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【新】モバイル動画メディアの今後を徹底議論!【K17-5B #1】

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「モバイル動画メディアの今後を徹底議論」【K17-5B】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!8回シリーズ(その1)は、各登壇企業が動画メディアにおけるどのようなプレイヤーなのか自己紹介いただきました。是非御覧ください。

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ICCサミットは新産業のトップリーダー600名以上が集結する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2018は2018年2月20日〜22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


2017年9月5日・6日・7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2017
Session 5B
モバイル動画メディアの今後を徹底議論

(スピーカー)
明石 岳人
ワンメディア株式会社
代表取締役

荒波 修
株式会社GYAO
代表取締役社長

小池 政秀
株式会社サイバーエージェント
常務取締役

高松 雄康
株式会社オープンエイト
代表取締役兼CEO

(モデレーター)
坂本 達夫
AppLovin
Director, Business Development

「モバイル動画メディアの今後を徹底議論」の配信済み記事一覧

司会者 それでは時間になりました。本日最後のセッションです。

Session 5B「モバイル動画メディアの今後を徹底議論」を開始致します。

モデレーターは、AppLovin の坂本さんです。よろしくお願いします。

坂本 達夫氏(以下、坂本) はい、よろしくお願いします。


坂本 達夫
AppLovin
Director, Business Development

【スマートフォンアプリ広告のスペシャリスト】
2008年より楽天、2011年よりGoogle AdMobを経て、2015年より世界最大級のアプリマーケティングプラットフォームを運営する米AppLovinに参画。日本第1号社員として日本への事業展開を推進し、月間数億円(アプリ広告では日本最大級)の売上規模にまで成長させる。主な業務は大手アプリ企業とのビジネスデベロップメントおよび他の広告事業者とのアライアンス構築。アプリのマーケティングやマネタイズ(収益化)に関する講演や記事・ブログ執筆も精力的に行う。ICCカンファレンスには立ち上げ時からボランティアスタッフとして参画。東京大学経済学部卒。二児の父。

ICCカンファレンスは全部録画され、後から記事になり、メディアで見られる方も多いと思いますが、会場にいらっしゃる方はとてもラッキーだと思います。

おそらく後から「ヤバい部分」が修正・削除されて、記事になるとボリュームが少なくなっていると思います(笑)

主に、皆さんから見て一番左にいらっしゃる明石さんは、早く爆弾を投げ込みたくてうずうずしています。

(壇上笑)

楽しいセッションになると思うのでどうぞよろしくお願いします。

今回のテーマはモバイル動画ですが、モバイル動画をやっている会社は近年かなり増えています。

モバイル動画と一口に言っても、動画を作っているところもあれば、配信するプラットフォームもあり、自分たちでメディアを持っていたり、分散型でやっていたり、尺も短尺でやっているところもあれば長い動画を作っているところもあり、色々な形態があります。

そうした色々な形態の会社の方がこの壇上にいらっしゃいます。

先ずは皆さんに自己紹介を兼ねて、動画メディアの中でどんなところをやっているプレイヤーなのか教えて頂きたいと思います。

爆弾を持った明石さんは最後にとっておいて、高松さんから順番にお願いします。

「ルトロン」:オープンエイト高松氏

高松 雄康氏(以下、高松)オープンエイトの高松です。


高松 雄康
株式会社オープンエイト
代表取締役社長 兼 CEO

1996年、株式会社博報堂に入社。主に大手自動車メーカーのキャンペーン全般を担当。2005年より、日本最大級の化粧品クチコミサイト@cosmeを運営するアイスタイルで取締役兼COO(最高執行責任者)、CMO(最高マーケティング執行責任者)などを歴任。また関連事業を運営するコスメコム、コスメネクスト、アイスタイルグローバル(シンガポール)のCEOとして国内外の化粧品関連事業を統括し2012年に東京証券取引所1部に上場。現在は4月に起業した株式会社オープンエイトの代表取締役兼CEOとして、女性系メディアに特化した日本最大級のスマホ動画広告プラットフォーム、並びに「おでかけ動画マガジン ルトロン」を展開している。

ICCの動画ビジネスのセッションでは3回目の登壇となります。

オープンエイトは設立してまだ2年数ヶ月(2017年9月時点)の若い会社で、もともとの基盤事業はアドネットワークです。女性に特化したスマートフォン向けの動画広告をやっています。

女性だけをターゲットにしているものとしては国内最大です。

それを収益源にしながら、後発なのですが動画メディアで「ルトロン」というお出かけ動画マガジンを開発・運営しています。

これは全部一次取材で、主に飲食店、イベント、トラベルスポットも含めて月に1,000本の取材も一次取材して動画を上げています。

今では累計で4千本以上のコンテンツになりました。全部30秒1本での短尺で、スポット情報を紹介しています。

今はシリーズBの資金調達(第三者割当増資)で、合計で23億円の資金調達して運営しています。

坂本 よろしくお願いします。

「AbemaTV」:サイバーエージェント小池氏

小池 政秀氏(以下、小池) サイバーエージェントの小池です。本日はよろしくお願いします。


小池 政秀
株式会社サイバーエージェント
常務取締役

1975年静岡県下田市生まれ。法政大学を卒業後、1998年に荻島商事株式会社(現:アイア株式会社)入社。2000年にリンクメディアに入社し、同年、プラットフォーム・フォー・イー・ドットコム立ち上げに参加。2001年にサイバーエージェントに入社後、広告事業を経て、Ameba事業本部ゼネラルマネジャーとして、複数のメディア事業立ち上げにかかわり、2011年には株式会社AMoAd代表取締役就任。2012年に同社取締役、2014年から常務取締役就任。2016年から株式会社AbemaTV取締役就任。

サイバーエージェントはアメーバブログとAWAとか7gogoとかタップル誕生というマッチングサービス等も作っていますが、本日はその中でも力を入れているAbemaTVを中心にお話できればと思っています。

AbemaTVは去年(2016年)の4月にリリースをしてから1年半が経ちました。

ダウンロードは先月(2017年8月)で2千万を超えたのですが、アクティブユーザー数で言うとMAU(Monthly Active Users)が1千万を超えてきているタイミングなので、ここから新しく、より踏み込んでいくタイミングになるかと思っています。

その辺のことを今日はお話できればと思っています。よろしくお願いします。

「GYAO」:荒波氏

荒波 修氏(以下、荒波) GYAOの荒波です。


荒波 修
株式会社GYAO
代表取締役社長

1971年2月12日生。神奈川県横浜市出身。茅ヶ崎市在住。デル、日本ヒューレット・パッカード、日本ラドウェアなどの外資系企業を経て、2007年にオーバーチュア株式会社(当時は米Yahoo! Inc.の子会社)に入社。2008年、オーバーチュアの吸収合併によりヤフーへ転籍。
ヤフーではオンラインセールス部門の責任者、YDN(運用型ディスプレイ広告のプラットフォーム)の開発プロジェクト責任者、広告部門の本部長等を経て、2013年4月からの三年間はヤフー株式会社の執行役員として広告事業全般を統括するマーケティングソリューションカンパニー長を務める。2016年4月からはYahoo! JAPANのエンターテインメントサービスを運営する株式会社GYAOの代表取締役社長に就任し現在に至る。

GYAOはかれこれ10数年動画配信の事業をやっているので、取材を受けると老舗と言われますが、あまり嬉しくありません(笑)

私自身がこの事業に携わっているのは一年半くらいで、その前はヤフーで広告事業の役員でした。このGYAOという事業は、もともとはUSENが立ち上げ、ヤフーが買収して10年近く経ちます。

ここ最近はプレゼンスが低下ぎみだったのを、今立て直しているところです。

規模感的にはAbemaTVさんと同等か、全デバイスで言うとまだGYAOの方がユーザーが多いくらいだと思いますが、ここからAbemaTVさんと一緒に市場を大きくしていきたいと思っています。

坂本 よろしくお願いします。

「ONE MEDIA」:明石氏

明石 岳人氏(以下、明石) ONE MEDIAの明石と申します。先ほど坂本さんから危ない人みたいな紹介を受けました。


明石 岳人
ワンメディア株式会社(※)
代表取締役CEO

1982年静岡生まれ、2006年上智大学卒業。2014年6月に分散型動画メディア「Spotwright」(現:ONE MEDIA)を創業。スマートフォンに最適化したミレニアル世代向けのニュース動画を自社内で企画から製作まで一貫して行い、Facebookやスマートニュースで月間100本以上のコンテンツ配信を実現している。またスマートフォン向け動画のコンテンツ製作メソッドや広告ビジネス、および海外動画メディアの動向において日本トップクラスの知識と事例を有している。趣味でNetflixで公開されている作品のほとんどをチェックしており、その人が気に入りそうな作品をレコメンドすることが出来るので気になる方は是非気軽にお声がけください。

※当時 ホワイトメディア株式会社/2017年11月1日より社名変更

実際私は口が滑りがちですので、今日も何かしらのチャンスがあれば口を滑らせていきたいとと思います。

(会場笑)

事業は分散型動画メディアと言って、FacebookやSmartNewsに動画を配信し、自分たちのサイトは一切持っていません。

実際ONE MEDIAのサイトに行っても謎な動画が流れているだけで何の会社か全然分かりません。

▶ONE MEDIAの会社サイトはこちら

全然会社の紹介になっていないような気がしますが、今日はよろしくお願いします。

坂本 よろしくお願いします。

(続)

編集部よりシリーズの予告

お読み頂き、ありがとうございます。本シリーズは、以下のテーマと日程で配信されます。ぜひ毎日御覧ください!

12月4日:【新】モバイル動画メディアの今後を徹底議論!【K17-5B #1】

12月5日:AbemaTV・ルトロン・ONE MEDIAはどのように動画を制作しているのか【K17-5B #2】

12月6日:「AbemaTVはどこまで投資を続けるのか?」動画メディアのマネタイズ戦略【K17-5B #3】

12月7日:グレーな動画を扱うアプリが人気を得ている状況をどう考えるか【K17-5B #4】

12月8日:Netflix、Amazonなどの巨大な黒船プレイヤーと日の丸動画メディアはどう戦う?【K17-5B #5】

12月11日:AbemaTVなどのモバイル動画メディアにおける広告ビジネスを徹底議論!【K17-5B #6】

12月12日:動画広告のプライシングのロジックや販売方法を教えて! 【K17-5B #7】

12月13日:【終】AbemaTV・GYAO・ONE MEDIA・ルトロン…動画メディア市場を創る男たちが熱い【K17-5B #8】

以上

(続)

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次の記事を読みたい方はこちら

続きは AbemaTV・ルトロン・ONE MEDIAはどのように動画を制作しているのか をご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/立花 美幸

【編集部コメント】

明石さん達がどれくらい口を滑らせてくださるのか(それともそんなに滑らせないのか)、次回からをお楽しみに!(立花)

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