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9月5日~8日の4日間にわたって開催されたICCサミット KYOTO 2022。その開催レポートを連続シリーズでお届けします。今回は合計3会場にスケールアップしたナイト・プログラム「Co-Creation Night」の模様をお伝えします。ぜひご覧ください。
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回300名以上が登壇し、総勢1,000名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2023は、2023年2月13日〜2月16日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
ICCサミットの定番人気企画となった、夜のイベント「Co-Creation Night」。初回は2020年の福岡で、立食パーティーもいいけれど、少人数で部屋飲みしながら語るのもいいのではないか?というアイデアから、WITH THE STYLE FUKUOKAの全室を貸し切って開催した。
ホストとなった方々の多大なCo-Creationもあり、これが結果的に大きな盛り上がりを見せて深い交流の場となった。カタパルトによっては「ラウンドテーブル」という企画もあり、テーマを決めて少人数で語る場もあるが、ほとんどの参加者にとってそういった場はなく、開催してみてわかった大きなニーズであった。
Co-Creation Nightは回を重ねるごとに人気が高まり、今回の京都ではなんと3会場、3つのホテルを貸し切った、過去最大規模の開催となった。
まだまだコロナの流行が続いているため参加人数を制限していたが、さすがに3箇所あるから大丈夫だろう……と考えていたのは甘かった。事前アンケートで参加希望をヒアリングしたところ、明らかに収容人数オーバーとなったのだ。
そこで、急遽連日、整理券を配布して入場者数を管理することになった。知る人ぞ知る人気企画という体だったが、少人数で深い議論ができること、コロナ禍で出かける先もないなか、旧知の仲と半年のアップデートをし、共通のテーマを語り合うという場は貴重だったのだ。
DAY0に開催したキックオフパーティのレポートでは、会場の1つ、ザ ジェネラル京都 高辻富小路で開催されたカタパルト登壇者たちの交流をお伝えした。1日目と2日目は、カタパルトさながらに事業プレゼンが行われ、そのフィードバックを議論するというCo-Creation Nightが開催された。
▶カタパルト登壇者が前夜に集結! 切磋琢磨する仲間と出会うキックオフ パーティ
ICCおなじみの登壇者や参加者が集う他のCo-Creation2会場はどんなことになっていたのか? DAY1はnode hotel、DAY2は南禅寺 八千代に潜入したので、その模様をお伝えしよう。
DAY1 @node hotelのCo-Creation Night
午後8時。部屋のホストとなっている登壇者たちは、すでに部屋で談笑しており、参加者の到着を待っている。この日の朝、配布した整理券は飛ぶように無くなって、貴重な1枚を獲得した参加者たちは軽食をピックアップしてお目当てのテーマの部屋に向かっていった。
ビデオカメラも回っていない、議論を聞いている観客もいないということで、議論の内容は当然ながら「ここだけの話」になっていく。
翌日のDAY2は、部屋のテーマもホストも総入れ替え。「AIビジネスの今後」や「美食」、「スタートアップ・ファイナンス」「ソーシャルビジネス」「教育」「インフルエンサー・コミュニティ・ファン作り」「リテールの今後」「モノづくりのブランディング」などの議論が行われた。
DAY2 @南禅寺 八千代のCo-Creation Night
同じようなテーマの議論でも、ロケーションが変わるとまた趣が変わるから興味深い。純和風旅館の「南禅寺 八千代」は畳敷きの和室で、より距離も近く、リラックスした議論が行われているように感じた。それぞれの部屋を覗いてみよう。
なお、DAY1には「クラフト文化」「SAKEの未来」「伝統工業・産業観光」「組織マネジメント」「地方活性化・多拠点生活」といったテーマが語られていた。
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ICCサミットでは、セッションの他にも特別プログラムや美食体験など、さまざまな交流の場が設けられているが、このCo-Creation Nightは、議論と学びを深めるICCサミットのコアの1つを担うプログラムに成長している。
肩肘張らずに議論ができるスタイルでは、メディアで見る姿だけではない経営者の素顔も見える。それを知ればなおさら、彼らが越えてきたハードシングスや経営判断が、よりリアルなものとして感じられる。すると共感や学び、思考がより深まり、当人が目の前にいるため、それについて直接問うこともできる。
続けてご参加されている方はご存知かと思うが、このCo-Creation Night、常に改善や進化を加えていて、同じ形であったことがない。次回ICC FUKUOKA 2023も、さらにパワーアップした形で準備を進めている。ぜひご期待いただきたい。
(終)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成