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【速報】“直感的“と”プロが満足“を両立!ノーコードWebデザイン制作を可能にする「STUDIO」がスタートアップ・カタパルト優勝!(ICC KYOTO 2023)

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「ともに学び、ともに産業を創る。」エクストリーム・カンファレンス 「Industry Co­-Creation(ICC)サミット KYOTO 2023」、9月5日の朝に「STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門」 Sponsored by ノバセル が開催されました。

第一線で活躍する審査員が注視する中、10社のスタートアップが各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、ノーコードでデザイン性・運用性の高いWebサイトを構築する「STUDIO」が優勝いたしました!

優勝:“直感的“と”プロが満足“を両立!ノーコードWebデザイン制作を可能にする「STUDIO」

ノーコードWebデザインプラットフォーム「STUDIO」を運営するSTUDIO株式会社は2016年設立。スクラッチ開発と遜色ないWebサイトのデザイン、構築、ホスティングをワンストップで可能にした。2018年4月の正式リリース以来、「創造性を、解き放つ。」というミッションのもと、Webサイト公開の無料化やCMS機能搭載など機能追加を続け、高いデザイン性とノーコードならではの高い運用性を兼ね備えたWebサイトづくりが可能なサービスとなっている。官公庁や上場企業、スタートアップなど、導入企業は幅広く、2023年7月時点で公開サイト数10万弱、ユーザー数は35万人まで成長している。


石井 穣
STUDIO
代表取締役CEO
HP | STARTUP DB | X(旧Twitter)Joe Ishii / STUDIO/STUDIO | Web制作を、ノーコードで。

デザイナー兼エンジニアとして学生時代にWeb制作会社を設立。その後旅行サービス「Travee」を創業し、2年間に渡ってバンコクに移住し事業を展開した後、国内大手旅行会社に事業売却。2016年12月にFounderの甲斐と出会いSTUDIOに参画、代表取締役に就任。現在の主な役割はブランディングとビジネス戦略。

結果速報

ICCサミット KYOTO 2023 Session 1A 「STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門」優勝は、ノーコードでデザイン性・運用性の高いWebサイトを構築する「STUDIO」(得点: 28点)でした!

第2位は、1回の血液検査で全身のがんリスクを明らかにする「セルクラウド」(得点: 26点)でした。 

第3位は、東大発、鉄鋼材リサイクルのスタートアップ「EVERSTEEL」(得点: 24点)でした。 

第4位は、完全自動運転EVの開発・量産を目指す「TURING」(チューリング)(得点: 23点)でした。 

第5位は、“もうひとつの居場所ともうひとりの自分”をメタバースで実現する「XANA」(ザナ)(得点: 20点)でした。 

当日の中継映像もぜひご覧ください。

2位以下の登壇サービス・プロダクト一覧

第2位:1回の血液検査で全身のがんリスクを明らかにする「セルクラウド」

『全身のがんリスクが明確にわかる』という画期的な全身がんリスク検査『マイクロCTC検査』を提供する株式会社セルクラウドは2022年4月設立。リキッドバイオプシーの先端技術を使って、たった1回の採血だけで血中に漏れ出した悪性度の高い間葉系のがん細胞そのものを捕捉して、その個数まで明示することができる。米国MDアンダーソンがんセンターが開発した、間葉系のがん細胞の検出において特異度94.45%のCSV(細胞表面ビメンチン)抗体を利用することで高い検査精度を実現した。この検査によりがんの早期発見・早期治療を促進させ、がんの不安と苦しみがない世の中の実現を目指す。


中島 謙一郎
セルクラウド
代表取締役CEO
HP | STARTUP DB

1967年生まれ。新卒でリクルートに入社。2000年に友人が立ち上げたスタートアップベンチャーの「サイバード」の経営に取締役として参画。サイバードは創業2年半で、ケータイキャリアの公式コンテンツを250以上提供する国内最大のモバイル・コンテンツ・プロバイダーとなり、史上最短記録でJASDAQ上場を果たす。2002年常務取締役、2006年からは副社長CSOとして、経営全般とB2B事業の立ち上げを担う。2010年に楽天に転職し常務執行役員就任。グローバルを含む楽天グループ全体のWEB編成、広告・宣伝・マーケティング、広報・PR等の横串系戦略部門を、CMOとして統括。2015年、楽天から派遣され米国ハーバード大学ビジネススクール最高峰のプログラムAMP(アドバンスド・マネジメント・プログラム)を修了。2015年7月に東証プライム上場でアジア最大の総合PR会社ベクトル入社、常務執行役員就任。2017年からは専務執行役員CSOとして、グループ全体の営業推進と戦略子会社の事業推進を担う戦略推進本部を管掌。2021年8月、PRクラウドテックを起業し代表取締役就任(現任)。2022年4月、セルクラウドを起業し代表取締役CEO就任(現任)。 

第3位:東大発、鉄鋼材リサイクルのスタートアップ「EVERSTEEL」

株式会社EVERSTEELは、鉄のリサイクル原料である鉄スクラップの自動解析AIシステム「鉄ナビ」を開発する東京大学発のスタートアップ。従来鉄鋼メーカーの熟練工が目視で行っていた鉄スクラップの検品作業をAIで行い、鉄スクラップ中の不純物を自動検出することで、効率的な鉄鋼材リサイクルを促進する。世界のすべての産業の中で最もCO2を排出する鉄鋼業から、カーボンニュートラルな社会の実現を目指している。


田島 圭二郎
EVERSTEEL
代表取締役CEO
HP | STARTUP DB | X(旧Twitter)

1994年大分県生まれ。鎌倉時代から続く林業家系に生まれ、環境課題解決への従事を決意。2019年にスイス連邦工科大学での研究開発を経て、鉄スクラップに特化した画像認識システムを構築。2020年度未踏アドバンスト、2021年度東大IPC 1st roundに採択。2021年東京大学大学院マテリアル工学専攻を卒業した後、EVERSTEELを共同創業し、CEOに就任。世界で最もCO2排出量が多い鉄鋼業からカーボンニュートラルを目指す。

鉄スクラップ解析AIで「Car to Car」の実現を目指す「EVERSTEEL」(ICC FUKUOKA 2023)

第4位:完全自動運転EVの開発・量産を目指す「TURING」(チューリング)

完全自動運転EVの開発・製造を行うTURING(チューリング)株式会社は2021年設立。TURINGの開発車両は、LEXUS RXをベースにして、フロントガラスに取り付けたカメラの画像をAIが検知/判断することによる自動運転システムを搭載したもの。2022年に千葉県公道・北海道公道で、AI自動運転システムの走行試験・実証実験を行い、北海道公道では総走行距離1,480kmのうち約95%の道のりを自動運転モードで走行することに成功した。2025年に100台程度のパイロット生産開始、2027年に10,000台規模の量産をマイルストーンとし、“We Overtake Tesla”をミッションに、日本の基幹産業である自動車業とAIをかけ合わせた完成車メーカーを目指す。


青木 俊介
TURING
取締役CTO
HP | STARTUP DB | X(旧Twitter)

米・カーネギーメロン大学 計算機工学科で博士号取得。米国では自動運転システムの開発・研究に従事し、サイバー信号機の開発やゼネラルモーターズ社のウルトラクルーズの開発に携わる。2021年より国立情報学研究所 助教として着任し、青木研究室を主宰。名古屋大学 特任助教を兼任。2021年8月に完全自動運転とEV車両の開発を行うTURING株式会社を共同創業し、取締役CTOとして参画。人工知能による完全自動運転システムの実現を目指す。MITテクノロジーレビュージャパンより35歳未満のイノベーターIU35に選出。

完全自動運転EV車両の製造で、TESLAを追い越す会社を目指す「TURING」(ICC FUKUOKA 2023)

第5位:“もうひとつの居場所ともうひとりの自分”をメタバースで実現する「XANA」(ザナ)

2023年7月現在、国内No.1、グローバルNo.3のWeb3.0メタバース「XANA」は2020年に開発開始し、2022年にローンチ。誰でも簡単にメタバース上でアバター、空間、ゲームを創ることができ、それを売買することによって得たメタバースの収益で現実世界で生活できる仕組みを作り上げた。世界7箇所の主要暗号資産取引所に上場し、初年度で13億円以上の売上を達成。地方自治体、フジテレビの番組『逃走中』、総合格闘技大会「ブレイキングダウン」、ULTRAMANや鉄腕アトムのNFT、上場企業、中国最大手の芸術大学などに導入されている。ビジョンである「すべての人に、もうひとつの居場所ともうひとりの自分を」を通じて自己実現ができる新しい手段を提供している。


XANARIO
XANA
Founder / CEO
HP | X(旧Twitter)

起業家、Web3.0アーティスト。  奈良県出身。ロサンゼルス、北京、インドネシア在住を経て現在ドバイに在住。  エイベックスより頭文字Dなどの楽曲でアーティスト、音楽プロデューサーとしてデビューしたのち独立起業。X-JAPAN東京ドーム公演やNYファッションウィークのなどファッションショーなどをプロデュース後、日韓中メンバーでDJグループを結成。 中国のTV番組、映画等に楽曲提供を行い世界200都市以上にわたるワールドツアーを複数回行いサマーソニック上海など大型フェスにも出演。  ブロックチェーン、バーチャルリアリティとの出会いにインスピレーションを受けXANAを創業。2022年、世界大手取引所5社に上場を果たし、国内第一位、世界でも第三位の規模のWeb3.0メタバースとなる。  日中英のトリリンガルであり、現在世界8拠点に120名を超える社員と共にエンターテイメントとテクノロジーの融合で誰もが夢を叶えられる世界の創造に尽力する。

民間人材の活用で、子どもと社会をつなげる「LX DESIGN」

LX DESIGNは、2018年設立、テクノロジーとコミュニティの力で教育をアップデートしているスタートアップ。子どもたちが学校の教員だけでなく、地域やグローバルで活躍する大人たちと学び合い、自身の生き方・キャリアを自ら切り拓いていけるようになることを目指す。学校現場の人手不足・働き方改革の課題にフォーカスし、『複業先生®︎』を運営している。教育業界の革新から、すべての人が自分らしい人生をデザインできる世界を目指していく。


金谷 智
LX DESIGN
代表取締役社長
HP | STARTUP DB | X(旧Twitter)

1990年、富山県生まれ。高岡高校、東京学芸大学 教育学部を卒業後、公立小学校学級担任などを経て、教育系スタートアップ、株式会社LX DESIGNを設立。教育特化型外部人材マッチングサービス”複業先生”など、テクノロジー×コミュニティ×教育領域のサービスを全国展開。都内私立大学での客員教員、地元富山大学での授業など、国、行政、企業、多様なプレイヤーを巻き込んだ、学校の新たな関係人口創出エコシステムに注力。

銘柄情報の交換、シェアが容易なSNS型米国株投資アプリ「Woodstock」

SNS型の米国株投資アプリ「woodstock.club」を運営するWoodstockは2021年に創業、2023年にサービスを本格的に開始。テスラやアップル、マイクロソフト、グーグルなどの米国株を1000円から数タップで購入できる。SNS型アプリとしてソーシャルタイムラインでの銘柄情報の交換はもとより、各ユーザーの銘柄保有率などのポートフォリオ、売買履歴が他ユーザーとシェアされるなどの機能があり、初心者でも経験者のポートフォリオ、保有銘柄などを参考に投資への一歩を踏み出すことができる。「貯蓄から投資へ」という日本政府の後押しもあり、ますます投資は必須のものへ変わっていくなか、Z世代を中心とした新しい投資の形を提示している。


河本 太輔
Woodstock
Co-founder / COO
HP | STARTUP DB | X(旧Twitter)Daisuke Kawamoto@woodstockclub | SNS型投資アプリ運営/Brian Yun

兵庫県姫路市出身。慶應義塾大学大学院総合デザイン工学科 卒業。シカゴ大学経営大学院 卒業(MBA)。株式会社博報堂、TBWA HAKUHODOにて、大手企業のブランディング・マスマーケティング・デジタル戦略業務に約10年間従事。その後、Twitter Japanにて、約6年間、FMCG, TECH, AUTO, TELCO企業などのソーシャルストラテジー構築、DX戦略・ユーザーとのエンゲージ戦略立案にセールス部長として従事、日本における広告事業の急拡大に貢献。2021年Woodstock株式会社創業。

10万社の独自DBで、工場への産業設備の拡販を支援する「Robofull」

「産業設備の流通をアップデートする」をミッションとする株式会社Robofullは2021年に設立。これまで工場で使用される産業設備は、展示会や代理店経由の顧客アプローチ手段しかなかったが、10万社の設備・工程情報を網羅した独自の工場データベースを活用した第3の販売手法を設備メーカーに提供し、製品の拡販を支援する。産業用ロボットやプレス機などの産業用設備の見込み顧客を獲得し、設備メーカーに提供している。従来チャネルより安価でより精度の高いアプローチが可能であるとして、株式会社デンソーウェーブや大手商社に導入実績がある。


山本 大
Robofull
代表取締役CEO
HP | STARTUP DB

防衛省、日本総合研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、ソーラーパネル清掃ロボットを開発する未来機械で取締役を務める。同社での経験の中で、社会のロボット導入が進まない要因は、顧客とメーカーの情報断絶にあるとの課題意識を強く持ち、株式会社Robofullを創業。情報断絶の解消をミッションに、国内製造業の人手不足解消、ひいては、製造業の持続的な発展への貢献を目指す。

農業由来のカーボン・クレジット創出をサポートする「Green Carbon」

農業由来のカーボン・クレジット創出販売事業を展開しているGreen Carbon株式会社は2019年に設立。主要事業であるカーボンクレジット事業では、水田のメタンガス削減、カーボンファーミング、その他の手法を用い、J-クレジットやボランタリークレジット、JCMのクレジットを創出。また、クレジットの創出、申請、登録、販売まで一気通貫したプラットフォーム「Agreen」も提供する。


大北 潤
Green Carbon
代表取締役
HP | STARTUP DB

大手広告代理店にて福岡、台湾・中国・フィリピンの立ち上げを経験。大手PR会社の子会社にて取締役を務めグループNo1企業に導く。また、新規事業として、ESG事業部を立ち上げ日本初の全上場企業のESGスコアを開発し、上場企業のESGコンサルティングを行う。現在は、Green Carbon株式会社を設立し代表取締役に就任。九州大学のフェローとして研究領域も携わる。

Eコマースや体験提供を通して、日本酒が世界中で愛される未来を目指す「Tippsy」(ティプシー)

Tippsyは、アメリカで消費者向けの日本酒Eコマースtippsysake.comに加え、日本酒イベントやツアーなどを運営し、日本酒がワインのように世界中で楽しまれる未来を作ることを目指す企業。2019年の創業からアメリカ最大規模を誇る日本酒Eコマースに成長し、オンライン販売だけでなく教育コンテンツの作成や初心者向けテイスティングキット、消費者の好みに合わせたレコメンド機能などを通して日本酒の「体験」と日本酒カテゴリーの奥深さを伝えるための「付加価値」を提供している。


伊藤 元気
Tippsy, Inc
Founder/ CEO
HP | STARTUP DB | X(旧Twitter)

2009年に渡米、日系食品商社にて10年ほど日本食や日本酒のサプライチェーンやマーケティングに携わる。2018年に南カリフォルニア大学にてMBAを取得後、Tippsy, Incを創業。日本酒の情報を付加価値として届けるためのコンテンツを作成し、独自で開発したリコメンド機能でアメリカ人消費者の好みに合うボトルを提供するTippsy Sake Clubなどを強みとするTippsySake.comというEコマースを運営。日米のベンチャーキャピタルや本田圭佑氏など著名な投資家から支援を受けている。

表彰式

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/原口史帆/小林 弘美/古川 琢郎

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