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ICC FUKUOKA 2022 新企画 – D2C&サブスク カタパルトに登壇いただいた、ONE NOVA 高山 泰歌さんのプレゼンテーション動画【3日穿いても臭わない! サステナブルで心地よい高機能アンダーウェアを作る「ONE NOVA」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回300名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2022は、2022年9月5日〜9月8日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2022 ゴールド・スポンサーのプレイドにサポートいただきました。
▶【速報】継続率97%!通院不要の新しい歯列矯正体験を提供する「Oh my teeth」がD2C&サブスク カタパルトの初代王者に輝く!(ICC FUKUOKA 2022)
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【登壇者情報】
2022年2月14〜17日開催
ICC FUKUOKA 2022
Session 12A
新企画 – D2C&サブスク カタパルト
Sponsored by プレイド
高山 泰歌
株式会社ONE NOVA
代表取締役
慶應義塾大学環境情報学部在学中。大学入学直後に株式会社ONE NOVAを設立し、アンダーウェアブランド「One Nova」を立ち上げる。2019年にForbes 30under30 Asiaに選出。2020年、リブランディングを経て生まれ変わった「One Nova」は、エコロジー素材から完成したハイテクアンダーウェアとして、国内外のクラウドファンディングで60カ国以上から約2300万円の支援を集める。2021年、女性の「尿モレ」も「生理モレ」も対応できる全世代型吸水アンダーウェアブランド「sponge」をリリース。今後、「One of a kind Comfort」を軸に、人間生活における基礎を見直し、新しいスタンダードを生み出すことを目指す。
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高山 泰歌さん 皆さん、こんにちは。
ONE NOVA(ワンノバ)の高山と申します。
ワンノバは4年前、大学の仲間たちで立ち上げたアンダーウェアブランドです。
目標は「最高に気持ち良いパンツを届ける」こと
私たちの目標はいたってシンプルで、「最高に気持ち良いパンツをあなたに届ける」です。
2020年には海外のクラウドファンディングにも挑戦し、国内外60カ国から2,300万円以上を集めることができました。
▶60ヶ国以上から約2300万円をクラウドファンディングで調達したアンダーウェアブランド「One Nova」が日本で一般販売を開始。(PR TIMES)
多くのお客様に愛され、Forbes 30 Under 30 Asiaの1人に選ばれました。
では私たちのパンツは、何がそんなに特別なのでしょう。
穿いていることを忘れてしまう快適なパンツ
それは、穿いていることを忘れてしまうくらい、どんな環境にいても快適に活動できるように設計されていることです。
下着は、ほぼ24時間身につける唯一のアイテムです。
最高の気持ちよさを追求するために、基礎となる生地の開発から始めました。
パンツの素材は綿それとも化学繊維がベスト?
ところで皆さんは今、どんなパンツを穿いていますか?
おそらくほとんどが、綿もしくは化学繊維で作られていると思います。
下着は綿100%がいいとか、綿100という言葉をよく聞きますが、それは果たして本当にベストでしょうか?
確かにコットンは柔らかくて気持ち良いですが、汗を吸ったらなかなか乾きません。
一方、ポリエステルなどの化学繊維は、スポーツウェアで使われているように、動きやすくて乾きやすいです。
しかし、使い込むと臭くなりやすい性質があり、人によっては肌に合わないこともあります。
そこで私は、国内外の様々なパンツを穿き、時にはパンツを穿かないノーパン生活をしました。
体を張って、パンツが果たす役割を追究した結果、理想的なパンツを開発することができました。
メリノウールとブナの木素材の3日穿いても臭わないパンツ
それがこちら、ADVENTURE BOXER BRIEFです。
メリノウールとブナの木を、独自の配合で組み合わせることで、完成しました。
メリノウールは、汗による細菌の繁殖を自然に抑えてくれます。
つまり臭わないということです。
「3日穿いても臭わない」で検索すると、ワンノバが出てくるので、検索してみてください。
私は7日間穿き続けたことがあるのですが、臭いませんでした。
とろっとしたなめらかさと高い吸湿放湿性
「ウールはチクチクしないの?」と思う方もいるかもしれませんが、メリノウールは人間の髪の5分の1の細さしかありません。
皆様も触って分かる通り、とろっとしたなめらかな柔からさを持っています。
そんなメリノウールは、ブナの木と組み合わせることで、よりパワフルになります。
ブナの木は、木材となり、パルプとなり、そして繊維に変わります。
実は、ブナの木もとても柔らかいのです。
ただ柔らかいだけではありません。パンツに必要な通気性をもたらしてくれます。
コットンよりも50%以上、水分を吸収できるので、汗をかいても蒸れることはありません。
3D構造によって締め付けから解放
もちろん、生地だけではなく形にもこだわっています。
まず、肌に触れる内側には、チクチクするタグは一切ありません。
そして、フロントポーチを大きめの3D構造に仕上げたことで、締め付けから解放されたワンノバならではの気持ちよさを味わうことができます。
カスタム刺繍をしてプレゼントにも
ワンノバは、ギフトにも最適です。
パンツに好きな言葉を刺繍するカスタム刺繍で、大切なあの人や自分にプレゼントすることができます。
では実際、どのように贈られるのか、こちらの動画をご覧ください。
このように、クスッと笑ってしまうような秘密の言葉も刺繍できますが、ここにいらっしゃる皆様であれば、部長や社長、CEOと刺繍しても面白いかもしれません。
さまざまなシーンで愛用されるパンツに
私たちは、2020年にリブランディングを行ってから、1枚5,000円のパンツを15,000枚、キリン1頭分お届けしてきました。
中には1年間で10万円分のパンツを購入してくださるお客様もいます。
実際、お客様にインタビューも行いました。
フォトグラファーのお客様は、ロケ先のホテルで洗濯することが多く、「ワンノバに変えてから部屋干し臭がなくなり、たくさん汗をかいても不快感がない」と言ってくれました。
クロスカントリーが趣味のお客様は、「着替えのできないアウトドアシーンでは、臭わないワンノバは欠かせない相棒になっている」と言ってくれました。
パンツで起業した理由
ここまでパンツについて紹介してきましたが、そもそもなぜパンツを作っているのかと思った方もいらっしゃると思います。
実は、最初からパンツを作りたいと思っていたわけではありません。
私は、中学1年生の頃から社長になりたいと思っていたので、大学に入ったらすぐに起業したいと思っていました。
そこで、それまで一緒に大学受験の勉強を頑張った仲間である金丸を、大学入学後すぐに、「ラーメンおごるから起業しない?」と誘い、バンドを始める勢いで会社を創りました。
▶「透明なパンツ」で起業。恐るべき新世代が大人から愛される理由(BMP)
高校生の時、マザーハウスやファクトリエといったブランドをテレビで見て、かっこいいなと思うようになり、自分も何かを始めるなら、世の中に良いインパクトを残せるものづくりをしたいと思うようになりました。
そこで、言葉の響きもキャッチーであり、誰もが穿いているパンツなら、インパクトを残せると思ったことがパンツを選んだきっかけです。
サステナブルな素材で心も気持ち良い
これらの原体験から、穿いていて気持ち良いだけではなく、心も気持ち良いというのが、ワンノバの気持ちよさの約束となりました。
先ほど説明したように、ワンノバはパンツを作りたいだけのブランドではなく、気持ちよさを作るブランドです。
2022年の春からは、性別関係なくワンノバを楽しめる製品を増やしていきます。
そしてコロナ禍で断念していた海外での販売にもう一度チャレンジし、世界中にワンノバの気持ちよさを届けていきたいと思っています。
ここでしか味わえない新しい気持ちよさを作り続ける
最後に、ワンノバというブランド名の意味を説明させてください。
唯一無二を意味する“one of a kind”という言葉と、「新しい」を意味する”nova”をかけあわせて作りました。
“one of a kind comfort”をフィロソフィーに掲げ、「ここでしか味わえない新しい気持ちよさを作り続ける」を信念に、これからも愛されるブランドを作っていきたいと思っています。
ご清聴ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸
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