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ICCサミット FUKUOKA 2019 カタパルト・グランプリ 同率4位入賞に輝いた、BizteX 嶋田光敏さんのプレゼンテーション【「BizteX」はデジタルロボットで定型業務を自動化し、“働く楽しさ”の溢れる社会を実現する!】の文字起こし記事をぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うためのエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2019は2019年9月2日〜5日 京都での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2019 プラチナ・スポンサーのAGSコンサルティング様にサポート頂きました。
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【登壇者情報】
2019年2月19日〜21日開催
ICCサミット FUKUOKA 2019
Session 6B
CATAPULT GRAND PRIX (カタパルト・グランプリ) – 強者が勢揃い –
Sponsored by AGSコンサルティング
(プレゼンター)
嶋田 光敏
BizteX株式会社
代表取締役
公式HP|STARTUP DB|LinkedInページ
Jフォン株式会社、Vodafone株式会社、ソフトバンク株式会社で通信商材を企業向けに提供する法人事業に約14年従事。営業時代は達成率No.1を獲得、2012-15年の3年間は法人事業の新規プロジェクト、新規事業開発の室長を歴任。法人向け電力小売りPJ、IBM Watson PJ、法人版Pepper PJなど数多くの事業立ち上げを実施。2015年BizteXを創業。国内初クラウドRPAサービスを開発・提供。2018年、経産省が選ぶJ-Startup企業にも選出。
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▶「ICC FUKUOKA 2019 カタパルト・グランプリ」の配信済み記事一覧
嶋田 光敏氏 おはようございます、BizteX嶋田です。
弊社は、誰でも簡単にPC上の定型業務を自動化できる、国内初のクラウドRPAサービス「BizteX cobit」の開発、提供をしています。
低付加価値の定型業務をいかに無くしていくか?
早速ですが、私は現在の日本の労働環境は、非常に危機的な状況だと思っています。
なぜなら、今後30年間で日本の労働人口は30%減少し、採用したくても働き手がいないという状況になるからです。
一方、日本は現在、働き方改革の真っ只中で、残業時間の規制や労働基準法の改正が行われています。
つまり企業は、限られた時間やリソースの中で生産性を上げていかなければならない、という板挟みの状態です。
RPA(※)はそれらを解決する担い手として、この2年で非常に関心が高まってきているソリューションです。
▶︎編集注:RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、機械学習・人工知能などを活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みのこと。(Wikipediaより)
企業は「低付加価値の定型業務を、いかに無くしていくか」ということに躍起であるということです。
即日利用可能、低価格、簡単に使えるRPAサービス
私たちはこれらを解決すべく、国内初のクラウドRPAサービス「BizteX cobit」の開発、提供をしています。
「他のRPAサービスと何が違うのか?」をご説明します。
これまでのRPAサービスは、オンプレミスでパソコンやサーバーにインストールするものが主流でした。
それは利用開始までの構築期間が長く、初期費用・年間費用が高く、大企業向けの製品ばかりでした。
私たちはこれをクラウドで提供することにより、即日利用可能、費用もリーズナブル、業務担当者が使えるようなUIにして、中堅中小企業にもお届けしていきたいと考えています。
こちらのサービスデモ動画をご覧ください。
現在、主流である海外製品は英語のものが多く、またフローチャートを作るような難しいUIが多いという状況です。
弊社は自社開発を行い、言語はもちろん日本語、使う機能も視覚的にわかりやすくしています。
例えば、新人の営業アシスタントの方でも簡単に使えるように、直感的で初心者でも迷わないようなUIにしています。
営業職の方の交通費の清算なども、Yahoo!の路線検索を使用し、簡単にExcelにアウトプットしてくれます。
現在私たちは、これをSaaSモデルで「月額10万円+ロボットの稼働に応じた従量課金」でご提供しています。
1年でアカウント数10倍、その成長を支える「4つの優位性」
BizteX cobitの特徴を4つご紹介します。
1つ目、専用のパソコンが不要、ロボットもクラウド上で稼働するのでPCの常時立ち上げが不要です。
2つ目、クラウドなのでリモートでロボットを作り運用が出来るため、他拠点の事務所の方も使用可能です。
3つ目、UIが簡単なので、ロボット作成に要する人件費を削減できます。
4つ目、ロボットが大量に増えても、クラウドなのでログ管理が可能です。
次に、トラクションについてです。
現在、インターネット広告代理店様や人材系の企業様にお使い頂いております。
昨年2月のICCサミットFUKUOKA 2018 登壇時(※)と比較すると、ご利用企業様は約5倍に増えています。
▶「BizteX」は、クラウドRPA(ロボットによる業務自動化)で新たなワークスタイルを創る(ICC FUKUOKA 2018)
発行アカウント数は約10倍、作られたRPAロボット数も約10倍で、かなり伸びています。
1部門で年間500時間の業務効率化を行った企業も
次に、導入事例を3件ご紹介します。
企業の採用代行事業を展開するネオキャリア様は、応募の受付メールや実績の報告などの定型業務を、私たちのサービスで自動化、約70%以上の業務時間の削減に成功しました。
サイバーエージェント様は、インターネット広告事業本部を中心に一人ひとりがRPAを活用できる、生産性の高い次世代型組織を目指しておられます。
そこで、RPAのスキルアップや、人材のレベル分けをしながら社員を育成する、ということを弊社も一緒に取り組んでいます。
JTBコミュニケーションデザイン様は、1部門だけでも年間500時間の業務効率化をしています。
さらに「他部門展開をしたい」とのことで、社内ロボットコンテストを実施しました。
こちらの動画をご覧ください。
社内約30名の有志の方にお集まり頂きました。
まずは手順書に沿って一度RPAロボットを作ってみる、ということに挑戦します。
その後、自分達でどのようなことに使えるか、という業務アイデア出しを行いました。
上手く使用できた方を表彰するなど、みなさんで楽しんで業務効率化に取り組んでいます。
ポイントは3つです。
1つ目、各人のパソコンを持ち寄り、その場でRPAロボットを作ることができます。
2つ目、様々な年齢の方やITリテラシ-の高くない方も使うことが可能です。
3つ目、これが私の一番好きな点ですが、お客様自身が楽しみながら業務効率化を行っています。
API公開・戦略的提携で“Robot Market Place”の実現を目指す
最後に、フューチャープランです。
私たちはこの先、多くの方がロボットを作り、自由に売買出来るようなRPAのマーケットプレイスを目指していきたいと考えています。
その為に2018年秋にAPIを公開し、Slack等との連携も出来るようにしました。
またULU-RU様やCASTER様と一緒に、リモートでロボットが作れるロボットクリエーターの育成にも取り組んでいます。
これらを実現するチームです。
私は、前職のSoftBankで新規事業開発を担当していました。
CTOの袖山はワークスアプリケーションズ出身で、B2Bの事業に強い経営チームです。
株主については、2018年夏に約4億円のシリーズA資金調達を終え、WiLとグロービス経営大学院に支援頂いております。
今後さらに事業を加速しています。
テクノロジーで新しいワークスタイルを創る
私たちは、誰でも簡単に使えるクラウドRPAサービス「BizteX cobit」で日本の定型業務の負担を減らし、日本の企業が楽しく働ける社会を創っていきたいと考えています。
弊社のミッションである「テクノロジーで新しいワークスタイルを創る」ということに向けて、邁進して参りたいと思いますので、ぜひ応援お願い致します。
以上、BizteX 嶋田でした。ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/三木 茉莉子/尾形 佳靖/戸田 秀成/SNOWLIGHT
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