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AIが商談データを自動で収集・解析・可視化する「ailead」は、生産性の高い組織作りを支援する(ICC FUKUOKA 2024)

ICC FUKUOKA 2024 カタパルト・グランプリに登壇した、バベル 杉山 大幹さんのプレゼンテーション動画【AI が商談データを自動で収集・解析・可視化する「ailead」は、生産性の高い組織作りを支援する(ICC FUKUOKA 2024)】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2024は、2024年9月2日〜9月5日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションのオフィシャルサポーターはAGSコンサルティングです。

【速報】不要品の回収から選別・再流通まで一気通貫の循環インフラを構築する「PASSTO」(ECOMMIT)がカタパルト・グランプリ優勝!(ICC FUKUOKA 2024)


【登壇者情報】
2024年2月19〜22日開催
ICC FUKUOKA 2024
Session 6A
CATAPULT GRAND PRIX (カタパルト・グランプリ)- 強者が勢揃い –
Sponsored by AGSコンサルティング

杉山 大幹
バベル
代表取締役社長
HP | X(旧Twitter)

1995年生まれ、神奈川県横浜市出身。 株式会社バベルを創業し、AIを活用して、仕事の生産性を飛躍的に向上させるグローバル事業を創ることを目指しています。商談解析クラウド「ailead(エーアイリード)」を提供しています。 https://www.ailead.app/ オンライン商談やIP電話などを通じて取得した顧客とのコミュニケーションデータを、AIが自動で取得・解析・可視化します。 これにより、営業組織の業務効率化と「売れる」営業人材の育成を可能にします。 セールスイネーブルメント領域においては、顧客満足度No.1を頂いております。


杉山 大幹さん 私たちは、商談解析クラウド「ailead(エーアイリード)」を提供しています。

営業生産性を飛躍的に向上させるためのSaaSです。

日本一営業生産性が高い組織を作ることを目指し、自分たちでそれを体現しています。

営業活動の二大課題を可視化・最適化で解決

まず、このプロダクトで解決したい課題についてお話しさせてください。

営業活動には、大きく2つの課題があります。

一つは、営業活動のデータ管理が非常に難しく、過程や中身が不明確なこと。

もう一つは、営業生産性を向上させるPDCAを回せないことです。

これらをaileadは、営業活動の可視化と最適化というソリューションで解決してきました。

働き方の変化によって営業マネジメントが難化

以前は、先輩を見て学ぶOJTというスタイルで、営業に関するPDCA、マネジメントが行われていましたが、2021年、コロナ禍によって働き方が大きく変わりました。

リモートワーク、ハイブリッドワークが当たり前になり、コミュニケーションの機会は激減。

日々、色々な会社の営業役員とお会いしますが、皆さん口を揃えて、マネジメントの難易度が上がっているとおっしゃいます。

営業活動の可視化・最適化のチャンスが到来

しかし、オンライン商談が一般化したということは、データが取れるようになり、営業活動の可視化が可能になったということです。

そこでaileadを導入すれば、あらゆるコミュニケーションのデータを自動取得、ミーティングを開始するだけでaileadボットが参加し、既存の業務フローを変えることなく、録画、AI分析が可能です。

特許も取得済です。

ミーティング終了後に、データはAIで分析され、自動で可視化されます。

まとめると、aileadは既存のフローを変えずに営業活動を可視化します。

営業生産性を向上させる、セールスイネーブルメント(※)の基盤になります。

▶︎編集注:セールスイネーブルメントとは、営業組織が継続的に成果を上げていくために行われる、人材の育成・改善に向けた取り組み。

スタートアップから大企業まで、400社以上で導入

この1年で、aileadは大きく成長してきました。

マーケティング費用をかけず、人員を増やさず、お金を使わずに営業プロセスを地道に改善して組織力を強化することで、ARRは3倍以上に成長しました。

キーエンスやリクルート出身のスーパー営業がいるわけでもありません。

顧客単価は2倍になり、契約社数も150%になりました。

そして、日本を代表する企業に続々導入されています。

スタートアップ企業からエンタープライズ企業まで、400社以上にご利用いただいています。

aileadとSalesforceの活用で営業生産性を突き詰めた

SaaS冬の時代に、お金をかけずに成長できた理由について、お話しします。

それは私たち自身も、組織として営業生産性に徹底的にこだわり、aileadとSalesforceをフル活用したからです。

どのように変わったのか、実際の営業プロセスをご覧ください。

商談前の自動リード評価でアクションを最適化

まず商談前は、お問い合わせが入るとSalesforce上でお客様の情報が自動保管され、リードのスコアリングが行われ、セールスチームに通知が送られます。

現状分析をした結果、わずか20%のリードから、売上全体の80%が創出されていました。

量より質だということに気づき、リードランクごとにアクションを最適化します。

一定ランク以上であれば受注率は40%を超えるので対応を厚くし、逆にaileadがフィットしないお客様には積極的なアクションは行わず、無理に商談化はしません。

商談前にはライブラリ機能を用いて、業界別、営業フェーズ別にまとめた動画で自己学習してもらいます。

ロールプレイングや資料作りも行えます。

マネージャーの手間が圧倒的に減り、人材の早期育成につながります。

商談中にフィードバックでき、商談後作業も省力化

商談中は上司が同席しつつ、お客様に向き合います。

リアルタイムコメント機能によって、商談中に、上司から部下へのフィードバックを完了させることができます。

商談後には振り返りをしつつ、要約と商談トピックを確認することができます。

例えば、共有事項が多いミーティングは、お客様との双方向の議論ができていないことが客観的に分かり、次に活かせます。

次回アクションも瞬時に確認可能。

Microsoftと協力し、生成AIをフル活用しています。

また、aileadのアカウントを持っていない人にも、データをセキュアにシェア可能ですので、お客様との「言った・言わない問題」や、認識の齟齬もなくなります。

ネクストアクションと懸念点をケアしたお礼メールも、ミーティング後、即座に送ることが可能です。

Salesforceへの情報記入も、ワンクリックで完了します。

議事録も転記されるので、忙しい営業の時間節約につながります。

aileadを活用すると、業務がここまで自動化されるのです。

まとめると、aileadをフル活用して組織力を高めることで、我々は非常に資本効率よく、大きく成長することができました。

エンタープライズ向け提案に注力

そしてエンタープライズ企業を獲得するため、さらなるサポートも行っています。

多くの会社で様々なSaaSが使われていますが、それぞれのデータ連携や業務フロー設計はあまりうまくいっておりません。

そこで、SaaSのインテグレーションを加味した提案で、ARR数千万円規模のプロジェクトがどんどん増えてきています。

単なるツールにとどまらず、顧客接点の収集・分析を自動化し、営業生産性を向上させる仕組みを提供しています。

月額7,000円/ID、録画容量・保存期間は無制限

1ID月額7,000円でお使いいただけて、権限管理やセキュリティ対策もばっちりです。

録画容量、保存期間も無制限なので、安心してお使いいただけます。

アクティブユーザー数は高水準

人材の早期育成や情報共有の効率化が進んだ、カルチャー形成にも役立ったというお客様の声を頂いています。

実際、新人営業の育成期間が50%短縮され、1人あたりの営業パイプラインが3倍以上になった事例もあります。

その結果、プロダクトKPIは素晴らしいものになっています。

業務フローを変えずに営業活動の可視化と最適化ができるので、リテンション指標が世界クラスです。

全ユーザー平均で、営業日5日のうち3日以上、aileadを利用しています。

これは、グローバルでも高い水準です。

このような背景もあり、おかげさまで、セールスイネーブルメントという領域において、顧客満足度No.1を8期連続で頂いており、レビュー数も100件を超えています。

ホワイトカラー職の6,500億円市場にチャレンジ

市場規模は、営業職だけでも1,000億円規模、ホワイトカラー職全体に広がれば6,500億円規模のマーケットです。

近年こういった、営業生産性を向上させるテクノロジーは、レベニューの頭文字を取って「レブテック」と呼ばれ、ユニコーン企業が11社もあります。

しかし、日本には1社もありません。

私たちは、この巨大なマーケットにチャレンジします。

ビッグデータ活用であらゆる自動化を

最後に、aileadにはもっと大きなポテンシャルがあります。

蓄積されるビッグデータを活用することで、リアルタイムで、AIで自動フィードバックができたり、マネージャーを悩ませている営業パイプライン管理を完全自動化します。

営業活動そのものを変えることを目指す

そもそも、SFAの「A」は何か覚えておられますか?

そうです、Sales Force Automationなのです。

営業活動が、真の意味でオートメーション化されている未来は、もうすぐそこまで来ています。

私たちが目指すビジョンは、AIと人がそれぞれ得意なことに集中し、仕事の生産性を向上させることであり、真のSFAを実現することです。

日本の営業そのものを変えていくことを目指します。

営業活動の可視化と最適化で、どんな会社も成果が上がる営業組織に。

aileadでした、ありがとうございます。

実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

編集チーム:

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