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【開催御礼】ICCサミット FUKUOKA 2019 セッション評価レポート

こんにちは。
ICCパートナーズ 小林 雅です。

2019年2月18〜21日まで開催したICCサミット FUKUOKA 2019も無事終了しました。来場者数は約900名(過去最大級)となりました。

開催してほっとしておりますが次の2019年9月のICCサミット KYOTO 2019の準備もスタートしております。次回もぜひご期待ください。

さて、毎回アンケート調査をしております。その結果を共有いたします。

ICCサミット FUKUOKA 2019のNPSは79.7%

ICCサミットでは「NPS」を採用しています。NPSとは「ネットプロモータースコア」の略で、ベイン・アンド・カンパニーが開発した手法です。

ICCカンファレンス KYOTO 2017の「愛されるブランドを創る」の記事「ネット・プロモーター・スコア(NPS®)を活用して顧客ロイヤリティを定量化する」を是非ご覧ください。

ICCサミット KYOTO 2018のNPSは79.7%でした(有効回答数は390名)。

▶過去の開催はICCサミット KYOTO 2018は72.5%、ICCサミット FUKUOKA 2018 のNPSは80.8%(N=292)、ICCカンファレンス KYOTO 2017のNPSは69.1% (N=285) となっております。

ICCサミット FUKUOKA 2019のセッションの評価

次にICCサミットFUKUOKA 2019の個別のセッション別の評価です。

ICCサミットは個別のセッションに対して「最高だった(素晴らしかった)」「良かった」「期待外れだった」の3択の質問をしております。「最高だった(素晴らしかった)」と回答した比率をスコア化し、指標として採用しています。

有効回答人数は385名の方から回答をいただきました。各セッションの回答数を385名で割った比率が「回答割合」となっております。

アンケート結果はICCサミット FUKUOKA 2019 プログラムもあわせてご覧ください。

もっとの評価の高いセッションはSession 11E 「子育て経営学」- 私たちは子供をどう育てていくのか? でした。今回「子育て」というテーマにチャレンジしましたが92.3%というのは驚異的な評価となりました。「これぞICC」というセッションでした。

Session 11E
「子育て経営学」- 私たちは子供をどう育てていくのか?

Supported by
HRMOS(ビズリーチ)

(スピーカー)

入山 章栄
早稲田大学大学院
早稲田大学ビジネススクール
准教授

蛯原 健
リブライトパートナーズ 株式会社代表パートナー

小林 正忠
楽天株式会社
Co-Founder and Chief People Officer

轟 麻衣子
株式会社ポピンズ
代表取締役社長

西高辻 信宏
太宰府天満宮
権宮司

(モデレーター)

武田 純人
UBS証券株式会社
マネージングディレクター

2位はSession 2F 人間を理解するとは何か? でした。こちらも最高に面白い議論となりました。

Session 2F
大人の教養シリーズ
人間を理解するとは何か?

Supported by
Lexus International Co.

(スピーカー)

石川 善樹
Campus for H
共同創業者 / 医学博士

井上 浄
株式会社リバネス
代表取締役副社長 CTO

岡島 悦子
株式会社プロノバ
代表取締役社長

北川 拓也
楽天株式会社
常務執行役員 テクノロジーディビジョン CDO (Chief Data Officer)

(モデレーター)

村上 臣
リンクトイン・ジャパン株式会社
日本代表

今回の特徴は、Session 1F WORKSHOPシリーズ 【Lead the self 】 Yahoo!アカデミア 研修体験プログラム Sesssion 7F 「よなよなエール」も実践! 仲山進也のチームビルディング講座 のようなWORKSHOPシリーズ(グループディスカッションを中心としたセッション)を強化しましたが、軒並み高評価となりました。

【Lead the self 】 Yahoo!アカデミア 研修体験プログラムの模様

「よなよなエール」も実践! 仲山進也のチームビルディング講座の模様

また、新しい取り組むとしてチャレンジしたピッチコンテスト「CRAFTED CATAPULT 豊かなライフスタイルの実現に向けて」は全体の3位となる高い評価となりました。レベルの高いプレゼンテーションは必見です。ぜひご覧ください。

ICCサミット FUKUOKA 2019とICCサミット KYOTO 2018の比較

次に前回のICCサミット KYOTO 2018との比較です。ICCサミットの「セッション・ポートフォリオ」をご覧ください。

まず各グラフの横軸の40%、60%、80%のラインをご覧ください。

ICCサミット FUKUOKA 2019ではセッション評価40%未満のセッションが大幅に減少しました。前回はセッション全体の36.6%を占めていましたが、今回は12.9%まで減少しました。セッション評価 60%以上のゾーンは前回は28.2%だったところが今回は47.2%と大幅に増加しました。

参加者の声は「異次元だった」「過去最高だった」など非常にポジティブな反応がありました。セッションの構成など改革した結果が数字として表れて非常に嬉しく思います。さらにレベルアップしたいと考えております。

資料: ICCサミット FUKUOKA 2019とICCサミット KYOTO 2018のセッション評価の散布図

 

ICCサミット KYOTO 2019に向けて

過去最高水準の参加者数900名となり、参加者のクオリティのばらつきも目立つようになりました。次回はセッションのクオリティを維持しながら、次は参加者のクオリティの改善に取り組みたいと考えております。

ICCサミットの会場のキャパシティの関係で参加人数は最大でも1000人規模です。その1000人をいかに真剣な参加者にできるか? クオリティの高い参加者にできるか?が次のチャレンジです。年2回のICCサミットも大切ですが、日常でのイベントなどを通じてエンゲージメントとコミットメントを高めるような取り組みをしたいと考えております。

以上

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