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【速報】千葉功太郎氏、リアルテックファンドのメンバーとして参画!

共に産業を創るトップリーダーのための日本最大級の招待制イベント「ICCカンファレンス FUKUOKA 2017」(2017年2月21日-23日開催)、2日目の午前に「CATAPULT(カタパルト)- リアルテック特集 -」Supported by リアルテックファンド が開催されました。

その壇上において、個人投資家として活動する千葉功太郎氏が、ユーグレナ・リバネス・SMBC日興証券の3社が運営する「リアルテックファンド」にクリエイティブマネージャーとして参画することが発表されました。

リアルテックファンドは、地球と人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジー「リアルテック」という領域に特化した日本最大のベンチャーキャピタルファンドを運営しています。

千葉氏は、ファンドへの出資者という立場に加え、リアルテックファンドのメンバーの一員として、投資先ベンチャー各社に対して分野横断的に事業開発支援を行い、投資先ベンチャーによる価値創造と技術の社会実装を加速させる役割を担うということです。

ぜひ、千葉氏の参画が発表された時の動画をぜひご覧ください。

千葉氏「ITとリアルテックの架け橋になりたい」

ICC カンファレンス FUKUOKA 2017で、CATAPULT(カタパルト)- リアルテック特集 -」のナビゲーターを務めた株式会社ユーグレナ 取締役 ・リアルテックファンド代表 永田暁彦氏とともに千葉氏が登壇し、発表された瞬間、大きな拍手が起こりました。

千葉氏は、リアルテックファンドへの参画を決めた理由を以下のように語りました。

これまでIT領域で主に活動してきましたが、オンラインの技術だけではなく、オフラインのリアルな技術が社会課題解決を促進すると考えておりました。そのため、ドローンや農業テックなどに投資を行ってきましたが、リアルテックファンドはさらにディープな技術への支援を行なっています。
 
永田さんや丸さんと出会い、リアルテックファンドの投資ポートフォリオや投資候補先リストを見て、自分が知らない会社ばかりで非常に驚きました。自分の理解を超えた非常に深い技術を持つベンチャーばかりであり、自分の経験やネットワークを活かしてリアルテックベンチャーを支援し、技術の社会実装を加速させる試みに対して、深遠なワクワク感を感じています。
 
今回の参画はリアルテックファンド1社に肩入れするという小さな話ではなく、リアルテックをITベンチャーや他のVCにも知っていただき、協業や共同出資の機会を提供する架け橋の役割も合わせて担うものと考えています。

永田氏「IT領域で培われたベンチャーの成功に必要な仕組みをリアルテック領域へ」

リアルテックファンド代表の永田氏は、千葉氏の参画について以下のように語り、千葉氏が本分野で果たしていく役割へ大きな期待を寄せました。

今回千葉さんはファンドへの出資者という立場だけではなく、リアルテックファンドの一員として参画して頂くことになりました。
 
リアルテック領域には技術者や研究者だけではなく、事業開発やファイナンスを専門とする人材の流入や、ベンチャーを成長させるための様々な仕組みが不可欠です。
 
千葉さんにはこれまでのIT領域での豊富な経営経験やベンチャー支援経験、豊富な人的ネットワークを活かして、リアルテックベンチャーの成長を加速する役割を担って頂きたいと考えています。

丸氏「ITとリアルテックの融合による化学反応を起こしたい」

リアルテックファンド共同代表(技術統括)として、丸氏は、千葉氏との連携に対する熱い想いを語りました。

出会いのきっかけはまさにICCです。このICCの場を通して異なる領域にいて普段接点のない千葉さんと出逢い、テクノロジーへの理解やビジョン、そして人柄に感銘を受け、ぜひ一緒に世界を変えたいと思いました。
 
リアルテックの領域は成功まで時間がかかりますが、千葉さんがこれまでIT領域で築き上げたベンチャーの成長を加速させる仕組みを、リアルテック領域にも投入して頂き、IT領域とリアルテック領域の融合による化学反応を起こし、一緒に技術の社会実装を加速させていきたいと考えています。

千葉功太郎氏の略歴



千葉 功太郎
投資家・慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
 
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、株式会社リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス)に入社。インターネット黎明期よりWebサービスやモバイルサービスの立ち上げに従事し、2000年よりモバイル系ベンチャーの株式会社サイバードでエヴァンジェリスト。2001年に株式会社ケイ・ラボラトリー(現 KLab株式会社)取締役に就任。2009年に株式会社コロプラに参画、同年12月に取締役副社長に就任。採用や人材育成などの人事領域を管掌し、2012年東証マザーズIPO、2014年東証一部上場後、2016年7月退任。2015年~2016年、業界130社が加盟する社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム代表理事を担当。また、2016年には慶應義塾大学SFC研究所 ドローン社会共創コンソーシアム 上席所員に就任。国内外インターネット業界のエンジェル投資家として、スタートアップベンチャーやVCへの投資は50社以上に広がる。

千葉氏は昨年の ICCカンファレンス KYOTO 2016 での「ベンチャー投資最前線 – 次のビック・ウェーブはどこにあるのか?」にも登壇し、農業(アグリカルチャー)・ドローン・インバウンドといった、注目する投資領域を語って頂きました。

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長くインターネットビジネスの世界で活躍してきた千葉氏が、リアルテックファンドにその経験と知識を持ち込むことでどういった展開を見せるか、今後に注目です。

(終)

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