リーディングマーク飯田さんの、キャリア選択支援サービス「レクミー」についてのプレゼンテーションを2回シリーズでお届けします。(その2)は、就活アプリ「レクミー」の仕組みと、新たに展開する中途採用向けサービスについてお話し頂きました。2016月9月6日・7日に開催したICCカンファレンス KYOTO 2016「カタパルト」-グロースステージ- プレゼンテーションの書き起こし記事です。
本記事で特集しております8分間のプレゼンテーションを行う「CATAPULT(カタパルト)」のプレゼンターを募集しております。「スタートアップ」「社会起業家」「IoT/ハードウエア」「リアルテック」の4カテゴリーで募集しております。ぜひ募集ページをご覧ください。
登壇者情報
2016年9月6日・7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2016 「ICC SUMMIT」
Session 9B
CATAPULT(カタパルト) - グロース・ステージ特集 -
(プレゼンター)
飯田 悠司
株式会社リーディングマーク
代表取締役
東京大学経済学部卒。「世界の人々の自己実現を支援するための仕組みを創る」ことを目指し、大学3年生だった2008年に株式会社リーディングマークを創業、代表取締役に就任。2013年には、大学生/大学院生向けのキャリアサイト「レクミー」をリリース。学生と社会人それぞれが、プロフィールや動画などの個人情報を登録し、“会いたい人同士が出会える”場を提供している。全国の旧帝大や早稲田、慶應等の上位校学生の3人に1人以上が登録*するなど、日本有数の就活サービスに成長した(*2016年5月現在)。2016年には、社会人にも“会いたい社会人と出会える”機会を提供するために、「レクミーキャリア」をリリースし、中途事業にも参入。現在は、中途事業の立上げと海外事業のリサーチに注力している。
その1はこちらをご覧ください:本当に会うべき人と人が出会い、就職/採用が決まる - 注目のベンチャー特集「リーディングマーク」(1)【K16C-1A #1】
「レクミー」とは何か?
レクミーのサービスを実際の画面でご説明させていただきます。
学生側からはこのように社会人の一覧をご覧いただきます。
社会人のなかに、興味がある人がいたらタップして、詳細情報を見ます。
「この人に会いたい」と思ったら、気になるボタンを押します。
一方で、学生から社会人の姿がわかるだけでなく、社会人からも学生の姿がわかるようにしています。
具体的には、学生さんにスマートフォンで動画を撮ってもらったり、あるいは200個くらいのキーワード、たとえばITをやりたいとか、TOEIC900点とか、体育会といったキーワードを選んでいただいて、学生さんから企業に対して自分自身の姿を伝えていただくわけです。
このような形で、お互いどういう人がいるのかということがわかる状況を作ったうえで、実際に会っていただきます。
いつ、どういう形で会うかをやり取りして、スムーズに出会うところまで、レクミー上でつなげていきます。
実際のマッチング事例
次にレクミーを利用した学生さんと企業のマッチングの事例を紹介します。
ある学生さんは、xxx(エイジィ)という、リノベーションの事業を行っている社員10人くらいのITベンチャーに就職をしました。
学生さんは、社長さんが現場を知るために大工職人と一緒に修業をしていたというエピソードを読んで社長に会いたいと思い、会ったその場で入社を決めました。
次の方は、ムービンという少数精鋭の人材会社に入社を決めました。レクミーを通じて8人の社員と会い、話していくなかで入社を決めました。
このように、本当に会うべき人と人が出会うことによって人生が変わるということが、レクミーのなかで実現しているということです。
続けてレクミーのビジネスの状況について説明いたします。
いわゆる上位校において、3人に1人がレクミーのユーザーです。
三菱商事やトヨタ自動車といった日本を代表する超大手企業二百数十社や、スタートアップ百数十社、合計400社様にご利用いただいている状況です。
料金体系は非常にシンプルで、システム利用料を固定で若干頂きながら、採用が決定すると、追加で成果報酬を頂いています。
サービスを通じて、本当に会うべき人に出会えるとか、自分の姿を会社にわかってもらえるといった点で、学生さんにも非常に共感をいただいています。
2013年のリリース以来、すべてのKPI(目標達成を評価する指標)が順調に伸長しています。
非常におもしろいサービスだと、各種メディアにも取り上げていただいています。
レクミーの今後の展開
最後にレクミーの今後の展開、そして私の想いをお伝えさせていただきたいと思います。
レクミーの次の展開として、2016年7月に、レクミーキャリアという中途採用事業をリリースしています。
過去に大学を卒業された方のデータが20万人近くあるなかで、どういう人がいるのかがわかって、そのなかで出会いが生まれ、就職や採用が決まるサービスを、全世代において作っていくということを目指していきたいと考えています。
会うべき人と人がしっかり出会って、仕事に対してワクワクしていただきたい。
人がキャリアを前向きに選択してワクワク仕事ができるような、そんな世の中をレクミーを通じて作っていきたいと思っております。
ぜひみなさま応援いただけるとありがたいと思っております。
以上で私のプレゼンテーションを終わりとさせていただきます。
ご清聴、どうもありがとうございました。
(終)
編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横手 佳代子
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