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ICC FUKUOKA 2026 新企画 – ネクストステージ・カタパルト グループAに登壇した、recri 栗林 嶺さんのプレゼンテーション動画【チケットを最適価格で完売させるサブスクで、日本のエンタメの未来を拡げる「recri」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回500名以上が登壇し、1,200名以上が参加する。そして参加者同士が真剣に議論し、学び合うためのカンファレンスです。次回ICCサミット KYOTO 2026は、2026年8月31日〜9月3日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは EVeM です。
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【登壇者情報】
2026年3月2〜5日開催
ICC FUKUOKA 2026
Session 2A
新企画 – ネクストステージ・カタパルト グループA
Sponsored by EVeM
栗林 嶺
recri
代表取締役社長
公式HP | 公式X① | 公式X②
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、株式会社電通に入社。クリエイターとして、大企業からアーティストや映画などのエンタメ分野まで、幅広いコミュニケーション設計やクリエイティブ制作を手掛ける。企画した東京モーターショーは過去最多の来場者を記録。2020年4月から首相官邸に出向。安倍・菅・岸田の3代の総理大臣に渡り、政府の広報/表現を担う。株式会社recriを創業し、代表取締役社長CEOに就任。エンターテインメント・芸術業界の課題を解決し、新しい作品との出会いを創出する「チケットのサブスクrecri」を運営している。
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栗林 嶺さん 初めまして、recri(レクリ)の栗林と申します。
日本はエンタメの宝庫

突然ですが、皆さんは最近、エンタメや文化芸術を観に行かれましたでしょうか。
ライブやコンサート、ミュージカルや演劇、歌舞伎や落語、日本はエンタメ、文化の宝庫です。

アフターコロナ、リアル体験への回帰、インバウンド需要などもあって、この興行と呼ばれる市場は1兆円にものぼる大きなものに成長しています。

興業市場は伸びていても、年間3,000億円分の空席がある
しかし、現場の実態はどうでしょうか。

俳優やアーティストは、一握りだけが食べていける状態で、未だにバイト生活が当たり前です。

興行主や製作陣にとっては運頼り、感覚のビジネスで、当たるか外れるかの博打勝負です。
昭和から変わらない、経済性とは程遠い世界が続いています。

その結果、この市場、年間3,000億円分の空席があると言われています。

市場は伸びていますが、空席も増えているという現状です。
これは、商習慣に縛られた古いチケットの売り方に原因がありました。

チケットの価格が固定されている商習慣
チケットの売り方は、S席10,000円で、先行、一般、当日販売とフローを分けて売っていきます。

その中で、こんなことが起こります、「めちゃくちゃ人気だ、もっと高く売りたかった」。

逆も然りで、「売れ行きが微妙だ、値下げしてでも満席にしたい」と思うこともあります。
しかしこれらは、できません。
最初の価格、条件で売り続けないといけないという商習慣があるのです。

これは日本だけです。
その結果、消費者は「もっと安ければ行きたかった」、または「もっと払ってでも行きたかった」と感じます。

経済性と感情論を両立できる仕組みを
なぜできないのか。
面白くないと思われてしまうのではないか、お金儲けだと思われたくない、ファンが離れていくかもしれない。

そう、この業界は経済性よりも感情論を優先してしまいます。

これは良さでもあるのですが、ジリ貧になりつつあります。
我々は、これら2つを両立させたい。

そろそろ業界、時代を前に進めたいと思っているスタートアップです。
会員制×月額の新しいチケットプラットフォーム
そこで我々が提供しているのは、新しいチケットプラットフォームサービスです。

このプラットフォームは、会員制かつ月額のサブスクモデルを取ることによって、日本で唯一、自由にチケットの価格を決め、価格を変えながら売ることを実現しています。

サービスの使い方は非常にシンプルです。
たくさんのチケットがあるので、事前に払っておいた月額料金を欲しいチケットに引き換えます。


すると家にチケットが届きます。

ダイナミックプライシングで収益と需給を最大化
チケットにかかるお金については、追加で払っていただくこともあれば、還元されることもあります。

需給と傾向に応じて、独自のアルゴリズムで変動させながら売っていく、いわゆるダイナミックプライシングです。

これによって収益の最大化と、完売まで持っていくことができます。
興行主からすると、会員制プラットフォームのため、レピュテーションリスクを気にせず新しい売り方に挑戦できます。

その結果、ユーザーにとっては、どこよりも安くチケットが手に入る、もしくは他では売り切れのチケットが追加でお金を払えば手に入るということが実現します。

我々は今、年500本を超える公演を扱っています。

さらに、終演後に俳優と話せる、ステージに乗る体験ができる、演出家に質問できる、セットが見学できるなどの超高付加価値をつけて、チケットをもっともっと高く売る挑戦もしています。


利益率は25%のビジネスモデル
ビジネスモデルにも革命が起きています。
既存のチケットサービスプレイヤーは手数料で稼ぐモデルで、利益率は1桁で薄利でした。

しかし我々は商売の基本である、安く仕入れて高く売ることを行っており、利益率25%という非常に高い水準を誇っています。
さらに、ユーザーの嗜好性、履歴、鑑賞をしてどう思ったかというデータを用いて、ユーザーごとにベストな作品を提案するレコメンデーションの仕組みも持っています。


これら、価格、レコメンドによってユーザーは、最適な価格で、自分に刺さる公演を観に行けるという状態を作り出しています。

裏返しで、興行主には、収益を最大化しつつ新しい顧客を呼び込めるというメリットがあります。

旧態依然で博打的だった興行ビジネスにゲームチェンジを起こしているのが、我々です。

ユーザーは1万人超え
結果として、提携する興行主は100社以上。あらゆる企業と連携しています。

そして、このスライドには皆さんも見たことのある方がいらっしゃるのではないでしょうか、俳優陣も巻き込んで新しい大きなムーブメントを作っています。


ユーザー数もどんどん伸びており、累計のサブスクユーザーは1万人超え。

初心者の趣味づくり、推し活の入り口として今、熱狂的な広がりを見せています。

グロースフェーズに突入
もちろんパフォーマンスも改善しています。
LTVは1年間で4倍、獲得コストの回収は3分の1になっていて、まさに今グロースフェーズに突入したスタートアップです。


そして、今までに販売したチケット、つまり集客した人数は50,000です。

これは東京ドームを満員にできる集客力です。

チケットを公式に最適価格で売る新しいプレイヤー
今までは、既存の大手チケット販売サイトで定価で買うしかありませんでした。

もしくは、違法性の高い転売サイトで不当な価格で売られていました。
我々は、ありそうでなかった、公式に最適価格で売る新しいプレイヤーです。
これからどんどんチケット業界をリプレイスしていきます。
さらに、次なる挑戦として、誰に何がウケるのかというデータ、recriなら行くという観客、そしてどうすれば売れるかというノウハウを我々は持っています。


今後はrecriオリジナル作品、recri originalを作っていきたいと考えています。

エンタメの灯を消さない

最後に思いを語らせて下さい。
私は前職時代から、生活のために夢を諦める作り手や俳優、アーティストをたくさん見てきました。

何十年も変わっていないこの業界構造は、今、改革すべき時だと思っています。

ユーザーからはこんな声が届きます。
「舞台を観て、また明日から頑張れる」「生きる活力をもらえた」「家族と音楽を聴く時間が、家族との大切な時間になっている」。

人に勇気と力を与えるエンターテイメントの灯を消してはいけないと思っています。

むしろ、強めていくべきだと思っています。
もっと多くの人に観てほしい、そういう思いで日々、事業を行っています。

応援してください、recriでした。

(終)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/戸田 秀成


