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ICC KYOTO 2023 スタートアップ・カタパルトに登壇いただき、見事優勝に輝いた、STUDIO石井 穣さんのプレゼンテーション動画【デザインだけでWeb制作を完結。ノーコードWeb制作ツール「STUDIO」は創造力を解放する世界を創る】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください！
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回ICCサミット FUKUOKA 2024は、2024年2月19日〜 2月22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。
本セッションのオフィシャルサポーターはノバセルです。
▶【速報】“直感的“と”プロが満足“を両立！ノーコードWebデザイン制作を可能にする「STUDIO」がスタートアップ・カタパルト優勝！（ICC KYOTO 2023）
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【登壇者情報】
2023年9月4〜7日開催
ICC KYOTO 2023
Session 1A
STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門
Sponsored by ノバセル
石井 穣
STUDIO
代表取締役CEO
HP | STARTUP DB | X（旧Twitter）Joe Ishii / STUDIO/STUDIO | Web制作を、ノーコードで。
デザイナー兼エンジニアとして学生時代にWeb制作会社を設立。その後旅行サービス「Travee」を創業し、2年間に渡ってバンコクに移住し事業を展開した後、国内大手旅行会社に事業売却。2016年12月にFounderの甲斐と出会いSTUDIOに参画、代表取締役に就任。現在の主な役割はブランディングとビジネス戦略。
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石井 穣さん こんにちは、STUDIOの石井です。
本日は、僕たちが作っている「STUDIO」というデザインツールと、昨今話題であるAIとデザインの可能性についてお話ししたいと思います。
30年間進化していないウェブ制作のプロセス
僕は昔からデザインが大好きです。
このように、小さい頃から様々なものをデザインしてきました。
その中でも僕はウェブサイトのデザインが好きで、もう10年以上もウェブデザイナーとして働いてきました。
いままで作ったサイト数は、100件以上になると思います。
そして、そんな僕だからこそ気づいたことが一点あります。
それは、ウェブ制作のプロセスは、誕生から30年間、全く進化していないということです。
確かに年々、新しいツールや言語、フレームワークは生まれていますが、根本となる制作フローには全く変化がありません。
そのため、1つのウェブサイトを作るだけでも、たくさんのプロセスがあります。
まずは、デザイナーがワイヤーフレームを作ります。
その後、時間をかけてデザインを作っていきます。
そしてエンジニアが、コードでサイトを1から構築していきます。
しかもこのコーディングというプロセスには、フロントエンドやバックエンドがあり、非常に複雑で時間がかかります。
ようやくサイトが構築できたと思ったら、今度はサーバーのセットアップやドメインの設定などが必要で、めちゃくちゃ面倒です。
ですから、1つのウェブサイトを作るだけでも、制作期間は3カ月以上かかります。
しかも、使うツールはこのように大量です。
僕は大好きなデザインに集中したいのですが、Gitやコードやサーバーなど、覚えることがたくさんありすぎました。
ですから、なかなかデザインに集中できなかったのです。
大好きなデザインに集中するためのツール
このプロセスを改善して、もっとデザインに集中したい、そう思って作ったのがSTUDIO（スタジオ）です。
STUDIOは、ノーコードでウェブサイトが作れるデザインツールです。
STUDIOを使えば、このように、プロセスがめちゃくちゃシンプルになります。
面倒な作業はSTUDIOが全て自動化したので、デザインをして公開するだけです。
制作期間も1、2週間ほどに短縮できます。
直感的な操作性とプロも満足する高い表現力を両立
STUDIOの特徴は、大きく2つです。
1つ目が、「直感的な使いやすさ」です。
このように、要素をドラッグ&ドロップしていくだけで、ウェブサイトをデザインすることができます。
しかも、STUDIOでデザインしたものは瞬時にコードに変換されるので、デザインが完成したら、公開ボタンを押すだけで、実際のウェブサイトとして公開可能です。
そしてもう一つの特徴が、「表現力の高さ」です。
STUDIOでは、自由自在にデザインを作ることができます。
テンプレートベースではなくて、完全オリジナルのデザインを作ることができるので、プロのデザイナーにも認められて、このように素晴らしいサイトがたくさん生まれています。
そのおかげで、今ではスタートアップからメガベンチャー、制作会社、そして行政までSTUDIOを使ってサイトを作ってくれています。
その結果としてのトラクションも、順調です。
STUDIOで作られたのは、約10万サイト。
売上も右肩上がりで成長し、ARR 5億円まで到達することができました。
STUDIOが伸びている理由は、めちゃくちゃシンプルです。
それは、直感的な使いやすさと、プロが満足する表現力を両立できた唯一のツールだからです。
ユーザーにも愛されて、トラクションも生まれています。
STUDIOが狙う、非常に巨大なWebサイト市場
でも実は、僕はまだまだ満足していません。
なぜかと言うと、STUDIOが狙うウェブ市場は、ものすごく巨大です。
国内だけでも約1億のサイトがあると言われていることを考えると、STUDIOのシェアはまだ0.1%とめちゃくちゃ小さいです。
しかも、海外に目を向けると、その何十倍、何百倍もの成長余地があることが分かります。
僕はSTUDIOを、世界中の人に使ってもらいたいと思っています。
そのためには、もっと直感的に、もっとデザインに集中できるように進化しなければいけないと考えています。
あなただけのデザインアシスタント「STUDIO AI」
本日は、それを実現した新機能を特別にご紹介したいと思います。
その名も、STUDIO AIです。
僕たちは今までノーコードで、直感的な操作性を実現してきましたが、STUDIO AIでは、何とそれすら必要ありません。
まるでデザイナーと対話するように、STUDIO AIがあなたの指示を理解して、デザインをしてくれます。
まだ開発段階ではありますが、デモをご覧ください。
せっかくなので今回は、ICCのサイトをSTUDIO AIとデザインしていきたいと思います。
（以下デモ動画の解説）
まずレイアウトからスタートします。
トップのタイトルを、もう少しインパクトのある、かつ知的な印象にしたいので、サイズを大きくして、フォントをSerif体に変更したいと思います。
それを、このデモの映像のように、自然な言語で指示するだけで、AIがあなたの指示を理解して、デザインを編集していってくれます。
良いですね。
では次は、背景を変えてみましょう。
背景は画像も良いですが、もっとダイナミックな印象にしたいので、ICCの動画を入れてみたいと思います。
その場合、AIに動画のURLを渡し、背景を動画にしてと指示するだけで変更が可能です。
一瞬です。
良くなってきましたね。
デスクトップのデザインがOKとなれば、次はスマホとタブレットのデザインにも対応していきましょう。
それを、STUDIO AIに指示するだけでAIがデザインを理解して、タブレットやスマホに合わせてデザインをしてくれます。
デザインが完了すれば、公開してとお願いするだけで実際のウェブサイトとして公開することができてしまいます。
創造性を解放し、誰でもアイデアをカタチにできる世界へ
STUDIO AIは、デザインのプロとAIのプロが協業して開発しました。
それが認められて、まだリリース前ですが、このように世界中から期待の声がたくさん集まっています。
世界の新サービスが掲載されるProduct Huntでも、世界1位を獲ることができました。
僕たちの会社のミッションは、「Unleash Creativity.」つまり、「創造性を、解き放つ。」です。
STUDIOというプロダクトで、僕たちはより多くの人々の創造性を解放し、よりデザインを楽しめる世界にしていきます。
例えば、会場にいるVCの方でも学生でもスタートアップの方でも、STUDIOと共にアイデアを形にできる世界にしていきたいなと思います。
興味のある方は、ぜひこの後、お話ししましょう。
あなたの創造性を解放するデザインツール、STUDIOでした。
（終）
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編集チーム：小林 雅／小林 弘美／浅郷 浩子／戸田 秀成