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目指せ、新たなCo-Creation! JR九州×ICCサミット参加者のリテール・ワークショップ@JR博多シティ【ICC FUKUOKA 2019レポート#13】

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2月18日~21日の4日間にわたって開催されたICC サミット FUKUOKA 2019。その開催レポートを連続シリーズでお届けします。今回は、DAY3の午後に行われたスペシャル・プログラム「ICCリテール・ワークショップ Supported by JR九州 博多シティ」の模様をお届けします。ぜひご覧ください。

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ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2019は2019年9月2日〜5日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをご覧ください。


JR博多シティでのワークショップ

ワークショップ会場となったJR博多シティ

今回のICCサミット、最終日のグランドハイアット福岡会場では、Session 13Bの「スタートアップ・ダイジェスト表彰式」が最後のプログラムで、クロージングとなった。前回の京都までは、そのあと軽食が出てクロージングとなり撤収作業だったが、今回はその後に、もう1つプログラムがあった。

それが「ICCリテール・ワークショップ Supported by JR九州 博多シティ」で、会場は博多駅に隣接するJR 博多シティ アミュプラザ博多JR九州の小池 洋輝さんとの打ち合わせから生まれたプログラムで、初めての試みが満載だ。

小池さんのご尽力で、会場には福岡、宮崎、熊本、大分、長崎、鹿児島とJR九州の各地から、さまざまな方が集まった。携わっている事業も実に幅広く、不動産開発、まちづくり事業、駅ビル開発、再開発公募案件、広告、営業、テナントマネジメント、マーケティングなどなど、外部の人間がこれだけの方々に一度にお会いする機会はない、という方々だ。

対するICC側からの参加者は、リテールに関連がありそうな方々ばかり。カタパルト関連だけでもクラス久保さん、seak栗田さん、ニューロープ酒井さん、Super Duper鈴木さん、BnA田澤さん、ベースフード橋本さん、マッシュルーム原さん、Mellow森口さん&増田さん、Sparty深山さん、FABRIC TOKYO森さん、ライフスタイルアクセント(ファクトリエ)山田さんなどなど、総勢32名が集まった。

ワークショップはJR九州の事業紹介、JR博多シティの施設見学、各グループでのディスカッションという三本立て。参加者は6つのテーブルに分かれて座り、まずは小池さんによるJR九州の事業についてのプレゼンから始まった。

はじめに JR九州についてプレゼンテーション

JR九州 事業開発本部 まち創造担当部長 小池 洋輝さん

JR九州といえば、クルーズトレインななつ星など、鉄道関連事業の印象が強いが、JR九州の売上は鉄道が4割、非鉄道が6割。駅ビルなどを始めとするその事業は幅広く、なんと農業までやっているそうだ。博多駅の1日乗降者数は九州で一番多いが、新宿の約1/10程度で、全国だと40番目前後、恵比寿駅や立川駅と同等のスケール感だ。

九州は日本の1/10ビジネスの経済圏といわれ、そのなかで「駅の街」を作るというコンセプトで、開発を進めているという。

ビジネス面でJR博多シティ(2011年開業)は絶好調で、流入数も売上も右肩上がり。イベントを開催すれば1万人が駅前に集まり、飲食街も駅ビルでは全国トップクラスだという。福岡はアジアの玄関口とも言われ、東京、上海、ソウルがほぼ同じ飛行時間という立地。海外観光客も多く、現在2%あるインバウンドの割合をさらに拡大したいと考えている。

今回のICCサミットのオープニング・パーティで来場してくださった高島市長率いる福岡市は、「グローバル創業・雇用創出特区」である。男女比率では女性の割合が多く、都市人口が2030年まで増加を続けるといわれている、非常に元気のいい都市だ。

福岡市長も来場! 熱気であふれんばかりの2つのオープニング・パーティ【ICC FUKUOKA 2019レポート#2】

ワークショップ会場のJR博多シティ アミュプラザ博多を含む「博多コネクティッド」以外にも、ウォーターフロント地区の再開発や、九州大学 箱崎キャンパスの広大な跡地にゼロベースから世界にもない新しい街を作るという大きな公募案件を抱えている。

博多駅の活力と賑わいをさらに周辺につなげていく『博多コネクティッド』始動!!(PDF)

現在JR九州が興味をもっているのは、無人駅からの地域活性化。JR九州では約300が無人駅といい、JR九州が直接関わった案件ではないそうだが、熊本県の大畑駅での取り組みが話題を集めている。

秘境駅にフレンチレストラン開業 その目的とは ループ×スイッチバックの大畑駅

好調とはいえ課題もある。さらなるインバウンド対応や、テナントショップスタッフの定着率やモチベーションを上げる継続的な施策、それ以外にもリアルな店舗を抱える上での課題などは、JR九州も例外ではない。

とはいえJR九州、福岡には好調な環境と、新しいものに挑戦する文化があり、今回の企画には大勢の方々にご賛同いただいた。ワークショップの下地となる情報ということで、プレゼンのキーワードをメモしたり、写メを撮っていたICC参加者たち。ワークショップのやる気満々だ。

JR 博多シティの館内ツアーへ

プレゼンを聞いたあとの一同は、グループごとにJR博多シティの館内ツアーに向かった。JR九州の方々にとっては職場だが、ICC側からの参加者にとっては新鮮だ。

屋上は緑化されていて、一番奥には旅の安全を祈願する鉄道神社がある

「つばめ電車」など2種類の小型電車が屋上広場を走っている

展望テラスからは福岡の街や周囲の山々を一望することができる

展望テラスからの眺め

子どもが安心して遊べるスペースや、お弁当を食べられる広場もある

館内のあちこちには有田焼のタイルが使われている

JR博多シティが運営するアミュプラザ博多は、専門店や映画館、文化施設を備えた複合商業施設

トム・クルーズも立ったというバルコニーにてFABRIC TOKYOの森さんがポーズ

ちょっとした遠足気分を楽しんだあと、部屋に戻って第三部のワークショップが始まった。

6つのグループに分かれてディスカッション

ワークショップのファシリテーションを務めるのは、ミラツクの西村 勇哉さんだ。

午前の未来学に続き、この日2つ目のワークショップをモデレートした西村さん

<各グループのテーマ>
・商業不動産ビジネスの新たな価値提案と可能性
・リアル商業とネットの融合
・駅(リアル施設、リアル店舗)は、新たなメディアやコミュニティビジネスの場となりうるのか
・これからのライフスタイル、消費スタイル
・ベンチャーや新技術との協業
・インバウンドビジネス

グループは6つのテーマに沿って分かれており、最初は同じテーブル同士で自己紹介からスタート。それが終わると、西村さんが用意した401枚の未来予想のカードから、自分が興味を持った未来のアイデアを選ぶ。これは、どんなことに興味があるかを自覚するのと同時に、同じグループのメンバーのコミュニケーションに役立つ。

奇想天外なアイデアから好きなものをを選んでグループに共有していくと、すっかり雰囲気が打ち解けてきた。ブロックチェーンをテーマにした未来予想のカードを選んだアンカー・ジャパンの井戸さんに、ブロックチェーンといえばIBMの水上さんが「私の代わりに選んでくださってありがとう」とお礼を言っている。

テーマに沿ってビジネスアイデアを考える

ディスカッションの空気はすでに温まっているように見えたが、ディスカッションの質をさらに高めるために、西村さんは二人組でのインタビューセッションを命じた。それまではウォーミングアップで、ここからがワークショップだそうだ。

インタビューには「選んだアイデアの変化の可能性」「そのための一歩として考えられるもの」など、30分では聞ききれないほどの設問が用意されている。回答を付箋に書き出し、それをグループに共有していく。この設問は、自分の思考や課題がわかる仕掛けになっており、アイデアを掘り起こす作業だそうだ。

そこまでが終わると、いよいよテーブルごとに分かれた最初のテーマに取り組む。たとえば「商業不動産ビジネスの新たな価値提案と可能性」で集まったグループは、2020年末までにスタートできるビジネスアイデア、その未来の実現につながるアイデアを各自4〜6つ書き出す、といった具合だ。

そのアイデアに対して、全員がいさまざまな指標に基づいて分類し、評価する。最終的に評価が集まったものを、グループでビジネスモデルまで深めていく作業が続く。

そもそもビジネスモデルを作るのが好きな人たちのため、ICC側参加者はこういう話になると燃えてくる。3日間のサミットですっかりエンジンは温まっており、JRのどんな役職の方だろうとディスカッションし、いつもの調子でワークしている。

それに巻き込まれるように、JR九州の方々も楽しそうにディスカッションしているように見えたのは、こちらの贔屓目だろうか?

各グループから発表

西村さんは各ステップでやることを適宜紹介しながら、ファシリテーションを進めていった。最後は時間いっぱいまで具体的に磨いたアイデアや、実現のために解決すべき課題を、各グループから発表した。

テーマ:これからのライフスタイル、消費スタイル

Mellow 代表取締役 森口 拓也さん

森口さん「人のライフスタイルが進んでいって、個人の時代になってくる。こだわりやストーリーを求めるようになるというのを話していました。

そこで考えたのは【個人店しか入っていない駅ビル】をやってみたらどうだろうと。初期費用がかからずスタートできる駅ビルの店舗です。いい個人をどう見つけるかというのがテーマになっていましたが、クラウドファンディングで最初にうまくいった人は、パーッと売れるけど、持続性はあるんだろうか?という話になり、そういう人たちを引き込めればいいかもという話になりました。

そこで、大企業が仕込んでいる感が出ると冷めるので、どう個人感を出し続けていくかが課題です」

小林「クラウドファンディングといえば、マクアケの中山さんからひとこと!」

マクアケ 代表取締役社長 中山 亮太郎さん

中山さん「完全に僕らから紹介できます!“アフター”マクアケ、よろしく頼みます!」

一同からどっと笑いが起こった。

JR博多シティ CS推進課長 長濱 悠子さん

同じく「これからのライフスタイル、消費スタイル」テーマのこのグループでは、「YouTube映像を作って、服でも旅行でも、何でも売っちゃおう!」と盛り上がっていた。そのアイデアとは…。

長濱さん「考えたアイデアは【あなたから買いたい】です。レコメンドエンジンやAIは、過去のデータからこれから買うものを大方予測できますが、リアルな人間なら、無意識下にあることや、その先の未来に起こるかもしれないことを提案できるかもしれない。そこに”来る”ことの体験価値を実現できるのは人だろうと考えました。

たとえばカリスマ店員は自社の製品を発信して顧客がついていますが、その人が『デパ地下のここがおいしい』『あのペンは書きやすい』など、横断的にいろんなものを発信する。それで売れたらインセンティブが入る。ショップに所属しないで、個人事業主となるというのはどうでしょうか。

ショップへの労働者ではなくて、コンシェルジェを超えた個人事業主になる仕組みがあったら面白いし、そういう人たちが集まっていると価値になります。人気や売上がある”神7”になったら、低層階に入れるとか。

課題としては、そういう人がどこにいるかわからないので、発信力がある人に商品知識を入れて、個人がショップと対等にやっていけるようになると面白いかもしれません」

テーマ:駅(リアル施設、リアル店舗)は、新たなメディアやコミュニティビジネスの場となりうるのか

JR九州 営業部 担当部長 中野 勇人さん

中野さん「新しいサービスを見せていくことや、商品を出していくことが駅の価値としては必要かと思います。そこでスタートアップの企業などと組んで店舗を作るというところで考えました。

駅は商業部分、広告部分、メディア部分があります。店舗と広告部分が組んで、そこでテストマーケの店舗から列車、駅の中で広告を出して、店舗に引き入れていくというのはどうかと考えました」

テーマ:ベンチャーや新技術との協業

このテーマを選んだグループは2組。ディスカッション中にJR大分シティの三好さんが、アミュプラザおおいたの屋上で、流行らないと想定していた貸し農園が、意外と流行っているという話を紹介して、「生まれちゃいましたね!」と口々に言っていた1番目のグループ。一体どんなアイデアが生まれたのか?

seak 代表取締役社長 栗田 紘さん

栗田さん「僕ら、モバイル農園、移動できる畑というのを考えました。JR九州は車両が余りはじめているという話だったので、車両を畑に改造して、僕らの袋栽培モデルで都市部を走る」
(おお〜というどよめきが各グループから上がる)

「リアルタイムで収穫ができるという機能面と、収穫ができるという体験面という、意味と機能の提供をしていけます」

JR九州 企画部 課長代理 神野 寛文さん

神野さん「館全体をサブスクリプションにしてしまおうという話が出ました。どこへ行っても定額で、ものを借りたりキュレーションできたりします。もう一つは、主婦のスタートアップができるような施設を作ってはどうかと。キッチンを共有したり、そこで出会った人が新しい何かを創ったりします。

最後にもう1つ、JR九州の中で仮想通貨を作り、使ってみてはという話になりました。マーケティングなど発展性もあるかと思います。共通している課題は、店舗をどれだけ巻き込めるかということです」

テーマ:インバウンドビジネス

このテーブルでは「博多らしさとは何か?」というのが議論で盛り上がっていた。「パリらしさ、ハワイらしさはあるけれども、博多らしさとは?」と来たときにイメージが湧かないという意見で一致。しかしそれ以前に解決しなければいけない問題もたくさんあるそうだ。

アバロン 代表取締役社長 吉見 晋平さん

吉見さん「インバウンドについて3つの負を解消すべきという話で、1つ目は荷物。買い物の荷物や旅行の荷物、2つ目は決済、もう一つは言語です。

言語は多言語対応ではなくて、逆に削ぎ落とす。非言語対応をしてもいいのではという話が出ました。言語がわからない外国で、そうは書いていなくてもトイレはわかります。そういうのを追求してもいいのではと思います。

その3つを解消したあとで、一番熱量高く話したのは”博多らしさ”の追求です。JR九州さんもそういう発想は今までなかったという反応でした。ポケモンを持ってくれば、日本らしさはあるものの、果たして博多っぽいのか?というのは、もっと追求しないといけません」

テーマ:商業不動産ビジネスの新たな価値提案と可能性

Mellow 取締役 増田 寛人さん

増田さん以外は、JR西日本の舟本さんを含め、全員JR関係者だったというこのグループ。増田さんの果敢な発言に、一同がどっと湧いた。

増田さん「現状の収益源はテナント賃料ですが、そこをもう少し変えられないかという話が出ました。

実現することを前提に考え、あとはJRさん次第です。時期は今年の4月、駅や駅ビルの中にテストマーケティング店舗を出すというアイデアです。

今は店舗があり、そこに事業者が入るという感じですが、事業者側が選びます。JRさん側は場所を提供するが、その場所は店舗側が決めます。コンコースだろうと、無人駅だろうとトイレであろうと、どこでも貸すという前提で考えてみました。

実施にあたっての課題は、JR九州さんがコミットしてくださるかどうかです(笑)」

テーマ:リアル商業とネットの融合

ベースフード 代表取締役社長 橋本 舜さん

ICC小林「橋本さん、いつも話が長いので手短に!」

橋本さん「インスタグラマーが立ち上げた化粧品の商品などが、化粧品売場に出店できるようなアイデアを考えました。そのためには、料金プランやスペース作りが必要かなという話がありました、以上です」(手短ぶりに歓声)

FABRIC TOKYO 代表取締役社長 森 雄一郎さん

森さん「リアルよりもオンラインのほうが、コンテンツが面白いものが多いかもしれないという話になり、面白いコンテンツを商業施設に増やしていこうという話が出ました。

そのためにはITトランスフォームが必要で、CTOやエンジニアチームを持たなければという話になり、ITスタートアップにはどんどん投資やM&Aをしていってもいいのではという話になりました」

マクアケ 代表取締役社長 中山 亮太郎さん

中山さん「JR九州が新商品のプロデュース機能を持つために、博多発の新商品を生み出すために、マクアケのフロアを作るのはどうかと。駅行く人々で、興味ある人が集まってきて、企画したものに対して、ICC的にCo-Creationしていくと。僕らはただの発射台という役割ですが、マクアケフロントを作ろうと!」

「皆様方に素晴らしいアイデアをいただきました」

たっぷりディスカッションしたワークショップも、終了の時間になった。

西村さん「あとは小池さんが企画書にまとめて、上げてくれればいいんですよね」

小池さん「みなさん、今日はどうもありがとうございました! 我々にとって非常に貴重な経験になりましたし、いろいろな知恵やアイデアをいただきました。今日の出会いも今後の宝になると思います。

ICCサミット参加の皆さんは、3日目にして疲労困憊のなか、これだけの熱量でこういう場を創っていただきまして、どうもありがとうございました。最後、JR九州の親分である松下から、みなさんへお礼の言葉です」

九州旅客鉄道㈱ 上席執行役員 事業開発本部副本部長 開発部長 松下琢磨さん

松下さん「JR九州グループを代表して、みなさんにご挨拶させていただきます。小池が年に2回、忙しい時期に3日間も仕事をさぼって、抜け出していた理由がよくわかりました。

たった数時間でしたが、みなさんと触れ合って楽しかったですし、元気をいただきましたし、JR博多シティを題材にお考えいたいただいたこと、改めて感謝いたします。

得たものは2つあります。皆様方に素晴らしいアイデアをいただきました。今日はJR博多シティ、リテールなど、さまざまなメンバーがいますけれども、アイデアを生かして実行していくのが大事だなと思いました。

もうひとつ得たものはですね、Mellowの増田さんと議論していくなかで、福岡出身でいらっしゃって、ぜひJR九州で働きたいとおっしゃいました。(一同笑)ぜひご協力いただければと思います(笑)。

またみなさんとお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました!」

総勢58名で最後に記念撮影をして、スペシャル・プログラム「ICCリテール・ワークショップ Supported by JR九州 博多シティ」は終了した。


ワークショップ終了後は、JR博多シティ内にあるレストラン「四川飯店」にて、希望者を中心に懇親会を開催した。グランドハイアット博多のICCサミット会場撤収が終了後したスタッフも合流して、参加者の方々と一緒に食事を囲んだ。

最後は、ICC小林から挨拶。

「今回のワークショップは、JR九州の方々に加えて、ICCサミットの参加者のみなさんのおかげで実現しました。こんな参加者がいますと、名前を借りて企画させてもらいました。いい内容になったのではと思います。では、近くにいるので橋本さん、締めてください。ベースフードの名前をもっと上げないと!」

橋本さん「ICCには感謝しています。年に2回あり、半年かけて成長した感覚と、まだ全然先があるという感覚が持てるので、それを定期的に確認できるのが素晴らしいと思います。

JRの人たちとベンチャーの人たちが会う。それで社会が変わるというのが素晴らしいと思います。この場がまさにIndustry Co-Creationだと思います。ベンチャーを代表して、感謝したいと思います」

最後は「ともに産業を創ろう!」を唱和し、ICCサミット4日間すべてのプログラムが終了した。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成

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