【速報】AIによる行動解析技術で“共感ロボ”の創出を目指すVAAK(バーク)がHonda Xceleratorカタパルト優勝!(ICCサミット KYOTO 2018) – 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

【速報】AIによる行動解析技術で“共感ロボ”の創出を目指すVAAK(バーク)がHonda Xceleratorカタパルト優勝!(ICCサミット KYOTO 2018)

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「ともに学び、ともに産業を創る。」エクストリーム・カンファレンス「Industry Co­-Creation(ICC)サミット KYOTO 2018」(9月4日〜6日開催)、2日目午前に「Honda Xcelerator カタパルト」 Sponsored by Honda R&D Innovations が開催されました。

Honda Xcelerator」は、Hondaのオープンイノベーション・プログラム。「Honda Xcelerator カタパルト」の優勝者は、同プログラムに招待されます。

Hondaの各部門等から選ばれた審査員が注視する中、モビリティ・ロボティックス分野を中心としたスタートアップ企業8社が各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、AIによる行動解析技術を強みに事業展開を行う「VAAK (バーク)」が優勝いたしました!

当日のプレゼンテーション映像もぜひご覧ください。

結果速報

ICCサミット KYOTO 2018 Session 7A 「Honda Xcelerator カタパルト」優勝は、AIによる行動解析技術で“共感ロボ”の創出を目指す「VAAK (バーク)」でした!

準優勝は、“どんな場所にも行け、どんな作業もできる”モビリティー・サイボーグを提案する「メルティンMMI」でした!

第3位は、分身ロボット「OriHime」で移動の自由、旅の自由を提供する「オリィ研究所」でした!

オブザーバー投票による特別賞は、準優勝の「メルティンMMI」と、「オプティマインド」の同率受賞でした!

オプティマインドの松下さん、オリィ研究所の吉藤さんは、それぞれ「スタートアップ・カタパルト」、「カタパルト・グランプリ」優勝とのダブル受賞となりました!

登壇サービス・プロダクト一覧

優勝:AIによる行動解析技術で“共感ロボ”の創出を目指す「VAAK (バーク)」

「VAAK」は、防犯カメラに映った人間行動のAIを用いた分析に強みをもつスタートアップ。人間の服装や関節など、100以上のポイントを分析し、詳細動作を検知し不信行動・危険行動・異常行動を判定する。この技術により、人物の次の行動や再来店の確率を分析したり、万引きを見つけたりすることができる。今回のピッチでは、VAAKの行動分析技術とHondaのロボット技術を組み合わせ「人を気遣い、助けるロボットが生活に溶け込んだ世界」の実現を提案した。従来の防犯カメラの課題は、カメラが固定されるために台数がかなり必要なため費用がかかることや、監視カメラを見続ける人員が必要なことである。その課題を「Empathy=人と共感する」をテーマに、人と触れ合い暮らしに溶け込むコミュニケーションロボットのコンセプトモデルであるHonda 3Eシリーズと組み合わせて解決する。ロボットが警備員の代わりに施設などを巡回し、行動分析によって自ら人の気持ちを洞察、助けることができるようになる。VAAKが「見つけ」て、3Eが「助ける」ことで、施設警備や万引き防止とカスタマーサービスを実現する。

(プレゼンター)
田中 遼
株式会社VAAK/公式ページ
代表取締役社長

1988年生まれ、幼少期よりテクノロジーに触れて育ち、学生時代より起業。1社目は、映画やアパレルなど大手企業をクライアントとしてWEB 制作・システム開発を行い、2社目は、学生・社会人向けのプログラミング教育会社を設立し、業界シェア2位となる。ここで改めて、より大きな社会課題の解決と、グローバルに展開できるスケーラビリティをもったテックスタートアップを興そうと調査・研究を行い、株式会社VAAKを創業。VAAKは、防犯カメラ映像から人物行動を解析する技術を強みとし、犯罪・事故の未然防止、またレジなし決済といった業務自動化システムを提供し、未来の「安全・快適」の実現を目指す。ソフトバンク系AIファンドより、第1号として資金調達を行う。

準優勝&特別賞:“どんな場所にも行け、どんな作業もできる”モビリティー・サイボーグを提案する「メルティンMMI

「メルティンMMI」は、身体の限界を突破し、人類の創造性を解放するサイボーグ技術の確立を目指すスタートアップ。筋肉が動く時に発生する筋電と呼ばれる生体信号のリアルタイム分析と、繊細かつパワフルなサイボーグ実装技術に強みがある。メルティンが開発したサイボーグコンセプトモデル「MELTANT-α」では、人に最も近い「手」を超低遅延で遠隔操作することができる。柔軟性、スピード、パワー、耐久性、緻密さなどを全て持つため複雑な動きができ、世界のどこへでも進出可能な「もうひとつの身体」となる。MELTANTの想定マーケットは、宇宙環境のような生命のリスクがある極限環境などでの危険作業や、出張・緊急医療などの遠隔動作が求められる場である。MELTANTの後継機は2021年に市場に本格投入予定で、2023年には危険な場所での細かな作業ができるMELTANT-Ⅱの開発を目指す。今回のピッチでは、屋外環境での耐久性が高い車・バイク・航空機などを作るHondaのモビリティ技術とMELTANTの技術を組み合わせることで、「どんな場所にも行け、どんな作業もできる」MELTANTの実現を提案した。

(プレゼンター)
粕谷 昌宏
株式会社メルティンMMI/公式ページ
代表取締役

1988年生まれ。創造性の追求において身体がボトルネックとなっていることに1991年に気づき、以来解決策を追い求めてきた。1998年に医療と工学の融合分野が解決策となることを予想し、2002年からサイボーグ技術の研究を開始する。2006年に早稲田大学理工学部に入学、2007年に初めての論文を執筆。2011年にはロボット分野で活躍した35歳未満の研究者に贈られる日本ロボット学会研究奨励賞を受賞。2012年には、VR空間内の体と現実の体を生体信号により接続しシンクロさせる手法を開発し、電気通信大学大学院に移動。日本学術振興会特別研究員を経て2013年にサイボーグ技術を実用化する株式会社メルティンMMIを創業。2016年にはロボット工学と人工知能工学で博士号を取得、2017年に代表取締役に就任。回路設計から機構設計、プログラミングやネットワークシステム構築と幅広く開発をカバーする。2018年にはForbesより世界の注目すべきアジアの30人として選出された。

第3位:分身ロボット「OriHime」で移動の自由、旅の自由を提供するオリィ研究所

オリィ研究所は、一人暮らしの高齢者やその介護者、病気による長期休学中や入院中の子どもが感じる孤独の解消を目指し、カメラ・音声デバイスを搭載し遠隔操作可能な分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を開発する。「OriHime」により様々な理由により外出困難な方の登校や出社、外出・旅行をサポートするほか、肩に取り付け可能なボディシェアリングロボット「NIN-NIN」で視覚障がい者の外出や外国人旅行客の観光案内を遠隔でサポートする。今回のピッチでは、「誰かと一緒の旅は、もっと楽しい」をテーマに、バイクに「OriHime」を搭載することで別々の場所にいながら、外出や旅行を共有する新しい体験を提案した。

(プレゼンター)
吉藤 健太朗
株式会社オリィ研究所/公式ページ
代表取締役CEO

小学5年~中学3年まで不登校。
高校時代に行った電動車椅子の新機構の発明により、国内最大の科学技術コンテストJSECにて文部科学大臣賞、 世界最大の科学技術コンテストISEFにてGrand Award 3rdを受賞。 その後寄せられた多くの相談と自身の療養経験から、孤独の解消を志す。高専にて人工知能を研究した後、早稲田大学にて2009年から孤独解消を目的とした”分身ロボット”の研究開発を独自のアプローチで取り組み、 自分の研究室を立ち上げる。2012年株式会社オリィ研究所を設立、代表取締役所長。分身ロボット”OriHime”、神経難病患者のための視線文字入力装置”OriHime-eye”を発明、その他バリアフリーマップの開発に関わっている。青年版国民栄誉賞「人間力大賞」、スタンフォード大学E-bootCamp日本代表ほか、Googleインパクトチャレンジグランプリ、AERA「日本を突破する100人」、フォーブス誌が選ぶASIAを代表する青年30人 などに選ばれる。

特別賞:宅配ロボット×ルート最適化でラストワンマイルの配送インフラを構築する「オプティマインド

“物流に革命を。”を掲げるオプティマインドは、狭い道幅、一方通行、路上駐車禁止の有無など、配送業者のドライバーの経験や知識に基づいたルート組みが行われている“ラストワンマイル”の物流現場において、それらの要素を蓄積した独自の地図データを開発し、AIによるルート最適化事業を営む名古屋大学発のテックベンチャー企業。Saasサービス「Loogia (ルージア)」では、同社の強みである組合せ最適化・機械学習などの技術を用いて、複雑なルート組みを行っている企業や配送計画立案が日々必要な宅配業者や酒販業者などに対して、「どの車両が、どの訪問先を、どの順に回るか」をテクノロジーでサポートする。今回のピッチでは、Hondaが持つ車両データ・走行データと同社の最適化アルゴリズム・配送特化型地図を組み合わせることで、宅配ロボットによるラストワンマイルの配送インフラの実現を提案。さらに、将来的には宅配ロボットを運べるconnected車両の共同開発を行いたいと意気込みをプレゼンテーションした。

(プレゼンター)
松下 健
株式会社オプティマインド/公式ページ
代表取締役社長

1992年生まれ、岐阜県岐阜市出身。岐阜県立岐阜高校卒業。名古屋大学情報文化学部を卒業し、名古屋大学大学院情報学研究科数理情報学専攻博士前期課程修了。現在、博士後期課程に在籍中。専門は組合せ最適化アルゴリズム。特にコンテナへの荷物の詰込最適化問題や、配送計画問題の研究に従事。研究と実社会の乖離を埋めたいという想いから、2015年に合同会社オプティマインドを創業。2018年2月に、日本郵便とサムライインキュベートによるオープンイノベーションプログラムで全国105社の選考の中から「最優秀賞」を獲得。2018年6月に、複数の事業会社から数億円の資金調達に成功。 趣味は掃除と洋楽と読書とお酒。虫が大の苦手。オプティマインドでは、経営全般、営業、サービス設計、最適化アルゴリズム設計などを行う。

Body Sharingで家の中でもドライブを楽しめる世界を提案する「H2L (エイチ・ツー・エル)」

「H2L」は、「Happy Hacking Life」を理念に掲げ、ジェスチャ入出力装置「UnlimitedHand」やジェスチャ入力に特化したウェアラブルコントローラ「FirstVR」、ICカードをタッチする際に光るネイルチップ「SmartNail」などを開発する東京大学発のベンチャー企業。今回のピッチでは、プロの楽器奏者の指の動きをアーカイブして別の人間の指で再現する同社の“Body Sharing技術”を紹介するとともに、同技術を熟練ドライバーのハンドルさばきの再現に応用可能であることをアピールし、「Body Sharingによって家の中でもドライブを楽しめる世界」を提案した。

(プレゼンター)
岩﨑 健一郎
H2L株式会社/公式ページ
代表取締役

2010年東京大学大学院(学際情報学府)修了。専門はヒューマンコンピュータインタラクションの研究。在学中、未踏ソフトウエア創造事業に採択され研究開発とプロジェクトマネジメントを学ぶ。卒業後はアクセンチュア、理化学研究所(脳科学総合研究センター)を経て、玉城博士、鎌田博士とともにH2Lを共同創業。2013年に代表取締役就任。研究とビジネスの両輪を駆動する研究者/起業家として、研究シーズの事業化による産業クラスター「シリコンリーフ」形成を目指している。2015年、新製品UnlimitedHandの発表をTechCrunch Disrupt San Francisco内のStartup Battlefieldにて行う(日本拠点のベンチャー企業としては初出場)現在はVRの聖杯を目指して、仲間とともに研究開発とビジネス開発に没頭している。

瞳孔解析技術で“気持ち”と“健康”の評価をサポートする「夏目綜合研究所

夏目綜合研究所は、瞳孔の動きを解析し、人間の無意識の反応である「情動」や表情に出る「感情」が合わさった「情感」を数値化する技術を持つ。そのデータの活用が期待されている範囲は、ストレスチェックや動画コンテンツの効果検証、セキュリティまで幅広い。さらに同社では、交通事故の多発地域に対して、瞳孔解析により「看板や標識の位置が適切であるか?」を検証する研究を行っている。今回のピッチでは、居眠り運転防止やバイク運転中の健康状態チェック、さらには製品開発におけるデザイン評価、快適なコックピット空間の評価への活用を提案した。さらにロボット技術をもつHondaとのコラボレーションとして、言語に障害がある方の気持ちを読み取ったり、本人も意識していないストレスや疲れを検出したりする、人間よりも“気持ち”に敏感なロボットの開発を提案した。

(プレゼンター)
臼倉 正
株式会社 夏目綜合研究所/公式ページ
代表取締役社長

大学卒業後外資系消費財メーカーで営業、CRM、マーケティング、新規事業開発業務に従事。2005年に起業。テレビ番組連動のフリーペーパー事業に始まり、PPC広告やスマホアプリ事業などに拡大。2011年に現研究所所長の菊池と出会い、瞳孔解析技術に興味を持ち、会社売却後の2016年に夏目綜合研究所の代表取締役に就任。

自律移動警備ロボット「SQ2」で超高齢化社会の労働を代替するSEQSENSE (シークセンス)

「SEQSENCE」は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のはやぶさ/はやぶさ2プロジェクトメンバーをはじめ、長年にわたりフィールドロボットの開発に携わっている明治大学理工学部の黒田洋司教授らが設立した、自律移動警備ロボット「SQ2」を開発するスタートアップ。SQ2はレーザースキャナーを用いた3次元マッピング技術で周辺環境をリアルタイムに把握し、商業施設やオフィスビルなどの環境下でもGPSや事前の地図情報なし巡回・警備が可能という特長を持つ。今回のピッチでは、労働人口の低下が確実視される日本の将来に向けて、Hondaの強いハードウェア技術、強いビジネスの推進力と、同社のロボットソフトウェア技術のコラボレーションによる事業創出をアピールした。

(プレゼンター)
中村 壮一郎
SEQSENSE株式会社/公式ページ
代表取締役

代表取締役CEO。京都大学法学部卒。大学時代はアメリカンフットボール部主将。ALL JAPANにも選出。卒業後は、三菱UFJ銀行にて中小企業融資を担当。その後、シティグループ証券に転職。2006年から2008年はニューヨークオフィス勤務。2012年に独立し、ベンチャー企業の財務、経営に携わる。2015年よりSEQSENSE立上げプロジェクトに参画。2016年10月創業と共に代表取締役就任。東京工業大学アメリカンフットボール部ヘッドコーチも務める。1977年4月24日生。

IoT見守りサービス×見守りモビリティで交通事故ゼロ社会を目指す「otta (オッタ)」

「otta」は、IoTを活用したスマート見守りサービスのパイオニア企業。スマートフォンと専用アプリ、ビーコン(無線標識)技術を活用した専用端末を通じて、児童や高齢者の安全を地域単位でサポートする「otta」を展開する。今回のピッチでは、Japan Taxiとの共同で都内に5,000台の“見守りタクシー”を導入した実績をもとに、交通事故ゼロ社会の実現に向けてHondaが販売する全てのクルマ・バイクに見守り機能を搭載するコラボレーションを提案。ottaに蓄積された6,600万件の子どもの行動履歴データおよび子どものリアルタイム検知情報と、Hondaのリアルタイム車両位置情報とをかけあわせて、交通事故の危険性の予測、ドライバーへの注意喚起などをシステムとして実現できることを強くアピールした。

(プレゼンター)
山本 文和
株式会社otta/公式ページ
代表取締役社長

1977年 山口県生まれ。半導体ロボットエンジニアとしてキャリアを開始。その後、ソフトウェア会社へ転職し、業務システムのプログラマー・SE・法人営業、アプリ開発ディレクターを歴任し、組み込み機器からサーバー/クライアントサイドまで、IoTシステム構築に必要な多岐にわたる開発を経験。自分の子どもを守りたいという思いから、「地域のみんなで見守る街づくり」を目指し、日本初の地域参加型IoT見守りサービス”otta”を開発・運営する株式会社ottaを2014年に設立。2017年より大手電力会社へシステムをOEM提供し、「tepcotta(東京電力)」「OTTADE!(関西電力)」「Qottaby(九州電力)」の3つの見守りサービスを展開。

表彰式

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/尾形佳靖/本田 隼輝

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ICCパートナーズ(ICC Partners Inc.)は産業を共に創る経営者・経営幹部のためのコミュニティ型カンファレンス「Industry Co-Creation サミット/ICCサミット」の企画・運営および新規事業創出・アライアンスなどのアドバイザー業務を行っています。