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日本から世界へ!若い才能を応援する社会を目指して挑戦する15歳のドラマーYOYOKA(ICC FUKUOKA 2025)

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ICC FUKUOKA 2025 ソーシャルグッド・カタパルトに登壇した、YOYOKAさんのプレゼンテーション動画【日本から世界へ!若い才能を応援する社会を目指して挑戦する15歳のドラマーYOYOKA】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2025は、2025年9月1日〜9月4日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションのオフィシャルサポーターはICCパートナーズです。

【速報】司法で社会の不合理を変える!“公共訴訟”に取り組む専門家集団「LEDGE」がソーシャルグッド・カタパルト優勝!(ICC FUKUOKA 2025)


【登壇者情報】
2025年2月17〜20日開催
ICC FUKUOKA 2025
Session 11A
ソーシャルグッド・カタパルト – 社会課題の解決への挑戦 –
Sponsored by ICCパートナーズ

相馬 世世歌 (YOYOKA)
株式会社バランスタジオ
公式HP① | 公式HP② | 公式X

北海道出身の15歳。4歳からライブ活動を始め、Newsweek「世界が尊敬する日本人100」、ドラマーワールド「世界TOP500ドラマー」などに史上最年少選出。アメリカの人気番組「The Ellen Show」に2度の出演。シンディ・ローパー、ジャック・ブラック、Fall Out Boy、イアン・ペイス、ビリー・シーン、Char、奥田民生、三浦大知、石川さゆり、相川七瀬、いきものがかり、MIYAVIらとコラボや共演。「RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO」「SUMMER SONIC TOKYO」「日比谷音楽祭」「MUSIC FAIR」「TBS音楽の日」「題名のない音楽会」「関ジャム」などに出演。2年前にアーティストビザを取得し、世界的ドラマーを目指しアメリカに移住し活動中。昨年1stアルバム 「For Teen」をリリース。今回はLAから一時帰国でのICCへの参加となる。


相馬 世世歌(YOYOKA)さん 北海道出身、15歳、ドラマーのYOYOKAです。

本日は、「若い世代が世界に挑戦する」ということを、お話しさせていただきたいと思います。

現在、私は、LA(ロサンゼルス)に住んでおりますが、ICCサミットのために、一時帰国しました。

音楽活動をする両親のもと、1歳でドラム演奏

私は、両親が趣味で音楽活動をしていたということもあり、1歳の頃、ドラムに自ら興味を持ち、叩き始めました。

カバー演奏動画が世界中に拡散しブレイク

私が8歳のとき、私に関する1つの動画が、世界中に広まりました。

イギリスのロックバンドのレッド・ツェッペリン、アメリカのロックバンドレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、通称レッチリのメンバーが拡散してくださるなど、世界中のメディアで取り上げていただきました。

その後、アメリカの有名なトーク番組『The Ellen DeGeneres Show』に2度も出演させていただいたり、『Newsweek日本版』の“世界が尊敬する日本人100”に史上最年少で選出していただいたりしました。

アメリカのシンガーソングライターであるシンディ・ローパーさんや奥田 民生さんなど、多くの方々との共演もさせていただいてきました。

世界の才能が集まるアメリカで活動したい

ところが、いよいよこれから世界で活動するぞと思っていた時、突然コロナ禍となってしまい、国内外で予定していたイベントやライブがすべて中止となってしまいました。

けれども逆に、自分の将来をじっくりと考える時間ができ「世界中の人に愛される音楽を作りたい!」「世界中の才能が集まるアメリカで、できるだけ若いうちに、移住して活動したい!」と思うようになりました。

とはいえ、皆さんご存じのとおり、アメリカは、物価が本当に高いです。

ワンルームであっても、家賃は最低でも月々40万円ほどかかります。

クラウドファンディングに挑戦

そのため、私たちは資金不足のため財団や奨学金を探し始めましたが、スライドの条件にあるとおり、私に当てはまるものはなく例外も認められませんでした。

そこで、私たちは、クラウドファンディングを行ったり、スポンサーを探したりしました。

ドラマー“YOYOKA(よよか)”がアメリカに移住し世界挑戦を本格始動!(うぶごえ)

現在では、3社のスポンサーにご支援いただいています。

大手事務所を辞め家族全員で渡米

そのおかげもあり、2022年9月に、家族全員で渡米することができました。

両親は仕事を辞め、自宅を手放しました。

そして、私は大手所属事務所を辞め、実は私の父も、14年間勤めていた札幌市の公務員を辞めました。

苦難が続く渡米後の暮らし

渡米した後も、様々なことが起こりました。

例えば、家賃が高すぎて家を借りられず、友人の家を転々としたり、またある家では、水道やガスが3カ月も使えなくなったりしました。

そして昨年(2024年)には大雨の影響による土砂崩れが起きてしまい、3日間家に閉じ込められ出ることができなくなってしまいました。

アメリカで得た素晴らしい機会

そのような苦難もありましたが、私は、アメリカに移住して本当によかったと思っています。

なぜなら、多くの素晴らしいミュージシャンと出会い、ともに演奏し、そして、アメリカでしかできない体験を、数多くできているからです。

私の大好きな方々とも、実際にお会いすることができました。

渡米を宣言した時は、「まだ早い。奨学金を得て、大学から行けばよいのではないか」などといった、批判の声も多く頂きました。

けれども、できるかぎり若いうちに挑戦することによって、吸収できることもより増え、成長できると感じています。

アメリカで挑戦する日本の若者は少ない

実際に渡米して気づいたことがあります。

アメリカに挑戦しに来ている若い日本人が、本当に少ないことです。

最近はこれから世界に挑戦をしたいと考えている方々が、私たちに相談に来てくださることも多くなりました。

お話を聞いてみますと、やはり現状では世界に挑戦をするということは、本当に難しく、珍しいことなのだと感じました。

才能ある若い世代が世界へ挑戦しやすい未来を

私は、才能のある若い世代がより世界に挑戦しやすい社会になってほしいと思っています。

私がこのような挑戦をしている理由として、次の世代が世界へ挑戦しやすくなるよう、少しでも道を作りたいという思いもあります。

現状では私もスタッフを雇ったり、音楽制作をしたりするような資金がありません。

家族で生活をしていくだけで本当に大変な状況です。

もしご支援いただけるようでしたら、こちらのQRコードぜひお願いいたします。スポンサーさんも探しています。

才能のある若い世代が世界へ挑戦しやすい未来を、皆さんでともに作っていきましょう。

ご清聴ありがとうございました。

▶編集注:5分間のプレゼンテーション後、2分間のドラム演奏が行われました。ぜひプレゼン動画でご覧ください。

▶︎実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/戸田 秀成/中村 瑠李子

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