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【速報】集金業務をキャッシュレス化!教育市場に向けたやさしい支払い支援サービス「エンペイ」SaaS RISING STAR CATAPULT優勝!(ICC FUKUOKA 2022)

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「ともに学び、ともに産業を創る。」エクストリーム・カンファレンス 「Industry Co­-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2022」(2022年2月15日〜2月17日開催)、2月15日に「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!」Sponsored by Helpfeel(Nota)が開催されました。

第一線で活躍する審査員が注視する中、8社のスタートアップが各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、教育市場の集金業務をキャッシュレス化する、やさしい支払い支援サービス「エンペイ」が優勝いたしました!


結果速報

ICCサミット FUKUOKA 2022 Session 3A 「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!」優勝は、集金業務をキャッシュレス化!教育市場に向けたやさしい支払い支援サービス「エンペイ」(得点:30点)でした!

第2位は、“マテリアルズ・インフォマティクス”で素材開発に産業革新を起こす「MI-6」(得点:22点)でした。

第3位は、複数カレンダーやWeb会議を一元管理するプラットフォーム「Spir」(得点:17点)でした。

当日の中継映像もぜひご覧ください。

 


登壇サービス・プロダクト一覧

集金業務をキャッシュレス化!教育市場に向けたやさしい支払い支援サービス「エンペイ」

株式会社エンペイは、集金業務支援サービス「enpay(エンペイ)」を運営する2018年設立のフィンテック企業。同社のenpayは、パソコンとスマホを活用して、現金や銀行のATM、振込用紙などのやり取りを一切せずに請求・支払いができるサービスで、幼稚園などの幼保施設や、学校・塾などの教育施設、習い事教室に特化して提供されている。集金担当者は保護者のLINEに請求の連絡をし、保護者はキャッシュレス決済で支払いを済ますことができる。代表取締役CEO/Founderの森脇氏は、新型コロナウイルス感染症の流行でキャッシュレス化は進むとし、保護者側・集金側双方、大幅な省力化が可能なenpayを集金業務に役立ててほしいと語る。


森脇 潤一
株式会社エンペイ
代表取締役CEO/Founder
HP | STARTUP DB

メディックス、博報堂にて広告営業職に従事し、2013年リクルート入社。リクルートではAdTech、SaaS、FinTech等、一貫して新規事業開発を担当。
2014年社内新規事業提案制度(NewRING)でグランプリを獲得、子育て支援SaaS「キッズリー」のファウンダー兼事業責任者として事業成長を牽引しEXITし、株式会社エンペイを創業。
社会福祉法人どろんこ会理事、経済産業省「グローバル起業家等育成プログラム,2016」シリコンバレー派遣メンバー

“マテリアルズ・インフォマティクス”で素材開発に産業革新を起こす「MI-6」

MI-6株式会社は、データサイエンスを活用した素材開発技術「マテリアルズ・インフォマティクス(MI)」により、企業の素材開発を支援する2017年創業のスタートアップ企業。MIを用いた素材開発は、ベイズ推定による予測アルゴリズムにより、研究者の経験や直感に基づいた従来の実験中心型の素材開発に比べ、研究開発期間・開発費を大幅に圧縮することが可能となる。同社は国内唯一のMI専業スタートアップで、開発を支援したプロジェクトは100を超える(2022年2月現在)。最も汎用的な開発プロセスをSaaS化し、データアップロード、解析の設定、結果の表示の3ステップで解析が完了するMI特化SaaS「miHub」を提供。MIを熟知したデータサイエンティストとカスタマーサクセス担当が、テーマ選定から、データ前処理、解析実施、評価・改善までのプロセスをサポートし、企業の素材開発を継続的に支援し、産業革新への貢献を目指す。

 


木嵜 基博
MI-6株式会社
代表取締役社長
HP | STARTUP DB

2012年京都大学卒業後、ITベンチャー企業に入社し主に事業開発として、クラウドソーシング事業の起ち上げ、ビッグデータのクレンジング業務等に従事。事業開発責任者としてマザーズ上場に貢献後、2015年オリックス株式会社、2017年モバイク・ジャパン株式会社のGM代理として国内事業を管掌。その後“素材開発に効率と創造をもたらす”MI-6を創業、社内外のテクノロジーやネットワークを活用した幅広い事業開発に一貫して従事。ICCサミット FUKUOKA 2020「リアルテック・カタパルト」優勝。

複数カレンダーやWeb会議を一元管理するプラットフォーム「Spir」

株式会社Spirは、「創造性を解放する」をミッションに掲げる2019年設立のスタートアップ企業。同社は、「リモートワークの日程調整を簡単に」をコンセプトに、日程調整カレンダープラットフォーム「Spir(スピア)」を提供している。同サービスは複数のカレンダーを一つで閲覧することが可能で、ビジネスで利用している複数のカレンダーと連携させることができ、Google MeetやZoomなどのWeb会議の日程調整、URL発行、カレンダーへの登録を一本化することができる。会議だけではなく、マーケティングや営業・インサイドセールス、秘書、人材エージェントなどさまざまなユースケースが出てきており、2021年7月には累計ユーザー数が10,000人を超えたという。Spirを通じてスケジュール管理の生産性を上げるだけではなく、ビジネスパーソンのチャレンジを増やす。


大山 晋輔
株式会社Spir
代表取締役社長
HP | STARTUP DB

東京大学経済学部卒業。戦略コンサルティングファームのコーポレイトディレクション(CDI)の東京・上海オフィスでの勤務を経て、2014年に株式会社ユーザベースに入社。ユーザベースではSPEEDA事業の事業開発・プロダクト開発の責任者、営業部門を経て、2017年にNewsPicks USAのCOOに就任し米国事業の立ち上げ責任者として事業戦略策定やプロダクトマネジメント、マーケティング等に従事。2019年に株式会社Spirを設立。


ソフトウェアのテスト作業からエンジニアを解放する「MagicPod」

株式会社MagicPodは、「すぐれたソフトウェアテストのテクノロジーを、すべての人の手に」をミッションに掲げ、ソフトウェアテストの自動化クラウドサービス「MagicPod」を運営する2012年設立のスタートアップ企業。モバイルアプリやWebサイトのリリース前に行われる「ソフトウェアテスト」は開発工程の30%を占めるともいわれ、多くの作業をエンジニアが手作業で行っている。同社は、世界的なデジタルシフトやエンジニア不足の中、人による非効率な作業を自動化するために、AIを活用したMagicPodを開発した。MagicPodは非プログラマーでも扱え、テストを自動化したい項目を選ぶだけで、作業手順を自動作成しテストを実行できる。Web、iOS、Androidにも対応し、アプリやサイトのバージョンアップ時には、AIがテストを自動修正する。テスト自動化のニーズ、市場は拡大しており、IT業界のリーディングカンパニーの導入が進んでいる。


伊藤 望
株式会社MagicPod
代表取締役
HP | STARTUP DB

京都大学大学院情報学研究科を修了後、株式会社ワークスアプリケーションズ入社、自動テストツール開発で社長賞を受賞するなど活躍。その後独立しTRIDENT(現MagicPod)を設立。「日本Seleniumユーザーコミュニティ」設立、「Selenium実践入門」執筆、国際カンファレンス講演、国際カンファレンス「SeleniumConf」日本初開催など、テスト自動化の普及に努める。最近はMagic Podの開発に注力中。「楽天テクノロジー&イノベーションアワード2019」受賞。

 

医療・製薬業界向けのセキュアな情報提供ツール「Shaperon」(フラジェリン)

株式会社フラジェリンは、「医療、製薬業界でインフラを創る」をミッションに掲げ、製薬・医療関連企業向けカスタマーメッセージプラットフォーム「Shaperon(シャペロン)を運営する2017年設立のスタートアップ企業。製薬・医療関連企業は、パワーポイント資料や、使用例の情報共有や競合との効能比較、使用表現などに制約があり、気軽にメッセージや資料が送ることができない業界で、厳しいコンプライアンスが求められる。そのプロセスを厳格に管理することが企業に求められており、管理を目視で行うなど大きな負担となってきた。使い慣れたメーラーと同様のインターフェイスをもつ「Shaperon」は、情報共有や情報提供、その管理と監査をワンツールにまとめたツールで、特定のワードに対するアラートや、メッセージをすべてトレースできるようにするなど、コンプライアンスリスクを低減する機能を搭載。企業内のツールとの連携も可能としている。MRはドクターへのプロモーションツールとして、活動を一元管理することができる。導入済みの企業では、情報共有が増加するなどの実績が出ているという。


阪本 怜
株式会社フラジェリン
CEO
HP | STARTUP DB

2009年よりアクセンチュアで、ヘルスケア、製造、金融、資源領域の戦略立案や業務改善、PMIに従事。イギリスの製薬企業グラクソ・スミスクラインで、中枢神経系薬剤のマーケティングプランの立案・推進やデータ解析に携わる。その後、ヘルスケアやエドテックベンチャーで新規プロダクト開発や事業を立ち上げ。2017年に株式会社フラジェリンを創業、2019年に製薬企業向けのメッセージングプラットフォーム「Shaeporn(シャペロン)」をリリース。大阪大学大学院薬学研究科修士課程修了。

最適なシフト生成を1ボタン・圧倒的低コストで実現する「HRSBEST(ハーベスト)」(トライエッティング)

株式会社トライエッティングは、AI技術の研究開発を行う2016年設立の名古屋大学発ベンチャー。同社は、ノーコードAIによるシフト自動作成ソフト「HRBEST(ハーベスト)」を、複雑なシフト作成が必要な小売業界や工場、宿泊施設などに提供している。希望シフトの提出はスタッフが各自のスマホから行い、希望が集まった後、シフト作成者が1クリックするだけで、社内ルール(連勤や休暇制度等)と法的諸条件を満たし、スキルに偏りがない人員配置のシフト表が自動作成される。スタッフの急な欠勤時にも最適なシフトを自動計算して、迅速に調整できる。完全自社開発のAIプラットフォームゆえの低価格で、スタッフ1人あたり月額550円(税込)で提供している。将来的には、客数・稼働・退職などの予測を利用して、HRBEST利用企業と人材派遣会社のマッチング事業を行うとしている。


長江 祐樹
株式会社トライエッティング
代表取締役社長 CEO
HP | STARTUP DB

1989年愛知県生まれ。名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、2016年〜2017年米国スタンフォード大学にて客員研究員としてAIによる新材料発見技術「Materials Informatics」研究に従事。一方で、共同生活していた現地スマートウォッチ開発スタートアップにて一時ジョインしAIソフトウェア開発支援を行う。2016年のTRYETING創業からは、AI技術を活用した在庫・生産計画最適化、人員配置最適化など『モノ・ヒトの最適化』技術の開発に従事。現在大手企業などからの資金調達を経て、メーカー・小売・商社などとの協業を中心にした『サプライチェーン最適化』を主題に、企業の基幹システムへローリスクなAI導入が可能なAaaSの提供および在庫生産管理・人員計画自動作成SaaSの開発提供を行なっている。

OKR、1on1など継続的なパフォーマンス管理で従業員のエンゲージメントを高める「ハイマネージャー」

ハイマネージャー株式会社は、「すべての人が一人で悩みを溜め込まず、気軽に悩みを吐き出す事ができるようにすることで、楽になる」をミッションに掲げる2018年設立のスタートアップ企業。近年成長を遂げている企業は、年度ではなく四半期でOKRを設定し、リアルタイムでの1on1、フィードバックの蓄積により、評価に納得感をもたせ、従業員エンゲージメントや生産性の向上につなげている。同社が提供する「HiManager」は、それらを一気通貫でツール化して継続的なパフォーマンス・マネジメントを可能にした。Slackとも連携しており、蓄積されたログをもとに評価を行うことができる。ツールの提供のほか組織変革フレームワークのサービスやコンサルティングも行っており、将来的には蓄積データで、マネジメントをレコメンドするAIサービスを提供していきたいとしている。


森 謙吾
ハイマネージャー株式会社
代表取締役CEO
HP | STARTUP DB

慶應義塾大学法学部を卒業後、PwCコンサルティング合同会社に入社。人事コンサルティング領域に従事し、製造・小売・通信・金融等の大手企業に対して、人材マネジメント戦略策定および人事制度構築、役員報酬設計、残業削減・退職率低下、などのプロジェクト実績を有する。
現在はハイマネージャー株式会社を創業し、ハイブリッドワークでの組織のエンゲージメントやパフォーマンス向上を支援するピープルマネジメント・プラットフォーム「HiManager」の提供およびマネジメント・人事評価に関するコンサルティングを行っている。一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 研究員。

月額4万円、1カ月から導入可能のタレントマネジメントシステム「スキルナビ」(ワンオーワン)

株式会社ワンオーワンは、「すべての人に活躍の機会を」をビジョンに掲げ、タレントマネジメントシステム「スキルナビ」を運営する2002年設立の企業。通常の人材データ管理ツールは、導入企業のニーズに応じてカスタマイズして実装することが多かったが、個人のスキルやモチベーション指標など、表示させたい内容を設定するだけでビジュアルで表現することができる。また、導入前に実際のシステムで試すことができ、年契約などが主流のところを、ライセンス費用月額4万円から開始することができ、いつでも解約することができる。現在、紹介のみで20名弱から数千人規模の企業まで幅広く利用されているという。


矢野 茂樹
株式会社ワンオーワン
代表取締役
HP

大学卒業後、エルメスジャポン株式会社、株式会社ワークスアプリケーションズを経て、2009年デジタルマーケティング領域でサービス展開をする株式会社オムニバスに参画。2016年より同社代表取締役。2017年M&Aによる株式会社クレディセゾンのグループ入り後、オムニバスの代表取締役、クレディセゾンのデジタル事業部、セゾンベンチャーズの投資委員を兼任。2021年より株式会社ワンオーワンの代表取締役に就任。


二階堂 隆
株式会社ワンオーワン
代表取締役
HP

1993年日本オラクルに入社。
データベースエンジニアとして約8年間従事。
Oracleの日本進出間もないころから参画し、業界最大規模プライベートイベントOOW講師および書籍監修などでOracleの市場シェア拡大に寄与。パートナープログラム開発、大手顧客のベストプラクティス化など製品レディネス強化においてコアテクノロジー系のディレクターとして従事。2002年株式会社ワン・オー・ワン創業。以来20年間、代表取締役社長歴任。
創業以来ソフトウェアプロダクト製造・ライセンス販売するビジネスモデルを継続。
2010年タレントマネジメント製品ESIリリース。口コミでKDDI、日本ユニシスなど大手企業に採用。

表彰式

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/古川 琢郎/板橋 今日子/鵜飼 一誠

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