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1.「NiziU研究家」青田 努さんがモデレートする、話題のプロジェクトから学ぶ採用と人材育成の仕組み

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「Nizi Projectから学ぶ採用と人材育成の仕組みとは?」全8回シリーズの(その1)は、「NiziU研究家」の青田 努さんの自己紹介からスタート。採用とマネージャー育成の強化が本業という青田さんが、リモートワーク中に観たNizi ProjectのJ.Y. Parkの言葉を全て書き起こしたことがすべての始まりだといいます。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2021は、2021年9月6日〜9月9日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。

本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2021 ダイヤモンド・スポンサーのノバセル にサポート頂きました。


【登壇者情報】
2021年2月15〜18日開催
ICC FUKUOKA 2021
Session 12E
Nizi Projectから学ぶ採用と人材育成の仕組みとは?
Supported by ノバセル

(ホスト)

青田 努
NiziU研究家

(ゲスト)

岡島 悦子
株式会社プロノバ
代表取締役社長

田中 允樹
株式会社リンクアンドモチベーション
MCVカンパニー カンパニー長

玉川 憲
株式会社ソラコム
代表取締役社長

【一挙公開】Nizi Projectから学ぶ採用と人材育成


本編

青田 努さん(以下、青田) 皆さん、こんにちは。

本セッションのタイトルは、「Nizi Project(※)から学ぶ採用と人材育成の仕組みとは?」です。

▶編集注:日本のソニーミュージックと、TWICEなどが所属する韓国の芸能事務所JYPエンターテインメントが共同開催した、ガールズ・グループを作るプロジェクト。メンバーの選出から育成、企画、制作、マネジメントまでを2社が共同で行う。1万人超が参加したグローバル・オーディションは2019年7月から開始、最終上位者9名がNiziUとして、2020年12月2日にデビューした。選出の過程はインターネット配信やテレビ番組で公開され、話題を集めた。

「Nizi Project」 Press Conference – プロジェクト発表のプレス・カンファレンス(2019.2.7)

ICCサミットでは極めて異色なセッションかなと思っていますが、皆様ご参加いただきまして本当にありがとうございます。

どうか最後までお付き合いください。

モデレーターは「NiziU研究家」青田さん

青田 皆様には後ほど簡単に自己紹介をいただきますが、まずは私から自己紹介をさせていただければと思います。

NiziU(二ジュー)研究家」の青田と申します。よろしくお願いいたします。


青田 努
NiziU研究家

2020年8月、友人とともにNizi Project内のJ.Y.Park氏の言葉5万4000字を書き起こす。その後、連載『Nizi Projectに学ぶ採用と人材育成』(ダイヤモンド・オンライン)をはじめとし、NiziU関連の解説・執筆を手掛ける。 [本業として]リクルートグループに通算10年在籍し、リクナビの学生会員獲得、求人広告の制作ディレクター、自社採用担当を務める。その後、アマゾンジャパン、PwCなどで人事マネージャー(主に中途採用領域)を経て、2015年より『日本の人事部』にて人事・人材業界向け講座の企画・運営、HR Techメディアなどの立ち上げに携わる。2017年にLINE株式会社に入社、Employee Success室副室長などを経て、2019年10月より現職。筑波大学 第一学群 人文学類 卒業、早稲田大学大学院商学研究科(MBA)修了。組織学会、人材育成学会、日本マーケティング学会会員。著書『採用に強い会社は何をしているか 〜52の事例から読み解く採用の原理原則』(ダイヤモンド社)

2020年の10月から現職ということで、NiziU研究家をやらせていただいております。

私とNizi Projectについてお話しさせていただきますと、たぶん皆さんの中にもいらっしゃるかと思いますが、リモートワークをするようになって通勤時間帯が少し空きました。

朝の情報番組の『スッキリ』でNizi Projectを見て、これは面白そうだぞと、どんどん気になって、ずっと見るようになって、のめり込んでいきました。

番組中のJ.Y. Parkの言葉を全て書き起こし

青田 Nizi ProjectはYouTubeで全部見られるのですが(※)、3周ぐらい見た後で、プロデューサーのJ.Y. Parkさんの言葉は書き留めておかなければいけないのではないかと思いました。

▶編集注:[Nizi Project] Part 1 #1-1から始まるPart 1(10話)と、[Nizi Project] Part 2 #1-1から始まるPart 2(10話)の全20話がYouTube公式チャンネルで配信されている。

全20話ですが、J.Y. Parkさんの言葉を書き起こしたら全部で54,000字くらいになりました。

途中で友人が手伝ってくれて、チームプレーでなんとか書き起こせたという感じです。

その後、このようなことをやっているとSNSで私が発信したところ、


ダイヤモンド社さんから記事を書かないかとのオファーをいただきました。

そこでNizi Projectにおけるスター人材輩出の仕組みを整理して、ダイヤモンド・オンラインで「Nizi Projectに学ぶ採用と人材育成」全7回を、2020年10月から11月にかけて連載させていただきました。

「Nizi Projectに学ぶ採用と人材育成」(ダイヤモンド・オンライン)

今日は会社から出張という形で来られている方もいらっしゃるかと思いますが、私はNizi ProjectとNiziUの良さを広めるために自腹で来させていただきました。

(一同笑)

岡島 悦子さん(以下、岡島) 素晴らしい(笑)。

採用とマネージャー育成の強化が本業

青田 弊社は今は出張してはいけないことになっていまして、担当役員の承認が下りれば出張ができます。

担当役員に今日のセッションについてダメもとで聞いたところ、やはり「うちの業務ではないよね」ということでした(笑)。ただ「青田さんが自腹で行く分には止めない」と。

そうであれば、私の会社員としての本業を大々的に出すわけにもいかないので、「NiziU研究家」を名乗った次第です。

本業は何かと言いますと会社員で、LINE株式会社に入社4年目になります。

それより前はリクルートグループが長く、今で言うリクルートコミュニケーションズリクルートキャリアに通算10年間所属していました。

人事領域では、その後ドリコム、アマゾンジャパン、PwC Japanで人事マネージャーをやらせていただきました。

LINEでは人事副部長を務めた後、採用とマネージャー育成の強化を担当しています。

先ほどお話しした文字起こしは、約1週間でやりました。

玉川 憲さん(以下、玉川) 登壇の前に、このExcelデータがメールで送られてきたじゃないですか。

私は正直に言うとビビりました。やばいな、このセッションと思って。

(一同笑)

岡島 このセッションのためではないとは言え、この情熱はすごいですよね。

青田 用途は別に決めていなくて、とりあえず、ただ写経的な感じで書き起こしました。

岡島 私もちょっとチャレンジしていたので、気持ちが分かります。

青田 手を動かすと、すごく頭に入ってきますよね。

これは後でちゃんと検索できるように、J.Y. Parkさんのコメントが誰についてのことか、それを誰に対して言ったのか、それはGoodなことなのか、Motto(もっと改善すべき点)なことなのか、タイミングはパフォーマンス前か後か、何を言ったかも書きました。

それはYouTubeのこのURLで見られるとか、結局キューブ(※) をもらえたのかどうか、そんなことも書き起こしています。

▶編集注:優秀なパフォーマンスを見せた参加者に与えられるアイテム。ダンス、ボーカル、スター性、人柄の4種類がある。

岡島 青田さんの書き起こしには、J.Y. Parkさんが、パフォーマンスを見る事前に「この人に期待してました」みたいに、スタッフさんにちょっと言っていたことも書いてあるので、すごいなと思って。

青田 そういうところも余さず拾っています。そのようなものが今日のベースとなります。

(続)

次の記事を読みたい方はこちら

続きは 2.Nizi Projectから学ぶ、スター人材輩出の仕組みを図解で解説 をご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林弘美/戸田 秀成

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