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「モバイル動画メディア/広告はどのように進化するのか?」【F17-10C】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!11回シリーズ(その1)は、各登壇者の自己紹介を頂きました。業界注目のセッションです。ぜひ御覧ください。
ICCカンファレンスは新産業のトップリーダー160名以上が登壇する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCカンファレンス KYOTO 2017は2017年9月5〜7日 京都市での開催を予定しております。
▶「モバイル動画メディア/広告はどのように進化するのか?」の配信記事一覧
司会 それでは時間になりましたので、「Session 10C モバイル動画メディア広告はどのように進化するのか?」を開始致します。
ご登壇者を紹介致します。
Spotwrightの明石さん、Candeeの新井さん、オープンエイトの高松さん、ファイブの松本さん、そして最後にモデレーターはAppLovinの坂本さんです。
それでは坂本さん、よろしくお願い致します。
坂本 達夫 氏(以下、坂本) ありがとうございます。
よろしくお願いします。
先ほど打ち合わせの時からずっと危険な香りがしていまして、もしかしたら放送事故が起こる確率の最も高いセッションなのではないかという危惧を抱きつつ、楽しみな感じもしています。
では早速ですが、深い議論がたくさんあると思いますので、セッションに入っていきたいとおもいます。
今回のテーマがモバイル動画メディアと広告ということで、壇上には動画を作る会社、メディア、広告、いろいろな立場の方が集まっています。
それぞれがどのような視点で話しているのか分かった方が、聞いていて皆さんも理解し易いと思いますので、明石さんから順番に、自分たちはこういう立場で、会社ではこういう分野に注力しています、もしくは会社の中でこのような仕事を担っていますというような点を、まずは自己紹介という形で簡単に一言ずつお話いただければと思います。
では明石さんからお願いします。
分散型動画メディアを展開するSpotwright
明石 岳人 氏(以下、明石) よろしくお願い致します。
Spotwright株式会社の明石です。
明石 岳人 Spotwright株式会社 代表取締役 1982年静岡生まれ。2006年に上智大学を卒業後、エキサイト株式会社へ入社。「エキサイト翻訳」「エキサイトブログ」のプロダクトマネージャーを担当後、2011年に独立。雑誌「Pen」のWEB版をローンチ時から手がけ、企業のオウンドメディアを中心に、デジタルメディアの立ち上げと事業化を専門に活動。2014年6月に分散型動画メディア「Spotwright(スポットライト)」を創業。スマートフォンにフィットしたオリジナル動画を自社内で企画から製作まで一貫して行い、スマートニュース等のパートナーサイトで毎日配信している。またVR動画についても既に日本トップクラスの事例とノウハウがあり、現在VR動画のメディア展開を進めている。
同じ名前のサイバーエージェント社のメディア(Spotlight)があるのですが、そちらではなくて、分散型動画メディアをやっている会社です。
(編集部注:Spotwright社のメディアは2017年4月より、名称を『Spotwright』から『WHITE MEDIA』に変更)
2014年に創業していますので、大分前からこの分野に取り組んでいます。
私たちは主に、作った動画をFacebookやスマートニュースなどに毎日配信をして、そこでの再生回数をネイティブアドとして販売するというビジネスモデルでやっています。
アメリカにはViceですとか、Vox Mediaなど、新しい動画メディアがたくさんあるのですが、そのようなメディアを日本でも作っていければと思っております。
本日はよろしくお願い致します。
坂本 よろしくお願いします。
メディア・マネジメント・広告をネット時代に最適化するCandee
新井 拓郎 氏(以下、新井) Candeeの新井です、よろしくお願い致します。
新井 拓郎 株式会社Candee 代表取締役副社長 CCO 大学在学中よりエイベックス・グループにて、デジタルメディアを活用した音楽情報やアーティストに関する企画、制作、運営を行う。その後デジタル領域の音楽配信、アーティストのデジタルファンクラブ、BeeTV、dビデオ、UULAといった定額制映像配信、映像コンテンツのマルチユース展開、企業アライアンスなどの新規事業立ち上げを担当。2015年に株式会社Candeeの立ち上げに参画し、映像制作事業及びメディア事業責任者として常務執行役に従事。2016年12月より代表取締役副社長 CCOに就任。
我々の会社は、テレビ時代にあったメディア、芸能事務所つまりマネジメント、広告事業という3つの事業をディスラプト、つまり破壊して、ネット時代に向けて最適化をして、再構築したいと思い活動している会社です。
よろしくお願いします。
坂本 よろしくお願いします。
女性向けアドネットワークと動画マガジンを展開するオープンエイト
高松 雄康 氏(以下、高松) オープンエイトの高松です。
よろしくお願い致します。
高松 雄康 株式会社オープンエイト 代表取締役社長 兼 CEO 1996年、株式会社博報堂に入社。主に大手自動車メーカーのキャンペーン全般を担当。2005年より、日本最大級の化粧品クチコミサイト@cosmeを運営するアイスタイルで取締役兼COO(最高執行責任者)、CMO(最高マーケティング執行責任者)などを歴任。また関連事業を運営するコスメコム、コスメネクスト、アイスタイルグローバル(シンガポール)のCEOとして国内外の化粧品関連事業を統括し2012年に東京証券取引所1部に上場。現在は4月に起業した株式会社オープンエイトの代表取締役兼CEOとして、日本最大級の女性系メディアに特化したスマホ動画アドプラットフォーム/大人のトラベル&カルチャー動画マガジン「LeTRONC(ルトロン)」を展開。
弊社は現在2つの事業に取り組んでいまして、ひとつはマーケティング事業で動画のアドネットワーク、特に女性をターゲットに、現在月に約5,000万人のリーチを持つスマートフォン専門の動画広告配信ネットワークをやっています。
もうひとつはメディア分野で、ルトロンという「おでかけ動画マガジン」を自社で一次メディアとして月に200本のロケをしながら、分散型メディアのようなことをやっています。
よろしくお願いします。
坂本 よろしくお願いします。
スマホ向け動画広告配信ネットワークを展開するファイブ
松本 大介 氏(以下、松本) ファイブの松本と申します。
松本 大介 ファイブ株式会社 取締役 VP of Engineering 東京工業大学工学部および同大学院修士課程にてコンピューターサイエンスを修了。大学院在学中からワークスアプリケーションズの研究開発部門にて関数型プログラミング言語 Haskell を用いたオープンソースのプロダクト開発を担当し、同社の技術力向上に貢献。その後、広告関連のスタートアップに参画し、リードエンジニアとして動画広告 DSP プロダクトの設計から運用、開発メンバーのチームビルディングまでを幅広く担当。2014年に FIVE を設立。
弊社は、スマホ向けの動画広告配信ネットワークをやっています。
オープンエイト社のビジネスとも少し重複するところがありますが、我々の差別化のポイントとしては、アプリ向けからスタートしているという点があります。
皆さんもFacebookやTwitter、LINEなどを使っていらっしゃるかと思いますが、そのような誰もが使うようなアプリとは異なり、特定のユーザー層、非常に熱情の濃いコミュニティアプリを主なターゲットとしています。
例えば、MixChannel(ミックスチャンネル)という名前は皆さん聞いたことがあるのではないかと思いますし、後は最近DMMグループに入ったnanaという音楽コラボアプリなどを代表とする、割と若い世代の熱量の濃いコミュニティアプリに動画を配信できることが強みです。
プロフィールを読んでくださった方もいらっしゃるかと思いますが、私は大学と大学院でコンピュータサイエンスを学び、エンジニアとしてキャリアをスタートしました。
その後スタートアップに入り、ビジネスとエンジニアリングの間で仕事をするのが非常に楽しいと思い、ファイブという会社を立ち上げ、今に至ります。
よろしくお願いします。
坂本 よろしくお願いします。改めまして、モデレーターは坂本です。
坂本 達夫 AppLovin Corporation Director Sales, Japan 【スマートフォンアプリ広告のスペシャリスト】 2008年より楽天、2011年よりGoogle AdMobを経て、2015年より世界最大級のアプリマーケティングプラットフォームを運営する米AppLovinに参画。日本第1号社員として日本への事業展開を推進し、月間数億円(アプリ広告では日本最大級)の売上規模にまで成長させる。主な業務は大手アプリ企業とのビジネスデベロップメントおよび他の広告事業者とのアライアンス構築。アプリのマーケティングやマネタイズ(収益化)に関する講演や記事・ブログ執筆も精力的に行う。ICCカンファレンスには立ち上げ時からボランティアスタッフとして参画。東京大学経済学部卒。二児の父。
テーマはモバイルの動画ですが、動画というのは他のメディア、例えばテキストや画像、写真などと比べて、いろいろと特殊なところ、動画ならではの特性のようなものがあります。
動画ならではの難しさ、逆に動画だからこそのポテンシャル、両方があると思うのですが、その辺りをまずは議論していければと思います。
(続)
編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/鈴木ファストアーベント 理恵
続きは 本当にそのコンテンツ・広告は動画であるべきか?を問うべし をご覧ください。
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【編集部コメント】
続編(その2)では、動画ビジネスを行う上での難しさや課題をお話いただきました。オープンエイト高松さんの問いはセッション通じてささりました。是非ご期待ください。他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。
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