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ICC FUKUOKA 2022プレイベント「グロース戦略会議-成長戦略をグロース部屋のホスト陣で徹底討議」を開催しました!

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前回のICCサミットで大好評だった完全オフレコセッション、「CXO模擬経営会議- もしも最強CXOたちが“あの企業の経営アジェンダ”を真剣に議論してみたら…(90分拡大版)」、そして夜のCo-Creation Nightの「グロース戦略を語り合う部屋」が合体したセッションがICC FUKUOKA 2022のプレイベントとして登場! 1月25日に開催された、本番さながらの議論の模様をお伝えします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2022は、2022年2月14日〜2月17日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


2020年から始まったコロナ禍の中、過去4回の開催を大過なく終えてきたICCサミット。この間も少しでも事業のグロースを図りたい、さまざまな経営の知見を得たいという経営者は跡を絶たず、感染症対策に気を配りながらも、今回2回のプレイベントを開催しました。

その1回目がこのリブ・コンサルティングさんによる「CXO模擬経営会議- もしも最強CXOたちが“あの企業の経営アジェンダ”を真剣に議論してみたら…」とCo-Creation Nightの「グロース戦略を語り合う部屋」の合体特別版。「CXO模擬経営会議」は完全オフレコなので、記事でご紹介することはありませんが、こちらのレポートでは少しだけその雰囲気をお伝えしたいと思います。

模擬CXOが悩めるスタートアップに経営指南!

なぜオフレコなのかというと、それは事業をグロースさせたい経営者が、リアルに今後の戦略において悩んでいることや、サービスの課題を赤裸々に打ち明けることから。それを模擬経営者たちが検討し、解決策を提案するというのがこのセッション。リアルな数字や実例などが出てくるため、他言無用で、その場に集まった人たち限定の学びの深い場となっています。

Co-Creation Nightの「グロース戦略を語り合う部屋」は、その道のプロたちが少人数でテーマを深堀り議論する企画。こちらもプライベートな空間で、ここだけの話が業種・業界を問わず出てくるため、非常に価値の高い場となっています。その2つの企画でおなじみのスピーカーの方々が、今回CXOとなって、プレイベントに登場しました。

写真左から、Growth Camp共同代表山代 真啓さん、ランサーズ株式会社 取締役 曽根 秀晶さん、リブ・コンサルティング常務取締役COO 権田 和士さんがこの日の模擬CXOたち

完全オフレコ内容を思い切って話してくださるこの日の相談者は、カタパルトに登壇するおふたりです。

一人目は、スタートアップ・カタパルトに登壇するハイマネージャー株式会社 代表取締役CEO森 謙吾さん。

今回ICCサミット初参加の森さん

もうお一人は、SaaS RISING STAR CATAPULTに登壇するSpirの代表取締役社長 大山 晋輔さん。

前回スタートアップ、今回はSaaSカタパルトにチャレンジする大山さん

それぞれに事業のプレゼンを行ったあと、今後のグロース戦略について迷っていることや、現在感じている課題を告白。3人の模擬CXOたちが知恵を絞ります。

オーガニックでの成長の天井が見えたときにいかなる戦略をとるべきか、ニッチで未開の市場をどう攻めるべきか、プロダクトレッドグロース(プロダクトでプロダクトを売る戦略。たとえば初めは無料提供などで価値を知ってもらってから有料版へ誘導するなど)で海外にチャレンジするには?など、さまざまな課題が上がりました。

それに対して、CXOたちは詳細を聞き出して確認しながら回答していきました。

「市場にない新しい概念、サービスを浸透させるには」について語る山代さん。

「拡大を一緒にできる企業と組んでプロダクトを磨き、よい事例をともに作ってみては」

和やかな雰囲気ですが、忌憚なき意見が模擬CXOたちからズバズバ出てきます。そもそも論や、サービス設計の痛いところを突いたかと思えば、この1〜2年はこういう戦略でいったほうがいい、○○社のような成功事例を参考に、など具体的なアドバイスまで。まさに経営塾状態です。

「今はコアユーザーに深く刺さるものを作るフェーズなのでは?」とランサーズの曽根さん

この日、非常に活発な議論となった理由のひとつは、模擬CXO陣が参加者席にも多くいたこと。クローズドで密な議論ができるとあって、カタパルト登壇者や、ICCでもおなじみのスピーカーの皆さんなど多くの参加をいただきました。企業として似たようなフェーズにいる経営者たちから、自らの課題とも思われるような質問が多く集まりました。

トライエッティング長江 祐樹さん(SaaS RISING STAR CATAPULT登壇)「競合との差別化をCSを通じてプロダクトに落とし込めているか?」

Lazuli萩原 静厳さん「マーケットの成長に対して、作りにいく? それとも成長に合わせる?」

WizWe森谷 幸平さん「今後の機能拡張はどんなところを考えているか?」

ARK竹之下 航洋さん「大手参入のリスクをどう評価する?」

時間いっぱいまで活発な質疑応答が続き、続く議論はICC FUKUOKA 2022でということで閉会となりました。ICC小林 雅も「皆さんの活躍が社会を変える!」と会場に集まった方々にエールを送りました。

終了後に今回のイベントの感想を、ハイマネージャーの森さんにうかがいました。

森さん「集まった皆さんの熱量をすごく感じました。その一員として登壇できるのは、アガるなと、身が引き締まる思いがしました。他社の事例ををうかがえるのもすごく面白くて、参考になりました。CXOの方々、キレキレでしたね! 元々自分はコンサルだったのですが、当時自分が指摘していたようなことを言われていると思いました。立場が変わるとこんなに見えなくなるとは」 

一方、模擬CXOの山代さんは…。

山代さんの鋭い指摘にたじたじの森さん(写真左)

山代さん「参加者の方々からも質問が出て、ビジネスを超えてコミュニティとして真剣な議論ができる場は、やっぱりいいなと改めて思いました。すごく真剣になるし、僕らも緊張して、持ち帰れるものがあればと思って話しました。

(森さんの感想を伝えると)それは、立場の話なんですよね。外から見える景色がある。だからこそこういう場がある意味で、僕らのような人たちが起業家に寄り添って、伴走することに意味がある。事業の共創の場になって嬉しいです」

ICC FUKUOKA 2022のSession 5B「<完全オフレコ>CXO模擬経営会議(シーズン2) – もしも最強CXOたちが“あの企業の経営アジェンダ”を真剣に議論してみたら…(90分拡大版)」は、は、2月15日(火)18時から、B会場にて開催します。

COO/CMO/CSO/CHROとそれぞれのCXO観点から、相談企業における最も重要な「経営アジェンダ」を議論し、経営のセンターピンを決めるセッションですが、それが決まっているはずの経営者の方々がセッションを聞いて高い評価をしているのは、前回のアンケートでも立証ずみ。ぜひ会場に足をお運びください。以上、ICCオフィスから浅郷がお送りしました!

 

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/倉嶋 将矢

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