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男性だって妊活を!スマホで精子セルフチェック「Seem」がベストプレゼンター(ICCカンファレンス FUKUOKA 2017 CATAPULT – IoT/ハードウェア特集 – )

共に産業を創るトップリーダーのための日本最大級のイノベーション・カンファレンス「ICCカンファレンス FUKUOKA 2017」(2017年2月21日-23日開催)、2日目朝に「CATAPULT(カタパルト)-IoT/ハードウェア特集-」Supported by Makuakeが開催されました。

第一線で活躍する審査員が注視する中、スタートアップ企業6社が8分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、Seemを提供する株式会社リクルートライフスタイル入澤 諒さんがベストプレゼンターに選ばれました!

ICC カンファレンス FUKUOKA 2017 Session 6B 「CATAPULT(カタパルト)-IoT/ハードウェア特集-」Supported by Makuake優勝は精子セルフチェックサービス「Seem」(株式会社リクルートライフスタイル 入澤 諒)でした。

準優勝の2位は、ぬいぐるみにつけるボタン型スピーカーを開発するPechat(株式会社博報堂 小野 直紀)でした。

第3位は、電池にも革命を起こす通信可能電池Mabeee(ノバルス株式会社 岡部 顕宏)でした。

登壇サービス一覧

男性だって妊活を! スマホでできる、精子セルフチェックサービス「Seem

Seemは、自宅で精子のセルフチェックを実現するサービス。キットとアプリが連動しており、医療機関に足を運ぶことなく、自宅で精子の状況を確認することができる。男性の妊活へ取り組む姿勢を変えること、そして知ることから始めるということを目指す。キットは、採取用カップ・採取棒・スマホ顕微鏡レンズ・測定チケットが同封されている。

スマホで操作できるIoT乾電池「Mabeee

 

MaBeee(マビー)は、乾電池で動く製品をスマートフォン上でコントロール・操作できるようになる乾電池型IoT製品。スマホを振る、傾ける、声をかける強弱など6つのモードで動作している。電車のおもちゃを速く走らせたり、ぬいぐるみや工作ロボットを動かしたり、タイマー機能で歯ブラシの時間を知らせてくれたりすることができます。対応アプリは最大10台のMaBeeeと同時に繋がることができる。

ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン「Peachat

Pechatは、ぬいぐるみにつけるボタン型スピーカー。アプリと連動しており、専用アプリを通してぬいぐるみと子どものおしゃべりを実現する。ボタンは糸で縫い付けることや紐で引っ掛けるだけで装着完了し、アプリ内に事前登録されたセリフ以外に、文字入力した内容を読み上げることやセリフを吹き込むことが可能。現在は、20カテゴリー、400以上のセリフ・20曲の歌・20話のお話が収録されている。おしゃべりだけではなく、まねっこモードも備えており、心を通わせることを可能にする。

プレゼンテーションの一部の映像(プロモーション動画)が途切れております。オリジナルの映像は以下の映像となります。プレゼンテーション動画と合わせてご覧ください(最初にご覧頂ければ)。

 

山岳遭難事故の減少を目指す IoTデバイス「TREK TRACK

TREK TRACKは、登山とひとの関係をつなぐプロジェクト。登山者の行動データを保持し、第三者による遠隔確認を可能にし、登山者の危険回避を含むリアルタイム情報発信に対応している。登山者のみならず、帰りを待つ家族にも安心を与える。技術面では、LoRaWANを利用し、低電力・長距離・低料金・低速で通信手段を確立している。登山者はデバイス(TRACKing Device)を持つだけで情報発信ができ、帰りを待つ家族はタブレットやパソコンなどで位置情報などを確認することができる。

「TREK TRACK」のサービス紹介動画は以下をご覧ください。

モノとスマホをつなげる安心アクセサリー:Qrio Smart Tag

Qrio Smart Tagは、ものとスマホを繋ぐことにより、ものを無くす不安を解消するサービス。長さ46mm×幅26mm×厚さ8.5mmの小型デバイスをバッグや財布などに付けることにより、連動するアプリ内で位置を特定することができる。タグには小型のスピーカーが内蔵されており、連動アプリからブザー音を鳴らすことができ、タグに付いているボタンを押すことでスマートフォンの位置を特定することをも可能にする。テクノロジーのちからで、お気に入りのモノとの関係を高め、安心をつなぐことを自然にする。

日本初の地域参加型見守りサービス:otta

 

ottaは、「みんなで、みまもる。新しいカタチの安心の絆を。」をテーマに、見守りに必要となるスマート防犯端末と連動するアプリを提供している。端末は小型であり、バッグなどに装着することによりさまざまなポイントで行動を記録することができる。アプリでは、端末を装着した人が現在どこにいるのかを確認することができる。これまで箕面市で基地局や検知ポイントを設置してきた。

(終)

編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆


【編集部コメント】

最後までお読みいただきありがとうございます!2月23日にはCATAPULTを拡大した、注目ベンチャーの祭典「カタパルト・グランプリ」を生中継いたします。ぜひ、ICCのFacebookページから中継のリマインダを設定し、ご覧ください。

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