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ICC FUKUOKA 2026 新企画 – ネクストステージ・カタパルト グループBに登壇した、Tomoshi Bito 廣瀬 智之さんのプレゼンテーション動画【日本一面白く社会を伝える発信メディアで、見たいものだけ見る社会の課題を解決する「RICEメディア」(Tomoshi Bito)】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回500名以上が登壇し、1,200名以上が参加する。そして参加者同士が真剣に議論し、学び合うためのカンファレンスです。次回ICCサミット KYOTO 2026は、2026年8月31日〜9月3日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは EVeM です。
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【登壇者情報】
2026年3月2〜5日開催
ICC FUKUOKA 2026
Session 3A
新企画 – ネクストステージ・カタパルト グループB
Sponsored by EVeM
廣瀬 智之
Tomoshi Bito
代表取締役社長
公式HP | 公式X
1995年滋賀県生まれ。学生時代報道写真家を志し、取材活動に取り組む。情報過多な現代において、社会的な発信が届きづらくなっている現状に課題意識を持ち、Tomoshi Bito株式会社を創業。社会課題を企画やキャッチコピーなどの力で分かりやすく、面白く届ける動画メディア「RICEメディア」を展開している。3年間で再生回数6.0億回を記録し、YouTubeが発行する「YouTube Impact Report」に時事問題やニュースを広げるクリエイターとして掲載。SNSフォロワー数は約56万人(2026年1月時点)。社会課題解決に取り組むZ世代・ミレニアル世代を表彰する「BEYOND MILLENNIALS 2024」に選出。第7回日経ソーシャルビジネスコンテストにて大賞を受賞。
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廣瀬 智之さん こんにちは、RICEメディアの廣瀬智之と申します。
社会課題をエンタメの力で届けるメディア
皆さん、突然ですが、「社会課題」の課題って何だと思いますか。

環境問題、貧困、教育、平和、今の社会にはさまざまな問題があり、全部、大切なテーマばかりですよね。

ただ、それらが伝わる時に、正しさや義務感が先行してしまって、「自分とは関係がない」と思われがちになっています。

社会課題に潜む課題、それは、伝わり方が“面白くない”ことだと思うのです。

社会課題に関わる面白さが届けば、この社会はもっと良くなっていく。
だから私はこのメディアを作りました。
このように、RICEメディアでは全国各地の、社会を良くする取り組みを取材し、配信しています。
そして時には、体も張っています。
使い捨てプラスチック問題を取り上げるために、1ヶ月、使い捨てプラスチックを使わずに生活をし、コンタクトも髭剃りも使えず、気づけばモサモサになったり、3日間電気・ガス・水道なしで防災グッズだけで生活してみたり。
社会課題を、エンタメやマーケの力で届ける、日本一面白く社会を知れるメディアを作りました。
目指していたのはジャーナリスト
今、皆さんの目には、おそらく僕がYouTuberか何かに映っているのではないでしょうか。

ですが、僕が目指していたのはジャーナリストでした。

あるジャーナリストの本に、心を大きく揺さぶられました。

学生時代、色々な国を取材しました。

記事を書く、写真展、講演会、やれることは何でもやりました。

でも頑張っても、集められたのは一度に100人程度。
僕が1年がかりで取材したものよりも、芸能人の10秒の動画のほうが見られる現実があります。

開始4年で月間400万人視聴のメディアに成長
そこから、僕の、社会課題を面白く届ける挑戦が始まりました。

試行錯誤し、ようやくの思いでたどり着いたのが、今のRICEメディアなのです。

運用開始から4年で、月間400万人に見られるメディアを作りました。
そして今、日本のマスメディアに、新たなジャーナリズムの形であるという評価を頂けるようになったのです。

“社会課題でも届く”フォーマットを事業化
このソリューションをどう社会に広げていくのか、ここからビジネスモデルの紹介をします。

僕たちはRICEメディアで何かを販売するのではなく、4年かけて磨いた、届くフォーマットそのものを販売しています。

社会的発信をしたい企業から依頼を受けてショート動画を制作、その動画をRICEメディアで配信、広告もセットで運用、依頼主のアカウントで配信するという、「ショート動画エージェンシー」のようなモデルです。

実はショート動画の価値はアカウントだけではなく、フォーマットにも存在します。

強いフォーマットを使えば、アカウントが異なっていても再現性高く、動画の再生数を伸ばすことができるのです。

だからこそ、RICEメディアフォーマットをより多くのアカウントに展開し、より大きなインパクトを生み出そうとしています。

アカウントを刷新しフォロワー4万人増
メルカリの研究開発組織R4Dの例です。

研究内容を発信するメルカリR4Dラボのフォロワー数がなかなか伸びていかないタイミングで、RICEメディアにご相談をいただきました。


結果、フォロワー数が40,000人増加しました。
ご依頼は、今も継続して頂いています。
再生数獲得で高い再現性がある動画講座を開催
社会課題と聞くとニッチな領域に聞こえるかもしれませんが、行政、教育、研究なども含めると十分な市場があり、実際、この4年でさまざまな実績が生まれています。

ただ、スケールを目指す上で、私たちのビジネスは労働集約的なモデルであるという課題がありました。

しかし、私たちはこの課題を解決する仕組みも作りました。
それがRICEメディアが生み出したフォーマットの強さと、社会課題を発信したい若者を集めるプログラムです。

私たちは学生にRICEフォーマットを教える講座(RICE MEDIA CAMP)を開催してきました。

その結果、これまで発信ゼロの状態から数万回の再生を獲得する学生も多数現れたのです。

RICEメディアのフォーマットは、それくらい再現性があるものです。
この講座には今月(2026年2月)、約300名もの学生から応募がありました。

届くフォーマットと若者を集めるプログラムで、労働集約モデルを乗り越え、まずはこの3年で売上10億円を目指していきます。


RICEメディアで紹介した企業に視聴者が就職
さらに、私たちの資産はフォーマットだけではありません。
もう一つ、それはメディアでリーチできる視聴者です。

これまでRICEメディアを見てツアーやイベントに参加した若者がいますし、何とRICEメディアが紹介した企業に就職した学生も出てきています。


ここには、さらに大きな市場が存在しています。

次のステージは、今はまだ行動につながっていない視聴者をサポートするべく、就職やツアーなどさまざまな事業モデルを実装し、100億円規模の事業を作る覚悟で僕はこれに挑んでいます。


見たいものだけ見る社会が生む分断
威勢のいいことを話してきましたが、正直まだまだ力不足です。
最後に、ある映像を皆さんにお見せします。
先日あった衆院選で、僕はヒッチハイクをしながら政治について皆さんにインタビューするという企画をしました。
▶【まさかの】選挙で投票するために日本横断することになりました(RICEメディア)
▶【ぶっちゃけ】選挙についてどう思うか?ヒッチハイクしながら聞いてみた(RICEメディア)
▶【2日目】選挙の話をヒッチハイクしながら聞いてみた(RICEメディア)
▶【最終日】選挙の話をヒッチハイクしながら聞いてみた(RICEメディア)

その時のリアルな声がこちらです。
「(動画内音声)
トム:どうやって投票先とか選ぶんですか?
インタビュイー1:名前がカッコいいやつです。細野豪志って方がいるんですけど、苗字が「細」なのに名前が「豪」っていう。
なかなか面白い名前してるなって思って入れました」
「(動画内音声)
トム:政治のニュースとか見ます?
インタビュイー2:いや普段そもそも地上波見ないんで。TikTokしかほぼほぼ見てないって感じですかね」
このヒッチハイクで、こうした意見とたくさん出会いました。

僕は正直、めちゃくちゃ悔しかったのです、「情報が全然届いていない」って。
でも、これがリアルだなと思いました。
皆さん、皆さんのお子さんは、どこで社会のことを知っていますか?
TikTokを開けば、エンタメばかりが流れてきます。
とても大切な情報は、まだまだ、まだまだ届いていないのですよ。
自分が見たいものだけ見る社会、その先に待ち受けるのは、まさしく分断の社会ではないでしょうか。

僕は、その分断をも乗り越える発信を作りたい。
TikTokしか見ないと言った彼にも、情報を届けたいのです。

RICEメディアが見せてくれた希望
少しずつですが、RICEメディアに、そんな希望を感じているのです。
なぜなら、「SDGsもエコもガチでクソ喰らえだけど、RICEメディアは好き」、そう話す方にも情報が届くようになり、たった100人にしか情報を届けられなかった私が、毎月400万人に情報を届けているのです。


それでも、まだまだ足りません。
日本一面白く社会を知れる発信メディアを作り、社会課題を意識が高い人のものからみんなのうねりに変えていく。


そんな挑戦に、私は人生をかけています。
今日、少しでも心が動いた方、ぜひ、私たちの挑戦を応援していただけると嬉しいです。

Tomoshi Bitoの廣瀬智之でした、ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/戸田 秀成


