために、何にフォーカスしたほうがいいでしょうか?

香港へ留学予定の石橋さん

琴坂  現地のものしか食べないというのを、私はやっています。現地に入り込んで、アッパークラスではなくて、普通のところで食べる。あとは海外でひどい目にあってもあきらめない!

  3つの言語をやるよりも、1つ勝ちパターンを作ったほうがいいですね。フードならこいつだ、みたいな。その話題だったら、何語でも話せるみたいにできるといいと思います。僕だったらそうするかな。

経験者が語る、MBAの闇の部分とは?

クライアントにMBAの説明をすることが多いというクライス&カンパニーの方から、あえてMBAの悪い面を聞きたいという質問が出ました。

エムレ  MBAは、やりたいことが明確な人には必要ないと僕は思っています。自分のやることをやっていたほうが早いと思うからです。MBAが活きる業界もあるとは思いますが、2年で1000万円以上の学費に加えて生活費、旅行などもすると考えると、ものすごくお金がかかります。

私は最初社費で行き、途中で自費に切り替えました。帰国するとそれまでの貯金は無くなり、マイナスからのスタートです。期間を区切って、お金のための仕事と割り切っても、2、3年たつとライフステージも変わって、好きなことに戻れなくなる人もいます。

  闇の部分……僕はスーパー賛成派です。とにかく行け!と思いますね。

留学中は日本食でクラスメートの心をつかんだという表さん

小林亮  アメリカ人と日本人は、MBAに対する考えが違いますね。アメリカ人は、自分探しやキャリアチェンジで来ていたりします。

琴坂  どうせならトップスクールに行かないとよくないと思いますね。

小林亮  教師とクラスメート、みなさんはどっちが学ぶところがありました?

  授業は思ったよりよかったですね。「アントレプレナーシップ」という、人生を変えてくれた授業がありました。

エムレ 授業が人生で初めて楽しいと思いましたね。教授が非常に授業を研究、練習して臨むから、クオリティが高い。生徒一人ひとりのこともよく知っています。自分が教える立場になって、そのすごさを思い知りました。

生徒たち同士では、『オーセンティック・リーダーシップ・デベロップメント』という授業があって、個人個人のすごく深い体験を掘り下げ、共有させるような授業があったりして印象的でしたね。

琴坂  日本のビジネススクールの質も悪くないんです。留学しなくてもいいのではと思います。

その他、海外での就職や、国際的視点をもった教育、子育てなどさまざまな質問が会場から出て、一つ一つに真剣にお答えいただきました。

学校ビジネスについての興味深いお話も出ました

MBA留学の核心とは何か?

榎戸  最後になりましたが、MBA留学、海外留学とは何なのでしょう?

小林亮  しがらみのない関係で、信頼関係が作れる場所ですね。1兆円企業の経営者や国連の議決に関わるような人たちが同級生だったので、そういう人たちとネットワークが築けました。

利害関係のない信頼関係を作れる場所と語る小林さん

表  人生最大の無駄遣いだと思いますが、死んでも行け!と言います。

僕はスタンフォード大学経営大学院は落ちたのですが、その応募のときに書いたエッセイのテーマ『あなたにとって一番大切なこととは?』について、留学中の2年間、考え続けました。その価値基準が、今のすべての判断の基準になっています。

左から、エムレさん、表さん

エムレ  行ってもスーパーマンのように仕事ができるようにはなりません。それをどうするかは自分次第なんです。

たしかに、日本にいるときよりも、3倍の機会に恵まれる環境です。何のために行くのか、それを探しに行くのもいいとは思いますが、投資のリターンを追求していくならば、達成したいことなど目的があったほうが絶対いいい。

琴坂  海外へ行くオプションのひとつですね。まったく違う環境で刺激を受けるチャンスは他にもあるはずです。広い視野で、10代の延長線ではなく、違う経験をしようとするのが大事だと思います。しっかり自分の人生を生きてください!

「留学を経て、海外への憧れもニュートラルなものになった」と言う琴坂さん

榎戸さんにとって慶応SFCのゼミの先輩である、琴坂さんの熱いエールでパネルディスカッションは終了しました。

榎戸  今から人生最大の無駄遣いをしに行きます。小林(雅・ICC代表)さんからのニコニコローンの申し出も断り、借金を背負い、コンフォートゾーンを出て、がんばってきます!

MBA留学についてたっぷり討論したあとは、交流会タイムへ。榎戸さんは登壇者の方々へのお礼はもちろん、参加者の方々、過去のICCサミットをともに運営し、同じ時間を過ごしたスタッフと、話をしたり、女性スタッフに囲まれて写真を撮ったりと忙しそうにしていました。

先輩とポーズ!

ICCで学んだことを活かして

楽しい会も終盤に近づきました。もうそろそろ締めの挨拶の時間です。

榎戸  これだけ多くの方々に集まっていただけて、本当にうれしかったです。今日をもって退職します。でも、次の9月は無理でも、来年の2月は帰ってきたいと思います!

一同、おおーっと歓迎の歓声が上がりました。

感無量の榎戸さん

榎戸   新橋のスターバックスで孤独な勉強を続けて、今回ようやく受かって、自分は本当に留学したかったんだなと改めて実感しました。

行くのはビジネススクールですが、ICCと同じだと思っています。コミュニティのなかで、自分をいかに価値あるものにできるかということに、フランスで20ヵ月、50カ国の人たちのなかで頑張りたいと思います。

最後になりますが、ICCで学んだことは3つあります。まずインディペンデンス。独立、個としてどう生きたいかということを教えていただきました。

次にコラボレーション。みんなと働かせてもらって、コラボレーティブであることをビジネススクールでも実践したい。最後は月並みですが、コントリビューション。いかに他人に貢献できるかを考えること。最初、僕は後輩の宍戸くんにしか話しかけられないほどでしたが、立場を利用してコミュニケーション力が上がりました。自分なりの努力もして、それでみなさんにこれだけ集まっていただけたのかなと思います。

白シャツが榎戸さんの後輩宍戸さん

最後に小林さんに受け取ってもらいたいものがあります!

僕はもうオフィスにいないんですが、僕だと思って使っていただければ。

なんと、オフィスの掃除用にルンバを買ってもらえないかどうか社長に聞いてみようと話していたのを覚えていて、プレゼントしてくれたのです。金欠なのに!榎戸さんありがとうございます!!

聞きながら「話が長い」と横でマキを入れ、話したそうにうずうずしていた小林がマイクを握りました。

社長からの最後の説教

小林  あのね、榎戸君、パネルディスカッションのモデレーター下手すぎ!もっと鋭くいこうよ!なんでそこでもっと深く質問をしないんだ、と見ていてやきもきしました。〜その後ICCスタッフ間でネタとなっている榎戸さんの失敗談割愛〜

榎戸君の人格を全否定してもしょうがないので、素晴らしいところを3つ発表します!

1.ギャグがつまらない!ツルツルにすべる!
2.大丈夫ですやっときます!と言ってやっていない! 実績がすべてだ!
3.北原さんと違って……食べ物の好き嫌いがない!(榎戸さんは果物が苦手と、野菜が苦手な北原さんのツッコミあり)

ICCがまだ僕と榎戸君だけだったころ、毎日昼食を一緒に食べていたので、家族以外で一番飯を食った人じゃないかと思う。そのときにいろいろ教えたが……何も覚えてないよね?

激しいツッコミの嵐に見えますが、榎戸さん、なんだか嬉しそうです。

小林  とにかく、やろうと思ったことは自分でやったほうがいい。行ったら何とかなると思わずに、1分1秒絶対無駄にせずにすごせ!常に自分に向き合えば、2年間で必ず変わる!

そして、過去の意思決定に縛られてはいけないから、留学資金の借金は3年で必ず返しなさい。自分の意味決定を正しくするためにも、一生懸命がんばってください!

思いあまってお姫様だっこ

この数日前のランチで、榎戸さんを社員にした理由を小林に尋ねたとき、「他にいなかったから」と最初は言っていましたが、さらに聞いてみると「何でもできる」とのこと。そのとき勤務していた企業を辞め、ICCに合流した榎戸さん。「ともに学び、ともに産業を創る」という理念への共感が、誰よりも強いことが伝わっていたのでしょう。

「榎戸君、寂しくなるよ」と言いながらも普段はいじり倒されていましたが、そこには深い信頼関係がいつも見えました。

その後、運営スタッフメンバーの胴上げで、榎戸さんが宙に舞いました。

6回、7回、そのたびにわーっという歓声が上がっています。みんな、榎戸さんを地面に下ろしたくなさそうに見えました……。

榎戸さんが飛ぶ!

二次会では榎戸さんの希望でカラオケに行ったそうです。榎戸さんは尾崎豊の「卒業」を、過去の仕事の失敗を交えた替え歌にして歌い、小林は「愛をとりもどせ!」を、榎戸さんにリアル正拳突きを食らわせながら熱唱していたのだとか。つぶらな瞳をさらに小さくして喜んでいる榎戸さんが目に浮かびます。愛です。

一期一会、師弟の絆

この日、集まった留学義援金は総額27万円。登壇者、パネルディスカッションを聞きに来た参加者、スタッフと、社内・社外、立場の境なく義援金をいただきました。そこにもICCのコミュニティの力を感じました。

榎戸さん、フランスに行っても元気で、新たなチャレンジに邁進してくださいね! 残る私たちも、榎戸さんが築いたものを大切に、ひとつひとつしっかりやっていきたいと思います。以上、現場から編集チームの後輩、浅郷がお送りしました。

▶榎戸さんの卒業レポートはこちら:「コミュニティを育む」メディアの創り方-卒業レポートに代えて(榎戸貴史)

(終)

この写真には収まっていなくても、お集まりいただいた方々、どうもありがとうございました

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編集チーム:浅郷 浩子

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