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どうすれば自分に自信を持つことができるのか?【A16-5 #11】

ICCx AIESEC 2016 Session5 「教育を変え、社会を変える」

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「教育を変え、社会を変える」【A17-S5】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!12回シリーズ(その11)は、自分に自身が持てない場合どうしたらよいか?という質問に、松岡修造ばりに各登壇者がアドバイスいたしました。意識高いです。是非御覧ください。

「ICCx AIESEC カンファレンス」は、NPO法人アイセック・ジャパン(AIESEC)とICCパートナーズが共同で開催した、AIESECに所属する大学生を対象としたカンファレンスです。当日は高い志を持った大学生250名が、ビジネスリーダー/社会起業家たちのパネルディスカッションと、質疑応答セッションに参加しました。

本年も、2017年9月15日(金)に「ICCx AIESEC 2017」を開催する予定です。参加を希望される方は、ぜひ全国25大学のAIESECの各委員会に所属ください。

Aiesec Logo


登壇者情報
2016年9月13日開催
ICC/AIESEC ソーシャル・イノベーション・カンファレンス2016
Session 5
「教育を変え、社会を変える」

(スピーカー)
長谷川 敦弥
株式会社LITALICO 代表取締役

松田 悠介
認定NPO法人 Teach For Japan 創業者 兼 代表理事

水野 雄介
ライフイズテック株式会社 代表取締役CEO

(モデレーター)
小林 雅
ICCパートナーズ株式会社 代表取締役

「教育を変え、社会を変える」の配信済みの記事一覧

質問者11 熱いお話しありがとうございます。

慶應義塾大学1年の◯◯と申します。

松田さんに質問をさせていただきたいのですが。

僕も中学時代いじめを受けたことがあり、今でも自分に否定的で、自己肯定感を高く持つことができません。

どうすれば自分に自信を持つことができるのか疑問に思っています。

同じいじめを受けたことがある身として、アドバイスいただければと思います。

宜しくお願いします。

どうすれば自分に自信を持つことができるのか?

松田 世界観はいきなり変わりません。

なので、いかに小さな成功体験を積み重ねることができるかが重要だと思います。

小さな目標で良いので、自分で目標を掲げてみて下さい。

ICCx AIESEC 2016 Session5 「教育を変え、社会を変える」

そして、とりあえず期間を決めて取り組みしてみる。

失敗をすることもありますが、上手くいく回数がどんどん増えてくると、次は少し大きめのチャレンジができるようになると思います。

そういったことを、サイクルで回し続けることがすごく重要だと思います。

とはいえ、一人で取り組むのは大変ですよね。

一人で目標を立て、自分一人の力で越えなければならないものは達成しづらいですし、途中で止めてしまうと思います。

一番避けたいことは、取り組みしなくなるということです。

そのためにチームで一緒に課題に取り組むことや、「一緒に頑張ってみよう」と言ってくれる仲間に身近にいてもらうということがとても重要です。

▶参考情報:三日坊主防止アプリ「みんチャレ」をオススメします。

あなたの周りに「チャレンジなんてだるい」と言う人がいるのか、「明日も頑張ってみよう、明日は何をしょう?」と一緒にチャレンジしてくれる人がいるのかで、毎日が変わってくると思います。

支えてくれる、応援してくれる、一緒にチャレンジしてくれる人と繋がっていく。

もしかすると今日この場(ICCx AIIESEC カンファレンス 2016という場)が繋がる機会かもしれません。

そういったことを続け、成功体験を積み重ねていくことにより、少しずつ確実に自己評価は変わると思います。

「俺・天才」と言い続ける

水野 僕からも良いですか?

成功体験を回すために、今からできることは「俺天才」と言い続けることです。

小林 「俺天才」言ってみましょうか。

水野 名前をもう一度聞いても良いですか?

質問者11 ◯◯と申します。

水野 「天才◯◯」と言い続けてみて下さい。

(会場 笑)

スラムダンク桜木花道の名言です。

彼も「天才・桜木」と言い続けることで成長しましたよね。

ICCx AIESEC 2016 Session5 「教育を変え、社会を変える」

水野 言葉はとても重要です。

マインドに近いけれど、言葉で自分を高めることができます。

天才って結構良い言葉だから、少しずつテンションが上がりますよ。

小林 では、彼が言ったら、会場の皆さんも大きな拍手をしましょう。

では、どうぞ。

質問者11 「俺、天才!」(笑)

(会場 大きな拍手)

小林 どうですか?気持ち良くないですか?

質問者11 確かにスカッとはしますね。

松田 表情変わりましたよ。

質問者11 でも率直に言うと、本当かなと…。

小林 では、もう一回言ってみましょうか。

(会場 笑)

質問者11 では、叫んでみても良いですか?

小林 良いですよ。

質問者 「俺は天才だー!」(絶叫)

会場 おー!!

(拍手喝さい)

小林 (教育界の)松岡修造的にはどうですか?

松田 宗教になり始めましたね。

質問者11 (笑)

小林 意識高い系集団、AIESECですからね(笑)。

意識高く行きましょう、ありがとうございました。

ICCx AIESEC 2016 Session5 「教育を変え、社会を変える」

(会場 拍手)

小林 最後の質問者は、後ろに並んでいた方にジャンケンをしていただき決めました。

では最後の質問をお願いします。

質問者12 ジャンケンで最後の質問を勝ち取りました、北海道大学3年の◯◯と申します。

宜しくお願いします。

先程日本の教育はおかしいとの話しがありましたが、私は既に不具合が生じていると思っています。

長谷川さんに質問ですが、日本の教育は、なぜ未だに画一された人材を生もうとしているのか?

長谷川さんのお考えをお聞かせいただきたいです。

現場で実際に経験した内容も加えて教えていただければと思います。

日本は戦後教育の成功体験を引きずっている

長谷川 教育に関係する人達が、あまり教育を変えたくないと思っている。

このことにつきると僕は考えています。

成功体験をずっと引きずっている訳です。

日本という国は、戦後苦しかった状況から、一時は世界第2位、今でも第3位の経済大国にまでなった。

それは、これまでの教育のおかげであると、世論全体もまだそのように思っています。

僕は、文科省の一通りのリーダーや大臣と実際にお会いしていますし、日々彼らとディスカッションをしていますが、色々な議論をする中で、日本自体がまだ過去の成功体験を引きずり進化を拒んでいる。

このことが重要な鍵だと感じました。

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長谷川 教育に対する考え方が大きいと思います。

「公立学校をこのように変えましょう」と言っても、先生も、文科省の皆さんも、親御さんもそれを望んでいない。

だから、変化を望む国民の声をどのように増やしていくのか。

このことが非常に大きいと思います。

現在はまだ世界第3位の経済大国なので危機感がないけれど、状況は変わっています。

僕達は声を上げていきます。

実際に教育を受けてきて違うと思ったことについては、私達自身で声を上げていくことが必要です。

親御さんやお子さん皆で教育を変えるという希望を作らないと、行政という組織はなかなか動かないので、そのような流れを作ることがこれから大事だと思っています。

質問者12 ありがとうございます。

(続)

編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/鎌田 さくら

続きは 【最終回】「曖昧な志を大事にしてほしい」 – 教育に新たな風を起こすリーダーたちの言葉 をご覧ください。

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【編集部コメント】

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