9月1日〜4日の4日間にわたって開催されたICC KYOTO 2025。その開催レポートを連続シリーズでお届けします。このレポートでは、今回初の試みとして開催された、ファストレーンパスのプレミアムガイドツアーのレポートをお届けします。ICCサミットの会場は、どこにどんなものがあるのかご紹介します。ぜひご同行ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット FUKUOKA 2026は、2026年3月2日〜3月5日 福岡市での開催を予定しております。公式ページのアップデートをお待ちください。
毎回新しい試みや改善が追加されているICCサミット。今回は参加者たちの交流をさらに促進すべく、ベテランスタッフによる「コミュニティチーム」なるものが組成され、メイン会場前のICCガイドデスクと特設ステージにて、さまざまな取り組みを行った。




今回初導入のファストレーンパスは、ドリンク アワードの試食体験やコーヒーブースを列をショートカットできるパスで、ソファなどのスペースもパスホルダー用に確保されていた。加えて、コミュニティチームによるプレミアムガイドツアーに参加することができる。
今回、先着順でヘラルボニー×ICCデザインのクリアボトルかサブバッグが1人1つ配布され、早々に品切れとなったが、1万円で購入できるファストレーンパスはこの2つ、8,000円相当が進呈された。確実に限定グッズが欲しい方にも、ぜひおすすめしたい企画である。
このレポートでは、DAY1の午後に行われたプレミアムガイドツアーの模様をご紹介しよう。
ツアーポイント①西館4階ホワイエで集合
プレミアムガイドツアーで訪れたのは、以下の8ポイント。①のスタート地点からスタートし、⑧のフード &ドリンク会場で終了する。おおよそ1時間を予定していたが、試食体験などもあり、約1時間半で終了した。

ツアーポイント②ホワイエのブースを紹介

ホワイエからツアーはスタート。今回ご参加いただくのは、ファストレーンパスを購入いただいたFingerVisionの角谷 雄一さんとNTPセブンスの都丸 隆さん、ガイドはコミュニティチームの佐伯 亜紗美さん。このスペースにあるスポンサーのブースやバリスタのブースを1つひとつを紹介して、試食も。


マッサージが受けられるEVeMのブース、ベースフードのブースではベースブレッドをもらい、大摩桜の鶏刺しをつまんだり、コーヒーブースのファストレーンパスの使い方など、ちょっとした紹介があると、利用がしやすくなる。
一通り説明を受けたあとの一行はエスカレーターで3階へ。複雑な作りのウェスティン都ホテル京都の効率的な歩き方も、ツアーでは紹介している。

ツアーポイント③スピーカーラウンジを見学


統括の宍戸 直也さん、誘導統括の森田 大地さんと小川 祥汰さんが出迎えたスピーカーラウンジ。ICC KYOTO 2025では73のセッションがあり、カタパルトや一部のキックオフなどを除いて、スピーカーたちはこちらの控え室に登壇前に集合して、ディスカッション前の準備や交流を図る。
セッション登壇者が集まり時間になると、登壇者たちは誘導スタッフに連れられて撮影スタジオへと移動する。その動きをここからふたりは体験した。

ツアーポイント④撮影スタジオでスピーカー撮影体験

撮影スタジオ統括の山羽 真梨那さんに迎えられたふたりは、スタジオカメラマンの江本 秀幸さんのリードのもと、登壇前の撮影を体験。まずはパネルを持ってICCポーズ。

続いて、セッションの書き起こし記事などで使用されるスピーカーたちの談笑カットを撮影。「自然に話してみてください」「手振り身振りなどもつけて!」などカメラマンからの指示に従ってスムーズに撮影は進行。お二人のスマホをお借りしてスタジオのスタッフが撮影を行うのも本番通りのオペレーションだ。
そこで撮られた写真は最後にご紹介するので、お楽しみに!
ツアーポイント⑤西館2階のガーディアン・アワードを見学

ICCサミットをスポンサードしてくださる企業たちのブースが並ぶガーディアン・アワード会場は、今回スケールアップしたこともあり、見応えたっぷり。統括の本田 隼輝さんの案内で、足早ではあるが全ブースを訪問した。








ガーディアン・アワードに続いて、ツアーポイント⑥として、2階の受付デスク、美食、Co-Creation Nightの集合場所を確認したあと、歩行距離が長い京都会場ではぜひ次回も利用いただきたい、知る人ぞ知るエレベーターに乗って、再び4階まで移動した。
ツアーポイント⑦デザイン & イノベーション アワード会場でデモ体験

4階東館まで移動したツアー一行は、デザイン & イノベーション アワードの統括、坂井 健さんに迎えられて、展示企業をぐるりと見学。そして今回、行列が絶えなかったヒガトレックのAIトレーニングマシンを体験した。


なお、会場入口にはアワードの歴代優勝者のパネルが飾られており、前回優勝の角谷さんはその前でポーズ!

ツアーポイント⑧フード & ドリンク アワードでファストレーンを体験
ここでついに、ファストレーンパスの威力を発揮するときがきた。大賑わいのフード & ドリンク アワード会場で、列に並ばず、さまざまなものを楽しむことができる。

ここからは統括の朴 理沙さんのガイドで、今回18ブースが並ぶ会場を、ブース担当者の説明を聞きながら試食していく。これはアワード審査員と並ぶプレミアムガイドツアーだけの体験となった。











全ブースを回ってお腹いっぱいになり、ツアーは終了した。
プレミアムガイドツアーは初開催のため、まだまだ改善点も多いと思われるが、普通に参加するだけではわからない、ICCサミットの舞台裏もご紹介できたのではないかと思う。
最後に、ツアーの前半で、プロが撮影したおふたりのICCカットをご紹介しよう。


今回は初の試みとして、初参加や参加歴の浅い方々に向けて、ICCサミットを紹介するオンライン説明会も行っている。参加者やコンテンツの多様性・複雑性が回を重ねるごとに増しているICCサミットだが、こういったツアーなどに早めに参加いただければ、全容がつかみやすいのではと思う。
アワード会場なども、毎回素晴らしい企業にお集まりいただき、大盛況となっている。限られた時間の体験価値の最大化に、限定グッズの獲得に、ファストレーンパスを利用するのはありではないかと思う。最後に、ツアーに同行させていただいた角谷さん、都丸さん、ありがとうございました!
(終)
編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成


