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【速報】「SAKE AWARD」、4つの部門賞と予選ラウンドの突破6社が決定!(ICC FUKUOKA 2026)

「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場 「Industry Co­-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2026」(2026年3月2日〜3月5日開催)、3月3日に「SAKE AWARD」 予選ラウンドが開催されました。こちらの記事では審査員による投票で予選ラウンドを通過した上位6社と、4つの部門賞に輝いた酒を紹介します。

世界で戦えるSAKEを日本から生み出すことを目指す「SAKE AWARD」では、全国から集まった8つの酒蔵が自慢の酒を出品、酒のスペシャリストや酒を愛する審査員たちによる試飲体験を行い、予選ラウンドでは美味しさ、製法へのこだわり、ブランディング、想いへの共感といった観点から部門賞を選出し、決勝トーナメントに進む6つの酒蔵を選出しました。

「美味しさ」部門は「NUMBER EIGHT GIN」、「製法へのこだわり」部門は「新蒸留研究所」、「ブランディング」部門は「新蒸留研究所」、「想いへの共感」部門は「板倉酒造/天穏」が1位を飾り、決勝ラウンドには「新蒸留研究所」「板倉酒造/天穏」「NUMBER EIGHT GIN」「林檎学校醸造所」「OPENBOOK」「根本酒造/華世 -Kaséi-」が進出しました。

▶️ 今回出品されたお酒の情報一覧はこちら

結果速報

部門賞

・「美味しさ」部門   

 1位 NUMBER EIGHT GIN

 2位 林檎学校醸造所

 3位 板倉酒造/天穏

・「製法へのこだわり」部門  

 1位 新蒸留研究所

 2位 OPENBOOK

 3位 林檎学校醸造所

・「ブランディング」部門  

 1位 新蒸留研究所

 2位 NUMBER EIGHT GIN

 3位 板倉酒造/天穏

・「想いへの共感」部門  

 1位 板倉酒造/天穏

 2位 新蒸留研究所

 3位 林檎学校醸造所

決勝トーナメント進出

決勝トーナメント進出の6社は以下の通りです。

1位通過 新蒸留研究所

2位通過 板倉酒造/天穏

3位通過 NUMBER EIGHT GIN

4位通過 林檎学校醸造所

5位通過 OPENBOOK

6位通過 根本酒造/華世 -Kaséi-

出展企業の詳細は以下をご覧下さい。

出品酒造・酒一覧

【1位通過】新蒸留研究所

富山市向新庄町:製薬の知見を活かすクラフトジンの蒸留所

酒造からひとこと
「分ける、分かる、分かちあう。」をコンセプトに、製薬思想の実験的な取り組みで香りを探求・可視化し、スピリッツ等の開発・製造をおこなっています。

No.1 ジンの香りの原点に関する研究

「ジンを、ジンたらしめる香りとは何か?」
を探索する研究の過程で、世界中で販売される様々なジンをガスクロマトグラフィーにより香気分析し生まれた製品。
ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルートの3種のみを配合し、ジンの原点を感じることができる。


石川 和則
株式会社MAE(新蒸留研究所)
執行役員
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福島県出身。大学院卒業後、薬剤師として外資系製薬企業に勤務。医薬品の品質・製造管理の業務に携わる。2021年に前田薬品工業株式会社(現・株式会社MAE)へ入社。医薬品業務の傍ら「新蒸留研究所」を立ち上げる。製薬の研究開発・製造ノウハウを、香りの研究や蒸留酒の開発製造領域へ展開することに取り組む。

【2位通過】板倉酒造/天穏

島根県出雲市:山陰吟醸造りと独自技術を融合させた「天穏」の酒蔵

酒造からひとこと
島根県出雲市 明治4年創業 清酒「天穏(てんおん)/無窮天穏(むきゅうてんおん)」を製造する酒蔵。銘柄の天が穏やかであれば窮することは無いをコンセプトに、清らかで穏やかな本質的な日本酒をつくる。出雲杜氏流の山陰吟醸造りを基調とした天穏とそこに自然醸造を掛け合わせた無窮天穏シリーズを展開。ミードやどぶろく、リキュール製造、焼酎蒸留なども行う醸造所。

無窮天穏 齋香(むきゅうてんおん さけ)

齋(さ)…清らかな、神を表す音 香(け)…供え物、神饌。さけとは神に捧げる最良の供え物という意味がある。無窮天穏 齋香は天穏にできるもっと清らかな酒造りをテーマに掲げて醸造。祈りを贈与するために可能な限り長い醸造期間をかける。突きハゼ三日麹、生酛、超長期もろみを立てて、通常の日本酒の2〜3倍以上の醸造期間となる。


小島 達也
板倉酒造
杜氏
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小島達也 出雲杜氏 醸造家/板倉酒造 天穏・無窮天穏 杜氏 
1984年、愛知県生まれ。 
酒販店勤務を経て、日本酒の杜氏を志す。出雲杜氏の酒造技術を学べる酒蔵として、島根県出雲市の板倉酒造の蔵人となる。 
2015年、30歳で杜氏となり、出雲杜氏の古典的な吟醸造りである山陰吟醸造りを復活させ、伝統技法と自然醸造、突きハゼ三日麹など独自の技術を融合させた「無窮天穏」シリーズを展開。 
日本の伝統文化、民俗学、生物学、思想哲学などから醸造哲学を構築し、自然生命の営みを酒として表現することをテーマし、2024年には無印良品銀座アトリエMUJIでの展示会「にほんのさけ展」を開催。日本酒、どぶろく、ミード、リキュール、焼酎、クラフトビール、ホップの自然栽培など多様な酒を醸造する醸造家でもある。

【3位通過】NUMBER EIGHT GIN

神奈川県横浜新港8号埠頭:“レストラン屋”が手掛けるボタニカルジンの蒸留所

酒造からひとこと
横浜新港8号埠頭にある海の上の蒸留所。
蒸留所名にちなんで8種類のボタニカルと吟醸の酒粕焼酎を使用した”レストラン屋”が手掛けるフレッシュボタニカルジン。
8種類のボタニカルもレストランだからこそのユニークなラインナップの横浜初のクラフトジン。

NUMBER EIGHT GIN

コンセプトは「レストラン屋」が手掛けるフレッシュボタニカルのクラフトジン。食事に合わせて楽しめる味の設計です。


深水 稔大
HUGE
コーポレートバーテンダー
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熊本県生まれ 学生時代にBarでアルバイトをしたことをきっかけに飲食業界に。株式会社HUGEではコーポレートバーテンダーとして現場に立つ傍ら商品開発、新店舗の立ち上げにも関わる。2019年にFEVER-TREEのジャパンアンバサダーに就任しセミナーやイベントなどにも関わる。
同年都市型マイクロディスティラリーであるNUMBER EIGHT DISTILLERYの蒸留責任者としてジン造りも行う。その他有志によるチャリティーイベントを行うなどハイブリッドバーテンダーとして活動中。

【4位通過】林檎学校醸造所

長野県飯綱町:廃校を活用した、国内で稀少なシードル専門醸造所

酒造からひとこと
廃校の旧職員室等を活用して、地域のりんごを醸すシードル専門醸造所。和林檎など20品種から厳選したリンゴを瓶内発酵や凍結濃縮などの技法を活用して20種類ほどのシードルやアップルジャックを醸造する。果汁を搾汁した際に出る残渣を活用したアップサイクル商品の開発にも力を入れている。

高坂りんごシードル

皇居東御苑内の古品種果樹園にも植樹された「高坂りんご」。宮内庁も認定した和りんごは、海外のサイダーアップルと同じ渋みが特徴。瓶内二次発酵で酵母の泡が立ち昇る。


小野 司
北信五岳シードルリー
代表取締役社長
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長野県飯網町のリンゴ農家出身。情報処理技術者、IT系業務コンサルタントの傍ら、2015年に一般社団法人日本シードルマスター協会を設立。2017年に北信五岳シードルリー株式会社を創業メンバー3人で設立後に地元へUターンし、2019年2月に地元にある閉校小学校校舎の職員室等を活用したシードル醸造所「林檎学校醸造所」を開業する。「地域とリンゴの魅力を醸す」をコンセプトに、シードルの委託醸造や醸造体験を通じてリンゴ産地にシードル文化を育むビジネスモデルが評価され、第5回全国創業スクール選手権(中小企業庁主催)で経済産業大臣賞を受賞。経済産業大臣登録中小企業診断士として、地域の特産品を活用した商品開発やマーケティングの講師なども務める。著書:『ゼロから始めるシードル醸造所』(虹有社)、監修:「シードルの事典」(誠文堂新光社)

【5位通過】OPENBOOK

東京都新宿区:ゴールデン街発、こだわりのレモンサワーの店

酒造からひとこと
オープンブック酒造は、バー「OPEN BOOK」を起点に生まれたハイパークラフトグッドローカル酒造です。現場で磨いた味覚と発想をもとに、柑橘や焼酎など素材の個性を活かしたアルコール飲料を企画・製造。小ロット生産と実験精神を大切にし、飲食店・EC・海外展開まで見据えた、物語性のあるプロダクトづくりを行っています。

イージーレモンサワー

廃棄素材をリサイクルした世界で一番SDGsなレモンサワーです。焼酎蔵のこれからとレモンサワーの今までを繋ぐ商品です。


田中 開
合同会社オープンブック酒造
代表社員
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1991年4月14日ドイツ生まれ、東京育ち。早稲田大学基幹理工学部卒業。
大学卒業後は、バイトをして、ふらふらしていた。2016年、祖父である田中小実昌が慣れ親しんだ街・新宿ゴールデン街にある廃墟を一軒買い取り 『OPEN BOOK』を開店。バーと図書館を合わせた空間に、祖父の著作・蔵書を並べている。2023年、新宿御苑にて、缶のレモンサワー製造場とそれらが飲める店『OPENBOOK 破』も開業。他にも、色々やっている。自著、『酔っ払いは2度お会計する』を出すが、祖父の再販本よりは売れていない。

【6位通過】根本酒造/華世 -Kaséi- 

茨城県奥久慈:事業承継を機に新たな歩みを始める創業420年の老舗蔵

酒造からひとこと
伝統を重んじ、時代を醸す。1603年の創業以来、茨城県奥久慈の地で20代にわたり酒造りを続けてきた老舗酒蔵。420年の歩みの中で培った伝統技術を礎に、現在は再建の第一歩として革新的な梅リキュール「華世」を展開。小規模蔵ならではの愚直な職人技と、バーシーンを見据えた現代的な知見を融合させ、歴史の重みを未来へ繋ぐ新たな「酒の可能性」を奥久慈の地から世界へ発信している。

華世 -Kaséi- 

コンセプトは「日常から、華ひらく」。1本に南高梅15個分を凝縮した圧倒的濃度と25度のアルコール、あらごし製法が、バーシーンにおける梅酒の可能性を拡張します。(ストレート、およびハイボールスタイルで提供)


小駒 ゆか
根本酒造
取締役社長
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俳優。慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。法律事務所でパラリーガルとして実務に従事した経歴を持ちながら、現役俳優として舞台・映画・CM等に出演中。2025年末より、故郷・茨城県で1603年より続く老舗酒蔵「根本酒造」の再建プロジェクトに参画。異色の経歴と故郷への想いを活かし、執行役員CCO(Chief Creative Officer)として、420年以上の歴史を持つ蔵のリブランディングにクリエイティブ面で携わっている。
伝統に新たな息吹を吹き込む再建のプロセスをSNS等で発信中。現在、技術を結集したプレミアム梅リキュール「華世 -Kaséi-」を旗印に、酒蔵の従来の枠組みに捉われない新たな価値創造に挑んでいる。伝統への敬意と異業種出身の客観的な視点を持ち、老舗酒蔵が歩む再生の道のりそのものを価値化し、日本酒蔵が作るリキュールの可能性を広げ、世界へ届けるべく活動している。

SAKENOVA BREWERY

新潟県佐渡島:ハイエンド日本酒ブランド〈SAKENOVA〉で知られる醸造所

酒造からひとこと
新潟・佐渡島。この自然豊かな地で、私たちは伝統製法とAI技術を掛け合わせ、全く新しいクラフトサケを醸しています。常識にとらわれない革新により、SAKENOVA BREWERYならではの味わいを追求します。

光醸 | KOJO

光醸』は、日本酒の美味しさ、魅力を構成する全ての要素が和を保ち、美しい黄金比を織り成し、一滴の中で調和し、輝く『SAKENOVA』のフラッグシップモデルです。


新山 大地
サケアイ
代表取締役
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株式会社サケアイ 代表取締役 / SAKENOVA BREWERY 醸造責任者
1997年、青森県生まれ。八戸工業高等専門学校を卒業後、長岡技術科学大学に編入学。在学中に新潟で出会った日本酒の魅力に感銘を受け、2020年に株式会社サケアイを設立し、AIが好みの日本酒をレコメンドするアプリ「Sakeai」をリリース。2023年、ハイエンド日本酒ブランド「SAKENOVA」をリリース。さらに、理想の味わいを追求するため、新潟県佐渡島に自社醸造所「SAKENOVA BREWERY」を設立し、醸造責任者として伝統的な製法とAI技術を融合させた次世代のSAKE造りに挑戦している。テクノロジーと日本の伝統文化である日本酒を掛け合わせることで、新たな価値創造とグローバル市場の開拓を目指す、新時代の醸造家を目指す。

Orchid Sake Brewery(オーキッド・サケ・ブルワリー)

シンガポール:日本の伝統と東南アジアの革新が交わるクラフトサケ・ブルワリー

酒造からひとこと
シンガポール初の日本酒醸造所。「シンガポールと日本から世界へ」をコンセプトに、日本酒、またはシンガポールや日本からの原材料を使用したクラフト酒を一からシンガポールで醸造。日本の伝統的な酒造技術を基盤に、東南アジアの文化や食との調和を追求した革新的な酒を世界に発信している。

uTama Classic ウタマ クラシック

日本人の好みに合う美味しさと、シンガポールの多様な文化の好みに合う美味しさのバランスを見出す酒。海外産の酒としてではなく、日本酒として日常に溶け込める酒を目指しました。


山本 祐美加
ORCHID SAKE BREWERY
醸造責任者
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関西大学卒業後、中学校教諭として3年間勤務。1年間の休職中に日本の発酵文化と出会い、麹の奥深さに魅了され独学を始める。その後、麹のプロフェッショナルを志して酒蔵に入社。奈良県、スペイン、島根県をはじめ日本各地の醸造所で7年間、麹造りと酒造りに従事し、伝統技術と多様な気候風土の中で経験を積む。2014年、シンガポールに酒蔵が誕生することを知り渡星。初めて単身での酒造りに挑戦し、現在2年目。シンガポールを起点に麹と酒文化を世界へ広げることを志し、どこにいても麹と酒を醸し続ける。

(終)

編集チーム:小林 雅/吉澤 悠花/浅郷 浩子/小林 弘美/戸田 秀成/籾山 実穂/原口 史帆

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