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最先端の筋電技術で身体を拡張するメルティンMMIがベストプレゼンター(ICCカンファレンス FUKUOKA 2017 CATAPULT -リアルテック特集 – )

共に産業を創るトップリーダーのための日本最大級のイノベーション・カンファレンス「ICCカンファレンス FUKUOKA 2017」(2017年2月21日-23日開催)、2日目に「CATAPULT(カタパルト)- リアルテック特集 -」Supported byリアルテックファンドが開催されました。

第一線で活躍する審査員が注視する中、スタートアップ企業7社が8分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、メルティンMMIの粕谷 昌宏さんがベストプレゼンターに選ばれました! プレゼンテーション動画を是非ご覧ください。

2位は、寂しさ・孤独感の解消を目指し、OriHimeを開発するオリィ研究所の吉藤 健太朗さんでした。

3位は、弱視者の視野の確保と拡大を助けるQDレーザの菅原 充さんでした。

 

フルバージョンの動画をぜひご覧ください(人機一体の金岡博士のみ非公開となっております)。個別企業のプレゼンテーション動画も公開しております。以下の個別の紹介をご覧ください。

 

リアルテックファンドの紹介と元コロプラ 取締役副社長 千葉功太郎氏の参画の発表!

リアルテックファンドは、地球と人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジー「リアルテック」という領域に特化した日本最大のベンチャーキャピタルファンドを運営しています。

個人投資家として活動する千葉功太郎氏が、ユーグレナ・リバネス・SMBC日興証券の3社が運営する「リアルテックファンド」にクリエイティブマネージャーとして参画することが発表されました。

千葉氏は、ファンドへの出資者という立場に加え、リアルテックファンドのメンバーの一員として、投資先ベンチャー各社に対して分野横断的に事業開発支援を行い、投資先ベンチャーによる価値創造と技術の社会実装を加速させる役割を担うということです。

ぜひ、千葉氏の参画が発表された時の動画をぜひご覧ください。

登壇サービス一覧

最先端の筋電技術で身体を拡張する「株式会社メルティンMMI

電気通信大学発の、未来のサイボーグ技術の確立を目指すベンチャー企業。
筋肉が動く時に発生する電気信号を計測解析する技術を持ち、この技術を用いて機械を動かしたり、精神疾患やストレス状況を読み取ることができる。メルティンが提供する技術は、例えば交通事故を未然に防ぐことをも可能にする。車のハンドルに開発したデバイスを装着することにより、運転者がハンドルを握ることにより心電図を取得し、精神疾患・ストレス状態・覚醒状態・飲酒状態などの健康状態を把握することを可能にする。把握した状態に応じてアラームを出し、事故を未然に防ぐことを可能にする。

株式会社 人機一体

人型重機は、人間の持つ可能性を最大限にする次世代の重機を提供する。
ロボット工学の視点から2005年頃よりロボットの手足強度の向上。2011年にの東日本大震災時の原発事故の際、人が現場に立ち入って仕事をされている姿を見て、「人の可能性による重機の操作の可能性」を拡大することを決意。2012年には、強力なロボットを人が自由に操作する技術を磨いてきた。2015年に確信したという搭乗型の可能性は、原発事故などの人の手に負えない災害現場などでの活躍を見込んでいる。

風力発電にイノベーションを起こす「チャレナジー

チャレナジーは、風力発電にイノベーションを起こし、安心で安全な電力を供給することを目指す風力発電ベンチャー企業。プロペラのない次世代型の風力発電機の開発を行っており、実現・実用化することによりエネルギー問題を解消にチャレンジしている。実用化が困難とされていた「垂直軸型マグナス風力発電機」の開発を行っており、これは風速変化や風光変化に依存せずして安定し発電することを可能にする。

視力のほとんどない方が視えるようになる技術を開発する「QDレーザ

QDレーザは、半導体レーザーを開発しており、変化する情報社会を支える基盤技術になることを目指す。QDレーザが提供する量子ドットレーザーは、世界で唯一であり、これまでは実現出来なかった125℃以上の高温の下でも安定した動作を可能にする。様々なアプリケーションに対応しており、現在はコア技術の半導体レーザーをアイウェアに応用し「網膜走査型レーザアイウェア」を開発している。これにより弱視者の視野の確保、そして拡大をはかる。

腸内環境をデザインし、病気ゼロの社会を実現する「メタジェン

株式会社メタジェンは、腸内環境をデザインするリーディングカンパニーである。慶応義塾大学及び東京工業大学の研究分野で培われた確かな解析技術をもとに、メタボローム解析とメタゲノム解析による腸内環境を個人向けに提供している。愛称は世界発の“便チャ―”企業。
メタジェンによる技術は、人間の便の中に含まれる腸内細菌の遺伝子地図を個々人のデータとして作り出し、①自分の腸内環境タイプを知る②健康な人間の腸環境を疾患持ちの方に移植することを可能にする。
そのうえで、便を活用した新規ヘルスケア事業を拡大し、将来的には「病気ゼロの社会」を 世界へ拡大していくことを目標としている。

ソーラーパネル清掃ロボットで世界に挑戦する「未来機械

株式会社未来機械は、香川大学発でソーラーパネル清掃ロボット等の事業拡大の基盤となるロボットの協働最適化と遠隔保守や運用システムの研究開発を行っている。
水を使わない清掃技術を搭載した清掃ロボットは、現在中東諸国向けで販路を拡大している。国内で既に「水を使わない」技術と「自動でパネルに合わせて走行する」技術で特許を取得。今後世界市場でも特許取得を検討中。
「未来の街の課題を先進ロボットテクノロジーで解決する」を目標に、日常生活で使えるロボット開発を目指している。

距離や身体的問題を克服する分身ロボットを開発する「オリィ研究所

オリィ研究所が目指すのは「寂しさ、孤独感の解消」。開発したロボット「OriHime」は、子育てや単身赴任、入院などによって行きたいところに行けない人の「分身」として、家や会社、観光地に置いて周りを見たり人と会話したりできる。テレワークに特化したOriHime Bizも開発しており、企業や大使館などに導入され始めている。

表彰式

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(終)

編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆


【編集部コメント】

最後までお読みいただきありがとうございます!2月23日にはCATAPULTを拡大した、注目ベンチャーの祭典「カタパルト・グランプリ」を生中継いたします。ぜひ、ICCのFacebookページから中継のリマインダを設定し、ご覧ください。

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