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みんなが稼いで助け合おう!「スペースマーケット」が目指す「共助」社会【F17C-SPM #3】

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スペースマーケット重松大輔さんのプレゼンテーションを3回シリーズでお届けします。(その3)は、スペースマーケットがどう事業を展開させていくかについてお話し頂きました。

ICCカンファレンス FUKUOKA 2017「カタパルト・グランプリ」プレゼンテーションの書き起こし記事です。是非ご覧ください。

スタートアップビジネスの「エコシステム」を構築し、日本の起業家を支援するプログラム「IBM BlueHub」は「カタパルト(CATAPULT)」のオフィシャル・サポーターです。

本記事で特集しております8分間のプレゼンテーションを行う「CATAPULT(カタパルト)」のプレゼンターを募集しております。「スタートアップ」「IoT/ハードウエア」「リアルテック」「カタパルト・グランプリ」の4カテゴリーで募集しております。ぜひ募集ページをご覧ください。


【登壇者情報】
2017年2月21日・22日・23日開催
ICCカンファレンス FUKUOKA 2017
CATAPULT GRANDPRIX (カタパルト・グランプリ)
Supported by IBM BlueHub

重松大輔
株式会社スペースマーケット
代表取締役社長

1976年千葉県生まれ。千葉東高校、早稲田大学法学部卒。 2000年NTT東日本入社。 2006年、株式会社フォトクリエイトに参画。一貫して新規事業、広報、採用に従事。国内外企業とのアライアンス実績多数。
2013年7月東証マザーズ上場を経験。2014年1月、株式会社スペースマーケットを創業。お寺、野球場、古民家、オフィスの会議室、お化け屋敷などユニークなレンタルスペースのマーケットプレイスを展開。2016年1月、シェアリングエコノミーの普及と業界の健全な発展を目指す一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立し代表理事に就任。

イベントスペースを簡単に貸し借りできる「スペースマーケット」の配信済み記事一覧

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【本編】

▼Part 1,2のハイライト▼

重松大輔氏(以下、重松) みなさんこんにちは。あらゆるスペースを簡単に貸し借りできるイベントスペースプラットフォーム「スペースマーケット」のご紹介をさせていただきます。よろしくお願いします。

スペースマーケットは、イベントをやりたい時などに、スペースを借りたい人と遊休スペースを貸したい人をマッチングさせるプラットフォームです。

借り手から5%、貸し手から30%をいただくビジネスモデルになっています。

今、続々とマイクロ・アントレプレナーが増えていて、例えば、池尻にある外から見ると3階建ての普通の一戸建てですが、こちらは月100万円稼いでいます。

居酒屋の居抜きを借りたWeb制作会社は、どう考えてもキッチンは使いません。これをスペースマーケットで月50万円くらい稼いでいます。

▲Part 1,2のハイライト終わり▲

1万件以上のスペースを取り扱うまでに成長

重松 下の図のように、現在約1万以上のスペースを取り扱っていまして、約7割がご自身で登録をいただいています。

利用者の約3割がレビューを投稿して、これを参考に皆さんに利用していただいています。

おかげさまで約3割がアプリ経由で、ここを高めて囲いこんでいきたいと思っています。

スペースマーケットのエンタープライズ事業

エンタープライズ事業も立ち上がって、イベントと会場のノウハウが溜まってきているので、マイナビさんのイベントを企画からキャスティングプロデュースもしました。

様々な場所を持っていますのでセールスプロモーションしたいという引き合いも多くなってきています。

スパークリングナチュラルミネラルウォーターのペリエさんと組ませていただいて、ペリエのサンプリングや、シンプルなスペースをペリエ風に作り込んでソーシャルで拡散するO2Oのマーケット支援もマーケットとして大きくなっています。

お寺を貸し切って新年会、というパッケージも作って、結構な件数をやらせていただいています。

それから、色々な会社の周年記念イベントや社員総会、社員研修やカンファレンスの企画・運営もやっています。

是非企業でイベントをやりたいという時には、真っ先にスペースマーケットにご相談いただければと思います。

シェアリングエコノミー普及を目指して

シェアリングエコノミーはまだ新しいビジネスなので、皆さんニュースなどでご覧のとおり、色々な課題があります。

第4次産業革命と呼ばれており、まだまだ模索段階で、整理しなければいけないことがあります。

そこで、シェアリングエコノミー協会を設立しました。

現在約130社が加盟しています。官民でシェアリングエコノミー検討会議を開催してルール作りをしたり、サミットを開催したりしています。

また、内閣官房でもシェアリングエコノミー推進室を作って、官民で新しいルール作りをしていく、といった状況です。

スペースマーケットの将来像

スペースマーケットの将来像としては、ワンストップイベントプラットフォームを作っていきたいと思っています。

ターゲットとしてはMICE(マイス)と呼ばれるイベント市場、ここでは場所探しが必ず発生して、市場規模は3兆円と言われています。

私たちは、マイクロ・アントレプレナーをどんどん増やしていき、1億総活躍社会を実現して、元気な日本にしていきたい。

そして、これから人口減少、税収減に対して、自治体、政府が税金から捻出する「公助」から、シェアリングエコノミーを活用してみんなで助け合う「共助」の仕組みを作っていきたいと思っています。

ありがとうございました。

(終)

スペースマーケット重松大輔さんのプレゼンテーション動画をぜひご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/立花 美幸

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