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ICC KYOTO 2021 カタパルト・グランプリに登壇いただき、見事2位に入賞したオーディオストック 西尾 周一郎さんのプレゼンテーション動画【「Audiostock」は、音楽家の新たな収益プラットフォームを創出し、音楽の流通革新を目指す】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回250名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2022は、2022年2月14日〜2月17日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションは、ICCサミット KYOTO 2021 プラチナ・スポンサーのAGSコンサルティング様にサポート頂きました。
▶【速報】経営管理データを迅速に一元化できるプランニング・クラウド「Loglass」がカタパルト・グランプリ優勝!(ICC KYOTO 2021)
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【登壇者情報】
2021年9月6〜9日開催
ICC KYOTO 2021
Session 6A
カタパルト・グランプリ
– 強者が勢揃い –
Supported by AGSコンサルティング
西尾 周一郎
株式会社オーディオストック
代表取締役社長
1982年岡山県生まれ。4歳からヤマハの教室でエレクトーンを習い始め学生時代はバンド活動や音楽制作にのめり込む。2007年に「音楽を生み出す人をハッピーにする」を理念とする株式会社オーディオストックを設立。音の流通プラットフォーム「Audiostock」では、音楽クリエイターが制作した音楽作品の収益化を様々な販路によって実現します。法人・個人が動画のBGMとして使用するためのライセンス販売や、Apple Music・Spotify等での音楽配信、TikTok等の有名サービスへの提供など多数の収益機会を提供。私たちは音楽×ITのスタートアップとして、業界の不合理をハックします。求める音が求める人に届き、誰もが安心して音楽を活用できる世界を実現すべく、テクノロジーの力で音楽の流通を革新します。
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西尾 周一郎さん 音楽の使用権を売買するストックミュージックサービス、Audiostock(オーディオストック)を運営する西尾と申します。
よろしくお願いいたします。
動画制作などに使用可能な楽曲70万点以上を販売
近年、皆様の企業活動において、動画を作ることが増えたのではないでしょうか。
そんな動画制作における一つの重要な要素、それが音楽です。
しかし、音楽選びはクオリティも大事ですし、イメージに合った音楽を探すのは意外と難しいですよね。
それらを兼ね備えていても、権利関係が複雑なこともあり、悩ましいことが多いのではないかと思います。
そんな時にお役に立てるのが、このAudiostockです。
動画のBGMとしてお使い頂ける楽曲を70万点以上、販売しているサービスです。
全国の作曲家、バンド、ミュージシャンの楽曲をお預かりして販売し、利用に応じて収益を分配するプラットフォームサービスです。
こちらが実際のサービスの画面です。
動画のBGMを探す場合、ジャンルやイメージで探したり、人気ランキングをチェックしたりできます。
例えば、「バイオリン」というキーワードで検索すると、バイオリンが使われた楽曲一覧が表示されるので、実際に試聴しながら探して頂けます。
2万組以上の音楽家が参加、あらゆるジャンルが揃う
お気に入りの音楽家を固有名詞で検索頂くことも可能です。
Audiostockには2万組以上の多彩な音楽家が参加しており、ありとあらゆるジャンルの音楽が揃っています。
私も昔は音楽家になりたかったので自分で曲を作ることもあるのですが、自分が作った曲を販売することが憚られるくらい、素晴らしい楽曲が揃っています。
しかも、毎月1万曲以上というハイペースで、このような素晴らしい楽曲の新作を追加しています。
毎日アクセスして頂いても、常に新しい楽曲に出会うことができます。
それではここで、実際の映像の中で、Audiostockの楽曲がどのように使われているか、事例をご覧ください。
こちらはとあるテーマパークの映像で、コロナ禍による一時閉園から営業再開する際の、希望にあふれた動画です。
動画に起用されているのは、MoppySoundという方の作品ですが、リリース当初から参加頂いている、一緒に成長してきたとも言える、大切な音楽家の一人です。
映像と音楽が非常にマッチしているので、この映像のために書き下ろされた音楽のように聞こえませんか?
でも違います、Audiostockで販売している楽曲なのです。
非常に奇跡的なマッチングも、Audiostockの面白いところだと思います。
著作権管理団体等の面倒な手続きも一切不要
販売方法としては、月額1,980円からの個人向け、および月額20,000円からの法人向けのサブスクリプションプランをご用意しています。
(※2021年11月現在は3つの定額制プランを提供)
ご契約頂けると無制限で利用可能です。
利用条件も非常にシンプルです。
YouTubeやSNSは勿論、一般的なビジネス利用であれば何にでも使用頂けます。
しかも、使用期間に制限はありません。
音楽著作権管理団体等への面倒な手続きも、一切不要です。
YouTubeでの使用回数が2年で5倍の規模に拡大
おかげさまで、最近は本当に多くの動画でご利用頂いています。
YouTubeでAudiostockの音楽を使用した動画は、この2年で5倍の規模になり、それらの動画の視聴回数は計132億回と、非常に大きな数字です。
皆様もYouTubeをご覧になっている間、知らず知らずのうちにAudiostockの音楽を耳にしていることが、きっと一度はあるのではないかと思います。
タレントや有名人にもご利用頂いており、VTuberやYouTuberの事務所とも提携して楽曲を提供しています。
また、TikTokとの直接の業務提携も実現しました。
TikTokアプリでユーザーが動画を投稿する際、Audiostockの音楽を選べる機能が組み込まれています。
▶Audiostock、ByteDance株式会社と包括契約を拡大しCapCutやUlikeなど10以上のサービスへ楽曲提供を開始 – 2021年4月27日(PRTIMES)
このように、様々な提携先を増やし、音楽家が活躍する場を増やしていきたいと思っています。
苦境の音楽業界で年間分配金額が1億円を突破
こうした取り組みの成果として、弊社から音楽家に分配している金額の合計が、年間1億円を突破しました。
音楽クリエイターが収益を上げられる新たなプラットフォームとして、ますます拡大していきたいと考えています。
ここからは、音楽家を取り巻く現在の状況についてお話しします。
近年、音楽家は非常に苦しんでいます。
音楽業界全般がビジネスモデルの転換を図っている時期であり、CDが売れなかったり、念願のメジャーデビューを果たしても生活が厳しかったりします。
また、コロナ禍でコンサートができずに収入源の一つが奪われてしまっている状況で、苦しんでいる音楽家が多いです。
クリエイターの立場が非常に弱い業界でもあり、業界団体に入っていなければもらえない印税があったり、デジタル化が遅れていて不透明な分配になっていたり、企業との契約でも一方的なものを要求されたりです。謎の仲介が多い業界でもあります。
そんな音楽家に、インターネットを通じて公平な音楽流通の場を提供し、新たな収益プラットフォームとして活用頂く、それがAudiostockです。
例えば、一般的な音楽印税の支払いサイクルは、音楽が売れてから入金まで半年かかり、事務所を介すると1年後ということもあります。
▶参考:作曲における印税の仕組み《原盤印税と著作権印税》(オクターブミュージック)
しかしAudiostockでは、最短で即日入金が可能です。
急に怪しい金融業みたいに聞こえるかもしれませんが、Audiostockの売上金の受取口座を電子マネーのもの等に設定すると、音楽が売れたまさにその日に収益を受け取るのが可能で、音楽家にも喜んで頂いています。
海外ユーザーも増加、世界No.1のサービスを目指す
動画コンテンツの増加により、市場が急拡大しています。
今まではニッチと言われていた業界ですが、海外の弊社競合では500億円という巨額の資金調達をする企業も出てきており、注目を集めています。
Audiostockは既に、全世界のユーザーに楽しんで頂いています。
例えば、TikTokアプリ上に投稿された300万件以上の動画が、Audiostockの音楽を利用しています。
▶TikTokでよく使われてるAudiostockの作品ってどんな曲?(Audiostock Tips)
日本のユーザーだけではなく、世界のユーザーに楽しんで頂いている証明ができつつあります。
Audiostockは、世界でNo.1のサービスを目指します。
私どもが抱えている音楽家の素晴らしい作品には、そのポテンシャルがあると思っています。
音楽クリエイターが活躍する時代、音楽に夢のある世界を創っていきたいと思っています。
テクノロジーを活用して音楽の流通革新をする、それが私どものミッションです。
私たちは音楽のスタートアップとして、業界の不合理をハックしていきます。
ぜひ皆様、音楽家のためにも応援をよろしくお願いします。
Audiostockでした、ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/星野 由香里/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸
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