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ICC FUKUOKA 2025 ガーディアン・カタパルト(シーズン4) に登壇した、HQ 坂本 祥二さんのプレゼンテーション動画【コストではなく“企業の成長投資”として、低価格かつ柔軟に活用できる福利厚生をつくる「HQ」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください！
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2025は、2025年9月1日〜9月4日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターはICCパートナーズです。
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【登壇者情報】
2025年2月17〜20日開催
ICC FUKUOKA 2025
Session 2A
ガーディアン・カタパルト (シーズン4) – 頂上対決 –
Sponsored by ICCパートナーズ
坂本 祥二
HQ
代表取締役社長
公式HP | 公式X
コロナをきっかけに、HQを創業。起業以前は、LITALICOにて取締役CFOとして、IPOの実現、コーポレート部門の統括、新規事業の立ち上げなどを担う。それ以前は、モルガン・スタンレー及びカーライルにてテクノロジー業界のM&A等に関わる。
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坂本 祥二さん HQの坂本です、よろしくお願いします。
今日は、全く新しい福利厚生についてお話ししたいと思っています。
福利厚生の定義は「賃金以外の報酬全て」
突然ですが、福利厚生とは何だと思いますか？
これまでは、映画の割引など特典のイメージがあったと思いますが、本来の定義は、「賃金以外の報酬全て」です。
ですので、社員が本当に求めているお金以外のものは何か、それを問うた先にあるものとして、我々は、福利厚生は従業員体験の全てだと捉えています。
EX、つまりemployee experience全てを提供する、そんな新しい福利厚生をHQは作っています。
子育てサポートや働き方の柔軟性、成長環境はあるのかという本質的なこと、そして良い仲間がいるのか、文化がフィットしているのかなど、ありとあらゆる、社員が本当に求めているものを提供するのがHQです。
リモートワーク（「リモートHQ」）という非常にニッチなところからスタートして、個別選択型の総合福利厚生に進化、そして今後2年間で7つのプロダクトをローンチする予定です。
第一弾として、先週、コーチングサービスをローンチさせていただきました。
今日は、この「コーチングHQ」について、説明します。
品質管理システムで、高品質×低価格を実現
HQ製品全てに共通するのが、「福利厚生をコストから投資へ」と変える点です。
費用対効果を追求しています。
業界水準に比べて、80%以下という圧倒的な低価格を実現しました。
コーチも安かろう悪かろうではないです。有資格のプロコーチのみに厳選しています。
低価格の秘訣は、コーチの需給バランスをしっかり活用している点もありますが、Uberのような品質管理システムです。
属人的な「何となく良い」ではなく、クオリティをしっかりとチェックする品質保証システムで、高い満足度を実現しました。
会社が負担する割合を柔軟に設定できる
また、会社負担比率と個人負担比率が柔軟に設定できることで、数千万円かかっていたものが数十万円に収まるという、劇的なビフォーアフターの例も生まれています。
例えば、管理職と管理職以外で制度を分け、コーチング文化を全社にリーズナブルに行き渡らせるという事例も出てきています。
結果として、大企業だけではなく、急成長企業もコーチングを活用し始めています。
どんな目的があるのでしょうか、動画をご覧ください。
今までの福利厚生へのイメージが変わったのではないでしょうか。
「企業の成長投資」としての福利厚生
企業の成長投資になっているのです。
経営課題に合わせたテーマ設定も可能です。
もちろん、成果はテーマに合わせて、しっかりと見える化します。
これまで一部の大企業が育成予算で行っていたことを、あらゆる成長企業が成長投資として行う、そんなコーチングの民主化を実現していきたいです。
全HQサービスに共通する3つのアセットが強み
ただ、このコーチングサービスも1つの例に過ぎません。
HQの真の製品は何か、 いろいろなアプリケーションがありますが、それらを支える共通アセットこそが、我々の製品です。
共通戦略アセット①共通データ
1つ目は、共通データです。
福利厚生で解決すべき“不”は、本当に多種多様です。
鍵になるのはデータです。
職種や年次などの当たり前のB2Bデータはもちろん、実は不妊で悩んでいる、メンタルヘルスが不調などの稀少なデータを活かして、本当にその人に合わせたパーソナライズを実現します。
例えば、育休から復帰する社員に、住んでいる自治体の補助制度が自動でレコメンドされる体験を実現してみせます。
共通アセット②共通マーケティング
2つ目は、共通マーケティングです。
たくさんある製品に、バラバラではなく共通のマーケティングを提供することで、圧倒的な低価格を実現しています。
結果として、提供し始めて3年で、既に24,000人のユーザーが使っています。
営業もまだ5名ですが、これをどんどん増やしていくことで、300万人の顧客基盤を作ります。
これを活かして最後に作るのが、共通マーケットプレイスです。
共通アセット③：マーケットプレイス事業を開始
いきなりですが、発表です。
秋に、マーケットプレイス事業を開始します。
B2Bの企業は、投資先にも色々な良いサービスがあると思いますが、それらの良いサービスだけが掲載されて、社員がポイントを使うマーケットプレイスを作ります。
これは、従来のB2Cとは全然違います。
昨今、集客が大変ですよね、広告、SNS、インフルエンサー。
これを、本当に良いサービスをノイズなく届けられる仕組みにします。
例えば30代の女性ですが、その人が本当に必要としているものが、自動でレコメンドされます。
B2Cの情報洪水を避ける新たなマーケットプレイス、そんな理想を一緒につくりませんか？
理想のマーケットプレイスをともにつくりたい
もちろん、リスクはありません、成功報酬型です。
決済のプロセスは、工数が一切かかりません。
皆さんの代わりに、法人マーケットを泥臭く開拓します。
福利厚生の新しいインフラを目指す
これまでの資本主義と経済圏は、このままでいいのでしょうか。
ただGDPが上がるだけでいいのでしょうか。
良いサービスはたくさんありますが、それらを本当に届けられる構造の一つとして、ウェルビーイングに寄与するため、我々はB2B2E、福利厚生の新しいインフラをつくっていきます。
ありがとうございました。
（終）
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編集チーム：小林 雅／浅郷 浩子／小林 弘美／戸田 秀成