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参加企業が再結集! スポンサー企業の振り返りプレゼンで分かったガーディアン・アワードの効果

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ICCサミット FUKUOKA 2023(2023年2月13日〜2月16日開催)で開催され、Helpfeelが優勝を飾った第2回ガーディアンアワード。その後日の3月17日、東京のICCオフィスにて、任意の参加企業が集まり、参加で得た学びや審査員へのプレゼンなどのノウハウを共有する「ガーディアン・ナイト」が開催されました。ガーディアン・アワード運営チームとして参加した河合 幸太さんが、この夜の勝者と、各社のプレゼンの様子をレポートします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回400名以上が登壇し、総勢1,000名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2023は、2023年9月4日〜7日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください


ガーディアン・ナイトとは

ICC FUKUOKA 2023で開催された第2回「ガーディアン・アワード」では、ICCサミットでもおなじみのスポンサー14企業が会場に構えるブースを、カタパルト登壇者たちを中心とする約60名の審査員が見学し、各ブースで5分間の説明を受けて①プロダクト/サービスの魅力(点数は2倍)②提案力③接客・態度の3つの観点から投票しました。

【速報】スポンサー企業がチーム戦で競う「ガーディアン・アワード」、優勝は「Helpfeel」!(ICC FUKUOKA 2023)

ガーディアン・アワードの結果
・優勝:Helpfeel
・プロダクト/サービス賞:Helpfeel
・提案力賞:リブ・コンサルティング
・接客賞:マネーフォワード
・ベスト・インプレッション賞:UPSIDER

「ガーディアン・ナイト」は、ICC FUKUOKA 2023初の企画です。ガーディアンアワード出展企業がICCサミットへの準備期間から開催後までを振り返り、ガーディアン・アワードにおける「ともに学び、ともに産業を創る。」を体現する場です。

ICCサミットのセッションに登壇するのは経営者が中心ですが、ガーディアン・アワードは現場のスタッフが主役。ガーディアン・ナイトも現場の取り組みにフォーカスするために企画されました。出展した14社のうち、6社が今回のためにプレゼンを準備して参加し、また、ICCスタッフも「現場の共創」の1つの役割として3つのチームが参加しました。

全9組がカタパルトと同じ7分間のプレゼンテーションを行い、ブース出展の準備から本番、アフターフォローまでの学びを共有しました。「学びになった! 」という基準で各チームの相互投票を行い、1〜3位を表彰しました。プレゼンした9組は以下の通りです。

ガーディアン・ナイト出場チーム

各社のプレゼン&結果発表

優勝は、「リチカでリッチ化」を軸としたプレゼンでガーディアン・アワードでも強い印象を残した、株式会社リチカの本田 佳佑さんと森長 希奈さん、第2位はエッグフォワード株式会社の藤野 里衣さん、第3位はICC CCNチーム の森田 竜馬&河合 幸太となりました!

各社がどのようなプレゼンを繰り広げたのか、写真とともに簡単に紹介します。

優勝 株式会社リチカのプレゼン

今回が初のスポンサーだった株式会社リチカ。「Switch to The RICH. クリエイティブで、世界を豊かに。」をミッションに掲げ、ガーディアン・アワードで行った様々な施策を振り返り、自社の学びだけでなく他の企業が活用できるか、という視点も加えたプレゼンテーションを行いました。

リチカは今回のアワード参加についても、noteで振り返り記事を書いてくださっています。

ICCに初参加。失敗から学んだ『ICCスポンサー企業向け完全マニュアル』

株式会社リチカ 本田 佳佑さん
株式会社リチカ 森長 希奈さん

第2位 エッグフォワード株式会社のプレゼン

スタートアップの組織課題を解決するため「社長の右腕」となることをスローガンとするエッグフォワードは、ICCサミット参加決定後から社内の巻き込みが始まった赤裸々なストーリーも披露。出展のために新規サービス開発も行われていました。各チームがどのように連携を取ってきたのかを筋トレに例えたプレゼンで盛り上げました。

エッグフォワード株式会社藤野 里衣さん

株式会社Asobicaのプレゼン

コミュニティ運営から顧客分析までワンストップで行いLTV最大化、正確な顧客理解、UGCの醸成を実現するロイヤル顧客プラットフォーム「coorum(コーラム)」を運営するAsobica。ブースを訪れた人にどのように打ち出したらサービスを魅力的に思ってもらえるかを、準備から会期中の試行錯誤とともにプレゼンしました。

またガーディアン・アワードの中で鮮明になった課題や具体的な改善案を率直に語り、プレゼンを聞く人たちも大きく頷きながら聞き入っていました。

株式会社Asobica小田原 祐太さん

株式会社M&Aクラウドのプレゼン

2回目の参加で前回からの学びを踏まえた今回の戦略の裏側を紹介したM&Aクラウド。複数プロダクトを保有する中で、なぜプロダクトを”資金とシナジー”が調達できるマッチングプラットフォーム「資金調達クラウド」のサービスに絞り、どのような施策を行ったかをプレゼンしました。

株式会社M&Aクラウド井上隼吾さん

株式会社UPSIDERのプレゼン

挑戦者を応援する法人カードを提供するUPSIDERは、ICC KYOTO 2022のガーディアン・アワード優勝からの取り組みと振り返りをプレゼンしました。ICCサミット参加者には既存ユーザーも多いことから、新規ユーザーだけを対象としない工夫を行っていました。

株式会社UPSIDER上杉 桃子さん
株式会社UPSIDER岡本圭史さん(写真右)
株式会社UPSIDER廣部帆南さん

株式会社Helpfeelのプレゼン

検索ヒット率98%を誇る検索型FAQシステム「Helpfeel」を紹介し、見事ガーディアン・アワード優勝となったHelpfeel。 このときのプレゼンでは、どのような時間配分と戦略を立てていたのかを明かしました。また、優勝の鍵となったICCサミット専用のデモ画面がどのように作られたのかなどの裏側も共有されました。

株式会社Helpfeel尾崎 大将さん

ICC ガーディアンチームのプレゼン

ガーディアン・アワードを運営するガーディアンチームは、今回の各社ブースを見て感じた進化や、運営側がどのような意図をもち新たな試みへチャレンジしていたのかをプレゼンしました。また、ICC KYOTO 2023への意気込みも伝えました。

ICC ガーディアンチーム佐久間崚平さん

ICC アワードチームのプレゼン

アワードチームは、「デザイン&イノベーションアワード」「フード&ドリンクアワード」を担当するチームで、運営チーム内で行われた「チーム・カタパルト」で優勝したプレゼンを披露。アワード企画特有の実際に体験することで感じられるプロダクトの価値についてプレゼンしました。

ICC アワードチーム能任花林さん

ICC CCNチームのプレゼン

ICCサミット開催中の2夜に渡って開催されるCo-Creation Night(CCN)は、最もさまざまなスタッフが運営に携わるイベントです。そのスタッフたちの間で起こった舞台裏のハイライトを、ワールドカップのサッカー中継スタイルでプレゼンしました。

ICC CCNチーム 森田竜馬さん&河合幸太

懇親会でも続くディスカッション

プレゼンの結果発表のあとは、懇親会が行われました。

出展企業は今回のガーディアン・アワードまでの準備はもちろん、ICCサミット終了後も当夜のために複数回のリハーサルなどを含めた準備を行ってきました。それらを振り返り、ガーディアン・アワードへの取り組みを互いに労い交流を深めている様子が印象的でした。

また、ICCスタッフを含めた交流では、「次回のガーディアン・アワードをより良いものにするためには」という点での意見交換が行われていました。出展企業からも運営側にフィードバックをいただき、より魅力的なアワードになる様子が今からイメージできました。

優勝チームにはアメリカを代表するワイン「オーパス・ワンを贈呈」

今回ガーディアン・アワードへ運営チームとして携わって感じたのは、まだ2回目の企画にもかかわらず大きな進化を遂げているということでした。特に印象深かった点は「現場が主役」「チーム戦」「ICC後の効果」の3つです。

現場が主役

ICCのメイン企画のカタパルトやセッションでは経営者が事業を伝えますが、ガーディアン・アワードでは、日々実際にサービスを成長させている現場がそれを担います。当日の投票項目でもプロダクトだけでない「接客力」や「提案力」などがあります。自社の魅力や立ち位置を再認識しながら、会社を代表して優勝を目指す企画は、ICCの中でも他にない企画だと改めて感じました。

チーム戦

ガーディアン・アワードへ出展した全ての企業は複数名での参加です。中には10名を超えるチームもありました。2日間に渡って5分×14回の怒涛の連続プレゼンを行う本番は個の力だけでは勝てないと感じました。

審査員が来てからのチーム内での役割分担、会場の雰囲気を感じ取りながら、たとえば椅子の設置などのオペレーションを改善するなど、チーム全体で優勝を目指す姿にチーム戦の魅力を再認識しました。

ICC後の効果

ガーディアン・ナイトで各社の話を聞き「ガーディアン・アワードは当日だけではなかったのか」と感じました。当日獲得した繋がりから商談した、というような直接的なものもあったようですが、それ以上に、出展を通じた学びの効果の観点が大きいようだと感じました。

ブースの装飾や集客の仕方、伝え方など改善を続け、同じ熱量で他イベントへ出展したら、他の企業と差をつけることができ大きな効果が出たなどの感想などもいただき、ガーディアン・アワード当日だけでなく、自社の基準を継続的に上げられる効果もあるのではないかと感じました。

ガーディアン・アワードはすでに更なる進化を目指します。ぜひICC KYOTO 2023でも楽しみにしていただけると幸いです。以上、ガーディアン・ナイトレポートでした。

(終)

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編集チーム:小林 雅/河合 幸太/浅郷 浩子/戸田 秀成

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