▶新着記事を公式LINEでお知らせしています。友だち申請はこちらから!
▶ICCの動画コンテンツも充実! YouTubeチャンネルの登録はこちらから!
ICC FUKUOKA 2022 新企画 – D2C&サブスク カタパルトに登壇いただき見事優勝した、Oh my teeth 西野 誠さんのプレゼンテーション動画【リモート矯正で継続率97%「Oh my teeth」は、あらゆる歯科体験のアップデートを目指す】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回300名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2022は、2022年9月5日〜9月8日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2022 ゴールド・スポンサーのプレイドにサポートいただきました。
▶【速報】継続率97%!通院不要の新しい歯列矯正体験を提供する「Oh my teeth」がD2C&サブスク カタパルトの初代王者に輝く!(ICC FUKUOKA 2022)
▼
【登壇者情報】
2022年2月14〜17日開催
ICC FUKUOKA 2022
Session 12A
新企画 – D2C&サブスク カタパルト
Sponsored by プレイド
西野 誠
株式会社Oh my teeth
代表取締役CEO
1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップのオープンロジで第一号インターンとして創業期を経験。新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社。退職後、株式会社Oh my teethを共同創業し、代表取締役CEOに就任。2019年12月、日本初の歯科矯正D2Cサービス「Oh my teeth」をローンチ。希望者含むユーザー数は14,000を超える。Open Network Lab 第21期 DemoDayにて最優秀賞&オーディエンス賞を受賞。
▲
西野 誠さん 皆さん、こんにちは、Oh my teethの西野です。
「未来の歯科体験を生み出す」、これが我々のミッションです。
昔から変わらない歯科体験
実は、僕は昔から歯医者が苦手でした。
何度も通わないといけない、予約をしても待たされる、現金しか使えない。
一方、今の時代、ガラケーはスマホに、支払いはキャッシュレスにと、あらゆる体験がスマートになりました。
でも歯科体験は、変わっていない、スマートではない、ずっとそう思っていました。
25歳エンジニアが歯科業界のDXに挑戦
特に歯の矯正について、エンジニアだった僕は、テクノロジーでもっとシンプルな体験を設計できないかと考え、Oh my teethを立ち上げたのです。
当時25歳のエンジニアが、歯科業界に挑戦。
正直、心ない言葉を言われることもありました。
でも、歯科体験を絶対に変えたい、その一心で続けた結果、現在、我々がプロデュースしているクリニックの1店舗あたりの月商は4,000万円を超え、売上は前年比354%を達成しました。
詳しくは後ほどご説明しますが、3年後には年商100億円を目指せるところまできました。
本日は、Oh my teethがただの“歯並び直し屋”ではなく、あらゆる歯科体験をDXしていく存在であるということをお伝えします。
D2C歯科矯正が解決する3つの課題
歯科体験のDXの第一歩として、まずは歯科矯正からはじめることにしました。ところで、「D2Cの歯科矯正」とは何でしょう?
解決した課題は、「高い」「通院が面倒」「続けられない」の3つです。
通院は最低1回シンプルな矯正体験
Oh my teethでの矯正体験を紹介します。
こちらはICCパートナーズ代表の小林さんです。
我々がプロデュースしたクリニックは現在、駅から徒歩すぐの立地で、表参道と心斎橋にあります。
これが店内の様子です。受付はなく、待ち時間ゼロですぐにドクターに案内され、どんどん歯型をスキャンしていきます。
歯型スキャンはたった3分程度で完了します。
レントゲンも撮影して診断が完了すれば、LINEにシミュレーションが届きます。
小林さんは、奥様から指摘されていた前歯の隙間が、矯正後にはしっかり閉じることを色々な角度から確認して、喜んでいました。
自宅に届く矯正キットで矯正開始
そして、いよいよ矯正がスタートします。
このような箱が自宅に届きます。
矯正キットの中には形の違うマウスピースが入っており、毎週交換することで、少しずつ理想の歯並びに近づけていきます。
会場の審査員の皆さんには、マウスピースをお配りしています。
実は小林さんの実際の歯型です。最終日の記念にどうぞお持ち帰りください。
従来の歯列矯正では約3割が挫折
マウスピース矯正で重要なのは、毎日20時間以上装着を継続することと、毎週、進捗を管理することです。
実はこれは、結構大変です。
事実、従来の矯正では約3割の方が挫折しています。
続けられる仕組み作りによって継続率は97%
そこで、Oh my teethは、毎週応援メッセージを送ったり、毎日リマインドしたり、進捗を可視化することでサボれない仕組みを構築しました。
“矯正版ライザップ”です。
だから、継続率は97%です。
「高い・通院が面倒・続けられない」をすべて解決
毎週の進捗管理も、スマホで写真を撮影してアップロードするだけで、ドクターからアドバイスが届きます。
矯正生活はリモートで完結するので通院回数は最低1回、それはすなわち人件費を含めたコストダウンを意味します。
我々は歯科矯正の3つの課題を、テクノロジーで解決したのです。
平均12週間の矯正期間で理想の歯並びに
このサイクルを12週間繰り返すと、歯並びはこのように改善します。
結果、エンジニアだったらついにやけてしまう、このような嬉しいコメントをたくさん頂いています。
100店舗展開を見据え、再現性を設計
この体験をもっと広めるために、こだわったのは再現性です。
実は1店舗目をオープンした時から、100店舗展開を見据えて設計していました。
ポイントはこの3つです。
1つ目は「データ一元化」で、マーケティングデータから矯正データまで全て一元管理しています。
毎週のアドバイス送信はドクターがリモートで行い、写真と回答データは全て蓄積します。
2つ目は「オペレーションの標準化」で、店舗での接客から診断ポリシーまで全てマニュアル化しており、社内では日々「マニュアルを更新しました」というメッセージが飛び交っています。
最後は「テックカルチャー」で、顧客体験を高速でアップデートできる体制が既にできています。
1店舗月商4,000万円を達成
おかげさまで少しずつメディアにも取り上げて頂き、我々がプロデュースするクリニック1店舗目の売上も月商4,000万円で黒字です。
プロデュース2店舗目の大阪・心斎橋のクリニックも3カ月で黒字に転換。ついに拡大フェーズに入ります。
▶希望者1万人超!マウスピース矯正D2C「Oh my teeth」専門クリニックが大阪・南堀江にオープン 2021年8月30日(PR TIMES)
市場も10年で1.5倍の拡大が見込まれています。
クロスセルで売上は積み上がっており、平均顧客単価は約43万円です。
▶最低0回の通院、オンラインで解決!まったく新しいホームホワイトニング『Oh my teeth Whitening』を正式ローンチ(PR TIMES)
▶まるでガジェット!オーラルケアブランド 「Oh my teeth Home」をリリース。ホワイトニング歯磨き粉など本日発売開始(PR TIMES)
CPAは業界平均の約8分の1
注目頂きたいのがCPA(顧客獲得単価)で、何と13,000円を切っており、これは業界平均の8分の1です。
その秘密は「Google検索」です。
矯正検討者は歯医者に行く前に色々調べるのです。
Oh my teethではこれまで、272以上の矯正検討者のためのコンテンツ発信を続けており、結果多くのキーワードで1位を取っています。
当然SEOが強いだけではユーザーは動きません。「高い」「通わないといけない」という課題を解決しているOh my teethだからこそ、このCPAを実現できているのです。
全国の駅ビル・商業施設へのクリニック出店を計画
最後に、今後の展開です。
現在、我々がプロデュースするクリニックは1店舗年商5億円が見えており、プロデュース2店舗目の黒字化を経て、オペレーションやマーケティング手法には自信を持っています。
まずは東京を中心に10店舗を作り、その後はさらなる拡大を目指します。
Oh my teethの新しい矯正を求めて、既に全国からお客様が来店しているという実績があります。
全国の駅ビルや商業施設への出店を進め、3年後には70店舗、年商100億円を目指します。
それぞれが専門領域を持つ強力なチームメンバー
チームです。
私はエンジニア、COOはドリームインキュベータ出身、歯科矯正専門ドクターや歯科フランチャイズの専門家がいます。さらに40以上のクリニックとのバックアップ体制も構築しています。
歯科のあらゆる体験をアップデートして、「Oh!」と驚く矯正体験を
僕は昔から、課題を見つけ、それを解決するようなプロダクトを作り、人に見せて驚いてもらうことが大好きでした。
▶【創業ヒストリー】幼少期からの探究心と好奇心は変わらない。矯正ビジネスの常識を変えていく、Oh my teeth代表インタビュー(note)
まずはこのD2C歯科矯正から始め、歯科のあらゆる体験をアップデートしていきます。
そしてロゴマークでもあるこのビックリマーク。
皆さんに「Oh!」と驚く体験をどんどん提供していきます。
どうか応援よろしくお願いします。ありがとうございました。
(終)
▶新着記事を公式LINEでお知らせしています。友だち申請はこちらから!
▶ICCの動画コンテンツも充実! YouTubeチャンネルの登録はこちらから!
編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸
更新情報はFacebookページのフォローをお願い致します。