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【評価レポート】ICCサミット KYOTO 2019 セッション評価など

こんにちは。
ICCパートナーズ 小林 雅です。

2019年9月2〜5日まで開催したICCサミットKYOTO  2019は来場者数は約1000名(過去最大)となりました。開催後 1ヶ月が経ち次回のICCサミット FUKUOKA 2020の準備もスタートしております。

さて、毎回アンケート調査をしております。その結果を共有いたします。

ICCサミット KYOTO 2019のNPSは85.0%

ICCサミットでは「NPS」を採用しています。NPSとは「ネットプロモータースコア」の略で、ベイン・アンド・カンパニーが開発した手法です。

ICCカンファレンス KYOTO 2017の「愛されるブランドを創る」の記事「ネット・プロモーター・スコア(NPS®)を活用して顧客ロイヤリティを定量化する」を是非ご覧ください。

ICCサミット KYOTO 2019のNPSは85.0%でした(有効回答数は467名)。

過去5回のNPSの推移をグラフにすると以下のように推移となります。 過去の2回のセッションのクオリティの改革・改善の結果が数値として表れていると考えております。記名式のアンケートのためNPSのスコアは高くなる傾向がありますが、安定したNPSとなっております。

 

ICCサミット KYOTO 2019のセッションの評価(全体像)

次にICCサミットKYOTO 2019の個別のセッション別の評価です。

ICCサミットは個別のセッションに対して「最高だった(素晴らしかった)」「良かった」「期待外れだった」の3択の質問をしております。「最高だった(素晴らしかった)」と回答した比率をスコア化し、指標として採用しています。

有効回答人数は443名の方から回答をいただきました。各セッションの回答数を443名で割った比率が「回答割合」となっております。「最高だった」と回答した割合が60%を超えるセッションが35セッションとなりました。今回は100%のセッションが3つありました。

アンケート結果はICCサミットKYOTOA 2019 プログラムもあわせてご覧ください。

今回のセッション・ポートフォリオは以下のような散布図となります。少人数のセッションや体験型のワークショップは濃密な議論となり、高い評価になる傾向があります。

過去 3回のセッション・ポートフォリオの推移は以下のようになります。1年前のKYOTO 2018は「最高だった」と回答する割合が40%未満だったセッションが36.6%ありましたが、過去2回で大幅に改善しております。次回はセッション評価40%未満のセッション数の少なくできるか?が注力ポイントだと考えております。

ICCサミット KYOTO 2019のセッションの感想

今回のアンケート結果で見えない結果が定性的なコメントを通じてわかりました。セッションの評価では31位となった「Session 9B レジェンドが語り尽くす! メガベンチャーを創るための経営者の仕事とは?」に関しては大絶賛されたコメントが多く、「最高だった」と回答した61.3%の参加者の方には非常に大きなインパクトを残したセッションでした。数字ではわからない価値というのがあります。

企画者として単にアンケートの定量的な評価だけ見て企画していはいけないと改めて思いました。ICCサミットは何のために存在しているのか? を考え、今後の企画を考えていきたいと思います。

 

 

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