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ファインディ山田さんによる「Findy-ハイスキルなエンジニアのためのプレミアム転職サービス」STARTUP CATAPULTのプレゼンテーションの文字起こし記事をぜひご覧ください。
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スタートアップビジネスの「エコシステム」を構築し、日本の起業家を支援するプログラム「IBM BlueHub>」は「STARTUP CATAPULT」のオフィシャル・サポーターです。
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【登壇者情報】
2017年9月5日・6日・7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2017
Session 1A
STARTUP CATAPULT
-スタートアップの登竜門-
Supported by IBM BlueHub
(プレゼンター)
山田 裕一朗
ファインディ株式会社
代表取締役
同志社大学経済学部卒業後、三菱重工業、ボストン コンサルティング グループを経て2010年、創業期のレアジョブに入社。レアジョブでは執行役員として人事、マーケティング、ブラジル事業の立ち上げ、三井物産との資本業務提携等を担当。その後、2016年7月にファインディ株式会社を創業し、AI求人票採点サービス「Findy Score」をリリース。更に2017年5月にハイスキルなエンジニアのためのプレミアム転職サービス「Findy」をリリース。また、ファインディではHRエンジニアとして、求人票の解析アルゴリズムづくりを始め、HR×Technology分野の研究開発にも従事している。
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山田 裕一朗氏(以下、山田) ファインディの山田です。本日はITエンジニアと企業のマッチングサービスを提供するファインディについてご紹介します。
ITエンジニアの採用競争は年々激しくなっていると思います。有効求人倍率も2.6%を超えてきました。
今後もITエンジニアの不足は深刻です。2030年には80万人が不足すると言われています。
これはIT業界に加えて製造業や金融業の大企業もITエンジニアの採用を加速しているからだと私は考えています。
これはなぜかと言いますと、大企業が自動運転やFinTech等、最先端のテクノロジーに挑戦し始めているからです。
それらのテクノロジーにはIT関連のスキルが必須になってきます。
自然言語処理やブロックチェーン、ディープラーニングというキーワードはIT業界だけの言葉ではなくなりつつあります。
その結果、採用競争が激化し、我々ファインディには日々ITエンジニアの採用について相談がきます。
IT企業のみならず自動車部品メーカーやゼネコン等、これまで想像もしていなかったような企業からも相談が届くようになりました。
人事は、ITエンジニアが採用できない、あるいは誰が優秀なエンジニアか分からないという悩みを抱えています。
一方、IT企業で働くエンジニアも少し物足りなさを感じています。
例えば、「ゲームも楽しいけれど、次はもっと新しいことに挑戦してみたい」等の意見を持ち、実際に自動車会社に転職するようなエンジニアも増えてきています。
またITエンジニアは「新しい挑戦がしたい。しかしどの求人が魅力的か分からない」という悩みを抱えています。
つまり、企業とITエンジニアの間にギャップが生まれてきています。
エンジニアのスキルを見抜けない企業が増えたり、求人が増えて魅力的な求人票を見つけられないエンジニアが増えたりしてきています。
このギャップをファインディの技術が解決します。
エンジニアのスキルと企業の魅力度を偏差値に
弊社ではエンジニアのスキルと企業の魅力度を偏差値にしました。日本人が最も慣れ親しんでいる偏差値を活用しています。
エンジニアのスキル偏差値はGitHubのアカウントを解析し、RubyやJava等の開発言語別に偏差値化を行います。
企業の魅力度についてはエンジニア向けの求人票を解析し、求人票の分かりやすさやエンジニアにとっての魅力度で偏差値を採点しています。
結果はランキングにもしているので、このプレゼンの後にぜひ調べてみて頂ければと思います。
そしてランキングに名前がなかったらぜひファインディにお問い合わせください。
ではここで、審査員の皆さまの企業を採点してみたいと思います。
ラクスルさんからです。
100点満点中82点ということで、非常に分かりやすい求人と言えます。
エンジニアにとっても魅力度も比較的高く魅力的でレベルの高い求人だと言えます。
次にヤフーさんです。もうお分かりですね。
求人票の分かりやすさは100点満点中41点ということで、ぜひファインディを使って改善頂ければと思います。
ただヤフーさんのエンジニアへの魅力度はMaxで、非常にエンジニアの方を向いて求人票を作られている会社だと言えます。
偏差値の高いエンジニアと偏差値の高い企業をつなぐ
ファインディの技術をご覧いただいたところで、次は事業について紹介したいと思います。
我々ファインディはITエンジニアと企業をつなぐだけではなく、大企業もサポート付きでつないでいきたいと思っています。
具体的には偏差値が高いエンジニアと偏差値が高い企業をマッチングします。その結果の採用決定した場合に成功報酬を企業から頂くビジネスモデルです。
リリース約3ヶ月で6万人のユーザーさんにリーチしました。まだ自己資本で、ほぼ広告なしで事業運営しています。
現在、以下のようなIT企業様にご導入頂いています。
リクルートさんや楽天さんなどの大手に加えて、delyさんやフォリオさんなどのスタートアップにも導入頂いております。
今後は売上/時価総額1兆円を超える大企業とITエンジニアもつないでいきたいと思います。
実際に大手ゼネコンやメガバンクからもお問い合わせを頂いています。
そして3年後に売上50億円を目指します。
既存のIT企業向けのエンジニア採用市場で10億円、我々がこれから新規に生まれると考えている大企業向けのエンジニア採用市場で40億円と合計で50億円です。
また我々はGitHub及び自然言語処理をベースに開発しているので、海外展開も加速したいと考えています。
そしてスキル偏差値を通じてITエンジニアの目標づくりもしたいと考えています。
目標達成までの道筋も弊社で用意したいと考えています。
企業に対しても魅力度偏差値を通じてぜひレベルアップのお手伝いをしたいと考えています。
したがって我々は、エンジニア採用のサポートに取り組んでいきます。
これは先程ご紹介したFindy Scoreです。これは求人票を入力すると3秒でアドバイスを提供するサービスです。
そして本日から事前登録を開始したのが、企業の技術力を見える化するサービスです。
GitHubを解析して社員の技術力の見える化を実現します。
企業の技術PRに活用できるサービスとなっています。ぜひご登録頂ければと思います。
ITエンジニアの力によって世界で戦える企業を増やす
最後に創業者である私をご紹介します。
私は新卒で三菱重工に入り、その後BCGでの大手向けのコンサルティング経験を経てレアジョブで人事やマーケティングを担当していました。
私が新卒で入った会社はエンジニアが未来を創る会社でした。そしてエンジニアの力を武器に世界のマーケットで戦う会社でした。
ファインディはITエンジニアが成長のドライバーとなって、日本発の世界で勝てる企業をハードソフト問わず増やしていきたいと思っています。
そして人と仕事の出会いを通して「Life-Changing Experiences(人生を変える体験)」を増やすというミッションに向けて進んでいきたいと思っています。
ご清聴ありがとうございました。
▶ファインディ山田 裕一朗さんのプレゼンテーション動画をぜひご覧ください。
(終)
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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/立花 美幸
【編集部コメント】
偏差値にするのは面白いですね。「求人票の分かりやすさ」という観点での評価があることに少し驚きました。(立花)
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