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【評価レポート】ICCサミット KYOTO 2020 セッション評価など

こんにちは。
ICCパートナーズ 小林 雅です。

2020年8月31〜9月3日まで開催したICCサミット KYOTO 2020は来場者数は約670名となりました。

新型コロナウイルス感染症の感染報告はなく、無事開催できたことを登壇者など関係者の皆様に改めて感謝しております。

さて、毎回アンケート調査をしております。ICCサミット KYOTO 2020のアンケート結果を共有いたします。

新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を行いながら700人規模の4日間のビジネス・カンファレンスは開催できるのか? という大きなチャレンジがありましたが、ICCサミット  2020の全体の評価は回答者(436名)の78.4%が「最高だった」と回答となりました。新型コロナウイルス感染症の予防対策に関しても「とても安心だった」という回答頂いた方が65.6%となり、新型コロナウイルス感染症の感染報告はありませんでした。

次回のICCサミット FUKUOKA 2021は2021年2月15日〜2月18日の4日間での開催となります。開催場所はヒルトン福岡シーホークを予定しております。引き続きチャレンジとなる開催ですが、準備をしっかり進めていきます。

ICCサミット KYOTO 2020のセッションの評価(全体像)

まずICCサミット KYOTO 2020の個別のセッション別の評価です。ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る」というコンセプトのカンファレンスです。特に「プログラムの質」が重要だと考えており、独自の指標を導入し、プログラムの改善を行っております。質の高いプログラムが質の高い参加者を集める。そして、質の高い参加者が一堂に集まれば自然とCo-Creationが生まれると考えています。

ICCサミットは個別のセッションに対して「最高だった(素晴らしかった)」「良かった」「期待外れだった」の3択の質問をしております。「最高だった(素晴らしかった)」と回答した比率をスコア化し、指標として採用しています。

有効回答人数は436名の方から回答をいただきました。各セッションの回答数を436名で割った比率が「回答割合」となっております。参加者 約670名に対して有効回答数 436名となりました。実に65%の回答率となりました(過去最多の回答率)。

まず、ICCサミット  2020の全体の評価は回答者の78.4%が「最高だった」と回答しております。この数字はNPS(ネットプロモータースコア)とほど同じ数字となっております。

アンケートの詳細はGoogle スプレッドシートにまとめております。以下をご覧ください。

【公開用】ICCサミット KYOTO 2020 アンケート結果

アンケート結果はICCサミットKYOTO プログラムもあわせてご覧ください。

ICCサミット KYOTO 2020 セッション評価(全体)

全体の上位30位までのプログラムは以下の通りです。「最高だった」と回答した割合が60%を超えたセッションが全70セッション中34プログラムとなりました。

 

セッション規模別のセッション評価

今回からセッション会場の大きさ(参加人数の違い)やカテゴリーに分けてランキングを計算しました。小規模のプログラムはターゲットも限定されて濃い議論となり、評価が高くなる傾向があります。一方、大きな会場の場合は参加者が増えるためすべての参加者に高い評価を得るのは難しい。そこで、今回から規模別・カテゴリー別のランキングを計算しました。

カテゴリー別のランキングに加えて、参加者のコメントの内容を確認し、プログラムの評価を行っております。

1A STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門 の模様

 

10E 大人の教養シリーズ「読書」〜ビジネスパーソンこそ本を読め!(シーズン2 / 90分拡大版)の模様

13B プレゼンの達人 三輪開人の「共感プレゼン」実践ワークショップの模様

 

特別プログラム評価(全体)

ICCサミット KYOTO 2000はカンファレンス会場の外で開催する特別プログラムを増やしました。軒並み高い評価となりました。

ICCサミット FUKUOKA 2020では2つのプログラムのみでした。次回のFUKUOKA 2021の開催においてはKYOTO 2020と同じように特別プログラムを増やす契約です。

(参考)ICCサミット FUKUOKA 2020の特別プログラムの評価

9/3 CRAFTED TOUR 「『WABARA』のRose Farm KEIJI 見学ツアー」の模様

ネットワーキング・イベント評価(全体)

ICCサミット KYOTO 2020では新型コロナウイルス感染症の予防対策のためフェイスシールドの全面導入や食事は弁当などのフードボックス形式を導入しました。結果、交流しずらいという結果となり、ネットワーキング・イベントは軒並み低評価となりました。

一方、ホテルの客室を貸し切ったテーマ別部屋飲み企画「Co-Creation Night」などの一部のプログラムは高い評価となりました。

(参考)ICCサミット FUKUOKA 2020のネットワーキング・イベントの評価

無鄰菴ビアガーデンの模様

プログラム・ポートフォリオ

セッション評価、特別プログラム、そしてネットワーキング・イベント評価の3つをまとめたプログラム・ポートフォリオをチャートを作成しました。今回 ICCサミット KYOTO 2020はセッションの評価は今まで通り安定した評価となりましたが、ネットワーキング・イベントで大きくマイナスとなりました。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、カンファレンス会場外の少人数の特別プログラムを多く投入したところ高評価となりました。

課題は明確となり、FUKUOKA 2021ではネットワーキング・イベントに関して大きく変えていく計画です。

(参考)ICCサミット FUKUOKA 2020のプログラム・ポートフォリオ

新型コロナウイルス感染症の予防対策に関して

新型コロナウイルス感染症の予防対策に関してもアンケートを実施しました。5段階評価の平均点は4.63点となりました。

ICCサミット KYOTO 2020のNPSは76.4%

ICCサミットでは「NPS」を採用しています。NPSとは「ネットプロモータースコア」の略で、ベイン・アンド・カンパニーが開発した手法です。

ICCサミッKYOTO 2020のNPSは76.4%でした(有効回答数は436名)。

ICCカンファレンス KYOTO 2017の「愛されるブランドを創る」の記事「ネット・プロモーター・スコア(NPS®)を活用して顧客ロイヤリティを定量化する」を是非ご覧ください。

以上

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