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eスポーツ英会話®で“ゲーム時間”を“楽しく英語を学ぶ時間”に変える「ゲシピ」(ICC FUKUOKA 2022)

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ICC FUKUOKA 2022 スタートアップ・カタパルトに登壇いただいた、ゲシピ 真鍋 拓也さんのプレゼンテーション動画【eスポーツ英会話®で“ゲーム時間”を“楽しく英語を学ぶ時間”に変える「ゲシピ」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2022は、2022年9月5日〜9月8日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2022 ダイヤモンド・スポンサーの ノバセル にサポート頂きました。


【登壇者情報】
2022年2月14〜17日開催
ICC FUKUOKA 2022
Session 1A
STARTUP CATAPULT
スタートアップの登竜門
Supported by ノバセル

真鍋 拓也
ゲシピ株式会社
代表取締役CEO

2001年上智大学外国語学部卒業後、銀行系クレジット会社で営業に従事したのち、2007年Yahoo! JAPANに入社。多数のサービス開発や新規事業開発をリード。2015年にはソニー株式会社との共同事業でEC型クラウドファンディング「First Flight」をリリースし、国内初の1億円調達案件を実現する。2018年にeスポーツEd-tech企業のゲシピ株式会社を創業。「eスポーツで一人ひとりの可能性をひろげる教育機会を」をミッションに、世界初のeスポーツをしながら英会話を学べる「eスポーツ英会話®︎」や、国内初のeスポーツのスキルや戦術のトレーニングが受けられる「eスポーツジム」といった教育事業を展開中。東京メトロや小学館のアクセラレータープログラムや東京都主催のASACプログラムにも採択されている。1977年岐阜県岐阜市生まれ。


真鍋 拓也さん 皆さん、おはようございます。

私たちは、eスポーツ英会話®という、ゲームの時間がそのまま学びの時間になるサービスを運営しています。

突然の一斉休校でゲームするしかなかったわが子

皆さんの中で、未成年のお子さんをお持ちの方は、どれくらいいらっしゃいますか?

2年前(2020年)の一斉休校時は、さぞかし大変だったのではないでしょうか。

全国の小中高、3月2日から臨時休校要請 首相(日本経済新聞)

学校も塾もお休みで、子供たちはずっと家の中にいて、外に遊びに行きなさいとも言えない毎日。

実は、私も皆さんと同じでした。

当時、私の子どもは小学4年生で、毎日6~7時間もゲームをして過ごす日々でした。

当時、私たちは東京メトロと業務提携し、eスポーツジムの運営準備をしているところでした。

ゲシピ、東京メトロと資本業務提携 日本初のeスポーツ専用ジムをオープン(PR TIMES)

若い子どもたちの貴重な時間を何とか価値ある時間に変えられないだろうかと思い、私たちが得意とするeスポーツ事業を組み合わせて考えた解決法が、このeスポーツ英会話®です。

ゲームをしながら英語のコミュニケーションが身につく

eスポーツ英会話®は、その名の通り、eスポーツのバーチャル世界で英語でのコミュニケーションを学ぶものです。

生徒が3人、コーチが1人のグループレッスンです。

デモをご覧ください。

ただ楽しく遊んでいるだけに見えたかもしれませんが、これがレッスンなのです。

eスポーツの世界だけではなく、現実でちゃんと使える英語コミュニケーションをふんだんに取り入れたカリキュラムを提供しています。

週に1回80分で、月額8,800円、自宅のゲーム機から参加が可能です。

発話を引き出す、とにかく楽しくて失敗OKの安心な場

eスポーツ英会話は、単なる英会話ではありません。

英語を話すことに自信がつくプログラムなのです。

ですから、とにかくアウトプットに特化しています。

英語のアウトプットを引き出すため、3つの仕掛けを用意しています。

恥ずかしさを忘れるくらい楽しく、バーチャルの世界で実感を伴いながらすぐ話し、いくら失敗しても大丈夫な安全安心の場を用意しています。

すると生徒は、勝ちたいので、生きた英語を必死になって話し始めます。

しかも、伝えたいと思ったら、考える前にすぐ発話するようになっていくのです。

英語嫌いな子どもに起きた行動変容

「学校から走って帰ってきて、レッスンを準備している生徒がたくさんいる」や「あんなに英語が嫌いだったのに、自分から予習・復習用のノートを作り始め、擦り切れるまで使っている」という声を頂きます。

ついには、本格的に英語を学ぶため、マレーシアに移住した生徒もいます。

全て、実際の生徒の話です。

つまり、英語を話すことで自信がつくと、自分からもっと英語を学びたくなるということであり、学びに対する前向きな行動変容を起こすというのが、私たちのサービスの一番のポイントなのです。

保護者も納得のバイリンガル・高学歴・ゲーム上手なコーチ陣

それを可能にしているのが、当社独自のコーチ陣です。

当社の特別な指導ノウハウを注入しており、バイリンガルで、高学歴で、ゲームも上手いという、生徒は憧れて親御さんも納得する100名以上のコーチ陣が、世界中から指導をしています。

しかもこれは、コロナ禍によって働く場所を失った優秀な人材に対する、雇用創出にもつながっています。

実は最近、この講師の仕事だけで食べていけるプロ講師も生まれ始めています。

有料会員3,000人獲得に現実味

昨年(2021年)本格的にローンチしたこのサービスは、10カ月で、有料会員はオーガニックのみで360名を超えました。

今年中には、10倍の3,000名を目指しています。

実は既に、1,600名以上のウェイティングリストがあり、オーガニックで毎日増えていっています。

つまり、3,000というのは決して無茶な数字ではないということです。

しかも6カ月後の継続率は90%台で、長く続けられる習い事なのです。

「ゲーム×言語」市場のポテンシャルは5,000億円と予想

成長戦略です。

私たちは 3つの軸で成長を加速していきます。

1つ目は、取り扱うゲームのタイトルを拡大すること、2つ目は中国語や日本語など、レッスン言語の拡大、そして3つ目は、海外市場への進出です。

今年(2022年)12月の我々の売上目標は3.2億円ですが、ゲームと言語をかけ合わせた新しい市場のポテンシャルは、国内で1,000億円、海外を含めると5,000億円になると見込んでいます。

しかも、ゲーム時間は増加傾向で、コロナの影響で急増しています。

これは、世界共通の傾向です。

ヤフー出身の経営陣が、資金難を乗り越え事業に挑む

この事業を実現するのは、私たちヤフー出身の親父経営陣です。

私たちは、しぶとさなら誰にも負けません。

実は1年前、ギリギリで資金ショートしそうな時期がありましたが、私たちはしぶとく生き残り、1年後の今、ICCサミットのカタパルトという大舞台に立てています。

そこには必ず可能性があるーー資金ショートを経験も「間違いなく大きくなる。」eスポーツ×教育市場への確信。【代表者インタビューVol.1】(Wantedly)

レッスン希望者が1,600名以上待機する人気ぶり

ただ、私たちには、大きな課題があります。

私たちはこの10カ月間、サービスの質を高めることだけに注力してきました。

ですから今、1,600名以上のお客様を待たせてしまっています。

我々もついに、質から量へジャンプアップする時が来ました。

そのために、仲間と資金を必要としています。

eスポーツで新たな教育機会を創る

私たちのミッションは、eスポーツで一人ひとりの可能性がひろがる教育機会を提供することです。

eスポーツを使った新たな教育機会を、日本だけではなく世界中に届けるのが、私たちの使命なのです。

私たちのためではなく子どもたちのために、一緒に新しい教育の未来を創っていきましょう。

ぜひ、応援よろしくお願いいたします。

実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸

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