アウトプットから始まるオンライン教育「SOZOW」で、子どもの可能性を拡大する「Go Visions」(ICC KYOTO 2021)【文字起こし版】 | 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

アウトプットから始まるオンライン教育「SOZOW」で、子どもの可能性を拡大する「Go Visions」(ICC KYOTO 2021)【文字起こし版】

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ICC KYOTO 2021 ソーシャルグッド・カタパルトに登壇いただき、見事優勝に輝いたGo Visions 小助川 将さんのプレゼンテーション動画【アウトプットから始まるオンライン教育「SOZOW」で、子どもの可能性を拡大する「Go Visions」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回250名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミットFUKUOKA 2022は、2022年2月14日〜2月17日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。

本セッションは、ICCサミット KYOTO 2021 プラチナ・スポンサーのベクトル様にサポート頂きました。

【速報】子どもの好奇心に火をつける!新しい学び場「SOZOW」を提供する「Go Visions」が審査員号泣のソーシャルグッド・カタパルトで優勝!(ICC KYOTO 2021)


【登壇者情報】
2021年9月6〜9日開催
ICC KYOTO 2021
Session 11A
ソーシャルグッド・カタパルト&ラウンドテーブル
Supported by ベクトル

小助川 将
Go Visions株式会社
代表取締役

1980年秋田県出身。2003年慶應義塾大学卒業後、経営コンサルティング会社へ入社。大企業からベンチャーまで多数の事業計画策定や新規事業立上げ、事業再建などに従事。2008年 株式会社リクルートに入社し、BtoB新規事業立上げ、インターネット教育事業の企画、組織開発コンサルティング等へ従事。2011年11月グリー株式会社へ。事業企画や複数プロダクト責任者として事業を推進。子どもの教育問題をきっかけに、株式会社LITALICOヘ入社。執行役員として、ITものづくり教育事業LITALICOワンダー事業部長、HR部長を歴任。プログラミング教育必修化に向けた委員も歴任。2人の子育てを通じ、日本の画一的教育システムへ課題意識を持ち、2019年6月にGo Visions株式会社を創業。長男は、最年少でWorld Robot Olympiad世界7位、翌年8位へ。現在、孫正義育英財団3期生。


小助川 将さん 私たちは、小・中学生の好奇心を解き放つオンライン教育サービス、SOZOW(ソーゾウ)を提供しています。

2021年1月にスタートし、日本全国や海外の子どもたちが参加してくれており、既に5,000もの家族に届けております。

どう届けているか、動画をご覧ください。

私たちは、全てオンラインのライブで学びを提供しています。

1つのコンテンツは学校の授業よりも長い70分や90分ですが、子どもたちは夢中になって、脱落せずに参加してくれます。

ポイントが2つあります。

子どもたちの好奇心に火をつけ、自ら考える場を提供

まず、子どもたちが興味、関心のあるテーマが色々あることです。

2つ目は、正解のない、抽象度の高い問いをどんどん出すことです。

そうすると、自ら考えるので、より参加意識が高くなります。

発想力もどんどん高まり、全国の他の子どもたちのアイデアを見ることで、多様な感性も育まれます。

さらに、人との出会いで人生が変わることがあると思っています。

実は、本日のナビゲーターである三輪 開人さん(認定NPO法人 e-Education代表)にも登場頂いています。

子どもたちが主役のアウトプットから始まる学び

私たちが届けたいのは、アウトプットから始まる学びです。

子どもが主役で、自ら考える、つくる、調べるというアウトプットです。

おそらく皆さんも、行動したり体験したりしたことが、座学よりも大きな学びになっているのではないでしょうか?

これをオンラインで届けていきます。

社会課題に気づき、自ら行動する子も

オンラインでも、子どもたちはすごいアウトプットを生み出します。

参加している子どもの8割以上がアウトプットを生み出します。

昆虫好きな子が動画を作って蝶々を紹介したり、その他にも、マインクラフトで3Dのものづくりをしたり、3Dデザインをしたゲームをしたりする子どもたちがたくさんいます。

廃油石鹸を作っている女の子がいますが、彼女は、三輪さんの社会課題解決の授業を聴き、そこから自分が何をできるか考え、廃油石鹸を作って売って、貧困家庭支援団体に寄付しようと考えました。

さらに、メルカリの小泉 文明さんに登壇いただいたプロライブで、彼女は「提案があります。廃油石鹸をメルカリで売っていいですか?」と提案しOKをもらいました。さらに、小泉さんが言っていた「この指止まれ!で仲間を集めること」を受けて、1人で販売するのではなく、20人以上仲間を集めて、SDGs部を作っています。

【7/25開催! 小・中学生向け】日本を代表する会社『メルカリ』会長に直接質問できるスペシャルワークショップ 株式会社メルカリ取締役会長 兼 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役CEOの小泉文明氏が登壇!(PR TIMES)

なぜこの事業を始めたかと言うと、2人の子どもがきっかけです。

長女が小学生の時、学校から戻ってきた際、「学校が嫌だ、行きたくない」と言いました。

そして、自分の子ども時代から教育が変わっていないことに気づき、驚きました。

息子には既存教育を受けさせず、好奇心を徹底的に応援する環境を作りました。

彼は小学3年生の時、世界最年少で、ワールドロボットオリンピックの世界7位に入賞しています。

▶編集注:自律型ロボットによる国際的なロボットコンテスト「WRO(World Robot Olympiad)」

今は孫正義育英財団に選出頂き、シンガポールに行きたいということで、中学1年生になった今、1人で留学をしています。

本当にびっくりしています。

150年変わらない教育システムの弊害

僕はもともとLITALICOで、発達障害や不登校の子ども向けにプログラミング教室を運営していました。

彼らはすごく可能性があるのに、どうして世の中で変わり者と呼ばれているのだろうと思っていました。

原因はこれです、150年変わらない画一的教育システムです。

「みんな同じになれ」ということです。

さらに今の日本では、小学校から大学までの16年間教育を受けても、自己肯定感や社会、環境への関心が低かったり、チャレンジャーを否定したりという若者や学生が多いです。

そしてこれは他国と比較しても、世界ワースト1位なのです。

さらに、時代の変化が激しくなり、少子化なのに不登校の人数は過去最高で、いじめの数も、若者子どもの自殺者数も過去最高です。

不登校と自殺者が過去最多に 小中学生、コロナ禍の不調が浮き彫りに(Yahoo!ニュース)

不登校の子どもたちで学びにアクセスできるのはたった2%

この数字は何を示すか、ご存知でしょうか?

これは、不登校の子どもたちのうち、学びにアクセスできている割合です。

たった2%しかいないのです。

原因は公立私立という二択など、選択肢が少ないこと、そして仮に地域に希望の教育機関がなく、高額な私立学校に入学するために引っ越す場合、家庭の負担が大きいことが、教育の障害となっています。

これらは、子どもたちに問題があるのではなく、社会の側に障害があると思っています。

しかし希望が現れました、N高です。

N高のおかげで選択肢が増えました。

不登校生徒1,000名ちょっとから始まり、6年目の今、生徒数は2万人を突破しています。

売上も100億円規模です。

私の長女もN高に通っており、私立の中高一貫校からの転校も続出しています。

SOZOWスクールが提供する学びとは

ただ、小・中学生の選択肢がまだないので、私たちは2021年10月からSOZOWスクールを始めています。

先生はいない、自分で学びを決められる、自己決定していく、そして興味のある分野があれば、提携済みの大学の講義まで受けられます。

子どもが持つ好奇心を起点に、夢中になれる「探Q」を中心にします。

そこから基礎学習、デジタルクリエイティブ、SDGs、キャリア教育など、どんどん学びが広がっていく仕組みです。

ですから、1万人いれば1万通りの学びのカリキュラムがあるということです。

N高のように、スケールする仕組みを届けます。

成長する小・中学生向けオンラインスクール市場

オンラインスクール市場は、2年前はゼロでしたが、昨年(2020年)一気に大きくなりました。

私たちも参入し、子どもたちに未来の希望を届けていきたいと思っています。

私たちが目指すのは、2030年に生徒数10万人です。

今後、通信制高校も手がけていきます。

最初は、今の学校システムに適合しない子どもたちを対象に始まりますが、社会が変わる時は辺境の地や変わり者と呼ばれている人から始まると、私は確信しています。

会場にいらっしゃる皆さんもおそらく、社会の中では変わり者と呼ばれているのではないかと思っています。

子どもたちの好奇心を解き放ち、未来の可能性を広げる

日本の18歳未満の人口割合は、16%を割りました。

確実に言えるのは、この子どもたちが、未来を100%担うということです。

私は今、焦っています。

夏休みが明けた9月は、不登校の生徒数や自殺数が激増するので、待ったなしです。

私たちの力ではまだまだ足りないので、ぜひ力を貸してください。

提案をさせてください。

よろしくお願いします、ありがとうございました。

実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸

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