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【速報】規格外食材や地域課題を美味しく詰めこんだ“現代ソーセージ”をつくる「ハヤリソーセージ」(流行)がクラフテッド・カタパルト優勝!(ICC KYOTO 2025)

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「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場「Industry Co­-Creation(ICC)サミット KYOTO 2025」(2025年9月1日〜9月4日開催)、9月3日に「CRAFTED CATAPULT 豊かなライフスタイルの実現に向けて」 Sponsored by J.フロント リテイリングが開催されました。

第一線で活躍する審査員が注視する中、7社のものづくり企業が各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、規格外食材や地域課題を美味しく詰めこんだ“現代ソーセージ”をつくる「ハヤリソーセージ 」が優勝しました! 

優勝:規格外食材や地域課題を美味しく詰めこんだ“現代ソーセージ”をつくる「ハヤリソーセージ」(流行)

2009年東京恵比寿で創業。レストラン運営に始まり現在は山梨県上野原市にてソーセージの製造・開発をメインに展開。加工肉を代表する添加物(化学結着剤、発色剤、保存料、調味料としてのアミノ酸、酵母エキス等)に頼らない製品作りをモットーとする。代表商品の【世界のソーセージ】に加え、詰め物は「肉」でなければならないという概念を取り払い、一次産業の「規格外品」や「副産物」などを主役にした【現代ソーセージ】を提案。ソーセージの「なんでも詰められる特性」で加工肉のアップデートに挑戦している。


村上 武士
ハヤリソーセージ(流行)
代表取締役社長・現代ソーセージ研究家
公式HP | 公式X

福島県いわき市出身。役者を目指して劇団を渡り歩くも料理の道に目覚め転進。様々な料理店の経験中ソーセージの奥深さに魅了され2009年東京恵比寿に世界のソーセージ専門店”hayari”をオープン。2012年『シャルキュティエのソーセージレシピ』誠文堂新光社より発刊。2015年翻訳版 経典香腸製作大全(中国民族攝影艺术出版社)2016年山梨県上野原市に移転。2023年DLG(ドイツ農業協会)国際コンテスト金賞受賞。2024年食品産業もったいない大賞 農林水産大臣官房長賞受賞。2025年、ICCサミット FUKUOKA 2025 フード&ドリンクアワード アルチザン部門1位獲得。現代ソーセージ研究家としてメディア出演、執筆、レシピ開発などを手掛ける。日々、ソーセージ=筒形料理≪お料理としてのソーセージ≫を追求している。

結果速報

ICCサミット KYOTO 2025 Session 8A 「CRAFTED CATAPULT」 優勝は、規格外食材や地域課題を美味しく詰めこんだ“現代ソーセージ”をつくるハヤリソーセージ(得点:40点)でした!

第2位は、日本の工芸文化をラグジュアリー市場に接続し、東洋発のルネサンスを目指す「B-OWND」(丹青社)(得点: 32点)でした。 

第3位は、食と観光と人の豊かさが集い、道の駅の常識を超える「道の駅とよはし」(得点: 26点)でした。 

当日の中継映像もぜひご覧ください。

2位以下の登壇サービス・プロダクト一覧

第2位:日本の工芸文化をラグジュアリー市場に接続し、東洋発のルネサンスを目指す「B-OWND」(丹青社)

1946年創業の総合ディスプレイ業のリーディングカンパニーとして年間6,000件を超える空間づくりのプロジェクトを手掛ける株式会社丹青社が新規事業として2019年に設立したB-OWND(ビーオウンド)。本事業は日本の工芸および文化産業全体の単価が低い現状や従事者/市場規模が激減している状況を解決するために、テクノロジー/アート/空間創造/を組合せながら付加価値向上のプロデュースを行っている。約40人の美術工芸作品を制作するアーティストが所属しており、国内外で①B to C 向けに販売するアートギャラリー/オンラインプラットフォームの運営、②B to B 向けに空間創造や多様なIPやブランドとのコラボレーションをプロデュースする事業を実施している。


石上 賢
丹青社
事業開発センター B-OWND室 室長/プロデューサー
公式HP

1992年、愛知県にて、画家の父、画商の母の元に生まれる。10代からアート作品の販売をはじめる。国内芸術家の経済活動における困難さを目の当りにし、大学在学中よりアーティストのプロモーション活動を開始する。アート作品のコンセプト立案、WEB・映像制作そして150を超える展覧会の企画等に携わる。国外では、ヴェネチア、ニューヨーク、香港、マイアミなどでの個展やアートフェアの企画販売の実績を持つ。2016年、(株)丹青社に入社後、これまでの経験を活かしアート工芸を中心とした日本の美意識と現代要素を掛け算した新規事業の開発に従事する。2019年、アート・工芸×ブロックチェーンのプラットフォーム「B-OWND」を立ち上げ、プロデューサーに就任。アーティストのキュレーションをはじめとする本事業に関する戦略・企画を構想し、日本のアート・工芸作品の価値を高めることを目指している。2024年、Forbes Japanが選出する世界を動かす文化起業家30人に選出。

第3位:食と観光と人の豊かさが集い、道の駅の常識を超える「道の駅とよはし」

愛知県豊橋市にある「道の駅とよはし」を運営する株式会社。年間来場者数100万人が目標のところ認知獲得、マーケティングの強化を行い年間来場者数224万人を達成し、愛知県NO1の来場者数を誇る。地域資源のアップデート・地域課題の解決をミッションに、地元ならではの農産物を活用したPB商品を多数開発している。また飲食物PBにとどまることなく、観光コンテンツを主軸としたアクティビティ開発、公園開発などを実施。「道の駅」の新しいかたちを模索し、地域の価値ある存在になるように新事業に挑戦している。


吉開 仁紀
道の駅とよはし
副駅長(取締役)
公式HP

吉開 仁紀
1988年生まれ
愛知県岡崎市出身
(株)道の駅とよはし 常務取締役 副駅長、(合)バンザイ 代表。大学卒業後、2011年に豊橋市役所入庁、2015年から経済産業省に出向し地方創生事業、地域経済政策を担当。2017年より豊橋市の農業政策に携わり、2019年より株式会社道の駅とよはしへ副駅長として着任。年間来場者数100万人を目標としていた道の駅をコンテンツの創造、広報戦略を強化することで、年間220万人以上が来場する施設にプロデュースし、数々のメディアにとりあげられる人気施設に成長させた。新商品開発/場づくりが得意。民間公園バックヤードパーク開業に向け仲間集め進行中。

”足袋シューズ”で、人生100年時代の健康を足腰から支える地下足袋メーカー「丸五」

1919年創業の丸五は、地下足袋製造で培った技術を礎に、約10年前、海外からの「おしゃれな地下足袋が欲しい」という声に応え足袋シューズを開発。東京直営店では行列ができるほどの人気を博すまでとなった。そこで更なるマーケット拡大のために、見た目は普段の装いに溶け込むシンプルなスニーカーであるが内部を足袋構造にし、人間本来の歩行をサポートできるシューズを開発。地下足袋のクラフトマンシップで快適性と機能性を両立し、人生100年時代に欠かせない“歩く力”を足腰から支えるウェルネスブランドを目指している。


岡本 幸太郎
丸五
常務取締役
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1988年、岡山県倉敷市に生まれ、幼少期をアメリカで過ごす(でもなぜか岡山弁しか話せません)。中央大学経済学部を卒業後、20代はコンサルティング会社やベンチャー企業で経験を積み、30歳で100年以上続く家業に入社。初めの3年間は自動車部品製造をしている丸五ゴム工業株式会社でトラックメーカーへの営業を担当し、4年目よりシューズ事業をしている株式会社丸五にて事業承継をスタート。現在は事業承継に向けて奮闘中です。趣味はポーカーとランニング、そして映画鑑賞。特にポーカーでは戦略を練る時間が好きで、ランニングはマラソン大会やトレイルランニングにも挑戦している。マラソンは足袋シューズで完走した。

企業のターニングポイントとなるヒット商品を連発するクリエイティブユニット「テント」

2人のプロダクトデザイナーによって2011年設立。「ものづくりで新しい風景をつくる。」プロダクトデザインを軸に何をどう作りどう伝えるかの全てに関わるクリエイティブユニットです。大手メーカーから町工場まで、各企業のターニングポイントとなるヒット製品を生み出している。代表作はSTAN. by zojirushi、DRAW A LINE 、フライパンジュウなど。iF DESIGN AWARD 2025 金賞をはじめ国内外で受賞多数。


青木 亮作
テント
共同代表 / プロダクトデザイナー
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1979年名古屋市生まれ。オリンパスイメージング株式会社、ソニー株式会社にて録音機器やカメラ、PCおよび周辺機器のプロダクトデザインをはじめ商品戦略や企画を行う。2011年にTENTを設立。NHK Eテレ「へんしんダンコちゃん」にも参加。TENTは2011年に治田将之と青木亮作の2人によって結成され活動を開始したクリエイティブユニット。そもそも何を、どう作り、どう伝えるかの全てに関わり、STAN. by zojirushi、DRAW A LINE、フライパンジュウなど、各企業にとって転換点となる大ヒット製品を数多く手がける。ドイツのiF DESIGN AWARD金賞をはじめ、GOOD DESIGN AWARD BEST100、Red Dot Design Awardなど国内外のデザイン賞を数多く受賞している。

醤油蔵の廃業が続く発酵のまち金沢市大野の町並みと食文化を守る「ヤマト醤油味噌」

株式会社ヤマト醤油味噌は1911年創業の醤油・味噌などの伝統発酵食品を製造するメーカー。「発酵食文化を通じて健康で幸せに満ちた食生活を実現する」ことを使命に、玄米甘酒やグルテンフリー醤油など、健康志向に応える新商品を開発。2015年には本社醸造所を「ヤマト・糀パーク」と名付け、発酵を五感で体験できるツーリズムを開始した。金沢の伝統を守りながら、新しい食文化を世界へ発信する取り組みを続けている。


山本 耕平
ヤマト醤油味噌
BtoC営業部長
公式HP | 公式X① | 公式X②

1985年石川県金沢市生まれ。大学卒業後、貿易会社で営業職を経て家業の株式会社ヤマト醤油味噌に入社。2015年の「ヤマト・糀パーク」開設を機に、発酵食を日常に溶け込ませる体験やツーリズムを文化産業として展開。玄米甘酒の企画営業に始まり、社内外と協業して多様な調味料開発に挑戦。同社が手がける「魚醤・いしるだし」で2019年にプレミアムいしかわブランドを受賞。「金沢から世界へ、世界から金沢へ」を掲げ、近年は海外向けのグルテンフリー醤油開発に注力し、アメリカでの流通から拡大を目指している。発酵食は現在20か国以上に輸出され、海外売上比率は全社の2割以上に成長。糀チーズケーキ専門店「こめトはな」、冷凍総菜「まごはやさしいこ®」など新ブランドも創出。趣味は空手。身体感覚を大切にする習慣を仕事にも活かし、内面からの健康と美容を支える発酵食文化づくりに挑み続けている。

”夢シルク”で大阪をさつまいもの産地へ!耕作放棄地を希望に変える「オオサカポテト」

大阪産さつまいも『夢シルク』の生産、加工、販売を手掛ける株式会社オオサカポテト。大阪都市農業が抱える社会課題を解決するため、若手農業者が結託し2023年から活動を開始。耕作放棄地を活用し、地域生活者と共創栽培し、産学連携し販売消費に努める、地域循環型都市農業モデル。栽培面積、関係人口、連携企業は年々増加。更には、大阪府公認の「大阪産(もん)」作物へと認定を受ける。活動規模の拡大に伴い2025年2月に法人化。チームスローガンは「大阪をさつまいもの産地へ」。夢シルクを起点に、都市大阪でも誰もが農業に関われる未来づくりを目指している。


渡邊 博文
オオサカポテト
代表取締役
公式HP

★大阪さつまいも農家★
1993年、愛知県岡崎市生まれ。株式会社オオサカポテト 代表 / 新規就農大阪さつまいも農家。
2016年に新卒で愛知県名古屋市の広告代理店に入社。6年間「営業」と「広告・宣伝」を勉強。
2020年の大阪転勤を機に趣味として週末農業を開始。半農半Xの生活の虜に。
2022年、「大阪さつまいも産地化プロジェクト」を計画し、脱サラ。
2023年、大阪府八尾市で新規就農者認定を受け専業農家ライフ開始。
2025年現在、関西最大規模、年間100トンのさつまいも栽培に奮闘中。

【夢シルクを通して叶えたい未来】
★子ども達へ自然豊かな未来を届ける
★畑と生活者を繋げる
★耕作放棄地をなくす

表彰式

(終)

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編集チーム:小林 雅/中村千結/浅郷 浩子/小林 弘美/森田 竜馬/原口 史帆/古川 琢郎

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