【NEW】ICC サミット FUKUOKA 2025 開催情報詳しくはこちら

ライフネットからスマートニュースへ…財務担当 堅田氏が語る累計90億円の資金調達【K16-9C #4】

平日 毎朝7時に公式LINE@で新着記事を配信しています。友達申請はこちらから!
ICCの動画コンテンツも充実! Youtubeチャネルの登録はこちらから!

「メガ・ベンチャーのための大型ファイナンス戦略」【K16-9C】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!9回シリーズ(その4)は、スマートニュース ヴァイス・プレジデント財務担当堅田さんの自己紹介とこれまでの資金調達についてお話頂きました。「一貫して一貫性がない」と話される堅田氏のキャリアも注目です。是非御覧ください。

ICCカンファレンスは新産業のトップリーダー160名以上が登壇する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCカンファレンス KYOTO 2017は2017年9月5〜7日 京都市での開催を予定しております。参加者の募集を開始しました。


登壇者情報
2016年9月7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2016
Session 9C
「メガ・ベンチャーのための大型ファイナンス戦略」

(スピーカー)
小川 智也 株式会社アカツキ 取締役
堅田 航平 スマートニュース株式会社 ヴァイス・プレジデント 財務担当
長澤 啓  株式会社メルカリ 執行役員CFO
永見 世央 ラクスル株式会社 取締役CFO

(モデレーター)
嶺井 政人 株式会社マイネット 取締役 副社長

「メガ・ベンチャーのための大型ファイナンス戦略」の配信済み記事一覧


嶺井 続きまして、スマートニュースの堅田さんよろしくお願い致します。

堅田航平 氏(以下、堅田) 初めまして。スマートニュースの堅田 航平と申します。

9c-4-02

堅田 航平
スマートニュース株式会社
ヴァイス・プレジデント 財務担当

大学卒業後、インドにて英文校正スタートアップの立ち上げに参画。モルガン・スタンレー証券、資産運用会社などを経て、2008年 ライフネット生命保険に入社。企画・事業開発・上場準備などを担当し、2013年より執行役員CFO。2014年、スマートニュースに入社、同8月より現職。趣味はトライアスロン、好きな動物はキリン。二児の父。

スマートニュースは、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」ことをミッションとし、世界中で生み出される素晴らしいコンテンツを、必要とする人に届けていき、そこで生じた収益やトラフィックを、コンテンツを生み出した方に還元していくことによって、またより良いコンテンツが生み出されていくという好循環、言い換えれば生態系を作っていきたいという想いで創業された会社です。

%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8914

私は2014年の4月に入社しましたが、2014年の10月に北米でも事業を開始し、現在グローバルで1,900万ダウンロードまできています。

%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8915

コンテンツの作り手を大切にし、メディアの方々と共に繁栄していくということに、「SmartNews Media Prosper」というキーワードで取り組んでいます。

%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8916

現在は、広告を主な収益源としていまして、コンテンツとして楽しんで頂けるような広告を適切に届けていく(”Ads as Content”)ために、我々の技術を活用していくことが重要なテーマになっています。

%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8917

私は人見知りで、こういうカンファレンスでは自分から話しかけていけないタイプなので、皆さんの関心に引っかかりそうな単語を自己紹介として並べてみました。

%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8918

トライアスロンをやっていたり、息子が2人いたりします。また、eGroupsという、Martin Roscheisenというアメリカのシリアルアントロプレナーが立ち上げて、最終的に400万ドル超でYahoo!に買収されたメーリングリストを運営していた会社があるのですが、そこでアルバイトをしていたというのが、自分にとってのスタートアップとの関わりの原点になっています。

嶺井 学生時代ですか?

堅田 はい。学生時代です。

テレフォンアポインターとして広告営業を行っていました。

嶺井 日本でですか?

堅田 日本で、です。

アパートの1室みたいなオフィスで働いていました。

大学を卒業した後に、インドのムンバイで私の友人が立ち上げたスタートアップの会社で、インターン第一号としてしばらく過ごした後、また日本に帰ってきて法人営業をしたりして、そこから投資銀行、ヘッジファンドで日本株とアジア株の運用をした後に、もう一度事業側に戻ってきました。

親しい友人からは、「お前のキャリアは、首尾一貫して一貫性がない」と言われていまして、それも一つのブランディングなのかなということで、今後も頑張っていきたいと思っています。

ファイナンスについては、シリーズAからシリーズDまで累計で約90億円の調達をさせて頂きました。たまたまなのですが、日本政策投資銀行様というのは、ラクスルさんとメルカリさんと我々の3社に投資されています。

%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8919

嶺井 そういう繋がりもあるんですね。ご紹介ありがとうございました。

(続)

編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/Froese 祥子

続きは ゴールドマン・サックスからメルカリへ…CFO長澤氏が語る累計125億円ユニコーンの資金調達 をご覧ください。


【編集部コメント】

続編(その5)では、メルカリCFO長澤さんに、累計125億円に上るメルカリのファイナンスについてお話頂きました。ゴールドマン・サックスからの転身である長澤さんのキャリアも注目です。是非ご期待ください。感想はぜひNewsPicksでコメントを頂けると大変うれしいです。

更新情報はFacebookページのフォローをお願い致します。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!