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ICC KYOTO 2021の特別プログラム「『ume, yamazoe』サウナ体験ツアー」がどれだけ素晴らしいか、お伝えします【事前レポート】

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ICC KYOTO 2021の最終日特別プログラムとして予定されている「サウナシュラン入賞!本格的フィンランド式サウナを楽しめる『ume,yamazoe』サウナ体験ツアー」。宿泊なしのショートツアーと宿泊プランが予定されていますが、一足早く宿泊を体験してきました。3日間のエクストリーム・カンファレンスの疲れを癒やし、参加者同士の交流が進むこと間違いなしの、山の中に佇む特別な空間をレポートします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2021は、2021年9月6日〜9月9日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


奈良県の山添村にある「ume,yamazoe」に、ICC一行が到着したのは夕方6時過ぎ。谷あいにある集落の上のほうに、築100年を超える旧波多野村元村長さんの家をリノベーションしたという建物です。照明が灯された夕方の様子は、映画『千と千尋の神隠し』の風景のモデルとなった、台湾の九份に似ていると言われるそうです。

建物前は細い道のうえ急斜面のため、途中で車を降りて登っていきます。

東に面した正面側はガラス張り。高い天井にはむき出しの太い梁が走り、土間のダイニングスペースや畳の間も見えます。チェックインを済ませたあと、早速1階のスペースを見学しました。

夜はバーになるスペース。カウンターには地元の野菜が置かれていました

オープンキッチン。コの字型のテーブルで、調理を見ながら食事ができます

座卓スペース。サウナのあとは、涼しい室内でくつろぐのも良さそう

ともに食卓を囲む!夕食

宿泊プランでは、夕食・朝食の2食付きです。「ume, では、ともに食卓を囲むことをとても大事に考えています」と、ホームページにもあるように、一行はこのカウンターに座り、地元の食材をふんだんに使った和食のディナーをいただきました。なお、ショートツアーはランチで地元野菜のBBQとなります。

「ume, yamazoe」を運営する梅守 志歩さんは、Plan Do SeeやLIFULLで勤務していた経験があり、現在は家業である奈良の寿司製造・販売を行う「梅守本店」の取締役でもあります。梅守さん自ら調理しながら、お話しをしながらディナーが進みます。季節の野菜の天ぷらを目の前で揚げ、自慢のお寿司やデザートまで、ボリュームたっぷりでとっても美味しかったです。

お部屋を拝見

今回は男性3人、女性3人で訪問し、メゾネットタイプの2棟に宿泊しました。まずは男性の宿泊した「めぶき」というスイートルームです。ダイニングルームの近くですが、一旦外に出た離れの建物です。

サウナもあるけど、部屋付きのお風呂もくつろげそう! この他にシャワーブースもありました。

夜で室内暗めだったため、あまり写真が撮れませんでしたが、メゾネットで吹き抜け、1階にはソファがあり、2階の寝室東面全体が窓で、山添村を見下ろしながらご来光が見られます。

「めぶき」お部屋の写真はホームページからご覧ください

めぶき ベッドからご来光の望めるリラックス・スイートルーム

女性3人が宿泊したのは、こちらも離れの「つむぎ」というスイートルーム。

「つむぎ」の入り口

「めぶき」も「つむぎ」も、両方とも2フロアで100平米弱あるという広さです。「つむぎ」もメゾネットで、1階にはソファベッドのある広々としたリビングスペース、2階は2室のクイーンベッドルームがあります。

2階のベッドルームへ上がる階段

2室は通路を挟んで完全振り分けタイプ。宿泊のときは、夜通し語りたい人と、ゆっくり眠りたい人と分かれることができます。

両部屋とも窓からの景色が素晴らしいとのことで、朝が楽しみです!

1階のリビングルームは、長いソファベッドがあり、そのベッドでも、床に敷き布団を敷いて寝てもいいし、10人入っても余裕がありそうなほど広々としています。

広々とした1階のリビングルーム

写真の左側は東向きの全面窓。ご来光ビューバッチリです

冷蔵庫には、水出しの緑茶が冷えていました。テレビはないですが、Bluetoothスピーカー有

ゆったり浸かれるユニットバスと洗面台が2つあり、便利でした。ルームウェアはないので宿泊時ご注意!

このほかに、クイーンサイズのベッドが入った「いぶき」という、2名まで宿泊できる約46平米の部屋もあります。宿泊できるのは以上3タイプのお部屋ですが、どれも広々としていて、貸し切りのコテージのような感覚です。

夜は民家の明かりが消える時間帯になると、星がとてもきれいでした。もしお天気が良ければ、宿泊するときはぜひ星空を見ることをお忘れなく。

夜明けを見る

前日に梅守さんに「早朝の日の出は必見、雲海が見えることも」と聞いていたため、サウナ組はおそらく深夜までサウナを楽しんだにも関わらず、5時40分目処という日の出に合わせて、まだ薄暗い中、部屋のカーテンを開けてみると……。

みるみるうちに太陽が上ってきて、民家の輪郭が見えるようになってきました。雲海は出ませんでしたが、あまりにも静かで、空気のきれいな朝に感動です!

朝サウナ組に合わせて朝食を遅めの時間にしていたため、清々しい気分でその後、二度寝に入りましたが、8時頃には隣で鳴いているのかと思うくらいの鳥たちの声で目が覚めました。建物の裏側には木がうっそうと茂っているためかもしれません。それもまた都会にない体験で新鮮です。

朝からととのう

「朝サウナが気持ちいいんだよ」と熱弁するICC小林の熱意に従って、朝からサウナへ向かった運営チームスタッフ3名&小林。その様子を激写しに、母屋の向かって右側にあるサウナに向かいました。前夜も夜遅くまでロウリュ(熱した石に水をかけて水蒸気を発生させること)に興じていた4人組です。

母屋の向こう側へ続く道を辿っていきます

国産の杉を使ったサウナ小屋「ume, sauna」

正面がサウナで、手前には水風呂、デッキチェア、サウナの屋上に上がってハンモックやデッキチェアで外気浴もできます。素敵です! 本日のロウリュに使うのは「山添村の和紅茶」とのことでした。

 

ドアを開けて中を覗いてみようとすると…「温度が下がる!閉めて!」

ロウリュで盛り上がっている声が外まで聞こえてきます。しばらく外で待機していたところ、3人が飛び出てきました。

屋上でくつろぐ人あり…

ハンモックで揺れる人あり…

水風呂まっしぐらの人あり…

みなさんひたすら自分の世界に浸っていました。自然の中で、超気持ちよさそう!

写真左の家屋から、「つむぎ」「めぶき」「ダイニングルーム」、左手前が薪小屋

サウナに行かない方は、朝に周辺の散策をしてみるのも良いかもしれません。鳥の声しか聞こえない静かな村です。こんなに木が多いのですが、夏でも蚊などは少ないということでした。ちなみに手前に黄色く見えるのは、サウナで使う木材(古材・間伐材を利用)です。

ボリュームいっぱいの朝食

宿泊した「つむぎ」に戻ってみると、窓から光がいっぱい差し込んでいます。ようやく朝食の時間になったので、ダイニングルームへ向かいました。

朝食は座卓スペースでいただきました。大きな箱が一人一つ運ばれてきています。オープン!

お野菜も卵も、どれも地元で採れたものばかり。優しい味の和定食の朝ごはんです。とくに右上の白っぽく見える卵焼きが最高でした。

今回、宿泊プランに参加される方々は、ぜひ朝食会場でこのポーズの記念撮影をお願いします!

夜見るのと、朝見るのでは、ダイニングルームもまったく雰囲気が違います。朝は、夜とは違った交流が進みそうです。訪問当時はまだうっすらと肌寒かったですが、夏の朝は気持ちがいいでしょうね!

下の写真は食堂から中庭を通って「めぶき」へ抜けるところ。この日はちょうど建物の持ち主の方が来て、葉わさびの苗を植え付けていました。

至るところにベンチや椅子が置かれて、リラックスできます。田舎の親戚の家に来たような懐かしさと快適さが、適度にミックスされています。

元の建築を生かした太い梁やデザインは、梅守さんいわく「想いはたくさん伝えましたが、おまかせでした。途中で『キッチンをピンクに塗るの!?』と驚いたりもしたのですが、うまくいってよかったなぁと」。

もしサウナーでなくても、山添村の豊かな自然とこの穏やかな雰囲気で、親しい人たちとゆっくりと滞在したい宿です。2020年はコロナ禍にも関わらず、オープンしてからずっと満室だったのだとか。

チェックアウト前に、寝室の窓から、何度も見た山添村の景色をもう一度!

今回の特別プログラムでは、ショートツアーでも十分にその魅力を感じられますし、宿泊プランでは、一緒に滞在して語り合った仲間と、忘れられない思い出ができると思います。サウナ、食事、「ume, yamazoe」という空間すべて含めて素晴らしい体験になること間違いありません。ぜひご期待ください。

梅守さん、どうもありがとうございました&9月は宜しくお願いいたします! 以上「ume, yamazoe」から浅郷がお送りしました。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/北原 透子/戸田 秀成

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