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ICC KYOTO 2023 SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!に登壇いただき3位に入賞した、タイムリープ望月 亮輔さんのプレゼンテーション動画【顧客満足度を高める遠隔接客サービス「RURA」で、人手不足の課題を解決する「タイムリープ」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回ICCサミット FUKUOKA 2024は、2024年2月19日〜 2月22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。
本セッションのオフィシャルサポーターはHelpfeelです。
▶【速報】リアルタイムで在庫がわかるIoT重量計で、”欲しい時に欲しいだけ”を実現する「スマートショッピング」がSaaS RISING STAR CATAPULT優勝!(ICC KYOTO 2023)
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【登壇者情報】
2023年9月4〜7日開催
ICC KYOTO 2023
Session 2A
SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!
Sponsored by Helpfeel
望月 亮輔
タイムリープ
代表取締役
1988年静岡出身。大学卒業後、大手通信会社とベンチャー企業を経て、1社目となるロボットに関するWEBメディア事業を行う会社を起業。その後事業売却をし、売却先の会社で取締役とメディアの編集長を務め、業界最大のWEBメディアへと成長させる。2019年6月に最も大切なことに時間を使える世の中の実現を目指し、遠隔接客サービス「RURA」を提供するタイムリープ株式会社を創業、代表取締役に就任。
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望月 亮輔さん 日本のおもてなしを救う遠隔接客サービス「RURA」、タイムリープ株式会社、代表取締役の望月亮輔です。
よろしくお願いいたします。
2030年、サービス業界は400万人の人手不足に
さて、日本の人手不足が深刻だという話はよく聞かれると思いますが、どの程度深刻か、ご存知でしょうか。
最も大変だと言われているサービス業界、何と2030年には400万人分もの人手不足が発生すると言われています。
さらに、毎年60万人もの生産年齢人口が減っていく日本では、2030年ですらまだ序の口にすぎません。
人手不足がこのまま進むとどうなる?
では、人手不足がこのまま進んでいくと、どのような未来が待っているのでしょうか。
まず、運営するスタッフがいないので、どんどんお店が閉店していきます。
そして、シフトが埋まらずに、営業時間が短くなっていきます。
これによって、例えば子供が熱を出した時に薬が欲しくても、薬局まで片道1時間かかる、深夜にコンビニに行きたいと思っても22時には閉まっている、こんな未来がすぐそこに迫っています。
私たちの生活を支えてくれているサービス業へのダメージ、これは私の生活が不便になることに直結しているのです。
崩壊していく日本のおもてなし文化
人手不足が進む一方で、インバウンドの観光客は増えていきます。
接客の機会は増えていくのです。
スタッフの負担は増え、接客に割ける時間は減って、おもてなしをする余裕はなくなり、店舗体験が悪化していく。
これによって、これまで培ってきたおもてなし文化は崩壊していきます。
遠隔接客サービスで年間3.6億円のコストを削減
こんな未来を救うのが、私たちの遠隔接客サービス「RURA」です。
まずは動画をご覧ください。
このように、遠隔地からモニターを通じて接客できる仕組みを提供しております。
特徴的なのは、スタッフから声がけができる点です。
遠隔スタッフは複数の店舗の映像をリアルタイムで見ることができ、接客が必要な店舗を見つけたらパッと入って、「何かございますか」とお声がけできるようになっております。
直近では、この会社は3名で30店舗の接客をされています。
私たちはRURAを開発した当初、1人で3店舗程度の接客ができるのではと考えていました。
しかし、「自遊空間」様のように、3名で30店舗の接客をする事例ができ、さらには、何と3名で70店舗の接客をするフィットネスジムの事例も出てきました。
こちらのお客様は、RURAを導入した結果、年間3.6億円ものコスト削減を実現されています。
売上が年間1.6億円アップした企業も
ここで、皆さんにはこのような疑問がわくと思います、「コスト削減は分かる、でも顧客満足度や売上は下がるんでしょ?」と。
しかし、このフィットネスジムも入会率が上がり、クレームが減って、退会率が下がっています。
これによって、何と年間1.6億円の売上アップも実現されています。
顧客満足度と売上を高めた要因とは
では、なぜ顧客満足度と売上が上がるのか。
接客スタッフは、複数店舗で接客することで、何倍もの接客経験を積むことができ、接客の質が改善するので、それが寄与して売上向上につながっております。
さらに私たちは、顧客満足度を高める機能をたくさん用意しております。
その中から、リアルタイムの翻訳機能を紹介させていただきます。
お客様が見ている画面には、英語がずらっと流れておりますが、接客スタッフ側には日本語が流れておりまして、お互い母国語で会話ができるようになっております。
RURAで社会課題と経営課題、両方を解決
このようにRURAを通じて、私たちは、400万人の人手不足、そしておもてなし文化の崩壊という社会課題と、コストを下げたい、売上を上げたいという経営課題の両方を解決するサービスを提供しております。
では、なぜRURAを選んでいただいているのでしょうか。
私たちは、他社には真似できない、自慢したいテクノロジーをたくさん持っています。
しかし、RURAが選ばれている理由は別にあります。
それは、オペレーション構築力でした。
お客様は、何十年も店舗で接客をされてきた方々です。
「遠隔接客」という新しいスタイル、新しいテクノロジーをどうオペレーションに組み込んでいくかが鍵となっております。
実際、RURAを導入する時は、お客様から「鍵の受け渡しはどうすればいいの」「スタッフとの連携はどうしよう」などの不安の声が聞こえてきます。
これら一つひとつを解決して、遠隔用のオペレーションを作っていく。
ここが、RURAが最も評価されているポイントです。
世界で6兆円を見込む市場規模
トラクションです。
現在、申し込み台数は500台を超え、2026年には1万台の導入を目指しております。
RURAを通じた接客回数も、100万回を超えております。
こちらがビジネスモデルです。
初期費用と月額費用によって構成されております。
私たちの市場規模は、世界で6兆円を見込んでいます。
日本が誇るおもてなし文化を世界に輸出
RURAが当たり前になった先に、RURAを使えば接客業の生産性は大幅に向上します。
日本のおもてなしを支えてくれている接客業の皆様が、金銭面でも報われる、そんな世の中を作っていきます。
さらに、日本が世界に誇れるおもてなしの文化を、世界に輸出していきます。
日本のおもてなしを救う、遠隔接客RURAでした。
ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/星野 由香里/浅郷 浩子/戸田 秀成