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ICC KYOTO 2022 CATAPULT GRAND PRIX(カタパルト・グランプリ) – 強者が勢揃い – に登壇いただいた、GO TODAY SHAiRE SALON 内田 友樹さんのプレゼンテーション動画【「GO TODAY SHAiRE SALON」は、ビューティシャンが自分らしく働き、学び、経営できる環境をDXで実現する】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください！
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回ICCサミット FUKUOKA 2023は、2023年2月13日〜2月16日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターはAGSコンサルティングです。
▶【速報】新時代のアウトプット型オンライン教育で、子どもの好奇心を解き放つ「SOZOW（ソーゾウ）」（Go Visions）がカタパルト・グランプリ優勝！（ICC KYOTO 2022）
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【登壇者情報】
2022年9月5〜8日開催
ICC KYOTO 2022
Session 6A
CATAPULT GRAND PRIX(カタパルト・グランプリ) – 強者が勢揃い –
Sponsored by AGSコンサルティング
内田 友樹
株式会社GO TODAY SHAiRE SALON
取締役
大学卒業後、機械工業系部品のeコマースを展開するミスミへ入社。事業開発を担当し、PL責任を持ちながら戦略策定から実行を担う。25歳から上海に赴任し、事業の立ち上げからグロース、マネジメントを経験。帰国後、グロービスへ入社し、営業を経たのちオンライン研修、動画事業の事業開発、新規事業開発を担う。19年にマネージング・ディレクターとしてNewsPicksへ入社し、新規事業立ち上げに従事。売上、組織拡大を実現。21年にフリーランスのビューティシャン向けにサロンを展開するGO TODAY SHAiRE SALONに執行役員として入社し、経営全般を担う。現在は取締役として、IPO準備、サロンのバックエンド業務をDXする「SHAiRE」アプリのPdMを担う。
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内田 友樹さん 「美容師を、もっと自由に、もっと楽しく」、GO TODAY SHAiRE SALONの内田と申します。
今日は皆さんにお願いがあって、まいりました。
美容師、美容室業界について、皆さんに興味関心を持っていただきたいと思っています。
業界には課題が非常に多くありますので、皆さんのお力添えを頂きたいと思い、本日プレゼンをさせていただきます。
美容師業界についての課題
早速ですが、業界にまつわるこの数字、何の数字かお分かりになる方はいらっしゃいますか？
実はこれらは、「平均年収」と「離職率」です。
平均年収は300万円、離職率は56%となっており、これらの数字を見ただけで、この業界は何かおかしいのではないかと思われるかと思います。
全産業と比較しても、かなり低い数字です。
次に、美容師のキャリアについて、皆さんと確認できればと思います。
サロンに就職をしても、すぐにお客様の髪を切れるわけではありません。
アシスタントという肩書きで、だいたい5年ほどの下積み時代を過ごすことになります。
皆さんも美容室に行った時、シャンプーの時だけ違う人に交代していたという経験はありませんか？
あれはまさに、「アシスタントがひたすらシャンプーだけをしている」ということが起こっているからです。
ようやく、スタイリストという肩書きで、お客様の髪が切れる状態になったとしても、先ほど示したように、平均年収は300万円です。
さらに、美容師は技術者ですので、日々、技術を磨いていかなければなりません。
ですから、お店がクローズした後にカットやパーマの練習をしなければいけないので、ほとんど休みがなく、長時間労働になりがちな業界になっています。
その後のキャリアとしては、1つは独立開業するパターンです。
ただ、美容師の皆さんは技術者ですので、経営が得意というわけではありません。
ですから、年間約1万店が廃業しているのです。
もう1つが業界を離れるパターンです。
先ほどお伝えしたように、1年で56%が離職する状態ですが、10年というスパンで見ると92%が離職する業界になっています。
▶10年以内に92％が離職…年収300万、美容業界の残酷な現実 2020年7月25日（幻冬舎）
自分らしく働けず、DXが求められる業界
さらに、店舗運営という観点では、1店舗で働く美容師の人数は平均2名です。
また、全産業と比べて、労働時間が非常に長くなっているため、DX化が必須の業界なのです。
美容師の皆さんは、ここにいらっしゃる皆さんのように色々な選択肢の中から、自身のキャリアを選択するということは行っていません。
美容師の選択肢は非常に限定されているので、自分らしく働けていない人の多い業界なのです。
また、少ない人数で店舗運営を行っているので、DX化が必要な業界なのです。
「フリーランス」の働き方をシェアサロンで支援
これらの課題を解決するべく、我々は、「シェアサロン」というリアル店舗の運営に加え、バックエンドのSaaSアプリ「SHAiRE(シェア) 」を展開しています。
これら2つを融合させる形で、プラットフォームの運営を行っています。
まずシェアサロンですが、我々は業界No.1の、フリーランス向けのシェアサロンを運営しています。
35店舗あります。
▶GO TODAY SHAiRE SALON 店舗一覧（GO TODAY SHAiRE SALON）
所属美容師は750名おり、美容師、ネイリスト、アイリストの方々にご利用いただいています。
月に30,000人以上のユーザーに、我々の店舗に来ていただいています。
1席から貸し出し、無人受付、半個室の特別な美容体験
北は札幌、南は福岡まで展開をしており、駅から徒歩5分以内の立地です。
参考までに、原宿本店の場所と店舗内をご紹介します。
原宿駅竹下口から徒歩1分の、原宿駅目の前のビルに入っています。
エレベーターで上がって無人受付で美容師を呼び出し、半個室で周りを気にせず、特別な美容体験をしていただくことができます。
このように、席の1つ1つを、美容師、ネイリスト、アイリストの方々に貸し出しているモデルです。
技術料や休日はビューティシャン自身が決定
我々のシェアサロンを使っていただくと、収入は歩合制で高額になります。
さらに、休みや料金は自由に設定することができるので、自分らしい働き方の実現が可能になります。
さらに、我々は売上の高い低いは関係なく、あらゆるビューティシャンをターゲットにしているので、所属する全ての皆さんに、自分らしい働き方の実現を支援することで、美容業界全体を民主化していきたいと考えています。
美容業界における我々のポジショニングですが、他のシェアサロンは美容師への単なる場所貸しにすぎない一方、我々は美容師以外にも、ネイリストやアイリストにもサービスを展開しています。
さらに、バックエンドのSaaSを展開することで、他のシェアサロンとは領域も深さのレベルも全く異なりますので、唯一無二のポジショニングを確立しています。
集客から決済、スキルアップから確定申告まで、アプリで業務を支援
ではここで、バックエンドのSaaS「SHAiRE(シェア) 」がどういうものなのか、動画で簡単にご紹介します。
ユーザーが我々のアプリをダウンロードすると、所属ビューティシャンに直接予約を取ることができます。
店舗に着くと、到着をアプリ上で通知することができます。
レジなどは店舗になく、決済も全てアプリ上で行います。
さらに、担当ビューティシャンと、アプリ上でメッセージのやりとりもできます。
上の動画では、一部の機能のみをご紹介しています。
アプリで実現できるのは、集客、予約、施術のスキルアップ、決済、フォローアップ、確定申告までですので、フリーランスのビューティシャンが仕事で必ず必要になる機能を提供しています。
我々のサービスにどんなビューティシャンが所属しているのか、例を挙げます。
日本と海外の2拠点で活躍されている方、経営者、YouTuber、美容師という三足のわらじを履いている方など、自由な働き方や生き方を実践されている方が所属しています。
▶INTERVIEW（GO TODAY SHAiRE SALON）
ありがとうございました。
（終）
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編集チーム：小林 雅／小林 弘美／星野 由香里／浅郷 浩子／戸田 秀成／大塚 幸／中村 瑠李子