【注目】急成長するスマホ動画ビジネス-エブリー吉田氏が語る分散型メディアの挑戦【K16-3B #1】 – INDUSTRY CO-CREATION(ICC)

【注目】急成長するスマホ動画ビジネス-エブリー吉田氏が語る分散型メディアの挑戦【K16-3B #1】

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「急成長する動画ビジネスの最新事情」【K16-3B】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!8 回シリーズ(その1)は、 エブリー吉田氏にDELISH KITCHEN等の分散型動画メディアの現状をお話し頂きました。是非御覧ください。

ICCカンファレンスは新産業のトップリーダー160名以上が登壇する日本最大級の招待制カンファレンスです。次回 ICCカンファレンス KYOTO 2017は2017年9月5〜7日 京都市での開催を予定しております。参加者の募集を開始しました。

登壇者情報
2016年9月6日・7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2016「ICC SUMMIT」
Session 3B 「急成長する動画ビジネスの最新事情」
 
(スピーカー)
上坂 優太
株式会社Viibar
代表取締役
 
小池 政秀
株式会社サイバーエージェント
常務取締役
 
高松 雄康
株式会社オープンエイト
代表取締役社長 兼 CEO
 
吉田 大成
株式会社エブリー
代表取締役
 
(モデレーター)
前田 裕二
SHOWROOM株式会社
代表取締役社長

前田 裕二氏(以下、前田) 改めまして、SHOWROOMの前田です。本日は宜しくお願いいたします。

前田 裕二
SHOWROOM株式会社
代表取締役社長
 
1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入社。​20​11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。株式市場において数千億〜兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。その後、​0​→​1​の価値創出を志向して起業を検討。事業立ち上げについて、就職活動時に縁があった株式会社DeNAのファウンダー南場に相談したことをきっかけに、​20​13年​5​月、DeNAに入社。同年11月に仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。​20​15年​8​月に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合弁会社化。現在は、SHOWROOM株式会社代表取締役社長として、SHOWROOM事業を率いる。

事前打ち合わせも少なめに、かなりカジュアルに始まってしまいましたが…僕は今日モデレーターという立場で参加させて頂いているのですが、「動画ビジネス」と一言で括っても、登壇者の皆さまそれぞれビジネスモデルが違っていて面白いと思っているので、その辺りを整理しながらお話を伺って勉強出来たらいいなと思っています。

まずは、吉田さんから簡単に自己紹介と事業概要をビジネスモデルのお話も含めて、ご説明頂けると嬉しいです。2-3分ほどでお願いします。

エブリーが展開するモバイル動画メディア

吉田 大成氏(以下、吉田) 初めまして、エブリーの吉田と申します。

吉田 大成
株式会社エブリー
代表取締役
 
2005年4月ヤフー株式会社に入社。2006年10月、グリー株式会社に入社後、事業責任者兼エンジニアとして、モバイル事業、ゲーム事業(「釣り★スタ」「探検ドリランド」等)、ゲームプラットフォーム事業の立ち上げに従事。2010年12月 同社執行役員、2012年9月 同社 取締役執行役員常務に就任し、日本事業全体を統括。2015年9月、株式会社エブリーを創業。

会社自体は2015年9月に設立しておりまして、ちょうど今月で1年になりました。去年の9月は、ダンボールの机で始めました。

先日、1週年パーティーをやりまして、今はこんな感じになっております。

すごく人が多く見えるのですが、ほぼ大半の方は大学生です。事業としては、今5つのメディアに取り組んでおります。

僕らは、今のところ、自社のアプリやウェブサービスを持たずに、基本的にはFacebookやInstagramに対して配信をしています。全てのコンテンツに対して、撮影、編集、配信までを自前で行っております。

その中で、今表に出ている4つのメディアはこちらです。

4つを合わせると、FacebookやInstagramのフォロワー数は、230万人を超えておりまして、トータルのマンスリー・リーチ・ユーザーは、それぞれのメディアの月間のユニーク・リーチ・ユーザー数を合算したものですが、3,000万人を超える状態になっております。

料理動画メディア「DELISH KITCHEN」

1つ目は、DELISH KITCHENです。1分前後で動画レシピを紹介しています。

150万人フォロワーを超えていて、月間でも1,000万人リーチを超えております。アクセスの90%以上がモバイルからのアクセスになっております。

僕らの動画を見て頂いて単純に楽しんで頂くだけではなくて、レシピの写真をInstagramなどのSNSに投稿してくれています。

僕らが目指しているところを表す、代表的なユーザー像があります。

「DELISH KITCHENに助けられた私の幸せ」というタイトルのブログ記事なのですが、「家族が出来たのに、外食ばかりになっていて、料理を作るのが億劫になっていましたが、たまたまDELISH KITCHEN TVを見て、参考にしたおかげで、料理をすることで家族に美味しいと言ってもらえる幸せを思い出すことが出来ました」というブログです。

レシピ自体を探すという段階ではなく、その前の段階に入ろうと思っておりまして、これから料理をしてみたいなという人に対して、コンテンツを届けられればいいなと思っております。

僕らのこの動画メディアに対して、数多くのブランド様とのコラボレーションをして、動画のブランドコンテンツを作っております。

これは2016年3月くらいから作り始めておりまして、すでに100以上のコンテンツを作っている状態なのですが、 いま見て頂いているのは、ブルボンさんの事例です。

各社さんの商品を使いながらレシピを紹介しています。実際にいくつかのメーカーさんで、配信後に売上が2割くらい伸びたというお話や、昨年比で同一商品が6%くらい伸びているというようなお話を頂いていまして、実際の購買行動まで繋がってきていることをしっかり確認出来ています。

僕らは料理系メディアしかやっていないのかと言われるのですが、それ以外もやっています。

ママ向け動画メディア「MAMA DAYS」

ママ向けメディアが27万人のフォロワーを超えていまして、月間でも500万リーチになっております。スライドに表示されているのが、雪印さんのミルクとのタイアップ広告です。

ママ向けメディアでは、料理から家事、DIY、グッズ紹介などを取り扱っておりまして、多くのママである方々が、日々課題に感じていらっしゃることに動画を通じて答えていくことをしております。

ファッション系動画メディア「KALOS」

もう1つはファッション系メディアのKALOSをやっております。こちらも20万人フォロワーを超えておりまして月間でも500万リーチを超えているような状態です。

スライドに表示されている画像は、LOHACOさんと一緒に無印良品さんの商品を扱った広告の案件です。

いま、メイク、ファッション、ヘアアレンジ、ネイル、ヘルスケア、イベントの紹介をしています。

ニュース系動画メディア「Timeline」

最後はニュース系のメディアです。これも25万人以上のフォロワーがいて、月間でも1,000万人を超えているような状態です。これも、モバイルからのアクセスが大半です。

こちらの1部は、通信社さんから動画のコンテンツの許諾を得て配信する形になっておりまして、国際・国内ニュース、政治、経済、テクノロジー、スポーツなどを幅広く取り扱っている状態です。

以上です。

前田 有難うございます。ビジネスモデルとしては、基本的にはネイティブアドがメインなのでしょうか。

吉田 そうですね。短期的には、広告をメインに据えてやっていこうと思っております。

前田 個人的な質問なのですが、もともと分散型メディアが上手くいくという仮説のもとに始められていたのかという質問です。

最初に第一世代として、SEOがあって、バイラルメディアがあって、次が分散型メディアだという仮説があったのか、それと違うきっかけで立ち上げられたとしたら、どんな経緯なのかを聞きたいです。

吉田 そうですね。まずは、動画をやりたいと思ったのが、1番最初のきっかけです。

これから動画のコンテンツが主流になると思っていく中で、僕らみたいな少人数でやっていく場合に、どうすれば1番リーチを獲得出来るかなと考えると、分散型メディアが望ましいのかなと思いました。

Facebookなどの多くの方が日々利用しているところに届けるのが望ましいということにたどり着いて、このビジネスをはじめました。

前田 なるほどです。わかりました、有難うございます。それでは、小池さんに自己紹介と事業の紹介をして頂きます。

(続)

編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/藤田 温乃

続きは Abema TV は新たな視聴習慣を作れるのか?(サイバーエージェントの挑戦) をご覧ください。
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【編集部コメント】

続編(その2)では、サイバーエージェント小池さんにAbema TVの現状とユーザーの視聴スタイルについて語って頂きました。是非ご期待ください。感想はぜひNewsPicksでコメントを頂けると大変うれしいです。

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