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ユーザー数No.1!フィルターバブルを克服し、世界中の良質な情報を届ける「スマートニュース」(ICC FUKUOKA 2025)

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ICC FUKUOKA 2025 ガーディアン・カタパルト(シーズン4) に登壇した、スマートニュース 鈴木 健太さんのプレゼンテーション動画【ユーザー数No.1!フィルターバブルを克服し、世界中の良質な情報を届ける「スマートニュース」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2025は、2025年9月1日〜9月4日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションのオフィシャルサポーターはICCパートナーズです。

【速報】“スキル保証型採用”で、エンジニアが実力で評価される仕組みをつくる「ハイヤールー」がガーディアン・カタパルト優勝!(ICC FUKUOKA 2025)


【登壇者情報】
2025年2月17〜20日開催
ICC FUKUOKA 2025
Session 2A
ガーディアン・カタパルト (シーズン4) – 頂上対決 –
Sponsored by ICCパートナーズ

鈴木 健太
スマートニュース
Partnership Development Manager
公式HP | 公式X

一橋大学を卒業後、新卒で株式会社テレビ東京に入社。経済番組「ワールドビジネスサテライト」等のディレクターとして、企画立案やスタジオ演出を担当。その後、政治・経済記者として国内外の取材を経験。次に動画スタートアップの株式会社Viibarに参画し、大手メディアや放送局向けのデジタル領域におけるコンサルティングおよび動画活用支援事業を立ち上げ、事業責任者を務める。その後、外資系コンサルティングファームを経て、2021年10月にスマートニュース株式会社へ入社。現在はコンテンツパートナーとのアライアンス責任者として、戦略的なパートナーシップ構築を推進するほか、サブスクリプションサービス「SmartNews+」のコンテンツ戦略責任者も兼任。


2012年に誕生


鈴木 健太さん 皆さんこんにちは、スマートニュースです。

2012年、この年の12月にスマートニュースが誕生しました。 

これは、当時のアイコンとトップ画面です。

一方、当時の私はテレビ局に勤めていました。

その後、ニュース番組のディレクター、そして記者として、情報を発信する立場になります。

9年後の2021年、スマートニュースはシリーズFで251億円の資金調達を実施、その1ヵ月後に私は入社しました。

テレビ局で記者だった私がなぜ、スマートニュースでアライアンスを軸に、事業開発、マーケティングに携わっているのか。

そして、何を実現したいのか、スマートニュースの現状と共にお伝えできればと思っています。

ユーザー数No.1ニュースアプリ

スマートニュースは、ユーザー数No.1のニュースアプリです。

ニュースアプリの中で利用頻度も最も高く、毎日の習慣として使っていただいています。

2023年には、日本スタートアップ大賞の内閣総理大臣賞を受賞。

▶︎「日本スタートアップ大賞2023」の表彰式を行いました!(経済産業省)

ミッションは、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」こと、これは創業時から変わりません。

他方で、ニュースアプリを取り巻く環境は、近年、激変しています。

情報におけるフィルターバブル

私たちがスマートニュースを通して解決しようとしている課題を、紹介させてください。

ちょうど昼時なので食べ物に置き換えて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

皆さんが今、一番食べたいものは何でしょうか。

福岡に来ているので、もつ鍋、とんこつラーメン、明太子など色々あります。

ですが、栄養バランスや健康のことを考えると、本当に必要な食べ物はまた別かもしれません。

つまり、 その人が求める食べ物と必要な食べ物は違うということです。

ネット空間の情報についても、同じことが言えます。

好ましい情報が優先的に表示されて、本当に必要な情報から遮断される状況を、フィルターバブルと言います。

スマートニュースが考える「良質な情報」とは

このフィルターバブルを克服し、良質な情報を 1人でも多くの方に届けようとしているのが、スマートニュースです。

では、私たちの考える「良質な情報」とは何なのか。

3つのキーワードとソリューションがあります。

1つ目が多様性、3,000を超える提携媒体の、多種多様な情報を提供しています。

この数は、他のニュースアプリを圧倒しています。

2つ目が信頼性、注意深く設計したアルゴリズムとコンテンツチームの共働により、中立で信頼性の高い情報なのかを精査しています。

3つ目がセレンディピティ、偶然の出会いです。

フィード上では、普段の関心領域を超えて、思いがけない新たな発見や気づきをもたらす情報が見つかります。

サブスクリプションサービスを新規リリース

一方で、会場の方からはこんな意見もあるのではないでしょうか。

「スマートニュースって伸びてるの?」

この疑問にお答えするために、私は立ち上げから関わっている新規事業を、まず紹介させてください。

それが、サブスクリプションサービスの、「SmartNews+(プラス)」です。

SmartNews+では、50を超える国内外メディアの、厳選した有料記事が読み放題となっています。

課金ユーザー数は、順調に伸びています。

広告プロダクトとしても進化

会社全体においては、去年5月にNTTドコモ社との業務提携をしました。

ドコモのアンドロイド端末向けに、SmartNews for docomoの提供を開始、スマートニュース全体の利用者は大幅に増えています。

広告プロダクトとしても、進化しています。

Top News Video Adsでは、トップ画面全面に縦型動画広告の配信が可能になりました。

位置情報ターゲティングを活用した、SmartNews Hyper Local Adsも提供しています。

ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

ユーザー数と収益、両方の拡大を目指す

今後の展望として、ビジネスモデルの深化を推進していきます。

これまでの無料広告モデルの上に、SmartNews+としてプレミアムな有料コンテンツと有料機能を提供、将来的には、コンテンツホルダーやディベロッパーが個別課金サービスを展開できる未来を実現します。

これにより、ユーザー数と収益両方の拡大を目指していきます。

報道の本質とメディアの新たな方向性に向き合う

では、なぜユーザー数と収益の拡大を目指すのか。

私の考えるこの問いの答えは、まさに私がスマートニュースに入社した理由に結び付きます。

それは、ミッションの実現と、媒体社やコンテンツパートナーに収益を還元するエコシステムの構築です。

私が記者として走り回っていた政治の現場は今、SNS上の不確かな情報によって分断を深めています。

そして、私がかつて所属していた従来型のメディアは、新しい方向性を模索する重要な局面に立っています。

報道・ジャーナリズムの本質を守りつつ、持続可能な仕組みを築いていくためにはどうすれば良いのか?

この難題に真正面から向き合っているのは、スマートニュース以外にいないと私は考えています。

コアバリューは「For the Common Good」

スマートニュースで唯一変わらないコアバリュー、それが「For the Common Good」です。

社会的責任の重さを感じながら、私は、仲間と共に挑戦を続けます。

世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける、スマートニュースでした。

ありがとうございました。

▶︎実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/戸田 秀成

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