おふろから衣食住の文化を発信し、地域を“沸かす”「温泉道場」(ICC FUKUOKA 2022) | 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

おふろから衣食住の文化を発信し、地域を“沸かす”「温泉道場」(ICC FUKUOKA 2022)

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ICC FUKUOKA 2022 カタパルト・グランプリに登壇いただいた、温泉道場 山﨑 寿樹さんのプレゼンテーション動画【おふろから衣食住の文化を発信し、地域を“沸かす”「温泉道場」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回300名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2022は、2022年9月5日〜9月8日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2022プラチナ・スポンサーのAGSコンサルティングにサポートいただきました。

【速報】ゴムの常識を変える「錦城護謨」と、サバ養殖を進化させる「フィッシュ・バイオテック」がカタパルト・グランプリ同率優勝! (ICC FUKUOKA 2022)


【登壇者情報】
2022年2月14〜17日開催
ICC FUKUOKA 2022
Session 6A
カタパルト・グランプリ
– 強者が勢揃い –
Sponsored by AGSコンサルティング

山﨑 寿樹
株式会社温泉道場
代表取締役社長執行役員兼グループCEO

2006年4月株式会社船井総合研究所入社。温浴ビジネスチームに所属し、日帰り温泉に特化したコンサルティングを行う。2011年3月より株式会社温泉道場代表取締役社長。徹底したマーケティングで温浴施設の事業再生を得意とする。現在埼玉県内で6店舗の温浴施設、カフェ・キャンプ場などの複合施設と三重県に1店の温浴施設を経営。また直営店舗以外に、温浴施設ブランド「おふろcafé(R)」のフランチャイズ展開も行う。おふろcafé(R)は、現在、北海道、静岡、滋賀で営業中、さらに2022年内に千葉、山形にもオープン予定。
地域コンテンツの活用として、2020年1月にプロ野球・BCリーグの球団「埼玉武蔵ヒートベアーズ」の運営事業を譲受。2021年は元ヤクルト・楽天で活躍した由規選手が加入、堀江貴文氏を球団アドバイザーに迎え、念願の東地区初優勝を果たす。


山﨑 寿樹さん 温泉道場の山﨑です。どうぞよろしくお願いいたします。

皆さん、温泉に入りますか?

私は年間だいたい200回、今まで2,500カ所、北海道から沖縄の全都道府県、そして海外まで、いろいろな温泉に入っています。

実はこの写真のお湯は全然温かくなくて、私の隣のメンバーはそのまま寒い顔をしているのですが、温泉、おふろ、サウナ、そういったものを核として、地域活性化に取り組んでいる会社です。

おふろを核として地域の衣食住の魅力を発信する

我々は「おふろから文化を発信する」をミッションとしていますが、これは「おふろ文化を発信する」ということではありません。

おふろ、温泉を使って、ショールームのように地域の魅力を発信していこう、衣食住の文化を表現していこう、そんな会社でございます。

我々はおふろを通して、人と自然が巡り合う持続可能な未来を目指しています。

私は埼玉県ときがわ町という人口10,000人の町からやってきましたが、やはり地域は働く場所が少ないという社会課題があります。

そういった中で仕事を創っていくことに取り組んでいます。

そして地域には、仕事を創っていくリーダーが必要です。

温泉、おふろというのは、地域のコミュニケーションツールで、地域において人の集まる場になります。

温泉やおふろを核として、いろいろな事業を創っていこう、いろいろな事業を創るリーダーを輩出していこう、それが温泉道場という社名の由来にもなっています。

事業の規模感は、だいたい25億円ぐらいまで来ています。

新型コロナウイルス流行の影響で少し足踏みはしておりますが、少しずつまた回復基調にはあるという状況です。

経営不振の温浴施設を昭和レトロ風にリノベーション

我々は2011年の東日本大震災の2日前から創業しておりまして、時代とともにどのようなことをやってきたかを中心に、本日はご紹介したいと思っています。

最初は、こちらの玉川温泉です。もともと我々の創業の地でもあります。

元はこのような地域の公民館風の古い温浴施設だったので、「昭和レトロ」というコンセプトを作って、リノベーションしました。

【埼玉の社長に訊く起業ストーリーvol.2】株式会社温泉道場 代表取締役 山崎寿樹さん(シェアオフィス6F)

そして玄関も、記念撮影はいつも自動販売機の前でしたが、

ちゃんと、こういった昭和レトロ感のある形にリノベーションしました。

売店もいろいろなオリジナル商品を作って世界観を作っていく、こんなお店作りを創業時から行ってきました。

糀や寝かせ玄米®を使ったこだわりの食を提供

また白寿の湯では、玉川温泉と同じような形で公民館風だった場所を、写真のような形でリノベーションして、「発酵」や「糀」という世界観を地域の会社様とコラボレーションしました(※) 。

▶編集注:白寿の湯では、「まるで発酵食品のように一日のんびり」をコンセプトに館内を設計。地元、神川町にある明治35年創業のヤマキ醸造とコラボレーションし、こだわりの糀や醤油、味噌を使った食事を館内の糀料理「俵や」で提供している。

こちらは、床を丸くくり抜いたソファーでくつろいでいる様子です。こういったものを作っていっております。

また今回ICCサミットにも参加されている、結わえるの荻野(芳隆)社長に監修していただいて、おふろ屋さんの食事処のメニューや飲食の域を超えた、こだわりの食事を提供しています。

新しい形の温浴施設「おふろcafé」を看板ブランドに

そして2013年、我々の看板ブランドである「おふろcafé」というものを作りました。

もともとは「健康ランド」みたいな施設なのですが、とても健康ランドとは思えないようなデザインにしています。

そして、こういった形で健康ランドのリノベーションをしています。

年を経るごとに店舗を増やしながら、やっていっております。

地域の遊休資産を活用し、全国規模で展開

こちらは、四日市にあるおふろcafé 湯守座です。

「現代の芝居小屋」をコンセプトに、健康ランドでこういったお芝居型のものもやったり、とにかく地域の遊休資産や、ちょっと経営的に厳しい温浴施設を復活させよう、そんなことをやっております。

江戸の伝統芸能を体験する おふろcafé 湯守座で観る大衆演劇(おふろcafé 湯守座)

そして2018年から、おふろcaféの全国拡大ということで、静岡、滋賀、三重、そして北海道と、いろいろなところに展開しております。

不採算公共施設の再生で「サウナシュラン」受賞

また、リゾート施設の再生など、地域の公共財の再生も行っています。

「ゆうパークおごせ」は「オーパークおごせ」になりました(越生町)

今サウナが流行っていますけれども、「サウナスイートキャビン」というものを作って、サウナシュランをいただきました。

プロサウナーが今行くべきサウナ11選に初登場で選出! サウナスイートキャビンがサウナシュラン2020に11位入賞(PR TIMES)

また、地域の公民館をグランピング施設に改装して再生するプロジェクトも行っております。

ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)(温泉道場)

本場のサウナ文化を体験するためフィンランドへ

サウナをより良い形で提供するために、2018年ぐらいから海外に行っています。

私たちは薪でサウナを温める「世界サウナ温め選手権」という変わった世界大会に出場して、4位を受賞しております。

祝!「世界サウナ温め選手権」で温泉道場チームが世界第4位の座を勝ち取りました!(温泉道場)

こういったこともやりながら、アクティビティや店舗の開発に生かしたりしています。

さまざまな取り組みに続々チャレンジ

我々のようなローカル企業には採用がすごく大事ですので、とんがった方にも来ていただくために、私が3〜4時間ずっとサウナに入り続けるという会社説明会をやったりしています。

そのほか、さまざまな取り組みを行っております。

温泉道場からドイツサウナ協会認定のアウフギーサーが5名誕生しました(PR TIMES)

【日エストニア友好100周年】を記念したイベントときたまひみつきちCOMORIVERにて「エストニア夏至祭」を実施(PR TIMES)

温泉道場がフィンランド・タンペレ市に、フィンランドにおけるサウナ・スパ施設の事業性調査を目的とした合弁会社を設立(PR TIMES)

独立リーグのプロ野球球団も運営

最近では、地域づくり、地域活性化を、温泉にこだわらない形でも行っています。

実は私は埼玉武蔵ヒートベアーズという、BCリーグ、独立リーグのプロ野球球団の運営もしております。

昨年、佐藤 由規選手が入団してくれて、非常に盛り上がっているのですが、堀江(貴文)さんもアドバイザーになってくれて、広告塔として活躍、サポートいただいております。

「埼玉を熱くしたい」 元ヤクルト・佐藤由規投手 独立リーグのヒートベアーズ入団会見 2021年1月29日(東京新聞 TOKYO Web)

堀江貴文氏がBCリーグ「埼玉武蔵ヒートべアーズ」のアドバイザーに就任しました(PR TIMES)

また、独立リーグなので、とんがっていこうということで、実は盗塁に特化しておりまして、60試合で164盗塁。

周りのチームから「暴走」と言われ続けて、これで実は優勝しました。

埼玉武蔵ヒートベアーズ悲願の初優勝 2021/9/24 掲載記事(埼北よみうり)

陸上サバ養殖などの「食」、ひとづくりでも地域を活性

こういったことをしながら、地域のローカル企業として、他にもいろいろなことをやっています。

埼玉の乳製品を100%使用したミルクチーズケーキ「湯あがりミルクチーズケーキ工房 ふろまあじゅ」がルミネ大宮にて期間限定ポップアップストアをオープン(PR TIMES)

こういった地域活性化の取り組みの中で、先ほど登壇された(フィッシュ・バイオテック)右田(孝宣)さんのご紹介にあったサバも協業させていただきました。

神川の日帰り温泉・白寿の湯に「温泉サバ陸上養殖場」 「海なし県」の埼玉で初(本庄経済新聞)

「ひとづくり」という意味では、2025年に5人の社長を輩出しようとしており、今2人の社長が決まりました。

私以外にグループカンパニーとして、あと3人育成したいと思っています。

さまざまな賞を受賞

いろいろな賞を受賞し、メディアにも数多く取り上げていただいて、本当にありがたい限りです。

▶​​【お知らせ】2017年版 働きがいのある会社ベストカンパニーを受賞(ONSEN DOJO)

船井財団「グレートカンパニーアワード 2018」においてユニークビジネスモデル賞を受賞しました(PDF)(温泉道場)

2018 GOOD DESIGN|グッドデザイン賞 温泉を核とした地域活性化と人材育成 [温泉道場のおふろcafe ®︎]

WOMAN’s VALUE AWARD 株式会社温泉道場

また、本日発表がありまして、ICCにゆかりのある千葉道場の千葉(功太郎)さんとコラボが決定しました。

The Ryokan Tokyo YUGAWARAを協業させていただいて、2022年3月より我々温泉道場のグループで運営をさせていただくことになりました。

温泉道場、千葉道場を主宰する個人投資家 千葉功太郎氏の旅館「The Ryokan Tokyo YUGAWARA」の運営を受託(PR TIMES)

おふろcafeの温泉道場が運営する温泉旅館「The Ryokan Tokyo YUGAWARA」が3月18日オープン(PR TIMES)

10周年の今年は「脱 風呂屋」がテーマ

我々温泉道場は今年10周年です。

「温泉道場」なのに「脱 風呂屋」をテーマにしています。

地域を盛り上げるためにやっております。

温泉道場10周年のアニバーサリーイヤーを祝して開催する「おふろ万博」の特設サイトがオープン(PR TIMES)

どうぞ皆様、応援のほどよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸

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