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ICC KYOTO 2025 ガーディアン・カタパルト(シーズン5 /FINAL) に登壇いただき3位に入賞した、マネーフォワード 成田 智さんのプレゼンテーション動画【人とテクノロジーが融合したBPOサービス「マネーフォワード おまかせ経理」で、経営者のお金の悩みを解決する「マネーフォワード」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット FUKUOKA 2026は、2026年3月2日〜3月5日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは EVeM です。
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【登壇者情報】
2025年9月1〜4日開催
ICC KYOTO 2025
Session 12A
ガーディアン・カタパルト(シーズン5 /FINAL)
Sponsored by EVeM
成田 智
マネーフォワード
SMB事業推進本部 士業パートナーマーケティング部
公式HP | 公式X
東京都出身の1985年生まれ。2006年、上場会社の経理職として新卒入社し、資金管理・債務管理をはじめ、自社のERP導入プロジェクトにも従事。その後、2012年にブライダル関連の営業職を経験。2016年に大手会計事務所へ転職し、企業の数字の課題解決のために、経理アウトソーシング業務を数十社担当。2021年、マネーフォワード入社。会計士、税理士、社会保険労務士の方々と「マネーフォワード クラウド」を推進し、 共に中小企業様の業務効率化と生産性向上のサポートに従事。加えて税理士や様々な企業と共にセミナー・イベントの企画/運営を行い、士業業界の活性化に尽力。
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成田 智さん 皆さん、こんにちは。
マネーフォワードの成田と申します。
突然ですが、皆さん、お金の悩みはありませんか?

聞かずとも、多かれ少なかれ、皆さんあると思います。
私も、ずっと悩みを持っております。
お金に悩む私の経歴を、見てください。

商業高校を出て税理士の専門学校に行き、上場会社に経理として就職し、会計事務所に転職、そしてマネーフォワード。
そう、ずっと電卓を叩いたり、数字やお金とにらめっこしたりする人生なのです。
これには、理由があります。
今日は、その理由である、私のお金の悩みの原体験と、その悩みを解決する新サービスの話をします。

父が経営する卸業会社が倒産
まず、私の原体験ですが、私には、人生における大きな転機がありました。

それは、父の会社の倒産です。

父は28歳で起業、ピーク時は年商1億円を超えるほどの、おもちゃの卸業をしていました。

ゲームソフト、ミニ四駆、たまごっちなど、その時代のおもちゃに溢れている会社で、子どもだった私は、かっこいい社長として父を見ていました。
しかし、私が中学3年生の時に父の会社は倒産し、ピーク時から一転、溢れるおもちゃは在庫となり、先々の売上が読めず、のしかかる固定費、そして資金はショート。

父は、会社の数字を読み解く知識はなく、誰かを頼ることもできない人でした。
ただ、どうにかしようとしていた姿は、子どもの頃の記憶として残っています。

父を残して夜逃げのように
ある日、家に帰ると電気が点かない。
母、そして私を含めたきょうだい4人は夜逃げをするように、父を残して家を出ました。
そこから、億単位の借金、自己破産、両親の離婚、友達は離れ、高校受験どころではなく、誰にも相談できない、まさにどん底のような気持ちで毎日を過ごしていました。

会計事務所で出会った孤独な経営者たち
そこからは、這い上がるしかありません。
私は学生時代に簿記が好きになり、社会人としても経理が好きになり、その好きの先にあった会計事務所に転職しました。

会計事務所では、さまざまな中小企業の記帳代行、経理代行を行い、そこで多くの経営者に出会いました。

そこで目の当たりにしたのは、父と同じような、お金の悩みを周りに相談できない孤独な経営者たちでした。

ここにいる皆さんは、どうでしょう。
お金のこと、会社の数字のこと、誰かに相談できていますか?

経理を通じて父のような経営者を救いたい
私は、お金や会社の数字、いわゆる経理に関わり続け、経理が経営にとって何よりも大事であることを学びました。

だからこそ、経理を通じて父のような経営者を救いたい、そんな思いが強くなり、マネーフォワードに入社したのです。


中小企業向けの新サービス「マネーフォワード おまかせ経理」
長々と私の話をしてしまいましたが、今日ご紹介したいのは、この思いから生まれた新サービス、「マネーフォワード おまかせ経理」です。

おまかせ経理は、今年(2025年)6月にマネーフォワードグループにジョインした、株式会社キャシュモと共に提供する、中小企業向けの経理BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスです。
▶マネーフォワード、キャシュモのグループジョインを発表(PR TIMES)

経理に求められる「素早く・漏れなく・間違いなく」
さて皆さん、中小企業の成長において絶対に押さえてほしい3つのポイントがあるのですが、分かりますか?
それは、素早く、漏れなく、間違いなく、です。

会社の数字は、鮮度が命です。
この3つが意思決定のスピード、安定したキャッシュフロー、そして信頼性の高い経営につながっていきます。
しかし、実際はこのようにいろいろな経営課題があり、これらの悩みを解決するには経理のプロが必要になってくるのです。

しかし、経理の採用は大変だと言われています。
そして、中小企業は成長するほど、経理業務が属人化し、煩雑になり、業務量が増えていきます。

それにもかかわらず、6割の中小企業では、経理業務を1人で行っているという現実があります。
▶中小企業は1人経理が多い?業務内容や効率化のポイントを解説(マネーフォワード クラウド)

経営者の右腕として事業成長をサポート
この悩みを解決するのが、「マネーフォワード おまかせ経理」。
私たちが目指すのは、経理代行のその先です。

会計ベンダーだからこそできるDXの技術と経理のプロが組み合わさると、このように、経理代行だけではなく、3つのポイントがしっかり押さえられます。

そして、資金繰りなどの経営課題もクリアになります。
さらに、私たちが経営者の右腕として、事業計画や予実管理もしっかり行い、事業成長をサポートします。

AIエージェントでよりスピーディーな経営を支援
そして近い将来、マネーフォワード クラウドにAIエージェントが搭載され、BPOの裏側のオペレーションをテクノロジーで圧倒的に効率化、自動化し、よりスピーディーな経営を実現していきます。
▶マネフォ、AIエージェント投入へ 中小の業務効率化 2025年4月2日(日本経済新聞)

これが、人とテクノロジーが融合した、唯一無二の経理BPOサービスです。

経営者がお金や数字に悩む孤独な時代は、終わりです。

ワクワクする事業に集中できる未来を、私たちが作ります。

どん底で孤独を味わった私たちの近況
最後に一つ。
私はどん底で、独りの辛さを経験しました。
だからこそ、今はみんなで何かを成し遂げることの楽しさに、とにかく夢中です。

写真の通り、仕事やプライベートで多くの仲間と楽しいことやイベントをし続けています。

結果、社内でつけられたあだ名が、CPO、Chief Party おじさんです。

そして私の父も、楽しく生きています。

現在72歳、まだまだ自分の力で稼いで、好きなお酒を仲間と一緒に楽しく飲んでいます。
経営者を支える挑戦は仲間と共に続く
父に、今日の配信を見てねと伝えました。
お父さーん、見てる?
マネーフォワード おまかせ経理、どうだった?
このサービスがあの時あったなら、もしかするともっと早く、一緒に楽しいことをしたり、仕事をしていたりしたかもしれないね。
私は、この思いがあるからこそ、仲間と共に楽しく、そして本気でスタートアップや経営者の人たちを応援するために、この挑戦をし続けます。


中小企業、スタートアップで成長するなら、「マネーフォワード おまかせ経理」。

ご清聴ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/戸田 秀成


