熱狂する組織に触れて、もっと成長したい、できるはずという想いを新たにした(坂井 健)【スタッフレポート:スカラシップでICCに参加して】 | 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

熱狂する組織に触れて、もっと成長したい、できるはずという想いを新たにした(坂井 健)【スタッフレポート:スカラシップでICCに参加して】

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ICCサミット KYOTO 2019にスカラシップ制度を利用して参加したe-Educationの坂井 健さんに、運営スタッフ参加の感想と、そこで学んだことについて聞きました。スタッフレポートとしてご紹介します!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 ICCパートナーズでは現在、2020年2月17日〜20日 福岡市で開催予定のICCサミット FUKUOKA 2020の運営チームスタッフを募集しています。詳細は、こちらのページをご覧ください。


ICCサミット KYOTO 2019にスカラシップ制度を利用して参加したe-Educationの坂井 健さんに、運営スタッフ参加の感想と、そこで学んだことについて聞きました。スタッフレポートとしてご紹介します!

ICC運営スタッフに応募したきっかけと、なぜ応募したいと思ったか教えてください。

ICCはカタパルトが好きで、ずっと見ていました。いつか登壇者として出たいと思っていたので、三輪(開人さん、e-Education代表)に教えてもらうまで、スタッフとして参加することは想像していませんでした。

そこでスタッフの募集ページにあった、過去に参加した方の記事を読んでみると、熱量のすごさに驚きました。どんな方もICCの理念であるCo-Creation、ともに産業を創るぞということを言っていたのが印象的で、僕もその一員として貢献したいと思い応募しました。

電話面接では、ICCといえばカタパルトのイメージがあったので、その想いは伝えさせていただいたのですが、もっと根のところ、共創のところに貢献させていただきたいという話をしました。

なぜ共創のところに、僕が強く反応したかをお話しさせてください。

僕は現在NPO法人e-Educationという団体で働いていて、年の半分はフィリピンに滞在しているような生活をしていますが、まさしく『共創』をテーマに仕事をしています。

日本の数学力はPISA(国際的な学習到達度テスト)で35カ国中1位のです。一方、フィリピンは東南アジアの中で最も数学力が低い国として知られており、その数学力の課題を現在日本の教科書会社と一緒に日本式の数学を広めることで解決しようとしています。

e-Educationという団体は10年の歴史を持っていますが、70年の教科書会社から見るとたかが10年です。フィリピンの課題を日本の教科書会社とともに解決をする。まさしく『共創』で教育課題に挑んでおり、『共創』で産業を創るというICCの理念に大変共感しました。

Co-Creation、共創がICCの理念であることは理解をしていましたが、スタッフの皆さんの記事を見て関わる全ての方がそういった理念に向かって仕事をしていたので、自分もその仲間になりたいと思い参加を決意しました。

ICCサミットで、学んだこと、気づいたこと、深く印象に残っている出来事、エピソードなど、実際に参加したときの感想を教えてください。

7月のスタッフキックオフパーティで

2つお話させて下さい。1つは『スタッフの仕事をしていて感じたこと』そしてもう1つは『セッションに関わって感じたこと』です。

1つ目のスタッフの仕事についてですが、小林さんに、何を担当したいかと聞かれたことがあって、初参加で言うのもどうかと思いつつも「A会場をやってみたいです」と言ったら、「人気の会場だから初参加の人は難しいかも」と最初は言われました。でも、結果的に配置をしていただけて、言ったからにはやりきろうと気合いが入りました。

普段はほとんどフィリピンにいる僕ですが、海外で仕事があるというのを言い訳にしないように、フルコミットしようと思いました。

絶対パフォーマンス出そうというのは心に決めていて、マニュアルは何度も読み込みましたし、会場のウェブサイトも見たりして、何度もイメージトレーニングをしました。

共創という理念に惹かれたとはいえ、自分がスタッフとして、言われたことをそのまま完璧にこなすだけではなくて、自分の味や付加価値を出して個として活躍できないと、何も産業に貢献出来ているとは言えないと思ったので、まずは自分が必ず活躍するために努力をするというのは、決めて臨みました。

A会場統括の福西さんや今井さんには大変お世話になりました。他のスタッフの方々も気にかけてくださって、それを先日、福西さんにお話したら、初参加の人にはフラグを立てていたとおっしゃっていました。馴染みやすいように、みなさんが工夫してくださっていたそうで、感謝してもしきれません。

今回は初参加なので、恥ずかしながら自分がどうするか、どうパフォーマンスを出すかしか考えていなかったのですが、スタッフの方々が温かく受け入れてくださったからこそ、自分のパフォオーマンスにフォーカスできたのかな、素晴らしい組織だなと思いました。

実際にICCサミットに参加してみると、すべてが想像以上でした。記事から感じたものよりスタッフの方の想いは熱かった。

僕も色々なイベントに参加することがあります。しかし、運営に携わるスタッフの方が、本気でいい場にしようと、あれだけ熱をもって取り組んでいるのを見たことがありません。それは記事からも感じていたのだけど、想像以上でした。こんなに主体的に1分1秒を惜しんで改善していることに驚きました。

一番驚いたのは、その改善スピードです。例えばセッションが終わった瞬間に、そのセッションで『何が良かったか』『何が課題だったか』『次のセッションにはそれをどう活かすか』の3つを休憩中にやるんです。すると、前のセッションの課題がすぐに次のセッションでは解決されています。

どれだけのスピードでPDCA回しているんだ、この組織は、とびっくりしたと同時に、自分もそのスピードに身を置くことで毎回引き締めてセッションに挑むことができました。

2つ目の『セッションに関わっていて感じたこと』ですが、見ていて最も感動したセッションは、アグリ&フードカタパルトでした。

スタートアップ・カタパルトはいわゆる個の戦いです。さまざまなジャンルの登壇者の皆さんが、どう勝つかを真剣に考えていたと思います。でもアグリ&フードは違って、登壇する方々がずっと他の人のプレゼンを見ているのです。

「登壇者の椅子の位置がおかしい」と、途中でA会場スタッフチームのメッセンジャーで上がってきました。次の登壇者は、ステージ真横でスタンバイしているので、登壇している人のプレゼンが見えないはず。でもこのときは、椅子をずらしていいですか?と、プレゼンが見える位置まで椅子を動かして見ているのです。

同業者というと、すぐに競合と認識しがちですが、ここに参加している方はそうではなく、どうやって一緒に農業業界を盛り上げていけるかというのを学ばれているように感じました。A会場のスタッフはみんな同じ感想を持ったのではないかと思います。これこそ共創し、ともに産業を発展させているのだと、すごく感銘を受けました。

僕の父親の実家は九州でぶどう農園をやっていて、継ぐ人がいません。農地の問題、テクノロジーが入らない問題、後継者不足の問題。農業はなかなか革命が起こらないと、inahoの菱木さんもおっしゃられていました。

そういう大きな問題に直面しながら、あそこにいらっしゃった方たちは、農業をともに盛り上げていきたいと思っている。競合に負けないではなくて、農業に関わる人たちみんなで業界を盛り上げるというのが新鮮で感動しました。

スタッフとして参加してよかったことを教えてください。また、どんな人に参加をおすすめしたいですか?

ICCサミット終了後のスタッフ打ち上げ

スタッフとして参加して良かったことは2つあります。1つは『共創』が産業を発展させるというのを強く再確認できたことです。

僕が実際にそうでしたが、共創が大事だからICCに行きたいと思う人はいると思います。でも大学のときからそれが世界を変える、大事だとは普通思わないですよね。でもICCの何かにピンときて、最初は言語化できていなくても、こういうところで貢献したいと思う人はいると思います。

そういう人たち、特に大学生等の若い方はICCに参加することを通して、共創が世界を変えると思うのではないでしょうか。記事にも出ていましたが、スタッフの高木さんと話しているときにそう感じました。

もともと国連職員になりたいと思っていた彼女が、ICCで人生の指針を見直すきっかけになったわけじゃないですか。僕には共創の大事さの再確認だったけれど、ICCを通して共創が世界を変えることに感銘を受け人生が変わる人も多くいると思いました。

スタッフとして参加してよかったことの2つ目は、自身の実力を再確認できたことです。

福西さんがおっしゃっられていた、『ICCは半年の自分のハードウェアのアップデート』というのがすごくしっくりきています。

半年に一回のICCサミットにスタッフとして関わることで、自分の現在の実力を見つめる機会になります。そうすると、次回開催の2月までに自分がどういった分野でどれだけ成長したいのかを考えるようになります。

スタッフの人たちは良き仲間であるのと同時に良きライバルと考えています。昨日もそれを話していたのですが、A会場はすごい人達ばかりでした。僕も2月までにそれに負けないように成長しなければという刺激を受けました。

次に参加するときには、もっとパフォーマンスを高くしたい。短期目標として2月がベンチマークになります。

どんな人におすすめをしたいかでいうと、『事に向かうことで成長したい人』でしょうか。ICCの理念に共感しているだけではダメですし、仕事ができていてもICCのことを知らないと活躍できないと思います。理念に共感しつつ、結果も残したいと思っている方にオススメしたいです。

逆に登壇者を見てみたい、カタパルトを見てみたいぐらいの人は、スタッフとして参加しない方がいいと思います。ICCサミットを見たいです、ではなくて、今あるICCが100だとしたら、自分が入ることで101にしてやる、今あるICCに付加価値をつけたいという人がスタッフ参加した方が来たほうがいいと思います。

ICCでの経験を、今後どのように生かしていきたいですか?

A会場の運営スタッフチームと

本当に学びが多かったです。個人としては、スタッフの中で働かせていただいて、個としてああいうふうに成長したいなという方がいらっしゃいました。

A会場統括の一人、今井さんのそれを象徴した出来事が、初日の最初のプログラム、スタートアップカタパルトのときでした。

事前に前回の福岡のカタパルトの映像を見て研究していたときに、表彰式のときに審査員の方が舞台の手前側から上がって、一言お話しされたあと、逆側に抜けていることに気づきました。本当は上がった側から下りるはずですが、審査員の方へのご案内が甘かったのではと仮説を立てました。

そこで、プレイベントですでにお会いしていた審査員の方に、表彰式の動線をご存知ですかとお聞きしたところ、あまり把握されていないとのことでした。

そこで、審査員の方々全員にお伝えしたほうがいいのでは、と今井さんに提案してみたら、気づいたならやっていいよ、ということになりました。ICCサミット初日の最初のプログラムで、10名の審査員の方に説明させて頂く機会を頂きました。

僕も本業ではリーダーとして、一緒に働いている仲間がいるのですが、僕が今井さんの立場だったらこんなに任せられるかな?と思いました。それを託してくださった。審査員の方々に、たった2、3分話すだけでしたが、任せていただいたことで、すごくやる気が出ました。

カタパルト当日朝のリハーサル風景

登壇者の方々から学ばせていただいたこともたくさんあります。
僕は昼過ぎに京都から東京に新幹線で戻ってきたのですが、一言でいうならば、悔しさがかなりありました。

終わった瞬間はやりきった感があったのですが、冷静に移動中の4時間半振り返りをして、これからどう生きようかと考えたときに、登壇者のみなさんのようにもっと産業を創ることに貢献したいなと改めて思ったのです。

スタートアップ・カタパルトで、僕は登壇者のマイクを付ける係でした。僕がマイクを付けた後は、もう壇上に上がりプレゼンを行います。

ファミワンの石川さんは、プレゼンの動画が再生されなかったため、最後に順番を変えて登壇することになりました。何度か再生を試しているとき、もう少しお待ちください、必ず流しますからとお答えしてマイクを付けたのですが、ブルブルと震えられていて。そのときに、本当に人生をかけた7分間なのだと思ったのです。

ぎりぎりまでスライドを確認している方、あまりの緊張で震えている方、そういう人生をかけた数分間は、自分の29年の人生であったのだろうかと思いました。それが新幹線の中で感じた悔しさの源泉だったのだと思います。『もっともっと産業に貢献できる人間になりたい』3日間のICCサミットを通じて、心に誓ったことでした。

スカラシップ提供企業への感謝のメッセージをお願いします。

金銭的な援助というのは本当に大きく、ありがたいです。同じA会場を担当した津田くんと高木さんは、大活躍していたのに、まだ大学生。本当に学生なのかと何度も思いました。

僕のような若者にとってICCは本当に学びの場となっており、そういったスタッフの方が世の中に貢献する日もそう遠くないと思っています。

結果的に大きな成長の場になるICCスタッフの機会において、金銭的負担がハードルとなり成長の機会に参加できないというのは、世の中の損失になると思うのです。

こういった援助をいただくことで参加ハードルが下がり、誰でも参加ができてることで自分の成長機会になるということは、それこそ産業の発展に繋がると思います。そういった点でもスカラシップというこの制度は素晴らしいと感じます。

ご協力いただいた、株式会社セプテーニ・ホールディングス株式会社HAiK株式会社キュービック株式会社ネオキャリアの皆様、本当にありがとうございました。

(終)

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編集チーム:小林 雅/坂井 健/浅郷 浩子/戸田 秀成

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