【速報】本革のものづくりに"想い"を込めて──貧困国の雇用創出に取り組む「ビジネスレザーファクトリー」がCRAFTED カタパルト優勝!(ICC KYOTO 2020) | 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

【速報】本革のものづくりに“想い“を込めて──貧困国の雇用創出に取り組む「ビジネスレザーファクトリー」がCRAFTED カタパルト優勝!(ICC KYOTO 2020)

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「ともに学び、ともに産業を創る。」エクストリーム・カンファレンス 「Industry Co­-Creation(ICC)サミット KYOTO 2020」(2020年8月31日〜9月3日日開催)、9月2日に「CRAFTED CATAPULT 豊かなライフスタイルの実現に向けて」 Sponsored by Lexus International Co. が開催されました。

第一線で活躍する審査員が注視する中、10社のスタートアップが各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、バングラデシュの雇用創出に取り組む牛本革ブランド「ビジネスレザーファクトリー」が優勝いたしました!

結果速報

ICCサミット KYOTO 2020 Session 7A 「CRAFTED CATAPULT 豊かなライフスタイルの実現に向けて」優勝は、貧困国の雇用創出に取り組む牛本革ブランド「ビジネスレザーファクトリー」でした!

第2位は、最先端科学で最高のトマトを追究する「あさい農園」でした。

第3位は、世界の醸造所と協働し、オリジナリティ溢れる日本発クラフトビールを展開する「Far Yeast Brewing」でした。

第4位は、“寝かせ玄米“で、日本の伝統食・生活文化の知恵をつむぐ「結わえる」でした。

当日の中継映像もぜひご覧ください。

登壇サービス・プロダクト一覧

優勝:貧困国の雇用を創出する牛本革ブランド「ビジネスレザーファクトリー」

ビジネスレザーファクトリー株式会社は、本革製品の製造と直営店舗での販売を通して、バングラデシュの貧困層の雇用創出に取り組む企業。同社では、バングラデシュにおいて劣悪な労働環境で工場での仕事に従事する人々に衝撃を受け、自社工場を創設。採用対象を障がい者、シングルマザー、親のいない若年層としながら、日本の製造ノウハウをもとに、独自の組織体制、生産ラインで高品質なものづくりを実現した。製品はビジネスシーンに特化したラインナップが特徴で、購入した商品に直接刻印ができる名入れサービスは、“世界にたったひとつの特別な本革アイテム“として、ギフトとしての需要も高い。日本では創業から6年で18店舗の直営店舗を展開し、バングラデシュの自社工場では既に800人以上の雇用を創出している。同社代表取締役社長の原口氏は、「雇用」は最初の一歩に過ぎず、教育・医療・住居など「生きる」ことを同時に実現したいと話し、食堂や医療施設の設立も進める。将来的には“大きな村“をつくるという「ヴィレッジ構想」の実現を目指すとしている。さらに世界各地に生産拠点を作って拡大し、ものづくりで想いを繋げてより良い社会を共創していくことを伝えた。



原口 瑛子
ビジネスレザーファクトリー株式会社
代表取締役社長
HP | STARTUP DB

1985年熊本県生まれ。学生時代に「ハゲワシと少女」の写真を見て、「世界中の貧困をなくしたい」という志を持つ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、サセックス大学開発学研究所の貧困と開発修士課程を修了。国際協力機構(JICA)に入構、中南米地域の円借款などを担当。より持続的かつ顔の見える形で志を実現すべく、ソーシャルビジネスでの起業を決意。2015年(株)ボーダレス・ジャパンにジョイン、2017年ビジネスレザーファクトリー(株)代表取締役社長に就任。バングラデシュの貧困問題解決のため貧困層の雇用創出に取り組む。ビジネスシーンに特化した牛本革専門ブランドとして全国18店舗を展開、自社工場では800名以上の雇用を生み出している。

▶原口さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

第2位:明治40年創業。先端テクノロジーで最高のトマトを追究する「あさい農園」

株式会社浅井農園は、三重県津市の農業生産法人。1907年に創業しサツキツツジなどの緑化樹の生産・販売を行った後、第二創業として2009年に完熟チェリートマトの生産を360㎡、売上200万円からスタートし、現在はトマトの生産だけでなく、品種改良から生産管理技術、流通販売まで、独自のサプライチェーンを構築しながら生産規模拡大に取り組んでいる。浅井農園のトマトの強みは、独自品種開発+栽培管理技術によるオーダーメイド型のトマト栽培にある。さらに、クロロフィル蛍光測定による植物生体情報の把握、光合成蒸散リアルタイム計測による“光合成の見える化”、LED補光ライト導入による光の最適化、作業者のバイタル情報取得による作業負荷低減など、様々なテクノロジーを導入した栽培環境を実現する。近年はトマトだけでなく、キウイ販売の世界最大手ゼスプリ社(ニュージーランド)との提携によりキウイの生産などにも取り組んでいる。2020年4月には株式会社デンソーとの合弁会社「株式会社アグリッド」が三重県いなべ市に国内最大級の農業用ハウスを竣工し、ミニトマトの栽培・出荷を開始した。浅井氏は、世界中から農園に集まるアグロノミスト(農学士)とともに「『常に現場を科学する』研究開発型の農業カンパニー」を目指すとしている。


浅井 雄一郎
株式会社 浅井農園
代表取締役
HP | STARTUP DB

甲南大学卒業後、コンサルティング会社等を経て、三重県津市にある家業(花木生産)を継承し、第二創業として2008年よりミニトマトの生産を開始。品種開発~生産管理~加工流通まで独自の農業バリューチェーンを構築しながら生産規模拡大に取り組み、国内トップクラスの農業生産法人に成長。農業経営の傍ら、三重大学大学院においてトマトのゲノム育種研究に取り組み、博士号を取得。農作業者ではなく「Agronomist(農学士)」の育成に取り組み、「常に現場を科学する研究開発型の農業カンパニー」を目指す。2013年に辻製油および三井物産との合弁会社「うれし野アグリ」、2018年にデンソーとの合弁会社「アグリッド」を設立し、農商工連携により次世代型農業のモデル構築に挑戦している。

▶浅井さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

第3位:世界の醸造所と協働し、オリジナリティ溢れる日本発クラフトビールを展開する「Far Yeast Brewing」

Far Yeast Brewing株式会社は、山梨県でクラフトビールを醸造し国内外で販売するクラフトビールベンチャー企業。同社は、代表取締役の山田氏が欧州留学時に現地のビール文化に出会ったことをきっかけに2011年に設立され、個性あふれるビールを世界中に届けることで、規模の追求ではなく、文化を共に創り、画一的な大量生産商品になってしまったビールの多様性と豊かさをもう一度取り戻し、市場の再興を目指す。当初の事業計画に届かない困難な状態を乗り越えて「Democratizing beer」というミッションのもと再スタート。多摩川源流の山梨県小菅村に自社工場を設立し、最新の遠心分離を用いたユニークな製造方法などを導入。「源流醸造所」に缶充填ラインを導入し缶ビール市場に本格的に参入、成城石井やナチュラルローソンで販売される。一般的に流通する無菌状態のクリーンビールとは異なる、再現性の無さが面白く複雑なフレーバーの野生酵母のビール「Offtrail」をローンチ。「踏み固められた道を外して歩く」ことをコンセプトに、チームと共に挑戦を続ける今後の意気込みも語る。



山田 司朗
Far Yeast Brewing株式会社
代表取締役
HP | STARTUP DB

1975年生まれ。大手VCでキャリアをスタートし、オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)などでファイナンス・経営企画を担当。2005年、イギリス・ケンブリッジ大学にてMBA(経営学修士)を取得。足掛け3年間の欧州生活中に多様なビール文化に触れる。帰国後、起業準備期間を経て、2011年にFar Yeast Brewing株式会社を設立。「馨和 KAGUA」「Far Yeast」は現在世界19カ国で販売されている。醸造所のある山梨県を拠点に、直営飲食店を展開する東京・熱海・福岡、輸出先の海外各国を飛び回る生活を送っている。

▶山田さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

第4位:“寝かせ玄米”で、日本の伝統食・生活文化の知恵を現代に「結わえる」

株式会社 結わえるは、“メディカル・ライス”と呼ばれるほど高い栄養価を持ちながら、炊くのが大変で美味しくないとされがちな「玄米」を独自製法で寝かせることにより、もちもちの食感と美味しさを引き出した玄米ごはん「寝かせ玄米」を製造・販売するフード系スタートアップ。創業15年、「世界の主食を茶色くし、持続可能な世の中を創る」をミッションに掲げ、普段は玄米を主食に健康の土台を創り、呑み食いは大いに楽しむ“メリハリ寝かせ玄米生活“を提案する。「玄米を美味しくすれば世の中を変えられる」という信念のもと、寝かせ玄米をD2Cで販売しながら、自社店舗を全国に10店舗展開。食・健康の情報提供を行うWEBマーケティング事業やファンづくりのためのワークショップ事業も行う。2020年5月には新工場が完成、年間1,800万食の製造能力を実現するとともに、卸売・OEM受託もスタートした。荻野氏は今後、玄米を通じて予防・ヘルスケア領域のトータルヘルスケアソリューション企業を目指すとした。



荻野 芳隆
株式会社 結わえる
代表取締役CEO
HP | STARTUP DB

大手コンサルティングファーム(船井総合研究所)で5年、ヘルスケア領域、特にライフスタイルの激変を起因とする生活習慣病や伝統産業の衰退に問題意識を抱き、予防分野のコンサルティングを行い、自身も栄養学、東洋医学、食事療法、心理学の研究を重ねる。2009年 株式会社 結わえるを創業。栄養価は高いが食味の悪い“玄米”に着目し、もっちもちで誰もが驚く美味しさを実現した製造技術「寝かせ玄米®」を開発。「世の中の主食を玄米に変えることで様々な問題は解決する」と確信を持ち、DtoC事業【飲食・物販事業(10店舗)、EC、自社工場製造の玄米ごはんパック(月30万食)】、卸し・OEMを展開。今後、ランチ、健康管理・eラーニングアプリ等のトータルヘルスケアソリューションサービスをリリース予定。

▶荻野さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

“デリシャス缶詰で地方創生” 日本のこだわり食材で世界を狙う「カンブライト」

株式会社カンブライトは、農家や漁師が生産・収獲する旬の素材を「デリシャス缶詰」として世界中に届けることで、地方創生に取り組む京都市中京区のフードテックベンチャー。今治タオルの専門店「伊織」を全国展開する株式会社エイトワンの100%子会社として2015年に設立された。従来は「保存食」「安い」「便利」のイメージが先行しがちだった缶詰市場において、「価格は高いが、希少性が高く、もらって嬉しい」という新しい概念の開拓を牽引する。同社の強みは、缶詰を小ロット(1~200個単位)で試作できる設備を全て整えた、いわば「世界最小クラスの缶詰工場」を持っている点にある。全国で小ロットでの生産・製造に取り組む食材提供者に対し、自社ラボでレシピ開発を行う新商品開発サービスを提供し、「カンナチュール」という共創ブランドで販売する。小規模缶詰工場導入支援も行っており、2021年には10工場超、5年後には約300工場の導入を目指すほか、食品工場管理システムや、eラーニングシステムなどの開発も進めている。同社代表取締役の井上氏は、日本の食の豊かさや多様性を価値に、世界市場で挑戦できる缶詰プラットフォームの構築をしていきたいとしている。



井上 和馬
株式会社カンブライト
代表取締役
HP | STARTUP DB

ソフトウェアの受託開発、企業向けパケージソフトウェアの設計、WEBプロモーションのSEO事業マネージャと15年のIT業界を経て、2015年9月に株式会社カンブライトを設立。「日本中の豊かな食を、世界中の将来世代に。」を理念に、缶詰×テクノロジーのフードテックベンチャーとして地方創生事業に取り組む。少量多品種の高付加価値なプレミアム缶詰をアジャイル型で開発しており、こだわり食材、規格外や旬の時期に余る食材、食品加工時にでる端材、冷蔵や冷凍でしか販売できていない加工品など、全国様々な食材提供者との共創で、缶詰の商品開発に取り組んでいます。また、IoTを活用した小規模なスマート食品工場を全国に展開して産業や雇用を創出することで、地方や食品産業の活性化に貢献できる事業に取り組んでいます。

▶井上さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

“革靴のまち”の技術と想いを伝える国産レザースニーカー「brightway」(インターナショナルシューズ)

株式会社インターナショナルシューズは、「ずっと履いていたい大人のスニーカー」をコンセプトに、ユニセックススニーカーブランド「brightway(ブライトウェイ)」を展開する1954年創業の老舗婦人靴メーカー。同社専務取締役の上田氏は婦人靴工場の3代目として生まれ、大学卒業後にシューズブランド企業に就職し販売経験を積んだ後、2015年に家業である同社に入社。作り手から想いが伝わり長く愛される靴を届けるために1年以上の試行錯誤を重ね、「使う人も作る人も共に輝く未来を歩めるように」という願いを込めて、2020年3月3月Makuakeより「brightway」をデビューさせた。同ブランドの靴の特徴は、トレンドに左右されないミニマルなデザインと、快適な履き心地を兼ね備えている点である。靴のかかとのアーチ部分の表革と裏革の間に、本皮の半円の芯材(レザーカウンター)を挿入し、靴擦れができにくく工夫されている。その他、履き口の部分に縫い目が見えないようにステッチを施すことで、足首をすっきり見せるとともに足が痛くならないようにするなど、一足一足手間と時間をかけて製造されている。こうした誠実なものづくりが評価され、これまでのOEMに比べ収益性が改善した。現在2回目のクラウドファンディングを行っており、これまでのメンズ商品に加えレディーススニーカーも発表予定。



上田 誠一郎
株式会社インターナショナルシューズ
専務取締役
HP | STARTUP DB

1987年大阪市生まれ、立教大学経営学部国際経営学科卒。大学卒業後、株式会社かねまつ(銀座かねまつ)へ入社。5年間の接客販売、店舗運営を経験後、2015年に家業である株式会社インターナショナルシューズ(革製婦人靴工場)に入社。前職の経験を活かし、製品の品質向上や生産性をより高めることに努める。靴づくりを学ぶ傍ら、新たな販売チャネルも開拓し、2017年からファクトリエと「Factelier by INTERNATIONAL」をスタート。2020年にユニセックススニーカーブランド「brightway(ブライトウェイ)」を立ち上げる。「靴づくりを通じて足元から世界をハッピーに」をミッションに、これまで上質なパンプスなどを作ってきた老舗靴工場が新しい挑戦をする。

▶上田さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

一期一会の“能”で古と今を重ねる、金剛流能楽師・宇髙竜成氏

宇髙竜成氏は、京都を拠点に活動する金剛流能楽師。能の主人公「シテ(為手、仕手)」を演じる“シテ方“として活躍する。千年以上にわたり、時の武将、剣術家、芸術家、実業家、文豪に愛されてきた能の魅力について、宇髙氏は、その「一期一会」の精神にあると言う。能では、同じ題目を1週間や1ヶ月続けて行うこともある歌舞伎とは対照的に、2日以上同じ題目を繰り返すことはしない。稽古も、笛、太鼓などをあわせることなく普段はそれぞれが別の場所で行い、全体で練習するのは本番の数日前の一度きり。能の特徴である“能面“も、弟子家と呼ばれる能楽師は家元から能面を渡されるのは本番当日。その時まで本番の能装束をまとうことはない。この「一期一会」の考え方と本番のライブ感は、生き死にを生業にしていた戦国武将らを魅了してきた。宇髙氏は「能は、見るだけじゃなく誰でも出来る」と話し、ICCサミット会場に集まる起業家の方々にもぜひ能を嗜んでいただき、その世界から古の偉人達の心を感じてほしいと呼びかけた。今回のICCサミット KYOTO 2020会期中には、“リフレッシュ・プレイス“として参加者に開放される日本庭園「無鄰菴」の夜間ライトアップ企画に合わせ、一夜限りの能楽体験を披露した。



宇髙 竜成
金剛流能楽師 シテ方
HP | STARTUP DB

昭和56年生まれ。二十六世金剛流宗家・金剛永謹、及び父・宇高通成に師事。初舞台は3歳。子方時代を経て、プロの能楽師となる。舞台活動の傍ら、初心者にもわかりやすく楽しめる「能楽ワークショップ」を企画し、パリ、韓国、アメリカなど海外でもワークショップを行う。平成27年より自主公演「竜成の会」を主宰。平成29年よりYouTube「竜成の会」チャンネルで動画配信を開始し、より幅広く普及活動に努める。現在京都を中心に活動中。

▶宇髙さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

日本の美を映し、花と生産者の可能性を広げる「WABARA」(Rose Universe)

株式会社Rose Universeは、60種類に及ぶオリジナルローズ「WABARA(わばら)」を作出、栽培する滋賀県守山市のバラ農園。WABARAは「“和”の雰囲気をもったバラ」をコンセプトに、化学肥料は与えず自然に近い環境で育てられたオリジナル品種。現在、約40,000㎡の農園で約60品種を育成している。派手な色味ではなく空間と調和する切り花や家庭園芸用苗の栽培と販売を行いながら、農園ツアー、栽培講座、ブーケレッスンなどの各種ワークショップなども開催している。3代続くバラ農園だからこそその可能性を広げようと、独自の抽出技術などをもとに、食用バラ、茶、化粧品、香り製品の開発・販売にも取り組む。同社代表取締役の國枝氏は、「世界中のお花屋さんに自分がつくった花が並んで欲しい」という思いを語る。そのビジョンを実現するべく、ケニア、コロンビア、アメリカ合衆国、イギリス、メキシコに生産パートナーを持ち、各国から世界に向け出荷をする事業を行う。

 



國枝 健一
株式会社Rose Universe
代表取締役
HP | STARTUP DB

1981年、國枝啓司の長男として生まれ、幼少よりばらに親しむ。25歳で父が営む「Rose Farm KEIJI」に就農。その後、2014年に「Rose Universe co., ltd.」を立ち上げ、CEOに就任。父の生み出すばらを「和ばら」と名付けるとともに、和ばらの世界観の構築のため栽培方法を一から見直し、父とともに理想のばらを追求する。2017年、琵琶湖畔に農園を新設。ばらの栽培の風景までもを価値化し、切り花から園芸苗、食用ばら、加工品事業を自社で一貫して行う。また、「WABARA」として、和ばらの哲学や思想を世界に発信。哲学や思想に共感し和ばらに込めた想いを同じくする海外6カ国の農園とパートナー契約をし、WABARAを世界各国で展開している。

▶國枝さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

D2Cヘルスケアからスマートクリニックまで。一気貫通した医療ブランドを提供する「Linc’well」

株式会社Linc’well(リンクウェル)は、医師・医学博士でマッキンゼー出身の金子和真氏が2018年に創業した医療系スタートアップ。IT活用により徹底的に利便性を追求したクリニックブランド「クリニックフォア」、医師が開発から関わった男性向けD2Cメディカルブランド「Sui+」、女性向け「sai+」を展開し、どんな体の悩みにもステージに合わせたケアを一気通貫で提供している。患者目線で医師監修の情報提供を行う自社メディアでは70万PV/日を超える。「クリニックフォア」は都内4カ所に展開し(2020年8月時点)、今年4月より提供を開始したアプリ「CLINIC FOR YOU」では、診察予約や事前問診による待ち時間最小化、決済機能・検査結果の閲覧などを実現し、これまでの診療体験を大幅に改善してきた。さらに、セルフケアから対面での利用まで一貫したサービスを提供することで、心理的な負担の軽減を目指す。同社COOの氷熊氏は、今後も様々な悩みに包括的に対応できるようサービスラインを増やしていくとともに、UXにこだわり利便性を追求していきたいと語り、あらゆる悩み・ステージにおけるヘルスケアデータの蓄積をもとに、よりパーソナライズした提案を目指すとした。



氷熊 大輝
株式会社Linc’well
COO
HP | STARTUP DB

2012年4月新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、ヘルスケアのプロジェクトを中心に、製薬企業や医療機器メーカーなどの幅広いプロジェクトをサポート。日本のヘルスケアが真の意味で変わり、デジタル化を進め、医療体験 (UX)を抜本的に良くするためには、まずクリニックなどの現場が変わらないといけないという問題意識を持つ。2019年10月「テクノロジーを通じて医療を一歩前へ」をミッションとし、スマートクリニックである「クリニックフォア」をプロデュースする株式会社Linc’wellに入社し、COOに就任。主に、オンライン診療の事業や、クリニック開発のメディカルブランドのD2C事業をリードしている。

▶氷熊さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

京都の伝統と現代の感性で醸造する日本酒「澤屋まつもと」(松本酒造)

松本酒造株式会社は、初代松本治兵衛が寛政3年(1791年)京都東山に商号を「澤屋」として創業した酒造会社。その後大正11年(1922年)に現所在地である伏見に移り、昭和24年 (1949年) 松本酒造株式会社と社名を改めた。同社山田錦生産者 兼 杜氏の松本氏は、愛知県名古屋市の萬乗醸造での修業を経て、2007年に26歳で実家の松本酒造に戻った。松本氏が目指す日本酒のコンセプトは、料理に寄り添うピュアな旨み。松本氏が杜氏になってからシリーズ展開されてた「守破離(しゅはり)」は主力商品の一つとなった。「水と米と人」をキーワードに掲げ、京都の滑らかで豊富な井戸水と、兵庫県の山田錦、そして道具と仲間、先祖(先人)を敬う心にこだわりを持つ。現在でもなく、遠い未来でもなく、先人からのバトンをつなぐことが大切とし、今後も様々な異分野と交流しながら、創造的な酒づくりを継続することを目指す。



松本 日出彦
松本酒造株式会社
山田錦生産者 兼 杜氏
HP | STARTUP DB

2009年より、寛政3年(1791年)創業の松本酒造の杜氏として製造責任者を担い、2012年より新たなブランド「守破離」をスタート。2018年より自社田での山田錦作りを自ら行う。

▶松本さんのプレゼンテーションは、こちらよりご覧いただけます。

表彰式

(終)

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編集チーム:小林 雅/尾形 佳靖/フローゼ 祥子/塩田 小優希

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