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ICCサミット KYOTO 2020 にスカラシップ制度を利用して参加した京都大学の飯田 野杏さんに、運営スタッフ参加の感想と、そこで学んだことについて聞きました。スタッフレポートとしてご紹介します!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2021は、2021年2月15日〜2月18日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページ をご覧ください。
ICCサミットは、宿泊・交通費など自己負担によるボランティアの運営スタッフで運営されています。優秀なメンバーがより多く参加してもらえるように、ICCサミット KYOTO 2018より、ICCサミット参加企業に支援していただく取り組みを始めました。遠方から参加する若手社会人・学生スタッフを対象に、スカラシップ制度として最大50%程度の宿泊・交通費を補助をしています。個人としてスカラシップを提供いただいている方々もいらっしゃいます。
運営スタッフに応募したきっかけと、なぜ応募したいと思ったかを教えてください。
9月末のスタッフ打ち上げでは、運営所属チームを代表してプレゼンを行いました
中学・高校の部活動の荒木 珠里亜さんがICCスタッフで、彼女のFacebookの投稿を通してICCの存在を知りました。
最初は、自分が尊敬している先輩が生き生きと活動できる場であるという点で興味を持ちました。
そしてICCの活動や組織について調べる中で、ICCの虜になっていきました。
就職活動を終えて、ひと段落した今年の春にスタッフの募集があることを知り、
・社会人になる準備を兼ねて人間として成長できる新たな環境に飛び込みたいと思ったこと
・大学で歴史を専攻する中で、日本らしく経済を回していく方法にとても興味を持ち、自分も携わりたいと思うようになったこと
・自分の強みを活かせるイベント運営において何か貢献できるのではと思ったこと
・なによりもICCへのワクワク感や憧れを抑えられなかったこと
などの理由から、応募を決めました。
どのような気持ちで今回のICCサミットに臨みましたか?
ICC関連のイベント初参加は、7月末のスタッフキックオフでした
今回が初参加でした。
周りに置いていかれないよう必死な上に、新型コロナが猛威を振るう中でのオフライン開催、さらに所属していたバリスタチームのリーダーが欠席を余儀なくされ、急きょ若手のみのチーム編成になるなど、不安要素はたくさんありました。
同時にそんな中でも、3人という最小人数のチームで、新人の自分がいかに戦力として動けるか、それがチームとしての成功に関わってくるんだと考えると、気が引き締まる一方で、内心はドキドキハラハラでした。
スタッフキックオフといったリアルな場以外でも、チームビルディングを重ねました
しかし幸いなことに、チームの皆さんのおかげで、本番前から心理的安全性高く活動することができました。「準備がすべて」という、まささん(ICC小林雅)の言葉を胸に、最大限の準備を心がけることで、本番が近づくにつれワクワクが高まっていきました。
本番は、経験で劣る分、機動力と新人ならではの視点をもってチームやICCに貢献しよう、という強い気持ちで会場に向かいました。
ICCサミットで学んだこと、気づいたこと、深く印象に残っている出来事、エピソードなど、実際に参加した時の感想を教えてください。
3日間、一緒にカフェラテを作り続けたチームと
ICC KYOTO 2020を終えて、まずは「楽しかった」の一言です。
チームの全員が頭と身体をフルに使い、ハイスピードかつ高クオリティを心がけてオペレーションを回すことができ、同時にカフェラテを飲んでくださった皆さんの笑顔をたくさん拝見できたこと、そして、大きなミスなくまた定量的な面でも成功を収められたことで、大きな達成感を得ることができました。
会期中は、カフェラテの提供数が予想を大幅に上回るというハプニングも起こりました。
1日目の午前中から予想以上のスピードで、1日目終了後に在庫を確認した時には、牛乳などのあまりの減りように思わず何度も在庫を数え直してしまうくらいでした。そのまま勢いは止まらず、結果として予想の倍近くのカフェラテを提供していました。
そんな中でも、提供時間の合間に在庫や提供数を照らし合わせながらロスを出さないギリギリの量を計算して、追加購入に走りました。
同時に、常にオペレーションを改良して素早くたくさん提供できる最良のスタイルを編み出しながら、最終日まで任務を遂行することができました。
この一件は、自分がICCの成功に寄与できたと強く実感できた出来事でした。
しかし、1人の人間として自己成長に真剣にコミットすることができたかを考えると、まだまだ甘かったという後悔もあります。
目の前の業務やICCの成功に気を取られ、自分がICCを通してどうなりたいか、どう貢献していきたいかという思いを強く持ち続けることができませんでした。
何事も楽しめる点は自分の長所ですが、今回はそれが弱みに転じたと思っています。
次回以降は、ICCとの関わり方を俯瞰的に考えながら、ICCと自分が相乗的に成長できるように努めたいです。
運営スタッフとして参加してよかったことを教えてください。また、どんな人に参加をおすすめしたいですか?
3日間で588杯のラテを提供しました
刺激的な出会いにたくさん恵まれたことです。
登壇者や参加者の方々、彼らの事業やチャレンジ、そしてICCサミットを運営するスタッフなど、人モノ問わず、今まで触れることのなかったドキドキとワクワクにたくさん出会うことができ、自分の成長意欲が更にかき立てられました。
同時に、現状に真っ直ぐ向き合い、本気で日本や世界を変えるんだという皆さんの強い想いに触れることで、今まで以上に世界の未来を「自分ごと」として捉えることができました。
ICCスタッフは視座の高いメンバーばかりが集まっていて、シビアな中にも温かさが溢れており、常に自分の限界を超えて貢献したいと思える、大きく成長できる環境でした。
「チームカタパルト」でプレゼンを行った、各チームの代表たちと
運営スタッフとして参加するICCは、100%では満足できず120%出し切って初めて充実感を得られる、みたいなバイタリティ溢れる方にとっては、中毒性があり、とっても楽しい場だと思います。
また、視座を高めたい、成長機会に飢えている方にもピッタリです。
ICCでの経験を、今後どのように生かしていきたいですか?
ICCサミット終了後の打ち上げで、サポートチームのみんなと
来春から社会人になる私にとって、このタイミングで、実現したい理想に真っ直ぐ突き進む大人や、信念を持って仕事をする社会人の方々にたくさん出会えたことは、自分にとって理想の社会人像を形成する上でとても強い影響を与えてくれました。
ひとりの大人として、世の中をどのように良くしていけるか、どう動かせるか、自分ごととして常に考えながら、行動に移していきたいです。
そして、半年ごとのICCサミットには何段階も成長した自分で帰って来つつ、数日間でさらにパワーアップし、ICCや産業の発展に寄与していければと思います。
スカラシップ提供企業への感謝のメッセージをお願いします。
この度は、スカラシップという形でご支援いただき、本当にありがとうございました。
私は今回初参加で、初めてスカラシップを利用させていただきましたが、経済的負担の減少により、より集中してパフォーマンスの向上に全力を注ぐことができました。
私だけでなく、スタッフ全員が、みなさまの多大なるバックアップの下で本領を発揮しICC運営に精を出すことができています。本当にありがとうございます。
今後も、みなさまのご期待を常に上回るICC作りを心がけてまいります。どうぞよろしくお願い致します。
スカラシップ・サポーターの佐藤 光紀さんと
(終)
ご協力いただいたスカラシップ支援企業の
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- 株式会社セプテーニ・ホールディングス(5) 佐藤 光紀さん
- 株式会社HAiK(5) 山内 宏隆さん
- 株式会社キュービック (5) 世一 英仁さん
- 株式会社ReBoost (2) 河合 聡一郎さん
- 株式会社グッドパッチ(2) 土屋 尚史さん
- 株式会社みずほ銀行(2) 大櫃 直人さん
- 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(初) 伊藤 羊一さん (()内は支援回数)
そして、個人サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/北原 透子
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