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【開催レポート】ICCのウェブサイトを見て「何だかすごそう」と興味を持った私(浅郷)は、2月の「ICCサミット FUKUOKA 2018」にスタッフとして参加してみることに。超初心者の目で見たICCサミット FUKUOKA 2018の裏と表をレポートしたいと思います!
(その4)は、最終日を終えて、スタッフ参加を通じて感じたことを書きました。運営チーム参加に興味がある方はぜひ参考にしていただけると幸いです。
次回 ICCサミット KYOTO 2018 の運営チームを募集しています!興味のある方は、募集ページを是非ご覧ください。
2月22日、ついに最終日
最終日は会場を天神のレソラホールに移して、異分野間の協業やその環境づくりに関する討論やQ&Aのオープンイノベーションプログラムが展開された。
二日間の朝9時半から夜19時15分までの白熱セッションとは違い、開放感ある会場の影響もあって、リラックスしたムードが漂う。
最終日ともなるとさすがに参加者も減ってはくるが、その分顔見知り度が高くなり、密度が濃い議論になっていく。
三日間行なわれたセッションは映像で収録され、記事化もされるが、すべてが公開されるわけではない。例えば何度も爆笑が沸き起こった「組織における50人・100人の壁」という公開座談会は経営者の正直すぎる悩み相談のため他言無用、全編非公開となった。
「組織における50人・100人の壁」は全員「モチベーション・クラウド」のパーカーで登壇(右:リンクアンドモチベーション麻野氏、中央:アソビュー山野氏、左:グッドパッチ土屋氏)
活発な質疑応答が交わされたQ&Aでは、お金のことや事例など、かなり具体的な質問も飛ぶ。現場ではその回答を聞くことができる。
パーティー料理も会話のきっかけに
食事にも触れておきたい。開催1か月前、ICCの小林さんは「準備で残っているのはメニューを選ぶくらい」と言っていた。そのときは深くそれを取らず、「残っている手配業務」くらいのニュアンスで受け取っていたが、これも当然のように手抜きなしである。
九州・福岡開催のため、パーティーでは明太子や地鶏、デザートにはあまおうなどをふんだんに使った料理が並び、しっかり食べられるものから、サラダやフィンガーフード的なものも充実。カンファレンス時もセッション間には小さなスイーツなどが用意されている。
どれも「それ、どこにありました?」と聞きたくなるような、料理や飲み物から会話が始められるようなものが選ばれている。
日常から離れ、昼夜真剣に議論し、同じ釜の飯を食べ、起業家同士で交流しながら、ひたすら仕事の未来を描く。多忙なビジネスパーソンにとって、作りたくてもなかなか作れない機会で、一挙に多くの人に会えるから抜群に効率がいい。それを快適で上質な経験にしているから、参加者はより本筋に注力できるのだろう。
経済では中国にGDPで追い抜かれ、政治ではアメリカに……とお先真っ暗感が漂い、社会でも閉塞感のある事件が多発する昨今。経済成長を担った先人の精神は死に絶え、日本の先行きは暗いと私はすっかり思い込んでいた。
しかし、ここに集まった企業やイノベーションの試み、新しい産業を創っていこうという精神は、先人に劣るものではなく、同じものが流れているように思える。
ただ集まって話しているだけではないかと思うかもしれないが、実際にその場では、企業と企業がつながり、新しいことが生まれている。そしてこういう人達が数多くいるのだから、未来は明るいという気がする。
結論:スタッフ参加はすごくお得である
スタッフとして連日早朝から夜まで動き、聞き、話し続けたが、夜も高揚感であまり眠れず、あまり疲労を感じることもなかった。東京に戻ってから体力的な揺り戻しはしっかり来たが、心に得たものは残ったままだ。
ICCサミットから日常に戻り、同じように機能するのは難しい。でも、小さなことでも何かできるのではないかという気持ちになっている。最初は場違い感しかなく、スタッフとして満足にほど遠い出来だったが、三日間で学んだものはとても大きい。毎日会場に通うのも楽しかった。
その気持ちはスタッフも皆同じようで、Facebookグループには参加した感想や次回への改善点の投稿が相次いでいる。無給でも、次回参加できるかどうかわからなくてもこの熱さ。「ともに学び、ともに産業を創る。」というテーマのもと、主体的に動く集合体が組織の枠を越えて自然と出来上がっている。
スタッフとして参加すれば、カンファレンスの質の高さや学べることの多さはもちろんだが、ゆるやかながら極めて機能的なチームで働く経験もできる。すぐに登壇者になることはできないが、スタッフ参加ならすぐできるし参加費もかからない。これはとてもお得ではないだろうか。運営ひとつとっても学びどころは満載で、刺激を受けること間違いなしである。
近々スタッフの打ち上げが予定されているが、その会には、登壇してくださった方々も何名か参加して、特別セッションが再び聞けることになっている。今度は迷うことなくスタッフパーカーをスタンバイしながら、その日を待ちたいと思っている。
(終)
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編集チーム:浅郷浩子/榎戸貴史
【編集部コメント】
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