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「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場「Industry Co-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2024」(2024年2月19日〜2月22日開催)、2月20日に「Digital Transformation(DX) CATAPULT」 Sponsored by Saleshub が開催されました。
第一線で活躍する審査員が注視する中、7社のデジタルトランスフォメーションを実現する企業が各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、DXで低価格×リモート×短期の歯科矯正を実現し、思い切り笑える感動のユーザー体験を提供する「Oh my teeth」が優勝いたしました!
優勝:DXで低価格×リモート×短期の歯科矯正を実現し、思い切り笑える感動のユーザー体験を提供する「Oh my teeth」
株式会社Oh my teethは「未来の歯科体験を生み出す」をミッションに2019年に設立されたオーラルテックベンチャー。従来の歯科矯正が抱える「通院回数の多さ」「金額の高さ」「継続の難しさ」を解決した日本初の歯科矯正D2Cサービスを提供しています。D2Cモデルによって中間コストをカットし、軽度から中度の前歯矯正に特化することで、従来の歯科矯正価格の約3分の1の価格を実現している。ユーザーは導入クリニックでの歯型スキャン後、自宅で矯正キットを受領。オンライン診療やLINE相談によるサポートで、ユーザーの97%が予定通り矯正を完了している。
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西野 誠
Oh my teeth
代表取締役CEO
HP | X(旧Twitter)
1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップのオープンロジで第一号インターンとして創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社。退職後、オーラルテックベンチャーを目指すOh my teethを共同創業。ユーザー数は2万人を突破(2023年10月時点)。Open Network Lab 第21期 「DemoDay」最優秀賞&オーディエンス賞。ICCサミット FUKUOKA 2022「D2C&サブスク カタパルト」優勝。
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結果速報
ICCサミット FUKUOKA 2024 Session 2A 「Digital Transformation(DX) CATAPULT」優勝は、DXで低価格×リモート×短期の歯科矯正を実現し、思い切り笑える感動のユーザー体験を提供する「Oh my teeth」(得点: 41点)でした!
第2位は、労務、運航から受発注まで船舶管理のDXで、業務効率化に貢献する「MARITIME 7」(ザブーン)(得点: 31点)でした。
第3位は、トラック運送事業者の経営・収支改善点を可視化する「LogiX(ロジックス)」(アセンド)(得点: 25点)でした。
当日の中継映像もぜひご覧ください。
2位以下の登壇サービス・プロダクト一覧
第2位:労務、運航から受発注まで船舶管理のDXで、業務効率化に貢献する「MARITIME 7」(ザブーン)
船舶管理SaaS「MARITIME 7」を開発・運営する株式会社ザブーンは2018年設立。「船舶管理のスタンダードをつくる」をミッションに、船員労務管理、船舶運航管理、受発注管理などの機能をリリースし、DXによる船舶運航の業務効率化に貢献する。各機能はアプリ化も進め、WiFi設備の無い船舶や、電波状況の悪い海域においてもオフライン利用が可能。2022年の船員労務管理機能リリース以降、現在までに4,500名を超える船員が利用している。今後は、世界共通の運航ルールの特性を生かし、2025年からの海外展開に向けて準備を進め、日本から船舶管理の世界No.1プラットフォームを目指している。
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戸高 克也
ザブーン
代表取締役CEO
HP | X(旧Twitter)
1986年大分県佐伯市生まれ。造船業が盛んな街で育ち、幼少期から船を身近に感じながら過ごす。2009年新卒では、インターネット求人広告サイトを運営するディップ株式会社でBtoB営業を経験。その後、2年で同社を退職し起業。挑戦はすぐに失敗するが、その挫折を経て、この先何を武器にビジネスを展開できるかを試行錯誤し、独自性を追求した結果、家業の船舶管理会社での勤務を開始。IT業界で培った経験とバーティカル領域のインサイダーとしての視点から、99%の輸出入を支えている海事産業の魅力や業界特有の課題に着目し、2018年に株式会社ザブーンを設立。2025年からは海外展開も視野に、世界標準の船舶管理SaaSを目指して事業を展開中。
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第3位:トラック運送事業者の経営・収支改善点を可視化する「LogiX(ロジックス)」(アセンド)
トラック運送事業者の業務効率化・経営DXのための業務ツール「LogiX(ロジックス)」を開発・提供するアセンド株式会社は2020年設立。運送事業者の現場では、電話やFaxで受注した案件を紙やExcelで管理することが多く、膨大な事務コストが発生。結果として収支管理は遅く・粗く、収支改善に向けたアクションを取ることが難しい状況がある。LogiXでは受注管理・配車計画の作成・請求書作成まで一気通貫で行えるうえ、データが一元集約されていくため、収支改善につながる経営数値(運賃・積載率等)を容易に可視化・分析できる。利用は月額10万円から。行政や業界団体と連携したルールメイキング・コンサルティング活動も手掛け、過去には内閣府が推進する物流ビックデータの研究開発における実証実験事業者に採択。
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日下 瑞貴
アセンド
代表取締役社長
HP | X(旧Twitter)
北海道出身。2016年早稲田大学政治学研究科修了。PwCコンサルティング合同会社にて、サプライチェーンマネジメント案件に従事。野村総合研究所に移り、官公庁や業界団体を中心に物流業界に関する政策提言や業界の構造分析など上流からの改革プロジェクトに従事し、物流業界の課題・動向・あるべき姿を追求。IT化の遅れ等から、社会インフラでありながら危機的状況にある物流業界の変革を目指し、2020年3月創業。運送管理システム(SaaS)「ロジックス」の提供を通じシステム、及びコンサルの両面からミッションである「物流業界の価値最大化」に挑む。2022年東洋経済すごいベンチャー100選出。論文「フィジカルインターネットによる物流課題の解決」ヤマト総合研究所 学術論文部門受賞。日本ロジスティクスシステム協会「ロジスティクスイノベーション推進委員会」委員、東京大学工学部システム創成科特別講師他。
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ベンダーと販売代理店をつなぎ、売上を最大化するPRM「PartnerSuccess」(パートナーサクセス)
ベンダー/メーカーと販売代理店(パートナー)をつなぎ、売上を最大化するPRM (代理店連携クラウド)「PartnerSuccess」を運営するパートナーサクセス株式会社は2019年設立。BtoBの流通金額の75%を占める代理店販売チャネル、ベンダー/メーカーと販売代理店(パートナー)の間でブラックボックス化しているあらゆるデータを可視化し分析、収益の最大化へ導く。現在4,200社1万人以上のID登録、2024年内に1万社10万人の登録を目指す。ユーザー企業は大企業中心に導入が進む。海外で急成長市場として注目を集めるPRM(パートナー・リレーションシップ・マネジメント)を日本で展開、市場を牽引している。
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永田 雅裕
パートナーサクセス
代表取締役 CEO
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NTT関連企業の営業コンサルや代理店営業を経験後、2014年LIFE STYLE株式会社を創業。Google社とパートナー契約を締結。「Googleストリートビュー(屋内版)」事業を展開。2015年Google Japan Business View Awardにて “Most Improved Agency Award(最高成長率賞)”を受賞。Google社のパートナー企業として世界30カ国3000社中TOP5の実績、グローバルサミット選出。 2018年リコー社と戦略的マーケティングパートナーとして業務提携。数々の企業のパートナープログラム構築を手掛ける。2019年9月パートナーサクセス株式会社を創業、代表取締役CEO。
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「文系の情報セキュリティ」を世界基準にDXする「SecureNavi」
SecureNaviは、2020年に創業した、情報セキュリティの領域でSaaSを提供するスタートアップ。社内規程・リスクアセスメント・監査などの、いわゆる「文系のセキュリティ」をDXすることをテーマとし、情報セキュリティの第三者認証制度である、ISMS・Pマークの認証取得、維持を自動化・効率化するサービスを提供している。スタートアップから中小企業まで幅広い導入実績がある。アメリカではすでに「セキュリティコンプライアンスソフトウェア」というマーケットが立ち上がっており、ユニコーンが生まれている領域でもある。日本国内における、このマーケットの先駆者として、積極的なサービス展開を行っている。
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井崎 友博
SecureNavi
代表取締役CEO
HP | X(旧Twitter)
神戸大学卒。新卒で入社したセキュリティコンサルティング企業にて、大手から中小企業まで、数多くの情報セキュリティ体制構築プロジェクトを手掛ける。その後、B2B SaaS を提供するテック系スタートアップ企業にて、Webエンジニアとしてプロダクト開発を行うかたわら、新規事業開発やアライアンスなどの幅広い業務を経験。情報セキュリティに関するノウハウと、SaaSビジネスに関する知識を強みとし、2020年にSecureNavi株式会社を創業。日本におけるセキュリティマネジメントの普及や自動化への取り組みを行っている。情報処理安全確保支援士。日本ISMSユーザグループ所属。ISO/IEC JTC1/SC27 WG1小委員会 委員。
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オン・オフライン商談の可視化で営業のレベルアップを図る「アンプトーク」(amptalk)
amptalkは、「 人と人が向き合う時間を最大化する」をミッションとし、「 昨日まで世界になかったチャンスを」作り出すことを目指している。“人”だけではできなかったことを成しとげることで、“人”がより効率的に働ける世の中を作る会社です。ユーザーがより効率良く営業活動に集中し、売上をあげることで世の中に「機会」を作り出すことを目指し、音声認識の仕組みや様々なAIの技術を用いて営業パーソンの効率化を加速するプロダクトを開発し、販売している。
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猪瀬 竜馬
amptalk
代表取締役社長
HP | X(旧Twitter)
2010年に早稲田大学卒業後、大手化学メーカーにて営業・マーケティングを経験。2年間ペンシルバニア州にある米国の医療機器メーカーでProduct Marketing Managerを経験し、営業500名に対しSales Enablementツールを用いたDXのプロジェクトをリード。2018年スペインie business schoolにてMBAを取得。その後、2020年にamptalk株式会社を設立。
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農産物の収穫率を高める農業AI・自動収穫ロボットを開発し、実践する「AGRIST」
テクノロジーで農業課題の解決を目指すスタートアップ「AGRIST」は2019年10月設立。ピーマン・キュウリ等の野菜を自動収穫するロボットの開発・販売を行う。農業ソリューション「Sustagram Farm」は、自動収穫ロボット、データ分析ツール、持続可能な栽培方法のノウハウ等をパッケージ化。ロボットから収集した農場ビッグデータをAIで解析し、農産物の収穫率を高める農業AIの開発、これらを活用した自社農場での農産物の栽培・出荷販売も行っている。「100年先も続く持続可能な農業を実現する」をビジョンに、「テクノロジーで農業課題を解決する」をミッションに掲げる。
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秦 裕貴
AGRIST
代表取締役CTO
HP | X(旧Twitter)① | X(旧Twitter)②
1993年、福岡県福津市生まれ。モノづくりが好きで北九州高専に進学。2016年、高専専攻科卒業と同時に就農を志すも収益の不透明さから断念。高専内で活動していた学発ベンチャー企業合同会社Next Technologyに参画。特殊用途3Dプリンタや産業用ロボットの開発に従事、同社代表を務める。 2019年に宮崎県新富町・こゆ財団との出会いをきっかけにAGRIST株式会社を創業、CTOに就任し宮崎へ移住、2022年からは同社の代表取締役に就任。 自動収穫ロボットを中心に、農業現場に根ざしたテクノロジー活用によって農業の生産性向上と持続可能な農業の実現を目指している。 ロボット大賞2022農林水産大臣省受賞、CES2023 INNOVATION AWARD受賞 等
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表彰式
(終)
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編集チーム:小林 雅/森久保 樹/浅郷 浩子/小林 弘美/原口 史帆/古川 琢郎