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歯科矯正のDXで、ユーザーが感動する歯科体験を届ける「Oh my teeth」(ICC FUKUOKA 2024)

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ICC FUKUOKA 2024 Digital Transformation(DX) CATAPULTに登壇いただき、見事優勝に輝いた、Oh my teeth 西野 誠さんのプレゼンテーション動画【歯科矯正のDXで、ユーザーが感動する歯科体験を届ける「Oh my teeth」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2024は、2024年9月2日〜 9月5日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。

本セッションのオフィシャルサポーターは Saleshub です。

【速報】DXで低価格×リモート×短期の歯科矯正を実現し、思い切り笑える感動のユーザー体験を提供する「Oh my teeth」がDigital Transformation(DX) CATAPULT優勝!(ICC FUKUOKA 2024)


【登壇者情報】
2024年2月19〜22日開催
ICC FUKUOKA 2024
Session 2A
Digital Transformation(DX) CATAPULT 
Sponsored by Saleshub

西野 誠
Oh my teeth
代表取締役CEO
HP | X(旧Twitter)

1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップのオープンロジで第一号インターンとして創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社。退職後、オーラルテックベンチャーを目指すOh my teethを共同創業。ユーザー数は2万人を突破(2023年10月時点)。Open Network Lab 第21期 「DemoDay」最優秀賞&オーディエンス賞。ICCサミット FUKUOKA 2022「D2C&サブスク カタパルト」優勝。


西野 誠さん 皆さん、こんにちは。Oh my teethの西野です。

我々は未来の歯科体験を生み出すことをミッションにしている会社です。

皆さん、僕はいよいよラストの登壇者です。

トリにふさわしい最高のプレゼンを用意してきましたので、どうかあと7分だけお時間をください。

よろしくお願いします。

▶編集注:西野さんはDigital Transformation(DX) CATAPULTに登壇する7名のうち、一番最後に登壇しました。

ICCサミット初登壇から売上が劇的に改善

我々は、この透明なマウスピースを使った歯の矯正サービス「Oh my teeth」を提供しています。

小林 雅さんの例をご覧ください。

たった4カ月で驚くほど改善しました。

実は驚くほど改善されたのは、雅さんの歯並びだけではありません。

我々の業績です。

ICCサミットに初めて登壇させて頂いてから、なんと売上は15倍に。

従来の価格の約1/3、最短2カ月で結果の出る歯列矯正を実現する「Oh my teeth」 ※ICC FUKUOKA 2021、初登壇時のプレゼン

年間売上は30億円規模に到達しました。

雅さん、そしてICCの皆さん、本当にありがとうございます。

歯科矯正のDXで解決すべき課題とは

今日はその裏側、歯科矯正のDXについてご紹介します。

まず我々が解決した課題はこちらです。

従来の歯科矯正の「高すぎる」「通院が面倒」「続けられない」という課題です。

では、この3つの課題をどのように解決したのか?

早速サービスを紹介します。

クリニックは駅チカで待ち時間ゼロ、診断は約3分で完了

まずは来店です。

Oh my teethの導入クリニックは、現在東京と大阪にあわせて5店舗あり、どこも駅チカで便利です。

こちらが店内です。

受付はなく、待ち時間はゼロです。

すぐにドクターに案内され、どんどん歯型をスキャンしていきます。

たった3分程度で完了します。

診断が完了すると、LINEにシミュレーションが届きます。

雅さんは奥様から指摘されていた前歯の開きが閉じることを、いろいろな角度から確認して楽しんでいました。

自宅に届くマウスピースを毎週交換し理想の歯並びに

いよいよ矯正スタートです。

このような箱が自宅に届きます。

箱の中には形の違うマウスピースが入っていて、毎週交換していくことで少しずつ理想の歯並びに近づけていきます。

応援やリマインドが届く、“続けられる”歯科矯正

矯正中に応援メッセージが届いたり、毎日リマインドされたり、進捗状況もデータで可視化されます。

だから継続率97%の、“続けられる”歯科矯正です。

歯科矯正の3つの課題をDXで解決

毎週の進捗確認も専用のアプリで写真を撮り、LINEにアップするとドクターからアドバイスが届きます。

このように矯正生活は原則リモートで継続するため、来店は最低1回です。

これはすなわちドクターの人件費を含めたコストダウンも意味します。

我々は歯科矯正の3つの課題、「高すぎる」「通院が面倒」「続けられない」という課題をDXによってまるっと解決したのです。

これまでに数千人の歯並びを改善

そして雅さんをはじめ、これまで数千人の歯並びを改善してきました。

Oh my teethの導入クリニックのGoogleレビューは1,700件以上で、平均4.8を維持しています。

圧倒的な顧客満足が我々の誇りです。

皆さんから、「もうそれ知ってるよ」「Oh my teethさん知ってるよ」、そんな声が聞こえてきそうです。

ご安心ください。

ここからが本題です。

歯科体験のDXとは何か?

歯科体験のDXとは、具体的にどのようなことなのか?

今日は「クリニック」と「工場」という2つの観点からお話しします。

歯科体験のDX①「クリニックのDX」

まずはクリニックのDXからです。

歯型取りはもともと「粘土」のようなもので取っていたものが、「デジタルスキャン」に。

カルテも「紙」から「Salesforce」に。

カルテがクラウド化されたことによって、ドクターはリモートで業務が可能になりました。

まさに働き方のDXです。

また経過観察のために歯科医院で行っていた歯の写真撮影も、なんとこのように自宅の鏡の前でスマホを向けるだけです。

AIが自動的にシャッターを切り、自動でドクターに送信します。

Oh my teethがAI技術を活用した「AI矯正カメラアプリ」をiOS向けに提供開始(PR TIMES) 

歯科体験のDX②「工場のDX」

続いて工場のDXです。

このような手作業だったものが、どのように変わったのか?

まず設計図のデジタル化です。

ミリ単位で調整できるので、精度の高いシミュレーションを実現します。

マウスピースを作るために作る歯型模型は、3Dプリンタでデジタル製造します。

それだけではありません。

マウスピースをカットする、このような手作業はどうなったのか?

これもなんと自動化。

これまで5分かかっていた作業が30秒に圧縮されました。

ユーザー数は2万人を突破、年間売上は30億円規模に

ビジネスの成果です。

メディア掲載が増えており、ユーザー数は2万人を突破しました。

創業から4期連続黒字で、年間売上30億円規模に到達しました。

すでに2件の特許を取得済みです。

【業界初】通わないマウスピース矯正に関する特許を2件取得(PR TIMES) 

市場は10年で1.5倍の拡大が見込まれています。

そんな中、我々は業界3位というところまで、ついに来ました。

ユーザー2万人にLINEで「メンバー募集」

ここまで散々DXと言ってきましたが、DXはあくまで手段だと思います。

どこまで行っても大切なのはユーザー体験です。

最後に、我々とユーザーとの関わりについてお話しさせてください。

先日、我々のユーザー2万人に対して、「メンバーを募集しています」とLINEで一斉送信してみました。

その結果、LINE通知が鳴りやまなくなりました。

1分で100人を超える応募がありました。

当時の私の予定は、9時から23時まで予定がパンパンになりました。

4日間で65人のユーザーと面談しました。

ユーザーからのうれしいメッセージ

うれしかったメッセージを紹介させてください。

「仕組みに感動し、久々にワクワクする体験をした」

「面倒な歯医者さんに通わなくてよかった」

「煩わしいイメージの歯科矯正の顧客体験をガラリと変えてくれた!」

「思い切り笑えるようになった」

そうなんです!

ユーザーは我々の歯科体験に感動し、「働きたい」とまで思ってくれている。

DXによって、そんなプロダクトを生み出したのです。

3年で業界10位から3位に

思い返せば3年前、初めてここICCサミットの場に立たせて頂いた時、社員は0人でした。

そんな中、雅さんやICCでお会いする皆さんに、「頑張ってね」「実際に使ってみたよ」「応援しているよ」と、本当にそんな言葉を頂いて、なんとかここまで前に進むことができました。

今では仲間も増え、業界3位というところまでついに来ました。

これは本当に皆さんや日々ユーザー体験に向き合うメンバー、そして実際に使ってくださっているユーザーのおかげです。

まずは、この歯科矯正体験で業界ナンバーワンになります。

歯科のあらゆる体験をDXし「Oh!」と驚く体験を届ける

そして今後、歯科のあらゆる体験をDXしていき、

ロゴマークでもあるビックリマーク。

皆さんに「Oh!」と驚く体験を提供し続け、世界を変えていきます。

テクノロジーで「未来の歯科体験を生み出す」

どうか引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

▶︎実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/正能 由佳/戸田 秀成

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